ナーン日記　約束通りに帰宅。。。ホーンサー～ナムングン～フワイゴーン～プァ

2011/11/27 - 2011/11/27

今日はナーンの家への帰宅期限日。９時前にホーンサーを出て120キロ弱の道のりを軽～くクリア、12時半には１週間ぶりに帰宅です。

今回メコン第３橋をバイクで渡れんかったことはホンマに残念やけど、それも含めてまあ、ええ経験になったってことで良しとしよっか！

★メコン第３橋を目指して！の旅　総括★　
（レートは１バーツ＝250キップ＝2.5円として換算）

期間　　　：2011年11月20日～11月27日（７泊８日）
走行距離　：2,354キロ
総費用　　：11,907バーツ（29,767円）
　　　　　　うちリエントリーパーミット（マルチ）3,800バーツ（9,500円）

ガソリン代：1,865バーツ（4,662円）
燃費　　　：49.1キロ／リッター
宿泊費用　：2,870バーツ（7,175円）
　　　　　　410バーツ／泊（1,025円／泊）
食事代　　：1,281バーツ（3,202円）
　　　　　　160バーツ／日（400円／日）
出入国費用：480バーツ（1,200円）

エリア ナーン(タイ)

2011年11月27日朝７時半、ちょいゆっくり目に起きてバイクでタラーッへ。今日はもうこんな時間に起きんでもええんやけど、やっぱ朝のタラーッはオモロいからのう。

まずはこのコの屋台でサンドウィッチ（10パンキップ）買うて。「これ、何て言うのん？」って聞いたら「ピピタクオウ！」って？！ラオ語ではなさそうなんやけど、ま、ええか。ホーンサーは３、４人ほどファランの姿も見かけたんで、サンドウィッチは需要があるんやろなあ〜。

何かコウモリみたいな得体の知れんコが並べてあったんでじっと見てたら、オッチャンが翼を広げてくれたんで分かりました。ああ、モモンガやね?！「ダ・バーン」っていうそうです。１匹100,000キップ（400バーツ）、ここで買うてバイクで家まで持って帰れんことはないやろけど、ちょっとなあ。。。

食堂でカーオピアック（10パンキップ）も食うて満腹で宿に戻って来たら、おお、チェンマイナンバーのKAWASAKIのバイクが２台も！

宿のオッチャンに聞いたら昨晩ファラン男性２人が乗って来たって。これだけデッカいタイヤやったら、こんなツンツルテンの溝無し状態でもここまで走って来れるんやね〜！

「ASEAN各国＋ニッポン」以外のパスポート所持者は、ラオス入国にはビザが必要なハズやから、恐らくファラン２人はチェンマイを出発してチェンコーンからメコンを渡って、フェイサーイのイミグレでビザオンアライバルを取得してラオス入りしたんやろねえ。将来の僕のリゾートのためにも、ファランがどういうルート＆理由でホーンサーへ来たのんか聞いてみたかったんやけど、あいにく戻って来おへんかったんで９時前に宿を出発です。しばらくは平野の中を突っ走って。。。

ああ、あの遠くに見えるクレーンのあたりが、昨日聞いた発電所建設プロジェクトの現場なんかな〜？山ばっかしのラオスやから水力発電やと思うんやけど、果たして。。。？

ホーンサーの平野を出たらすぐ、連続する峠のスタートです。まだ朝もやでかすんでるんで、少々視界不良です。でも涼しいからええか！

朝もやが晴れて来てからもなお、峠を昇って行くと。。。

最高地点あたりで振り返ると、ホーンサーの平野はすでに遠く雲の中に。ええ眺めやのう〜！

立看板の類を全く見てへんからワカランけど、土砂を満載したダンプがひっきりなしに行き交って道路工事してるから、もうそう遠くないうちにきっとこのホーンサー～ムアンングン間40キロ弱もアスファルト舗装されるんやろなあ。。。

