2012夏　トルコ・ギリシャ・カタール家族旅行⑤-1　「カッパドキアのプライベートツアー」

2012/08/05 - 2012/08/13

（複合遺産）
ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群

トルコ国内での移動の内訳（トルコ航空利用）

１日目　　
(アテネー＞イスタンブール)
アタチュルク空港ー＞ネブシェヒル空港（1.2h)　129TL
空港＝シャトルバス＝ギョレメ(1h) 15TL

２日目　 （カッパドキア観光）

３日目 （カッパドキア観光）
ギョレメ＝シャトルバス＝空港（1.2h) 17TL
カイセリ空港ー＞アタチュルク空港(1.5h) 107TL
アタチュルク空港ー＞デニズリ空港(1.2h) 79TL
空港＝シャトルバスなど＝パムッカレ(1.2h) 25TL　
　　　
４日目　 （パムッカレ観光）
パムッカレ＝シャトルバスなど＝空港(1.2h) 25TL
デニズリ空港ー＞アタチュルク空港(1.2h) 79TL
空港＝タクシーチャーター＝旧市街(0.8h) 35EURO

５日目　 （イスタンブール観光）
旧市街＝トラム・メトロ＝空港 (4TL)
(イスタンブールー＞ドーハ)

トルコはバスが発達しており国内移動ではバスが多く利用されています。
でも我が家では。時短のために飛行機移動となりました。
空港からバスで結構走るし、果たして時短だったのかな。。。

エリア カッパドキア(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

カッパドキアでは洞窟ホテルに2泊し、滞在時間は1日と半日。
　1日目（1日）は、9時半から17時までのプライベートツアー。
　2日目（半日）は、朝4時起きで気球、午後には飛行機でパムッカレに移動。1日でカッパドキアの見どころをまわらなくてはなりませぬ〜

LIRITA TOURS　にてプライベートツアーを日本から手配。
フォルクスワーゲンのワゴンに、革張りシート向かい合わせ。

9：30　ホテル出発 〜　17:00　ホテル到着

１）カイマクル地下都市　
２）ピジョンバレー(鳩の谷)
３）ウチヒサル
４）エセンテペ・パノラマ（ギョレメ・パノラマ）
５）ギョレメ屋外博物館
６）アヴァノス
７）パシャバー（キノコ岩）
８）デバレントバレー（ラクダ岩）
９）ユルギュップのキノコ岩

＊ランチ付き
＊野外博物館や地下都市などの入場料込
＊ガイドはなし
＊土産物屋の拘束なし
＝＞5人で18000円、一人80TL！

１）カイマクル地下都市　

まず1番遠いところから。
駐車場に車を止めて、チケットをドライバーからもらいます。
お土産物屋さんの続くアーケードをぬけると、そこにゲートのある入口があります。
このゲートにチケットを差し込みます。

地下都市は、このあたりには数十もあるといわれ、その中でも大きいのが、デリンクユとカイマルク。
カイマルク地下都市は、地中の巨大なアリの巣のようで、延々と通路や部屋があります。通路はやっと通れる幅のところもあれば、上に行ったり下に行ったりくねくねとしています。
空にぬけ、地中へと続く垂直な通気用のトンネルや、部屋を塞ぐ円形の大きな石も印象深かったです。
見学コースには灯りと矢印があり、ガイドなしでも迷うことはありません。入口付近で「おれは国の認定したガイドだけど、どう？」という交渉もありました。

２）ピジョンバレー(鳩の谷)

白い岩肌によく見るとドアのような所に小さな窓があいています。ウチヒサールを望むこの谷では、その昔この穴を鳩の巣にして糞を集め、肥料としてブドウ畑にまいていたといいます。
トルコの厄除けという青い目玉やつぼが木に飾られていてオブジェになっています。
ちょっと下ったところに、お家のように人が入れる大きな岩があり、子供たちはそこまで行って登って遊んでいました。遠目で見るとどうってことないのですが、近づくとかなり大きいことがわかります。
下はさらさらとした石灰の砂地で、靴も真っ白になります。

３）ウチヒサル

ウチヒサールはふもとまで行きました。穴ぼこだらけの大きな一枚岩の城塞で、上まで登ることもできるそうです。でもここは遠くから眺めているのが好きです。
表側の見れるビューポイントにはらくだがいて、写真をパチパチと撮っていると木陰からおじさんが出てきて「1ユーロだよ」という指先を見ると小屋にペンキで「PHOTO 1EURO」と描いてあります。脚立があり、らくだの背中にのせてくれるそうです。

