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 鎌倉市山崎宮廻りに鎮座する北野神社は暦応年間(1338年〜1342年)に夢窓疎石が京都の北野天神社を勧請したものである。貞治元年(1362年)円覚寺塔頭黄院主が当社を再建した。 <br /> 岩瀬村の五所明神に合祀されていた相殿の牛頭天王は、延宝年間(1673年〜1681年)に神託により合祀した。山崎の鎮守で、祭神は菅原道真である。<br /> 祭礼は、2月25日に祈年祭、7月15日に夏季例祭として天王祭、7月22日に夏季例祭として行き合い祭、9月25日に例祭と鎌倉神楽を行っている。<br /> 参道入口は狭いが、折れ曲がりながら長い石段が続く。房州石の石段のようだ。鳥居の前には2本の榊の木が鳥居代わりに立ち、続いて鳥居が建っている。北野神社が鎮座している天神山には杉や檜、銀杏、楠、椿、モチノキ、イヌシデなどが茂り、鎮守の杜としては壮観である。緑地指定されている理由が容易に理解できる。四方竹がなく丸竹の竹林があることも鎌倉の在であることを示していようか。<br /> 鎌倉界隈の天神さまは荏柄天神社を始めとしていずれも境内が広くないものと思っていたが、ここ北野神社は違った。天神下の地名はかなり離れているという印象だ。<br /> 境内には宝篋印塔(応永12年(1405年)銘)が建っていた。それよりも驚いたのは拝殿に続く本殿風の社殿が本殿の覆い屋であることだ。横浜市金沢区に鎮座する富岡八幡宮がそうであるが、本殿の覆い屋が大きくで立派だ。本殿だと思い覆い屋であることに気が付く者は殆んどいないであろう。また、関東大震災で倒壊し、昭和初期に立てられた社殿で、瓦葺き屋根であるが、飾り瓦は上がっていなかった。京風にして神社社殿には飾り瓦を上げなかったのであろうか。<br />(表紙写真は本殿風の本殿の覆い屋)

北野神社(鎌倉市山崎)

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2011/04/24 - 2011/04/24

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 鎌倉市山崎宮廻りに鎮座する北野神社は暦応年間(1338年〜1342年)に夢窓疎石が京都の北野天神社を勧請したものである。貞治元年(1362年)円覚寺塔頭黄院主が当社を再建した。
 岩瀬村の五所明神に合祀されていた相殿の牛頭天王は、延宝年間(1673年〜1681年)に神託により合祀した。山崎の鎮守で、祭神は菅原道真である。
 祭礼は、2月25日に祈年祭、7月15日に夏季例祭として天王祭、7月22日に夏季例祭として行き合い祭、9月25日に例祭と鎌倉神楽を行っている。
 参道入口は狭いが、折れ曲がりながら長い石段が続く。房州石の石段のようだ。鳥居の前には2本の榊の木が鳥居代わりに立ち、続いて鳥居が建っている。北野神社が鎮座している天神山には杉や檜、銀杏、楠、椿、モチノキ、イヌシデなどが茂り、鎮守の杜としては壮観である。緑地指定されている理由が容易に理解できる。四方竹がなく丸竹の竹林があることも鎌倉の在であることを示していようか。
 鎌倉界隈の天神さまは荏柄天神社を始めとしていずれも境内が広くないものと思っていたが、ここ北野神社は違った。天神下の地名はかなり離れているという印象だ。
 境内には宝篋印塔(応永12年(1405年)銘)が建っていた。それよりも驚いたのは拝殿に続く本殿風の社殿が本殿の覆い屋であることだ。横浜市金沢区に鎮座する富岡八幡宮がそうであるが、本殿の覆い屋が大きくで立派だ。本殿だと思い覆い屋であることに気が付く者は殆んどいないであろう。また、関東大震災で倒壊し、昭和初期に立てられた社殿で、瓦葺き屋根であるが、飾り瓦は上がっていなかった。京風にして神社社殿には飾り瓦を上げなかったのであろうか。
(表紙写真は本殿風の本殿の覆い屋)

