2010/02/03 - 2010/02/08
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binchanさん
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2月5日金曜日、旅行三日目になりました。
今日は中部横貫の中間部分を走破します。梨山から省道8号を南下し、大禹嶺で花蓮から来る道と合流して省道14号甲へ。この辺りは標高が高く、途中3,000メートルを超えるポイントでは雪も見られそう。そして清境を通り霧社へと下って行きます。私が下車するのは南投県の埔里です。
さて、当時の中部横貫バス路線はこのようなルートを通り、最終的には台中市中心部に到着していました。しかし、本来中部横貫路というのは梨山から8号線を西にむかい、谷關、和平、東勢などを経て豐原へ行く道なのです。それが1999年に発生した921地震で谷關までの道が崩壊し、路線の一時変更を余儀なくされました。この変更は長く続き2012年当時の豐原客運のHPではこの路線を「臨時」扱いしておらず、もしかすると道が安全になっても復旧すしないのではとも思ったものです。しかし2018年、8号線が無事復旧。現在はバスも元のルートで運行しています。
地図を見るとわかる通り、梨山から埔里を通って台中に行く臨時ルートは、道が南に大きく廻り込んでいます。ですから始発から終点まで6時間かかるという超長距離路線。それが元のルートでは3時間半ほどで済むのです。梨山はかなり端っことはいえ台中市(当時は台中県)の版図なので、行政手続きのために台中中心部へ行く人にとっては大変な違いでしょう。元に戻って便利になったのは喜ばしいのですが、臨時路線で旅した私としてはなんとなく寂しいものがあります。
(この旅行記は2021年に書き直ししています。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7:10、ホテルをチェックアウト。
フロントに人がいないなと思ったら、カウンターの内側で寝て店番していました。寝ぼけ眼のお兄さんに鍵を返してチェックアウト完了。梨畑の前を通ってバス停へ。今回のバスは一日一便しかないので絶対に逃がせません。 -
さすが2月の高山。空気が冷たく日本を出た時の格好そのままでも十分寒かった!
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バス停付近。昼間はこのあたりに果物屋台が並びます。
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ちょっとした展望台になっていて眺めがいい。
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もっとゆっくり観光したかったなあ。やっぱり一泊では物足りない。
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國光客運と豐原客運の「梨山」バス停。昨日到着したバス停とは違う場所です。あちらは「衛生所」というバス停だったようです。花蓮客運も梨山に乗り入れていますがこの場所に停牌は見当たりませんでした。
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現在(2021年)は悠遊カードなども使えますが、当時は台湾通(現在は廃止されているICカード)しか使えませんでした。宜蘭や梨山に台湾通を購入できる場所がなく買えなかったので、現金払いで乗ります。
運転手さんはいち早く私を日本人と見抜き、なぜだか乗客みんなに「あの人日本から来たんだって」と伝えています。聞いた人たちはみんなにこやかに「こんにちわ、私日本に行ったことあるよ」「一人で旅行なんてすごいね」とか言ってくれるので悪い気はしないのですが、そんなことあまり喧伝しないでほしい。「この人は日本語話せるからいろいろ聞くといい」と勝手に指名されたおじいさんが困ってるじゃん。日本語を「話せる」からといって「話したい」とは限らないですよね。 -
ドア前にちょこんと座っている犬。バスに入ってきてひとしきり中をチェックして出て行きました。運行前点検は俺に任せろって感じ。
さて、乗客は意外と多く座席は8割がた埋まっていました。そのほとんどが台中まで行く人と思われます。このマイクロバスで6時間。運転手さんもお客も大変だな…。
この年の末、台中県と台中市は合併し旧台中県全体が台中市になりました。梨山も台中市和平區に含まれることになり、この路線は台中市バス(市區公車)の一路線となっています(路線番号865)。 -
天空の路線バス旅へ出発!
