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茶店を出ると、川の両脇は300mを越す崖一杯に、鬱蒼とした美しい森林が続く。<br /><br />芭蕉が「左右山覆い、茂みの中に船を下す」と記した景観。<br /><br />ところどころで左手の山裾を縫って走る、半トンネルの道が見え隠れする。<br /><br />この道は、芭蕉が全く目にすることが無かった数少ない景観のひとつだろう。<br /><br />ガイドさんの声で右に顔を向けると、河原から続く石段と鳥居が見え、その奥の林の中に社がほの見える。<br /><br />この社は義経の家来・常陸坊海尊を祀る仙人堂(外川仙人神社)。<br /><br />更に進んだやはり右手に、予め案内の先生に聞かされ、芭蕉も期待していた”白糸の滝”が見えてくる。<br /><br />良く見ると、森林の切れ間、切れ間のかなり高いところから滝が落ちているのが望める。<br /><br />舟のガイドさんによると、今年は雨量が少なく、滝の水の帯も随分小さいらしい。<br /><br />”白糸の滝”の脇に赤い鳥居が立っており、これが目印。<br /><br /><br />”白糸の滝”を過ぎると川幅が広くなり、見通しも良くなる。<br /><br />左手に逆光を浴びた円錐形の屋根の建物が見えてきた。<br /><br />”古口”で見た日本式建物とは程遠いその建物を映した最上川は、どこかで見た景色を思い起こさせた。<br /><br />そうだドイツのロマンチック街道の旅でのライン川下りで見た古城の風景だ。<br /><br />だが建物はこの1軒だけで、最上川下りの終点、”最上川リバーポート”に到着。<br />

奥の細道を訪ねて第11回12最上川下りその2”茶店”から終点”最上川リバーポート”迄の景観

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2012/08/29 - 2012/08/29

163位(同エリア191件中)

WT信

WT信さん

茶店を出ると、川の両脇は300mを越す崖一杯に、鬱蒼とした美しい森林が続く。

芭蕉が「左右山覆い、茂みの中に船を下す」と記した景観。

ところどころで左手の山裾を縫って走る、半トンネルの道が見え隠れする。

この道は、芭蕉が全く目にすることが無かった数少ない景観のひとつだろう。

ガイドさんの声で右に顔を向けると、河原から続く石段と鳥居が見え、その奥の林の中に社がほの見える。

この社は義経の家来・常陸坊海尊を祀る仙人堂(外川仙人神社)。

更に進んだやはり右手に、予め案内の先生に聞かされ、芭蕉も期待していた”白糸の滝”が見えてくる。

良く見ると、森林の切れ間、切れ間のかなり高いところから滝が落ちているのが望める。

舟のガイドさんによると、今年は雨量が少なく、滝の水の帯も随分小さいらしい。

”白糸の滝”の脇に赤い鳥居が立っており、これが目印。


”白糸の滝”を過ぎると川幅が広くなり、見通しも良くなる。

左手に逆光を浴びた円錐形の屋根の建物が見えてきた。

”古口”で見た日本式建物とは程遠いその建物を映した最上川は、どこかで見た景色を思い起こさせた。

そうだドイツのロマンチック街道の旅でのライン川下りで見た古城の風景だ。

だが建物はこの1軒だけで、最上川下りの終点、”最上川リバーポート”に到着。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
観光バス 新幹線 JRローカル
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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