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スペイン北部・アストゥリアス州、かつてアストゥリアス王国の首都が置かれた町であるカンガス・デ・オニスを訪れました。この町は、西ゴート王国のペラヨが初めてイスラム軍を破った、レコンキスタ発祥の地と言われているコバドンガを含みます。<br />★コバドンガのサンタ・クエバ(聖なる洞窟)と教会<br />★アストゥリアス王国の最初の首都、カンガス・デ・オニス<br />★修道院を改装したパラドールに泊り、夜はサン・バレンティン・ディナー

カンガス・デ・オニス_Cangas de Onis スペイン王国発祥の地!『コバドンガの戦い』の舞台

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2010/02/14 - 2010/02/15

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RAINDANCE

RAINDANCEさん

スペイン北部・アストゥリアス州、かつてアストゥリアス王国の首都が置かれた町であるカンガス・デ・オニスを訪れました。この町は、西ゴート王国のペラヨが初めてイスラム軍を破った、レコンキスタ発祥の地と言われているコバドンガを含みます。
★コバドンガのサンタ・クエバ(聖なる洞窟)と教会
★アストゥリアス王国の最初の首都、カンガス・デ・オニス
★修道院を改装したパラドールに泊り、夜はサン・バレンティン・ディナー

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配
  • 2月の半ば、急に冷え込んで雪が降りました。

    2月の半ば、急に冷え込んで雪が降りました。

  • 雪の残る山道を進み、まずはカンガス・デ・オニスの町から南東へ10kmほどに位置するコバドンガを目指します。

    雪の残る山道を進み、まずはカンガス・デ・オニスの町から南東へ10kmほどに位置するコバドンガを目指します。

  • 着きました。ここが、「聖地コバドンガ(Santuario de Covadonga)」として教会、博物館、聖なる洞窟、などが集まっている場所です。割と大きな駐車スペースがあります。

    着きました。ここが、「聖地コバドンガ(Santuario de Covadonga)」として教会、博物館、聖なる洞窟、などが集まっている場所です。割と大きな駐車スペースがあります。

  • 博物館(Museo)。入場はせず。

    博物館(Museo)。入場はせず。

  • 教会の傍らに像が建っています。コバドンガ...いや、レコンキスタはこのお方を抜きにして語れない、西ゴート王国の将軍「ペラヨ(Don Pelayo)」です。

    教会の傍らに像が建っています。コバドンガ...いや、レコンキスタはこのお方を抜きにして語れない、西ゴート王国の将軍「ペラヨ(Don Pelayo)」です。

  • 鎮座する「サンタ・マリア・ラ・レアル・デ・コバドンガ教会(Basilica de Santa Maria la Real de Covadonga)」。

    鎮座する「サンタ・マリア・ラ・レアル・デ・コバドンガ教会(Basilica de Santa Maria la Real de Covadonga)」。

  • 1877~1901年にかけて紅色石灰岩を使って建てられた、ネオロマネスク建築とのこと。

    1877~1901年にかけて紅色石灰岩を使って建てられた、ネオロマネスク建築とのこと。

  • 1777年にコバドンガの聖母を祀る教会が焼失してしまった為、ベントゥラ・ロドリゲスという建築家が聖地として教会の再建を思いついたそうです。

    1777年にコバドンガの聖母を祀る教会が焼失してしまった為、ベントゥラ・ロドリゲスという建築家が聖地として教会の再建を思いついたそうです。

  • この案は長い間(1世紀ほど)放っておかれましたが、アルフォンソ12世が興味を示しようやくこの教会が建てられた様です。

    この案は長い間(1世紀ほど)放っておかれましたが、アルフォンソ12世が興味を示しようやくこの教会が建てられた様です。

  • 教会の脇から博物館の方を見やるとこんな感じ。

    教会の脇から博物館の方を見やるとこんな感じ。

  • そして、谷を挟んで「聖なる洞窟」が見えます。(画像の真ん中)

    そして、谷を挟んで「聖なる洞窟」が見えます。(画像の真ん中)

  • その「聖なる洞窟(Santa Cueva)」へ向かいます。

    その「聖なる洞窟(Santa Cueva)」へ向かいます。

  • このようなトンネルを通って行きます。

    このようなトンネルを通って行きます。

  • トンネルの入り口近くに、これはヨハネ・パウロ2世(ローマ教皇)の巡礼の記録でしょうか。1989年の8月20〜21日にこの地を訪れたようです。

    トンネルの入り口近くに、これはヨハネ・パウロ2世(ローマ教皇)の巡礼の記録でしょうか。1989年の8月20〜21日にこの地を訪れたようです。

  • イスラム勢力に滅ぼされた西ゴート王国の貴族を称するペラヨが、718年にキリスト教徒を率いて蜂起し、722年にこのコバドンガでの戦いでイスラム軍に初めて勝利したのが、レコンキスタの始まりと言われています。

    イスラム勢力に滅ぼされた西ゴート王国の貴族を称するペラヨが、718年にキリスト教徒を率いて蜂起し、722年にこのコバドンガでの戦いでイスラム軍に初めて勝利したのが、レコンキスタの始まりと言われています。

