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スペイン・アンダルシア州グラナダ県の県都であるグラナダを訪れました。ここはかつて、イベリア半島最後のイスラム王朝であるナスル朝グラナダ王国の都であり、800年近くに及ぶレコンキスタ終焉の地(グラナダ陥落)として知られています。<br />★アルハンブラ宮殿(ナスル朝宮殿含む)、アルカサバ、ヘネラリフェを見学<br />★宮殿内の国営ホテル、パラドール・デ・グラナダに宿泊

グラナダ_Granada 思想の違いを超越した美しさ!レコンキスタ終焉の王国

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2010/04/01 - 2010/04/02

272位(同エリア1553件中)

RAINDANCE

RAINDANCEさん

スペイン・アンダルシア州グラナダ県の県都であるグラナダを訪れました。ここはかつて、イベリア半島最後のイスラム王朝であるナスル朝グラナダ王国の都であり、800年近くに及ぶレコンキスタ終焉の地(グラナダ陥落)として知られています。
★アルハンブラ宮殿(ナスル朝宮殿含む)、アルカサバ、ヘネラリフェを見学
★宮殿内の国営ホテル、パラドール・デ・グラナダに宿泊

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配
  • セビーリャ空港に到着、ここからアンダルシアを周る旅の始まりです。<br />ところが...早速やってくれましたイベリア航空、なんとロストバゲージです。私達の荷物はどうやらマドリッドに置き去りです。

    セビーリャ空港に到着、ここからアンダルシアを周る旅の始まりです。
    ところが...早速やってくれましたイベリア航空、なんとロストバゲージです。私達の荷物はどうやらマドリッドに置き去りです。

  • イベリアは予約後に便の変更はよくあるし(その度にTELして取り直し)、あまりサ−ビスよろしくありませんねー。ホテルへ送ってもらう手続きに時間を食って、その後ようやくレンタカーをGET。今回のお供はこのVW Polo。

    イベリアは予約後に便の変更はよくあるし(その度にTELして取り直し)、あまりサ−ビスよろしくありませんねー。ホテルへ送ってもらう手続きに時間を食って、その後ようやくレンタカーをGET。今回のお供はこのVW Polo。

  • 高速道路をひた走り、一路グラナダへ。

    高速道路をひた走り、一路グラナダへ。

  • 道路は空いていて走りやすい。つい飛ばしたくなりますが...

    道路は空いていて走りやすい。つい飛ばしたくなりますが...

  • ラダール(Radar=速度取締りレーダー)や白バイくんには気をつけましょう。

    ラダール(Radar=速度取締りレーダー)や白バイくんには気をつけましょう。

  • 200kmほど走ったでしょうか、シエラネバダ山脈が見えてきました。グラナダは近い。

    200kmほど走ったでしょうか、シエラネバダ山脈が見えてきました。グラナダは近い。

  • グラナダ市街に到着です。

    グラナダ市街に到着です。

  • パラドールに行く前に、宮殿入り口近くに設置されているServi Caixa(セルヴィ・カイシャ)の発券機で、事前にネット予約をしておいたナスル朝宮殿のチケットをGetします。

    パラドールに行く前に、宮殿入り口近くに設置されているServi Caixa(セルヴィ・カイシャ)の発券機で、事前にネット予約をしておいたナスル朝宮殿のチケットをGetします。

  • パラドールに着いたのは夜の10時近く...ロストバゲージの手続きで時間を食ったのが痛かった...

    パラドールに着いたのは夜の10時近く...ロストバゲージの手続きで時間を食ったのが痛かった...

