江南の昆山市・千灯故鎮・千灯蒲河・３/３

2010/08/30 - 2010/08/30

千灯は、歴史と文化が溢れる有名な故鎮だ。早くも２５００年前には、ここに街が形成されていた。現在の千灯故鎮区は３４ヘクタール、明朝と清朝、中華民国時代の建築物が約８万平方メートルを占めているが、それらは主に千灯蒲河の東西両側に分布する。川にはアーチ型で大きな石橋が５本、民居は川沿いに建てられ、人々は水辺に並んで暮らし、様々な特色を持った古い埠頭が２００ヶ所以上ある。鎮には今なお、“水陸平行”“河街相燐”を基礎とする配置と小橋、流水、民居が織りなす素朴な風景が残っている。

エリア 蘇州(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

昆曲を聞いたり、 香茗 （茶の種類）を試飲したり、蘇州の「評弾」（蘇州の方言で歌う伝統芸能）を聞くことができる。伝統芸能を披露する場所として昆曲を育てた。

昆曲は千灯の人にとっては生活の一部となっている。この古い町並みを歩いていると、両側の古い家々から繊細な昆曲の調べが聞こえてくる。

まさにここが「昆曲の村」であることを実感できる。千灯の学校で
は小学校から「昆曲課」があり、誰でも一曲は歌えるようだ。

故鎮の瓦屋根を眺める。

千灯館　　古代のランプを 1133 も展示

間にものをたくさん挟んで油を節約する灯り、そのほか陶製、ブロンズ、石油ランプ…ありとあらゆるランプがそろっている。

證竹堂

かなり手が込んでいる。

ガス灯

ガス灯

ランプ、ランプ、ランプだらけ。

顧炎武の旧居は「貽安堂」? 顧炎武：「天下興亡、匹夫有責」 門楼には龍と鳳が彫刻されている。職人の優れた技と主人の贅沢な趣味がうかがえる。

入口

顧炎武像

範禮崇道

胎安堂

天井の細工

読書楼

庭園

六角亭

九曲橋

石舫

秋風亭

顧炎武の旧居の正門を入ると院壁の両側には馬頭塀が高くそびえる。

案内図。

胎安堂

門楼には龍と鳳が彫刻されている。職人の優れた技と主人の贅沢な趣味がうかがえる。

保天下者。匹夫之賤。與有責焉耳矣。 「天下を保つ者は、匹夫の賤、与かって責め有るのみ。 」

顧炎武の墓

故居のまわりには新築の現代住宅が建っている。