  • オビエドの旅行記でも少しふれましたが、ペラヨとその部下達はこの洞窟を隠れ家にしながら戦ったとのこと。

    オビエドの旅行記でも少しふれましたが、ペラヨとその部下達はこの洞窟を隠れ家にしながら戦ったとのこと。

  • コバドンガの聖母像(Virgen de Covadonga)を祀る礼拝堂と、ペラヨの墓があります。

    コバドンガの聖母像(Virgen de Covadonga)を祀る礼拝堂と、ペラヨの墓があります。

  • うーん、伝説的な空気が漂う良い雰囲気の場所です。

    うーん、伝説的な空気が漂う良い雰囲気の場所です。

  • 真下にはこのような滝が。

    真下にはこのような滝が。

  • それにしても寒い...

    それにしても寒い...

  • 教会を臨みます。<br />レコンキスタの始まり、それはつまりスペイン王国の始まりであり、ここコバドンガは聖地として多くの参拝者を迎えているそうです。

    教会を臨みます。
    レコンキスタの始まり、それはつまりスペイン王国の始まりであり、ここコバドンガは聖地として多くの参拝者を迎えているそうです。

  • さて、コバドンガを出て、アストゥリアス王国最初の首都と言われているカンガス・デ・オニスの町の郊外に着きました。ここには、今夜泊まるパラドールがあります。

    さて、コバドンガを出て、アストゥリアス王国最初の首都と言われているカンガス・デ・オニスの町の郊外に着きました。ここには、今夜泊まるパラドールがあります。

  • 「パラドール、カンガス・デ・オニス。(Parador Cangas de Onis)」。

    「パラドール、カンガス・デ・オニス。(Parador Cangas de Onis)」。

  • 12〜18世紀ロマネスク様式のサン・ペドロ・デ・ビジャヌエバ修道院を改築したもので、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、レオンに続く4★のパラドールです。

    12〜18世紀ロマネスク様式のサン・ペドロ・デ・ビジャヌエバ修道院を改築したもので、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、レオンに続く4★のパラドールです。

  • 写真にはありませんが、すぐ脇を流れるセリャ川のせせらぎと、ピコス・デ・エウロパの美しい山々を臨める、歴史的建造物でありながらリゾートのテイストも持つ穴場的パラドールです。

    写真にはありませんが、すぐ脇を流れるセリャ川のせせらぎと、ピコス・デ・エウロパの美しい山々を臨める、歴史的建造物でありながらリゾートのテイストも持つ穴場的パラドールです。

  • 旧来からある本館と、増築された新館で成り立っています。これは本館の入口。

    旧来からある本館と、増築された新館で成り立っています。これは本館の入口。

  • 部屋はスタンダードダブルでこんな感じ。

    部屋はスタンダードダブルでこんな感じ。

  • 2名一室で税込み70ユーロでした。

    2名一室で税込み70ユーロでした。

  • バスルーム。

    バスルーム。

  • 暖炉のあるサロンで、パラドール友の会恒例のウェルカムドリンクをいただきます。

    暖炉のあるサロンで、パラドール友の会恒例のウェルカムドリンクをいただきます。

  • サロンの雰囲気。

    サロンの雰囲気。

  • さて、夕食。パラドールのレストランにて。

    さて、夕食。パラドールのレストランにて。

  • この日はサン・バレンティン(セント・バレンタイン)で、スペシャルコースがありましたのでそれを選んでみました。<br />まずは、ホタテのクリームスープ(Crema de Vieiras)

    この日はサン・バレンティン(セント・バレンタイン)で、スペシャルコースがありましたのでそれを選んでみました。
    まずは、ホタテのクリームスープ(Crema de Vieiras)

  • 次に、メルルーサのオーブン焼き、アスパラガス添え(Lomo de Merluza Horneada con Esparragos Trigueros)

    次に、メルルーサのオーブン焼き、アスパラガス添え(Lomo de Merluza Horneada con Esparragos Trigueros)

  • パッションフルーツのシャーベット(Sorbete de Fruta de la Pasion)で一息いれて...

    パッションフルーツのシャーベット(Sorbete de Fruta de la Pasion)で一息いれて...

  • 子羊のロースト、じゃがいものムース添え(Rustido de Lechazo con Mousse de Patata)

    子羊のロースト、じゃがいものムース添え(Rustido de Lechazo con Mousse de Patata)

  • クーラン・ショコラ、みかんのカキ氷添え(Coulant de Chocolate con Granizado de Mandarina)

    クーラン・ショコラ、みかんのカキ氷添え(Coulant de Chocolate con Granizado de Mandarina)