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  • 山崎宮廻りの花桃。

    山崎宮廻りの花桃。

  • 山崎宮廻りの花桃。

    山崎宮廻りの花桃。

  • 山崎宮廻りの牡丹。

    山崎宮廻りの牡丹。

  • 北野神社参道入口。かつては門柱の前に小川が流れ石橋があったそうだ。

    北野神社参道入口。かつては門柱の前に小川が流れ石橋があったそうだ。

  • 参道の奥に石段が続く。石燈籠のてっぺんが落下している。

    参道の奥に石段が続く。石燈籠のてっぺんが落下している。

  • 落下した石燈籠の上部。

    落下した石燈籠の上部。

  • 「天神山緑地」。

    「天神山緑地」。

  • 長い石段が続く。

    長い石段が続く。

  • 石段上に鳥居代わりの2本の榊の木。

    石段上に鳥居代わりの2本の榊の木。

  • 次の石段の前に鳥居。

    次の石段の前に鳥居。

  • さらに石段が続く。

    さらに石段が続く。

  • 銀杏の大木。

    銀杏の大木。

  • 参道。また石段だ。

    参道。また石段だ。

  • 鎮守の杜。

    鎮守の杜。

  • さらに折れて石段が杉林の中に続く。

    さらに折れて石段が杉林の中に続く。

  • 杉林の杉の木。

    杉林の杉の木。

  • 石段。

    石段。

  • 少し折れてまた石段。

    少し折れてまた石段。

  • 石段が続く。

    石段が続く。

  • 杉林。

    杉林。

  • 石段が2股に分かれる。もう山頂だ。

    石段が2股に分かれる。もう山頂だ。

  • 最後の石段下の大木。

    最後の石段下の大木。

  • 最後の石段。

    最後の石段。

  • 最後の石段下の大木。

    最後の石段下の大木。

  • 境内の立ち木。

    境内の立ち木。

  • 狛犬。破損している。

    狛犬。破損している。

  • 狛犬。破損している。

    狛犬。破損している。

  • 境内拝殿前の鳥居。

    境内拝殿前の鳥居。

  • 手水鉢。破損している。

    手水鉢。破損している。

  • 「天神山碑」(明治44年(1911年)銘)。

    「天神山碑」(明治44年(1911年)銘)。

  • 「天神山緑地」。こちらの山上のものは読める。

    「天神山緑地」。こちらの山上のものは読める。

  • 手水鉢。

    手水鉢。

  • 境内の石碑群と宝篋印塔。

    境内の石碑群と宝篋印塔。

  • 境内の石碑群。

    境内の石碑群。

  • 境内の石碑群。

    境内の石碑群。

  • 丸石。

    丸石。

  • 石塔。

    石塔。

  • 石碑。

    石碑。

  • 「菅公千年際碑」(明治35年(1902年)銘)。

    「菅公千年際碑」(明治35年(1902年)銘)。

  • 石燈籠。

    石燈籠。

  • 「宝篋印塔付近 たき火禁止 鎌倉市消防本部」の看板。 <br /><br />

    「宝篋印塔付近 たき火禁止 鎌倉市消防本部」の看板。

  • 宝篋印塔(応永12年(1405年)銘)。

    宝篋印塔(応永12年(1405年)銘)。

  • 宝篋印塔に彫られた仏。

    宝篋印塔に彫られた仏。

  • 宝篋印塔に彫られた仏。

    宝篋印塔に彫られた仏。

  • 宝篋印塔に彫られた仏。

    宝篋印塔に彫られた仏。

  • 宝篋印塔に彫られた仏。

    宝篋印塔に彫られた仏。

  • 鳥居。

    鳥居。

  • 鳥居。

    鳥居。

  • 北野神社拝殿と本殿覆い屋。

    北野神社拝殿と本殿覆い屋。

  • 北野神社拝殿。

    北野神社拝殿。

  • 北野神社拝殿。

    北野神社拝殿。

  • 北野神社拝殿。

    北野神社拝殿。

  • 北野神社拝殿向拝。

    北野神社拝殿向拝。

  • 北野神社本殿覆い屋。

    北野神社本殿覆い屋。

  • 北野神社本殿覆い屋。

    北野神社本殿覆い屋。

  • 北野神社本殿覆い屋の鬼瓦。

    北野神社本殿覆い屋の鬼瓦。

  • 境内奥の立ち木。

    境内奥の立ち木。

  • 境内奥の立ち木。

    境内奥の立ち木。

  • 境内奥の立ち木。

    境内奥の立ち木。

  • 境内奥の立ち木。

    境内奥の立ち木。

  • 境内奥の立ち木。

    境内奥の立ち木。

  • 境内奥の立ち木。

    境内奥の立ち木。

  • 境内奥の立ち木。

    境内奥の立ち木。

  • 境内横の木立。

    境内横の木立。

  • 境内横の木立の合間に見える石碑と拝殿。

    境内横の木立の合間に見える石碑と拝殿。

  • 境内横の木立。

    境内横の木立。

  • 境内横の神域。

    境内横の神域。

  • 2つの石祠と石碑。

    2つの石祠と石碑。

  • 2つの石祠。

    2つの石祠。

  • 境内横の木立。

    境内横の木立。

  • 横の参道。

    横の参道。

  • 上ってきた石段を下りる。

    上ってきた石段を下りる。

  • 折れながら続く参道石段。

    折れながら続く参道石段。

  • 折れる参道石段。

    折れる参道石段。

  • 折れる参道石段。

    折れる参道石段。

  • 折れる参道石段。

    折れる参道石段。

  • イヌシデ。

    イヌシデ。

  • 鎮守の杜の古木。

    鎮守の杜の古木。

  • 鎮守の杜の古木。

    鎮守の杜の古木。

  • 折れながら続く参道石段。

    折れながら続く参道石段。

  • 参道脇の銀杏の大木(枝)。

    参道脇の銀杏の大木(枝)。

  • 参道脇の銀杏の大木(幹)。

    参道脇の銀杏の大木(幹)。

  • 石段途中の鳥居。

    石段途中の鳥居。

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