2011/12/04 - 2011/12/10
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ドクターキムルさん
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鎌倉市山ノ内にある松嶺院は円覚寺の塔頭であり、円通山と号す。もと不閑軒。天文4年(1535年)に示寂した第150世叔悦禅懌(しゅくえつぜんえき)の塔所である。永和元年(1375年)に圓覚寺第40世であった 廣圓明桿鑑師大拙祖能が開山した。中興開基は足利晴氏の姪松嶺院妙円尼である。本尊は釈迦牟尼で、寺地には第40世大拙祖能の塔所「青松庵」があったと伝えられ、木造大拙祖能坐像、木造叔悦禅懌坐像が安置されている。
白樺派の作家、有島武郎は大正8年(1919年)、ここで「或る女のグリンプス」(「或る女」に改題)の後編を執筆している。山門から右に入りまた山門に戻る「遍路みち」が設定されている。途中、境内裏山は墓地になっており、芥川賞作家開高健、中山義秀、俳優佐田啓二、女優田中絹代、オウム真理教の被害者坂本弁護士一家の墓もある。これらの墓には小さな案内板が付けられている。田中絹代の墓石には顔のレリーフが飾られ、墓誌には開高健だけが戒名ではなく俗名で彫られている。しかし、何と言ってもようやく裁判が結審したオウム真理教が起こした一連の事件で、一家が惨殺された坂本弁護士一家のピンクの御影石で造られた五輪塔に「和」と彫られた墓には何時も新しい生花が供えられ、線香の煙をたなびかして、次から次へと参拝者が訪れていた。坂本家の遺族も最初は墓を公開する気持ちにはなれなかったようだが、あれから十数年も経って墓の公開を承諾しているようだ。しかし、墓地内だけが撮影禁止になっているのはそうしたご遺族への配慮からかも知れない。
牡丹の寺で、見頃は、5月1日前後2週間ぐらいとされる。鎌倉には鶴岡八幡宮の牡丹園や牡丹の寺として知られる浄妙寺などもあるが、ここ松嶺院にも多くの牡丹があることは知らなかった。春・秋2回の一般公開があり、牡丹と円覚寺境内の紅葉を上から楽しめる。
(表紙写真は松嶺院本堂と築地塀)
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松嶺院横の築地塀のある坂道。
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松嶺院境内法面。
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松嶺院本堂と築地塀。
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本堂玄関。山門を潜ると「遍路みち(禁煙)」、「三脚と一脚の持込みお断わり」と「田中絹代さんの墓所(禁煙)」、「坂本弁護士の墓所」の看板と案内が立っている。
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本堂玄関。
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本堂に掛かる「松嶺院」の扁額。
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本堂横の枯山水風庭園。いまいちだ。
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本堂横の枯山水風庭園。鎌倉にある枯山水風庭園はどれもいまいちだ。
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方丈か。
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横の築地塀と枯山水風庭園前の塀の間に「遍路みち」が通る。
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おとぎりそうの蕾。松嶺院の草花には名前が記された名札が付いている。
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本堂横の枯山水風庭園前の遍路道の塀。反対側は築地塀だ。
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直角に曲がって横の築地塀との間に「遍路みち」が通る。
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方丈と本堂。
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葉がブチだ。
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お地蔵さま。
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十月桜。松嶺院には4本の十月桜が植えられている。山門入って直ぐ、墓地左側法面に2本、上段墓地右である。ただし、上段墓地内は撮影禁止である。
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十月桜。
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ダイアモンドリリー・クリスパ。
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ダイアモンドリリー・クリスパ。
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築地塀。
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十月桜。
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「青松観音」。
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青松観音。ここから後は上段墓地になり、撮影禁止である。
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下段墓地横の牡丹の段々畑。
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観音さま。
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拾翠巌佛。
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「拾翠巌佛」。
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並んだ石仏3体。
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石段脇の崖にもやぐらが。
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拾翠巌佛。
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崖のやぐらにある石碑。
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「空」の石碑と海軍飛行科予備士官戦死者と物故戦死者の慰霊碑。「空」は「そら」で大空のことのようだ。
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下の墓地の崖面にはコンクリートでやぐらを埋めた跡が見える。
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牡丹の鉢。そういえば、入口に牡丹の花の見頃は4月20日前後の10日間と看板があった。牡丹の見頃は、5月1日前後2週間ぐらいとも言われている。その年の気温の寒暖にもよる。
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崖下に観音像。
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観音像後にやぐらが。戸がはめ込んである。
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崖下のやぐら。
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「真心軒」。
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奥に庫裡玄関。
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