  • 食前酒(カヴァ)・カフェ・ワイン・水も入れて、ひとり45ユーロのコースでした。

    食前酒(カヴァ)・カフェ・ワイン・水も入れて、ひとり45ユーロのコースでした。

  • 翌朝...パラドール本館と新館を結ぶ渡り廊下。

    翌朝...パラドール本館と新館を結ぶ渡り廊下。

  • 本館を少し探検してみましょう。

    本館を少し探検してみましょう。

  • パティオ(Patio=中庭)。

    パティオ(Patio=中庭)。

  • パティオから見た旧修道院の塔。

    パティオから見た旧修道院の塔。

  • パティオを囲む回廊。

    パティオを囲む回廊。

  • 国定建造物に指定されているこの旧修道院の本館には、工事によって発掘された遺跡や発掘品が展示されています。

    国定建造物に指定されているこの旧修道院の本館には、工事によって発掘された遺跡や発掘品が展示されています。

  • 遺跡です。

    遺跡です。

  • この辺りの建造物は、8世紀にアストゥリアス王であるアルフォンソ1世(ペラヨの娘と結婚したとされる)により創設された教会が起源の様です。

    この辺りの建造物は、8世紀にアストゥリアス王であるアルフォンソ1世(ペラヨの娘と結婚したとされる)により創設された教会が起源の様です。

  • その後、12世紀になって教会の傍に修道院が建てられ...

    その後、12世紀になって教会の傍に修道院が建てられ...

  • 17世紀になって、再建されたそうです。

    17世紀になって、再建されたそうです。

  • 1835年に修道院の役目を終え、現在はパラドールとして活躍中。

    1835年に修道院の役目を終え、現在はパラドールとして活躍中。

  • カンガス・デ・オニスの町に出ます。i(ツーリスト・インフォメーション)で地図をもらいました。

    カンガス・デ・オニスの町に出ます。i(ツーリスト・インフォメーション)で地図をもらいました。

  • スペイン北部の田舎町の街並み。

    スペイン北部の田舎町の街並み。

  • この町のシンボルとも言える、セリャ川に架かる「ローマ橋(Puente Romano)」。

    この町のシンボルとも言える、セリャ川に架かる「ローマ橋(Puente Romano)」。

  • 現在のものはカスティーリャ王アルフォンソ11世の時代に掛けられたそうです。

    現在のものはカスティーリャ王アルフォンソ11世の時代に掛けられたそうです。

  • 橋の真ん中まで行ってみましょう。

    橋の真ん中まで行ってみましょう。

  • 真ん中は意外と高さがあります。

    真ん中は意外と高さがあります。

  • 橋を入れて写真を撮る観光客。撮ってる人、この寒いのに背中丸出し。スペイン北部の人達は結構寒さに強いです。

    橋を入れて写真を撮る観光客。撮ってる人、この寒いのに背中丸出し。スペイン北部の人達は結構寒さに強いです。

  • 天気はいまいちですが、川の深い緑に映えるシンプルで美しい橋です。

    天気はいまいちですが、川の深い緑に映えるシンプルで美しい橋です。

  • 橋の真ん中には、勝利の十字架(Cruz de la Victoria)の複製が吊り下げられており、この橋と十字架はカンガス・デ・オニスの町の紋章や旗に用いられています。

    橋の真ん中には、勝利の十字架(Cruz de la Victoria)の複製が吊り下げられており、この橋と十字架はカンガス・デ・オニスの町の紋章や旗に用いられています。

  • 最後にサンタ・マリア教会を観て、この町を後にします。<br />サンティアゴ・デ・コンポステラが欧州のキリスト教聖地のひとつであるとするならば、スペイン王国発祥の地であるこの地はスペインのキリスト教徒にとっての聖地なのですね。

    最後にサンタ・マリア教会を観て、この町を後にします。
    サンティアゴ・デ・コンポステラが欧州のキリスト教聖地のひとつであるとするならば、スペイン王国発祥の地であるこの地はスペインのキリスト教徒にとっての聖地なのですね。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • MILFLORESさん 2012/02/21 01:28:16
    Asturias, patria querida 〜♪
    RAINDANCEさん Buenas tardes!
    ご無沙汰してました。

    週末は近くまで行ってました、と言ってもバスクですが。

    この Parador de Cangas de Onis、私のペンディング・パラドールの内のひとつなんです!
    マドリードからだとちょっと遠くて・・・
    (カンタブリアやバスクは高速道路区間が長いので週末旅行しようと思えば出来るのですが、アストゥリアスはちょっとね)

    ここ、PARADOR MUSEOなんですよね。
    今現在8つのパラドールがそうらしいです。

    冬の雪化粧のコバドンガも良いですね〜
    私はかなり前になりますが、紅葉のコバドンガを見ました。

    いつの間にかまたスペイン旅行記が増えているようなので、読ませていただきます。

    MILFLORES

    RAINDANCE

    RAINDANCEさん からの返信 2012/02/22 06:35:17
    RE: Asturias, patria querida 〜♪
    MILFLORESさん、Que hay!

    どーも、お久しぶりです。

    カンガスのパラドール、はい、アクセス的にはへんぴな所です。でもMuseo付きって8つもあるんですね。そういえばグラナダも裏手はそうだったような。

    ところで、最近はバスクへ良く出かけられてるようですね。しかも、アルサックに行かれたとは羨ましい...。ご主人も美味しいものにはかなわない、といったところでしょうか。
    でも私も食いしん坊ですから、バスク編は見逃せません。(私はまだ★1つまでですが) ここからまた順次、旅行記拝見させていただきます。

    では、本年もよろしくお願いします。

     RAINDANCE

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