鎌倉鶴岡八幡宮－2010年秋

2010/11/20 - 2010/11/20

　鎌倉市雪ノ下に鎮座する鶴岡八幡宮は源頼朝が創建した三大寺で唯一現存している。頼朝創建時からあったとされた大銀杏も春先の嵐で倒木し、上宮から見る鶴岡八幡宮の境内の様子も変わった。鶴岡八幡宮境内には銀杏の木はないのかというとそうではない。舞殿の北側にも銀杏の大木があるし、国宝館の庭にも銀杏の木が聳えている。
　どうやら、鎌倉の町では銀杏の木は寺社か廃寺跡にあり、街路樹は少ないようだ。まれに学校の校庭端にも植えられている。例外は二階堂獅子舞の銀杏林だろうか。荏柄天神社では銀杏（ぎんなん）を拾い集めて実を配るようだから、古来から特別な木であったのであろう。仏教の伝来に伴って銀杏の木が中国から日本に持ち込まれたのは平安後期から鎌倉時代にかけてとされている。鶴岡八幡宮の大銀杏が樹齢1000年を越えるとしたら、初期に日本に渡ってきた銀杏に遅れないことになる。残念ながら、大銀杏は幹が空洞になっていて年輪を数えることができなかったと聞いた。銀杏の木は人の手で移植して繁殖していくようであるから、常識的には八幡宮が鶴岡に遍座してから植えられたと考えるべきであろう。その移植された木がどのくらい経った成木であったかが問題となろう。治承4年（1180年）に遍座したのであるから、810年前のことである。したがって、900年を越えない程度の樹齢であったとするのが妥当なところであろうか。
（表紙写真は鶴岡八幡宮随身門）

エリア 鎌倉(神奈川)

鶴岡八幡宮北側の欅の木。

鶴岡八幡宮北側の欅の木。

鶴岡八幡宮北側入り口。

鶴岡八幡宮北側の回廊。

鶴岡八幡宮北側の回廊。

鶴岡八幡宮随身門。

鶴岡八幡宮北側の回廊に納められている神輿。
年末年始、節分の頃、春の鎌倉まつり、秋の例大祭など神輿がこの場で見られないこも多い。

鶴岡八幡宮北側の回廊に納められている神輿。

鶴岡八幡宮北側の回廊に納められている神輿。

鶴岡八幡宮北側の回廊に納められている神輿。

鶴岡八幡宮北側の回廊に納められている神輿。

鶴岡八幡宮北側の回廊に納められている神輿。

鶴岡八幡宮北側の回廊に納められている神輿。全部で7基ある。

鶴岡八幡宮本殿と拝殿。

鶴岡八幡宮随身門裏手の青鬼の彫刻。

鶴岡八幡宮随身門裏手の緑鬼の彫刻。

鶴岡八幡宮随身門裏手の赤鬼の彫刻。

舞殿の北側の銀杏の大木。

鶴岡八幡宮若宮。

鶴岡八幡宮若宮。

鶴岡八幡宮若宮。

鶴岡八幡宮若宮。

鶴岡八幡宮若宮控室。

鶴岡八幡宮若宮控室。

鶴岡八幡宮若宮控室。

鶴岡八幡宮若宮控室。

鶴岡八幡宮若宮控室前の古木。

鶴岡八幡宮若宮控室前の古木。

鶴岡八幡宮若宮控室前の古木。

柳原神池のもみじ。

柳原神池の木々。

柳原神池のもみじ。

舞殿と手水舎。

舞殿と手水舎。

柳原神池の架かる赤橋。

柳原神池の架かる赤橋。

柳原神池あたり。

鶴岡八幡宮若宮。

柳原神池のもみじ。

由比若宮遥拝所。

鶴亀石。

柳原神池あたり。

白旗神社。

白旗神社。

鎌倉国宝館の銀杏の木。

白旗神社鳥居。

流鏑馬馬場。

白旗神社鳥居。

鶴岡幼稚園。

鶴岡幼稚園。

鶴岡幼稚園。

旗上弁才天社。

旗上弁才天社の橋。

さざれ石。

斎館。

斎館。

斎館。

斎館。

斎館。

斎館。

斎館。

斎館。

研修道場。