  • ゆっくりディナーを、と考えていたのが台無しです。結局、夕食はルームサービスで済ませることに。

    ゆっくりディナーを、と考えていたのが台無しです。結局、夕食はルームサービスで済ませることに。

  • 2名1室スタンダードダブル、1泊朝食付きで290ユーロ。4ヶ月前にパラドールのサイトで予約を取ろうとしたら、1泊600ユーロ以上のジュニアスイートしか空いておらず、とりあえず抑えで確保。その後、キャンセルを狙ってこまめに空きをチェックし、なんとかこの部屋を予約できました。

    2名1室スタンダードダブル、1泊朝食付きで290ユーロ。4ヶ月前にパラドールのサイトで予約を取ろうとしたら、1泊600ユーロ以上のジュニアスイートしか空いておらず、とりあえず抑えで確保。その後、キャンセルを狙ってこまめに空きをチェックし、なんとかこの部屋を予約できました。

  • ルームサービスは、ビールにサンドイッチ&クロキタス(コロッケ)をオーダー。さすがはパラドール、味はナカナカです。(計25ユーロ)

    ルームサービスは、ビールにサンドイッチ&クロキタス(コロッケ)をオーダー。さすがはパラドール、味はナカナカです。(計25ユーロ)

  • 翌朝...良い天気です。

    翌朝...良い天気です。

  • この「パラドール・デ・グラナダ・サン・フランシスコ(Parador de Granada-San Francisco)」は、15世紀に建てられた聖フランシスコ修道院を改装したものだそうです。

    この「パラドール・デ・グラナダ・サン・フランシスコ(Parador de Granada-San Francisco)」は、15世紀に建てられた聖フランシスコ修道院を改装したものだそうです。

  • そのため、内外装や客室のデザインはいたって質素で、いわゆるラグジュアリーホテルのようなものを期待するところではありません。(サンティアゴ・デ・コンポステーラやレオンのパラドールにおいても同じことが言えますね...)

    そのため、内外装や客室のデザインはいたって質素で、いわゆるラグジュアリーホテルのようなものを期待するところではありません。(サンティアゴ・デ・コンポステーラやレオンのパラドールにおいても同じことが言えますね...)

  • レコンキスタの末期を統治し、ローマ教皇にカトリック両王の称号を与えられたアラゴン王フェルナンド2世とカスティーリャ女王イサベル1世が、アラブのモスク跡にこの修道院を建て、そして住んでいた...

    レコンキスタの末期を統治し、ローマ教皇にカトリック両王の称号を与えられたアラゴン王フェルナンド2世とカスティーリャ女王イサベル1世が、アラブのモスク跡にこの修道院を建て、そして住んでいた...

  • そんな歴史に思いを馳せつつ、ステイするのも一興です。

    そんな歴史に思いを馳せつつ、ステイするのも一興です。

  • そして、このパラドールはアルハンブラ宮殿内にありますから、当然宮殿へのアクセスは至便。

    そして、このパラドールはアルハンブラ宮殿内にありますから、当然宮殿へのアクセスは至便。

  • 宮殿へ向かいましょう。途中のお土産やさん。

    宮殿へ向かいましょう。途中のお土産やさん。

  • ちなみに、アルハンブラ(Alhambra)は、スペイン語ではhを発音しないため「アランブラ」となります。

    ちなみに、アルハンブラ(Alhambra)は、スペイン語ではhを発音しないため「アランブラ」となります。

  • 「サンタ・マリア教会(Iglesia de Santa Maria)」、17世紀にモスク跡に建てられたそうです。

    「サンタ・マリア教会(Iglesia de Santa Maria)」、17世紀にモスク跡に建てられたそうです。

  • 「カルロス5世宮殿(Palacio de Carlos V)」。

    「カルロス5世宮殿(Palacio de Carlos V)」。

  • グラナダ陥落後に、神聖ローマ皇帝であるカール5世(スペイン王としてはカルロス1世)が、イスラム建築に対抗して造ることを命じたルネサンス様式の宮殿。(でも未完に終わったらしい)

    グラナダ陥落後に、神聖ローマ皇帝であるカール5世(スペイン王としてはカルロス1世)が、イスラム建築に対抗して造ることを命じたルネサンス様式の宮殿。(でも未完に終わったらしい)

