2011/10/01 - 2011/10/01
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ドクターキムルさん
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旧和辻邸は、哲学者の故和辻郎氏が江戸後期の民家を東京都練馬区において居宅として使用していたものを、川喜多川喜多長政・かしこ夫妻がここ鎌倉に移築したもので、夫妻はこの建物を海外から訪れる映画監督やスターたちを迎える場とした。桟瓦葺寄席棟の木造平屋建てである。
鎌倉市川喜多映画記念館敷地には旧川喜多邸があった。母屋は取り壊されたが、旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)は残っている。そしてこの建物が平成22年(2010年)9月1日に、国の「景観法」(平成16年6月18日法律第110号)に基づき、鎌倉市で最初に「景観重要建築物」に指定された。
はす向かいにある石島邸も旧川喜多邸別邸と言われている。こちらの建物は平成8年7月1日に施行された鎌倉市の条例「鎌倉市都市景観条例」により平成9年(1997年)に鎌倉市景観重要建築物第15号に指定されている。
鎌倉市の条例「鎌倉市都市景観条例」に対し、国の「景観法」に基づく「景観重要建築物」は建物に手を入れる場合に市長の許可が必要となるなど基準が厳しいために、一般民家では敬遠されるようで、市が保有・管理するようになり、人が住居していない旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)が最初に選ばれたようだ。しかし、明り取りの天井窓を除けば、何の変哲もない民家で、家格の低い玄関を持つこの程度の建物が、鎌倉市では「景観重要建築物」に指定されているのであるから驚きだ。
旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)の窓カラスは歪んでいた。東京国立博物館の庭園に移設されている九条邸ほどでがないが、古いものが残っているのであろう。土間からの上がり口の柱は太いが、入口の玄関の屋根は何もなく、回り縁側の庇の屋根と一緒だ。どうやら、この庇は後で増築して付け足したもののようだ。それなら玄関がみすぼらしい理由が理解できる。
(表紙写真は旧和辻邸の玄関)
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銀杏の木。今年は台風の潮風が当り、もう葉が色付いている。昨年は綺麗に色付いたが、今年の秋の紅葉は全く期待できない。
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旧和辻邸。
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旧和辻邸。
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登りの坂の横にはやぐらが見える。廃寺跡なのだろう。鎌倉廃寺事典の添付の鎌倉廃寺地図には「松源寺」とある。
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旧和辻邸。廃寺跡の上段に建つ。
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旧和辻邸。
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旧和辻邸横のやぐら前に咲く彼岸花。
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やぐらが多くある。
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縁側。
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縁側。
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土間の庇屋根。
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玄関。玄関の屋根がお粗末だ。こんな造りの玄関は横浜市戸塚区上倉田町の昔から住んでいる民家にもある。
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土間。
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土間の窓の花瓶。
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土間の窓の花瓶。
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土間からの上がり口の太い柱。
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囲炉裏が切られている。
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箪笥。
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居間の隅。
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居間の隅に箪笥。
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畳に椅子。
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畳に椅子。
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畳に椅子。
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明かり取りの障子の天井窓。
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書斎。
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書斎のスナップ写真。
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書斎の本棚。
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書斎の奥の縁側。
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書斎の奥の縁側。
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書斎の縁側。
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書斎と居間の続きの縁側。御座が敷かれている。
明り取りの天井窓を除けば、何の変哲もない民家だ。玄関が家の格を示していようか。この程度の家屋で「景観重要建築物」に指定されているのであるから驚きだ。
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