４）エセンテペ・パノラマ（ギョレメ・パノラマ）

尖った三角の岩山からなる谷を一望できる広々としたところです。売店もいくつかあって、岩山のミニチュアやトルコのランプ、絨毯や青い目玉、絵ハガキなといろいろと売っています。

５）ギョレメ屋外博物館

ドライバーからチケットをもらって入場します。ドライバーは「坂を下ったところにある大きな駐車場に車を停めるので、終わったらここへ来てくれ」と言って行きました。私たちが見学している間は、いつも車の中で窓を開け放してお昼寝をしています。なのでハエなどの虫が車内にいることもしばしば。。。

ランチ「URANOS SARIKAYA」

ランチは、事前に以下からチョイス

・レストランでのビュッフェ
・洞窟レストランでのコース　＜−我が家コレ

さらに、コースの場合、以下よりチョイス

・つぼケバブ(牛肉）＜−我が家はコレ
・串焼きチキン
・魚（マス）

ドリンクは別です。

これが「つぼケバブ」です。
つぼの中に牛肉やらナスピーマンじゃがいもなど野菜がたっぷり煮込んであり、やわらかくてとてもおいしかったです。

・スープ（レンズ豆のスープ or 野菜のスープ）
・前菜（白いんげん豆の煮込み or ナスの肉詰め）
・つぼケバブとピラフ
・デザート（メロン　or ライスプリン）
・甘いお菓子（はちみつ漬けのパイ）
・パン（食べ放題ですね）

デザートのフルンスュトラッチ（ライスプリン）が最高においしかったです。
そのあとに来たパクラワ（はちみつ漬けのパイ）も甘いので、コーヒーが欲しいな、と（別料金にもかかわらず）つい頼んだのが間違いでした。トルココーヒーなので、あの泥のような粉状の（私にとっては）マズイやつでした。。。
チャイ（アップルティー）を頼んだ他の家族は勝ち誇った顔をしていました。。。
トルコでは、トルココーヒーでない普通のコーヒーは「ネスカフェ」と呼び、ほとんどインスタントだそうです。（このレストランではありませんでしたが）

６）アヴァノス

一軒の工房に入ります。一人の女性が笑顔いっぱいで「ウエルカム！」モード。「おやっ、お土産買わそうとしているのでは！？」と構え、ぴりりと緊張が走ります。
最初は「先生」と言われている人の実演です。実に見事に足でろくろをぐいんぐいんと回しあっという間につぼを作ります。先ほどの女性が「写真はタダです」と笑いながら、いろいろと説明をしてくれます。絵付けのコーナーや釜を見学し、下絵を描いている様子も見ることができます。
飾られている陶器たちは本当に美しく、芸術品のゲの字もわからない私たちですら「ほ〜〜」とみほれてしまうほどでした。
一通り見学し何も買わずに外に出てきました。拘束されることもなく、「あんたたち本当に買わないんだね〜」と思われていたかもしれませんが、そんなこと知ったこっちゃありません〜

７）パシャバー（キノコ岩）

ここが今日１番印象的なところでした。いろいろな奇岩があり、またそれぞれが巨大で、スケールが違います。
やはり触って登って眺めて、というのがいいですね。
しめじのお化けもたくさんありました。

８）デバレントバレー（ラクダ岩）

そういや本当にらくだですね。登りたくなりますがはしごをかけても登れないほど巨大です。。。

９）ユルギュップのキノコ岩

三姉妹というのがあるところですが、うーーん。。。こじつけた名前かな、と。
そろそろ奇岩の新鮮な驚きも薄れてきたところで、ツアー終了です。

ツアー途中ユルギップのオフィスに寄って、クレジットカートで決済してきました。
今回のツアーに関し、きめ細かくメールでやりとりしてくれたZaferさんは、日本語の上手な紳士でした。「他にドイツ語英語など何カ国か話せます。でも”書く”となると難しくてメールは英文です。」とにこやかに言ってました。

ホテルに戻り、その後ギョレメの繁華街に出てカフェで休憩します。

スイカやメロン、ベリー類のスムージーです。
フレッシュでおいしかったです。
２階にも席があり、家族経営の小さなお店は忙しそうです。。。大丈夫かな〜お勘定がまだですよ〜

ギョズレメというチーズやひき肉の入ったクレープみたいなものをテイクアウトしてホテルで食べました。
お昼のコースでお腹いっぱいだったので、夕食はこれで充分でした！

１日かけてカッパドキアを満喫してきました。
時間があれば、現地のエージェントをまわって、さまざまなツアーを交渉して安く参加することも可能だと思います。他にも乗馬やバイクなどでまわるツアーもありました。
またもっと時間があれば、ゆっくり歩いて回りたいな、と思いました。また、いつか！！