四川省の健為（チェンウェイ）県・芭石鉄道・参

2009/06/20 - 2009/06/20

石渓から黄村井までの間には新橋・躍進・蜜蜂岩・仙人脚・焦埧・芭溝の途中駅があり、列車は蜜蜂岩でスイッチバックをします。石渓から躍進までは電化されており、この区間には嘉陽煤鉱発電所の石炭輸送のため電機牽引の貨物列車も走っています（写真左）。躍進から奥は並行する道路がないため鉄道が唯一の交通手段となっており、この区間については炭鉱鉄道というよりも、完全な生活路線といったおもむきです。

エリア 成都(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 2.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

１便の戻り、蜜蜂岩方向への乗客は多い。

１便の戻り、仙人脚駅を出た蒸気機関車、蜜蜂岩へは後進で行く。

仙人脚駅を出た蒸気機関車はここで、石炭の燃えカスを線路上に捨てる。その燃えカスを集めて燃料にする。毎日の事なので、道具は準備している。

仙人脚駅を出た蒸気機関車はここで、石炭の燃えカスを線路上に捨てる。その燃えカスを集めて燃料にする。毎日の事なので、道具は準備している。

列車を見送ってから、再度仙人脚駅へ戻る。でも駅には何も無い。

燃えカスも集めるとこんなに沢山集まる。

これは線路の膨張を調節する所、保線作業員が５～６人で点検していた。

前方５０ｍに踏切あり、初めて踏切を見た。

線路上で放し飼い。

予定外の貨物列車が来た。あわてて写真を撮る。後で気が着いたらここはΩカーブでした。

不定期の石炭を運ぶ貨物が走る。

Ωカーブの内側は棚田です。田植えが済んで緑が綺麗です。

自前でトロッコを作り、荷物を運ぶ家族。

線路脇を肥え桶を担いでいく人。最近日本でも人糞が見直されているらしい。

何も無い駅なので通り過ぎてしまった。何度も道行く人に駅は何所ですかと聞いてしまった。ここだけやや線路脇が広いようだ。

貨物列車が行ってから２時間ほど待って、２便が煙を噴き上げ、Ωカーブにやって来ました。

美しい棚田と蒸気機関車。

Ωカーブの中心にいると、シャッターチャンスが長く撮れる。

Ωカーブの中心にいると、シャッターチャンスが長く撮れる。

後に樹が無い方が蒸気機関車がはっきり写る。

マッチ箱を引いて走る列車が可愛い。

そろそろΩカーブも終わりです。戻り列車に蜜蜂岩駅で乗る為に、頑張って歩きます

ここは短いので安心して進めます。

蜜蜂岩駅に来ました。右が芭溝方面への線路。左が石渓方面の線路。スイッチバックと上下列車のすれ違い場所です。

右が本線、左が側線。

蜜蜂駅のキップ売り場。

駅名の看板が見えます。

左の本線の蒸気機関車を切り離し、右の側線を通って前方に廻ります。

２便の戻り列車が側線を通って前方に向っています。

２便の戻り列車が側線を通って前方に向っています。

一旦、前方に出てバックして来ます。

客車と接続したら出発です。石渓駅まで蒸気機関車は前進で進みます。

石渓駅からバスで犍為まで出て、成都行きに乗り換えます。犍為には汽車駅（バス）が二つありこちらは直行便があり、北駅は楽山乗換、成都行きです。

犍為から成都行き直行バスの乗車券。

３時間３５分掛かって成都に着きました。成都には長距離バス駅が１３もあり皆郊外にあります。都心の混雑を避け、高速の入口近くにあります。一番遠い所に着いたようだ。ホテルまでタクシー３０元

列車の中で車掌さんが売りに来た。駅の売店は２０元、車掌は１５元美しい景色の中を蒸気機関車が走っています。１５枚１冊、３シリーズ有ります。これは最新版。

各車両に乗っている車掌が切符を売る。一駅５元、二駅以上１０元。

このＤＶＤで中国四川の山の中にＳＬが走っているのを知り、ぜひ乗って見たいと思っていました。やっと実現出来て満足しています。

この旅行記へのコメント （2）

• 一休さん 2017/12/11 08:05:11

  人糞

  25年～30年前、夫婦で団体中国旅行をしていて列車の窓から見た景色が畑に人糞をまく光景でした。日本の昔を思い出し又、今懐かしく拝見しました。
  　　　一休

  中国の風景さん からの返信 2017/12/11 08:45:52

  Re: 人糞

  この旅行は成都からバスで楽山へ、楽山からバス、途中渡し舟、バイクを乗り継いで芭石鉄道へ辿り着く。また現地で１泊し芭石鉄道を歩いて撮影現場へと苦労した事を思い出しました。今ではもう行く元気も体力もありません。