2011/12/04 - 2011/12/10
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ドクターキムルさん
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鎌倉市山ノ内にある円覚寺には、今も17の塔頭が残っている。白鹿洞を過ぎたところにある。続燈庵は萬富山と号し、応安元年(1368年)に示寂した第30世仏満禅師大喜法忻(だいきほうきん)の塔所で、新編相模国風土記稿には、仏満禅師を開祖として足利尊氏が文和年中(1352年〜1356年)に創建したとある。また、「旧は多福軒・笑月軒・梅雪軒・半寮宗なりと号する寮舎ありしと云」とある。本尊はもと東慶寺に伝わった観音菩薩像で、鎌倉末期の宋風の作風を伝えるものである。室町幕府の引付方頭人の今川範国(駿河今川氏の初代、仏満禅師の弟、至徳元年(1384年)卒)が中興開基となっている。その後の大永4年(1524年)に今川修理大夫氏親が再造し、後に、古河上杉氏の祈願所となっていた。嘉暦2年(1327年)銘の「銅造仏応禅師骨壺」(夢窓国師、重要文化財)や軽妙な筆蹟の「一山一寧」などがある。
非公開の寺であり、黄梅院途中の坂から山門を遠く眺めるだけである。間の参道は銀杏並木になっており、根元には黄色の彼岸花も植えられている。晩秋になると、銀杏の落ち葉をそのまま敷き詰めた状態になる。今年は紅葉が遅れ、初冬に見られた。息を止めて見入るほどの風情がある。
続燈庵にはやぐらもあるようだが、一度見てみたいものだ。
(表紙写真は続燈庵)
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