  • イスラム勢力を追い出し統治した、という証が欲しかったのでしょうか。

    イスラム勢力を追い出し統治した、という証が欲しかったのでしょうか。

  • ですが、資金難から建設は中断されカール5世はここに滞在することはなく、屋根が付いたのは18世紀なってからだそうです。

    ですが、資金難から建設は中断されカール5世はここに滞在することはなく、屋根が付いたのは18世紀なってからだそうです。

  • 「アルカサバ(Alcazaba)」、ここは後で登ります。

    「アルカサバ(Alcazaba)」、ここは後で登ります。

  • ここから見渡す市街北部。

    ここから見渡す市街北部。

  • そこに、「サン・ニコラス教会」と「展望台(Mirador de San Nicolas)」 があり、人だかりが見えます。

    そこに、「サン・ニコラス教会」と「展望台(Mirador de San Nicolas)」 があり、人だかりが見えます。

  • さて、いよいよアルハンブラのハイライトである「ナスル朝宮殿」へ。

    さて、いよいよアルハンブラのハイライトである「ナスル朝宮殿」へ。

  • 指定された時間にあわせ、観光客が集まってきました。

    指定された時間にあわせ、観光客が集まってきました。

  • 入場。

    入場。

  • 黄金の間。

    黄金の間。

  • コマレスの塔(大使の間)とアラヤネス(天人花)の中庭<br />

    コマレスの塔(大使の間)とアラヤネス(天人花)の中庭

  • 中庭を反対側より。

    中庭を反対側より。

  • 獅子の中庭。

    獅子の中庭。

  • この時は、獅子たちは補修のため見れず。残念。

    この時は、獅子たちは補修のため見れず。残念。

  • アベンセラヘスの間の天井装飾。

    アベンセラヘスの間の天井装飾。

  • 二姉妹の間の天井装飾。

    二姉妹の間の天井装飾。

  • アランフェスの王宮に、この二姉妹の間の鍾乳石飾りを模したアラブの間があります。そちらは鮮やかな着色がされており、かつてここの天井も色鮮やかだったことを想像させてくれます。

    アランフェスの王宮に、この二姉妹の間の鍾乳石飾りを模したアラブの間があります。そちらは鮮やかな着色がされており、かつてここの天井も色鮮やかだったことを想像させてくれます。

  • 西暦710年代、イベリア半島に侵攻したイスラム国家ウマイヤ朝によって、キリスト教勢力は北部の片隅に追いやられました。この頃、この地方はアル・アンダルス(現アンダルシア)に名前を変えます。

    西暦710年代、イベリア半島に侵攻したイスラム国家ウマイヤ朝によって、キリスト教勢力は北部の片隅に追いやられました。この頃、この地方はアル・アンダルス(現アンダルシア)に名前を変えます。

  • 追い詰められたキリスト教勢力はある人物を中心に蜂起します。722年、スペイン北部の「コバドンガの戦い」でイスラム勢力に対し初めて勝利し、レコンキスタ(国土回復運動)が始まります。<br /><br />「コバドンガの戦い」については、カンガス・デ・オニスの旅行記にて紹介<br />https://4travel.jp/travelogue/10636852

    追い詰められたキリスト教勢力はある人物を中心に蜂起します。722年、スペイン北部の「コバドンガの戦い」でイスラム勢力に対し初めて勝利し、レコンキスタ(国土回復運動)が始まります。

    「コバドンガの戦い」については、カンガス・デ・オニスの旅行記にて紹介
    https://4travel.jp/travelogue/10636852

  • それから800年近くの間、キリスト・イスラム両勢力ともに国家間の衝突・内紛・駆け引きなどを経ながら、イベリア半島の勢力図は紆余曲折をたどります。

    それから800年近くの間、キリスト・イスラム両勢力ともに国家間の衝突・内紛・駆け引きなどを経ながら、イベリア半島の勢力図は紆余曲折をたどります。

  • そして15世紀、カスティーリャ&アラゴンの両王国によるキリスト教勢力連合により、イスラム最後の王朝であるナスル朝のグラナダ王国への侵攻が始まり...