10時過ぎ、真新しいポートートー（PTT）が見えて来たら間もなくこのダートは終了。

ムアンングンの三叉路を直進して、１キロ先のナムングンの国境へ！

たった１週間前にここを通った時はまだ舗装前やったのに、今日はもう片側だけにアスファルトが敷かれてて、まだ乾ききってへんのか、片側通行になってます。

タイがアスファルト化工事のカネ出してるかどうかは知らんけど、エラい急ピッチで進めてるんやなあ?！片側通行でも対向車なんて皆無やから、70キロでぶっ飛ばしてすぐ先の国境へ！

ナムングンの国境に到着して、さくっとラオス出国手続きです。最後にイミグレでパスポートに出国スタンプ押す前に、手数料名目で10パンキップ要求されたんやけど、もう最後やからちょいふざけて、ガトゥーイみたいに尻上がりの声調で「ハーパンー！」って言うたら、係官は真顔で「コン（人）５パン、モータサイ５パン、タンモッ10パン！」っていう理屈で説明して来たんで、素直に10パンキップお支払いです。

ラオス出国手続きを済ませて、バイクでちょい100メートルほど後戻りです。掘ったて小屋の売店で、手持ちの余ったラオキップでラオカーオ（10パンキップ）、ビアラーオ缶（40パンキップ）をお土産に買うてから。。。

１キロ先にあるタイ側のフワイゴーンのイミグレ＆税関へ。あっさり僕＆バイクのタイ帰国手続きを済ませて。。。

あとはプァまで80キロ弱、1080号線を下って行くだけです。今11時やから、お昼過ぎには帰宅やな〜。

ゆっくり景色を見ながら、通い慣れた山道を30キロ下って。。。

ナーンからの路線バスの最北端の終点ポーンを過ぎて１キロほどで、懐かしいメーナムナーン（ナーン川）に架かる橋を渡ったら、ようやく帰って来た気分です。

ゆっくり走ったんで、家には12時半過ぎに到着。今回はかなりムリして日没後も走ったり長距離ライディングを続けて来たけど、やっぱり約束守って今日帰って来て良かったー！７泊８日、走行距離2,354キロの旅でした。さ、荷解きしたら速攻で砂まみれのバイク、洗うたろっと！パンクはしたけど、夕暮れ間近な山中とか致命的なシチュエーションでは故障せんとホンマによー走ってくれたからのう！おおきにです！

この旅行記へのコメント （2）

• Skywalkerさん 2011/12/10 19:08:55

  モモンガ・・・

  ラオスへの長距離バイク旅行お疲れさまでした。
  車でもこの行程だと相当な体力を消費しそうな気がしますが、
  それをバイク、しかも125ccでなさったということで吃驚しています。
  
  ところで、ラオスの市場で遭われたという羽を拡げられたモモンガ。
  可愛いというか、哀れというか、気持ち悪いというか・・・何とも言えませんね。
  
  この野生のモモンガ、どういう用途に使われるんでしょうか？

  keng-kengさん からの返信 2011/12/10 22:25:36

  たぶん食用かと。。。

  RYUさん、こんばんは。
  毎度書き込みおおきにです〜！
  
  今回の旅は日程が限られてるのに、かなりムリしてメコン沿いに東南下しましたんで
  後半は疲れがモロ出て来ましたわ〜。
  連泊なしで移動日の連続ってホンマ、タイヘンですね〜。
  
  バイクは相変わらずHONDA CLICKに乗ってますが、足元のステップにバックパックを縦置きに
  出来てラク！っていう理由だけで、これが手放せません。
  ファランがよ〜乗ってるデッカいのんもええんですが、ラオスに頻繁に行く僕としては
  故障したら修理屋までどうやって運ぶんやろ？って考えると躊躇してしまいます。
  14インチのタイヤチューブすらラオスではまず売ってへんからいっつも持参してるのに
  これが600CCとかの大型バイクになったら。。。
  いやはや、これを考えるとラオスを走ってるファランライダーはチャレンジャーですよね〜！！
  
  モモンガの件、タラーッで野菜といっしょに並べて置いてありましたんで、てっきり食用かと
  思って特に質問しませんでしたが。。。
  ゲーンマー（イヌ肉の辛い煮込み）が好きでよ〜食うてる妻の２番目のお兄ちゃんにでも
  機会があったら写真を見せて聞いてみますわ〜！
  
  ちなみに僕の予想は、トーッ（油で揚げる）して食べる、です。。。