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芭蕉達は塩竃神社の杜を降り、千賀の浦(塩釜港)で船を雇い、陸に接した島伝いに松島に向かう。<br /><br />当時は塩釜港の入り江が塩竃神社の杜の麓に広がり、御釜神社の前辺りまで切り込んでおり、旅籠のあった法連寺前から直ぐ下に降りた所に芭蕉達の船着場は有ったらしい。<br /><br />マリンゲート塩釜からのクルーズボートは小型の我々だけの専用ボートであり、2008年に訪れた際は、同じ会社のボーだが2階建ての大きなボートだったので、少々驚かされる。<br /><br />お陰で専用のボランティアさんの案内付きで、大型ボートでは回れない自由さを持ち、島々の案内だけでなく、地盤沈下と津波で人の住めなくなっている街並み、津波に洗われたという島の峠道等、3.11の被災地の状況もいくつか目の当たりにすることが出来た。<br /><br />3.11は街の様子だけでなく島の形状も破壊し、垂直に崩れ落ちた岩盤の破壊跡が露になっている島の姿にも出会う。<br /><br />専用ボートは視線が低いので、2階建ての大きなボートとは視野や見る角度が異なるように思う。<br /><br />2008年に訪れた際の写真が下記にUPしてありますので、関心のある方は3・11の前と後も比較しながらご覧ください。

奥の細道を訪ねて第9回⑤貸切ボートで塩釜~松島クルーズ in 松島

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2012/06/13 - 2012/06/13

709位(同エリア1258件中)

WT信

WT信さん

芭蕉達は塩竃神社の杜を降り、千賀の浦(塩釜港)で船を雇い、陸に接した島伝いに松島に向かう。

当時は塩釜港の入り江が塩竃神社の杜の麓に広がり、御釜神社の前辺りまで切り込んでおり、旅籠のあった法連寺前から直ぐ下に降りた所に芭蕉達の船着場は有ったらしい。

マリンゲート塩釜からのクルーズボートは小型の我々だけの専用ボートであり、2008年に訪れた際は、同じ会社のボーだが2階建ての大きなボートだったので、少々驚かされる。

お陰で専用のボランティアさんの案内付きで、大型ボートでは回れない自由さを持ち、島々の案内だけでなく、地盤沈下と津波で人の住めなくなっている街並み、津波に洗われたという島の峠道等、3.11の被災地の状況もいくつか目の当たりにすることが出来た。

3.11は街の様子だけでなく島の形状も破壊し、垂直に崩れ落ちた岩盤の破壊跡が露になっている島の姿にも出会う。

専用ボートは視線が低いので、2階建ての大きなボートとは視野や見る角度が異なるように思う。

2008年に訪れた際の写真が下記にUPしてありますので、関心のある方は3・11の前と後も比較しながらご覧ください。

同行者
一人旅
交通手段
観光バス 新幹線 JRローカル
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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