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8:53、最初の休憩があったのは大禹嶺。バス一台がギリギリ通れるくらいの狭い合歓山隧道を抜けたところにあります。
現在の豐原客運梨山線は谷關方面へ向かって進むため、大禹嶺までの道を走るバスは花蓮客運だけとなっています。 -
梨山から大禹嶺までの8号線は一般車がほとんど走っておらず、土砂などを積んだ大型トラックばかりでした。道は細く谷側は崖なので運転手さんは無線でやり取りをし、待避帯のある場所で何度も停車したり、停車してもらったりして進んできたのです。
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ここで道は8号線(太魯閣溪谷・花蓮方面)と14号線(武嶺・埔里方面)に分かれ、豐山客運バスは14号線へと進みます。現在も運行されている花蓮客運のバスは8号線を行くので、2021年現在14号線方面へと向かうバスはありません。
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花蓮客運のバス停はもう少し先にあるので、このバス停も今は使われていないんですね。
バス停の後ろに見えるのが合歓山隧道。 -
こちらでお手洗いが借りられます。(現在は公共トイレがあります)。
朝ごはんが梨だったので粽を買って食べました。それにしてもあの梨はまだ無くなりません。頑張って食べ続けるしかない。 -
細い道が続く8号線、比較的まとまった平地がある大禹嶺は貴重な休憩エリアです。
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さて、大禹嶺といえば高山茶で有名ですが、一体どこでお茶を栽培しているんだという急斜面です。こんなところで苦労して栽培したお茶なら、100g何千円もするわけだよね。
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遠くに雲海が。しかし晴れていたのはここまで。この先は濃霧続きで景色はほとんど見られませんでした。大禹嶺から武嶺にかけてが絶景らしいんですけどね。
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この先バスは14号線へと入り、標高をさらに上げていきます。
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霧が濃くなってきましたが時折荒涼とした山肌が見えます。標高は3,100mくらいに到達していますが、このあたりでは積雪は見られませんでした。
大禹嶺からは自家用車が増え、今までのように無線でやり取り出来ないので大変です。道路は前より良くなっているのですが、観光客の無謀な突っ込みも多く、すれ違えなくてバックしたり徐行したり。運転手さん頑張って! -
9:15、猛烈な濃霧の中、合歓山莊がある松雪樓バス停に到着。
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大禹嶺から20分ほどなのにもう次の休憩?と思ったら、私のための写真撮影停車でした。運転手さんは何かと私を気にかけてくれていたのですが、誰も乗り降りしないところで停車して「写真撮っておいで」とは…。せっかくなのでこのように写真を撮らせてもらいましたが、他のお客さんが車内で待ってるので申し訳なかったです。
それにつけてもこの濃霧。晴れていたらさぞかし…と思うのは贅沢ですね。 -
この辺りも標高は3,100m超。すでに南投県に入っており南投客運の路線バスが走っています。梨山までは行けませんが、現在も天空の路線バスは健在。
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松雪樓を出てしばらくすると積雪が見られました。2~3日前に降った雪が路肩に残っていたようです。かろうじて台湾で積雪を見ることができました。
雪が積もるほどの寒さの中、バスは運転席の窓全開で突っ走っていきます。標高が下がると霧も消え風景も見えてきました。翠峰、高崗といった2,000mくらいの高原もかなり荒涼とした風景です。 -
10:07、二回目の休憩は清境農場のセブンイレブン清境門市がある駐車場です。このあたりの標高は1,700m程度で、霧はすっかり晴れていました。
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清境農場は南投県の有名なリゾート地。かわいらしいホテルや民宿が立ち並び、多くの観光客がいました。私もバスから降りて腰を伸ばしていたら、運転手さんが話しかけてきました。
埔里では都合のいいところで降ろしてあげるから言ってみてというのです。埔里のバス停の位置はわかっているのでそこで降ろしてもらえばいいです、と答えたのですが運転手さんは納得しません。運転手さんはなんとしても便宜を図りたいようで、日月潭に行くのならそのバスが通るところでどうだとか、ホテルが決まってるならその近くまで行こうかとか。本当に大丈夫ですからと何度も言い、最後にはこのやりとりを聞いていた他の乗客が「この人台湾に何度も来てるって言ってたし、言葉もちょっと出来るんだからそこまでしなくていいんじゃないの」と加勢してくれる始末。
最終的には規定の路線を少し外れて、南投客運の總站がある道沿いで降ろしてもらうことになりました。これで運転手さんのメンツも保てたのでしょうか。 -
11:10、埔里南昌街の郵便局前で下車。本来、豐原客運のバスは14号線(信義路)を走るのですが、違うルートを通って1.5kmほど手前で停めてくれたわけです。
バスは終点の豐原まではまだ2時間以上。そこまで乗車してこそ中部横貫路走破と言えるのですが、私は最終日に台中まで高速バスを利用して、中部横貫完成とする予定です。
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