2010/02/03 - 2010/02/08
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binchanさん
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2月7日日曜日、旅行5日目になりました。
今日の予定は集集線沿線観光と南投市で縣政府撮影です。まずは南投客運のバスで集集線の水里駅へ。
ここでもまた妙な出会いがありました。
(この旅行記は2021年に書き直しています。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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宿の朝食クーポンが使えるお店は7:00開店なのですが、7:10のバスで出かけたいのでテクアウトにしてもらいました。鶏肉飯弁当です。鶏肉飯は冷めてもおいしいですよね。
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7:10、南投客運總站から水里(6667)行きに乗車。九族文化村経由の路線なので昨日と同じ山道を走るのですが今回は大型バス。それにもかかわらずバスはスイスイと進んでいきました。
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文化村で観光客を降ろしたら魚池という集落までまた同じ道を戻ります。そこから県道131号を西へ。槌子寮、五城といった集落を通り県道147号へ。これをひたすら南下すると水里です。それぞれの集落で乗降があり車内は終始賑わっていました。
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8:35、水里到着。駅の近くのセブンイレブン前で下車。
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向かいには員林客運のターミナル。埔里は南投客運の独壇場でしたが水里は員林客運が牛耳ってました。南投客運は切符売場さえありません。埔里→水里の路線も当時は南投と員林の共同路線でした。
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員林客運は水里から南の地域にも路線を伸ばしています。
現在は阿里山へのバスもあります、当時最も遠い路線だった東埔温泉行は自然災害のため不通と聞いていましたが、この張り紙を見て、復旧しているのかもと聞いてみたのですがやはりダメでした。 -
台湾唯一の内陸県である南投県には、台湾を一周している幹線鉄道は通っていません。支線である集集線が唯一の鉄道路線。線路は台湾最大の河川濁流溪に沿っており、沿線には比較的大きな町もあります。水里も山中の町にしてはお店が多い印象。
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日曜日の朝、まだ人通りが少ないかな。
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駅前の道をひと歩きして駅へと戻ります。
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水里駅。まずは終点の車埕まで乗車。
水里駅 駅
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窓口で切符を購入。ここから下り線に乗車したのは私一人。終点まで一区間ですからね。
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改札口はありますが、実際に改札はされません。
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ホームは線路を渡った先にあります。
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台鉄の駅はかなり小さな駅でも跨線橋か地下道がありますが、ここはないですね。貨物輸送がさかんなころの名残で駅には何本もの線路が残っていますが、現在は一本しか使っていないのだそうです。その線はホームの向こう側を通るためこちら側は安全ということでしょう。
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1999年の大地震によって壊滅的被害を受けた集集線。このころはすっかり復旧していたのですが、ホームの甕のオブジェが割れていました。これは震災遺構ではないよね?
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8:56、水里発の區間快車に乗車。前方が見える車両なのでとりあえず先頭へ行き写真撮影。あいにく前方が見える席は埋まっていたので、撮影後はすぐ後ろの座席に移動しました。
そんな私の行動に目をつけていた人が…。
車埕で降りると、前方が見える座席に乗っていた台湾人の男性から声をかけられたのです。わざわざ身分証を見せて「Wといいます。さっき列車の中で写真撮ってましたね。あなた日本人でしょ?一人で来てるの?」と。台湾の人はこんな風に声をかけてくることもあるので、「そうですよ。見た目で日本人ってわかりました?」と軽く答えました。すると、W氏はこのあたりに詳しいので案内してあげようという流れとなったんです。 -
W氏は台南から来ていて、一人で山登りする予定だったのを、天気が悪いので集集線の一日券を買って乗り鉄しているそうです。
車埕駅 駅
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集集線はダム開発のための物資運送を主目的として敷設されました。資材を積み下ろしするためだったのでしょうか、操車場らしき敷地が今でも残っています。
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どこへ行くとは言わず駅を離れていきます。
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車埕老街をぶらぶら。土産物店などを冷やかしてみたりして。
車テイ老街 旧市街・古い町並み
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旅行の話などをしながら、W氏はどんどんバナナ畑のようなところに入っていきます。ここでさすがに、初対面の男性のいいなりについて行っていいのかと我に返りました。そして「雨が降りそうだから駅の方に戻りましょう」と提案。W氏は「傘ならあるのに」と言っていましたが、私の心中を察してくれたのか素直に戻ってくれました。
確かに、地図を見るとこの先には明潭水庫がありここはれっきとした散策路なのです。水庫(ダム)はきっといい景色なんでしょうね。せっかく案内してあげようと思った腰を折って申し訳ないけれど、さっき会ったばかりの男性とひと気のない道に入っていくのはやっぱり不用心ですよね。 -
少し戻ると林業の展示館がありました。かつて林業が盛んだったんですね。
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車埕木業展示館。もとは製材所だったところです。
W氏の仕事は「木板」(木材って意味ですよね?)関係なので、この方面に詳しいらしくいろいろ説明してくれたのですが、残念ながらほとんど聞き取れませんでした。車テイ木業展示館 博物館・美術館・ギャラリー
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木の根っこを磨いて何かに見立てたアートですね。
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木材を運ぶ軽便鉄道。トロッコを動かして乗ることができます。
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W氏は私を乗せてトロッコを動かそうと操作してくれたんですが、うまく動きませんでした。でもなんかカップル出てる気がする…
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展示館の入場券(30元)と引き換えに記念品がもらえます。
記念品は「干支ストラップ」。私が「羊」を手にしたのを見て、さらっと「あ、僕より2つ年上だね」と言いました。日本では急に女性に年齢の話をする人は少ないので驚いていたら、「だって30歳じゃないでしょ?じゃあ42だ。僕より2こ上」と言って自分の「鶏」ストラップを見せてくれました。まあW氏は飄々としたお茶目な雰囲気を持っているので、日本でこれを言っても嫌な感じはしないかも。 -
私はW氏とは車埕でお別れするつもりだったのですが、結局一緒に沿線観光をすることになりました。
集集駅まで一緒に乗車します。
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