    そして15世紀、カスティーリャ&アラゴンの両王国によるキリスト教勢力連合により、イスラム最後の王朝であるナスル朝のグラナダ王国への侵攻が始まり...

  • 2年間におよぶグラナダでの攻囲戦を経て、1492年1月6日にここアルハンブラ宮殿が陥落、ナスル朝は滅亡しレコンキスタは終結しました。そしてその後、スペイン王国の発展へと続いていきます。

    2年間におよぶグラナダでの攻囲戦を経て、1492年1月6日にここアルハンブラ宮殿が陥落、ナスル朝は滅亡しレコンキスタは終結しました。そしてその後、スペイン王国の発展へと続いていきます。

  • ナスル朝宮殿を出て、難攻不落と言われた軍事要塞アルカサバ(Alcazaba)へ。

    ナスル朝宮殿を出て、難攻不落と言われた軍事要塞アルカサバ(Alcazaba)へ。

  • 9世紀に、アルハンブラで一番最初最初に造られたのがこの城塞とのこと。塔の上に登ってみます。ここからは...

    9世紀に、アルハンブラで一番最初最初に造られたのがこの城塞とのこと。塔の上に登ってみます。ここからは...

  • シエラネバダ山脈や...

    シエラネバダ山脈や...

  • 市街が一望できます。

    市街が一望できます。

  • 迷路のような構造物は、かつての住居の土台と思われます。

    迷路のような構造物は、かつての住居の土台と思われます。

  • 次は、「ヘネラリフェ(Generalife)」へ。入り口はパラドールの傍です。車でパラドールまで来た際に、間違えてここに入ろうとしちゃいました。<br />冒頭で書き忘れてましたが、車は宮殿内のパラドールのガレージまで入って来れます。宮殿入り口付近の守衛さんに「パラドールに泊まる」と告げれば通してくれます。

    次は、「ヘネラリフェ(Generalife)」へ。入り口はパラドールの傍です。車でパラドールまで来た際に、間違えてここに入ろうとしちゃいました。
    冒頭で書き忘れてましたが、車は宮殿内のパラドールのガレージまで入って来れます。宮殿入り口付近の守衛さんに「パラドールに泊まる」と告げれば通してくれます。

  • ヘネラリフェは、14世紀初頭のムハンマド3世時代に造られた、ナスル朝時代の夏の別荘地だそうです。<br /><br />

    ヘネラリフェは、14世紀初頭のムハンマド3世時代に造られた、ナスル朝時代の夏の別荘地だそうです。

  • アセキアの中庭にて、撮ってもらいました。

    アセキアの中庭にて、撮ってもらいました。

  • ナスル朝は巧みな外交で、イスラム勢力として最後までイベリア半島にとどまりました。アルハンブラ宮殿はそのナスル朝時代にほぼ現在の形になったそうです。レコンキスタを成し得たキリスト教勢力でさえその美しさに心を動かされたこの宮殿。

    ナスル朝は巧みな外交で、イスラム勢力として最後までイベリア半島にとどまりました。アルハンブラ宮殿はそのナスル朝時代にほぼ現在の形になったそうです。レコンキスタを成し得たキリスト教勢力でさえその美しさに心を動かされたこの宮殿。

  • キリストとイスラム...そもそも宗教とは争うために生まれたものでは無いはず...しかし、人間も生物、過激な部類はどうしても出てしまう...<br />宮殿を裁きの門(Puerta de la Justicia)から出ます。<br />

    キリストとイスラム...そもそも宗教とは争うために生まれたものでは無いはず...しかし、人間も生物、過激な部類はどうしても出てしまう...
    宮殿を裁きの門(Puerta de la Justicia)から出ます。

  • 宗教絡みのこういった遺産を見るにつけ、もう少し冷静に、私利私欲に利用することなく...何とかならないものかと思いつつ、次の目的地ネルハへ。

    宗教絡みのこういった遺産を見るにつけ、もう少し冷静に、私利私欲に利用することなく...何とかならないものかと思いつつ、次の目的地ネルハへ。

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