プリー旅行記(ブログ) 一覧に戻る
前回のインド旅の旅行記もまだ書き終えていないにまたインドへ。<br />好きになったのか?いやそうじゃないと思う...<br />忘れ物を取りに戻った...ような感じかも。<br /><br />◆プリー<br />◆コナーラク<br />◆ブヴァネシュワル<br /><br />3月に初めてインドを訪れたときに一番印象に残ったのがオリッサ地方です。<br />プリーのジャガンナート寺院はヒンドゥー教徒しか入ることが許されませんが、年に一度のラタ・ヤトラ祭ではご本尊のジャガンナートが外に出てきます。<br />ジャガンナートとバララーマ(兄)、スバドラー(妹)の3兄弟が大きな山車に乗せられてグンディチャー寺院までの道のりを練り歩きます。<br />全行程9日のお祭りですがこの山車を引く日がいちばん盛り上がり、ケガ人はもちろんのこと死人が出るほどだそうです。<br />ちょっと怖い...<br />「ラタ・ヤトラ祭が見たい!」というのがこの旅の計画のはじまりでした。<br /><br />コルカタ・ハウラー駅から夜行列車でプリーへ向かいます。<br />ヴィシュヌプルからの列車で引いた風邪が悪化していくのがわかりましたが、快適なAC1等車で熟睡できました。<br />祭りの前日にプリーへ到着。<br />宿泊は日本人が集まる「サンタナ・ロッジ」と同系の「ホテル・サンタナ」を選びました。<br />理由は祭の情報収集がし易いかと思ってです。<br /><br />オーナーは日本にも住んでいたことがあるので日本語も達者です。他にも日本人の方々が祭りを見に行く際の注意点を教えてくれたので不安は解消♪<br />祭には桟敷席なるものがあるらしいがチケットは前日ではもう手に入らないだろうとのことでした。<br />当日は混雑しているので、山車の写真を撮るならば今日がいいよと言われ寺院まで行くことに。<br />すでに参道は交通規制されていてオート・リキシャを降りてから寺院まで1kmほど歩きました。<br />ほぼ完成した山車の周りをうろついていると私の名前を呼ぶ人が...前回のプリー訪問の際に出会ったおじさんでした。よく名前まで覚えているもんだとびっくり!<br />前は良い人か悪い人か疑心暗鬼で心を開けなかったけど、何の魂胆があるにせよ(まだ疑ってる)その記憶力には敬意を表します。<br />祭の桟敷席のチケットのことを聞いてみたら手に入るとのこと、おじさんと一緒に買いに行きました。<br />チケットが本物かニセモノかの判断はつかなかったけどニセモノでも潜り込んでやるつもりで購入、価格はサンタナで聞いていたのより安かったです。<br />その後も散歩に付き合ってくれてたおじさんは「良い人?悪い人?」...私にとっては良い人でした。<br /><br />祭当日、私の風邪は進行中。<br />インドのタイガーバームを全身に塗ったらなんか身体がすっきりしたような気がして鼻をたらしながら元気に祭へ!<br />昨日よりも交通規制は激しくすごい人出、桟敷席のある建物にたどり着くまでに寺院を大きく迂回しなければなりませんでした。<br />人波に流されながらも無事到着、桟敷席のある建物にもなにごともなく入ることができました。<br />しかし到着したのが遅かったため良い席はすでに取られています。<br />下界の無秩序に比べて高いチケットを買って桟敷席で観覧する人たちには多少なりとも譲り合いの精神があり、私が後ろのほうから見ていると場所を譲ってくれる人も。<br />たくさんの人が熱中症の為か担架で運ばれていきます。<br />だらだらといつ何が起こるやらわからない祭でしたが、ご本尊が出てきた時と王様がやって来た時と山車が動き始めた時の盛り上がりはすごかったです。<br />「ジャーガナー、ジャーガナー」(私にはそう聞こえた)と連呼して手を上げる群衆はなんだか怖かった。<br />山車が通り去った後にはおびただしい数のサンダルが残りました。<br />【動画】<br />↓↓↓↓<br />http://www.youtube.com/watch?v=meV9l9PIFbs<br /><br />祭の翌日はデリーへ飛ぶためにブヴァネシュワルへ向かいます。<br />夕方のフライトまで時間があるのでコナーラクと動物園に寄りました。

ふたたびインド:オリッサ★ラタ・ヤトラ祭

4いいね!

2010/07/12 - 2010/07/14

11位(同エリア15件中)

旅行記グループ インドの旅(1)

0

47

edan

edanさん

前回のインド旅の旅行記もまだ書き終えていないにまたインドへ。
好きになったのか?いやそうじゃないと思う...
忘れ物を取りに戻った...ような感じかも。

◆プリー
◆コナーラク
◆ブヴァネシュワル

3月に初めてインドを訪れたときに一番印象に残ったのがオリッサ地方です。
プリーのジャガンナート寺院はヒンドゥー教徒しか入ることが許されませんが、年に一度のラタ・ヤトラ祭ではご本尊のジャガンナートが外に出てきます。
ジャガンナートとバララーマ(兄)、スバドラー(妹)の3兄弟が大きな山車に乗せられてグンディチャー寺院までの道のりを練り歩きます。
全行程9日のお祭りですがこの山車を引く日がいちばん盛り上がり、ケガ人はもちろんのこと死人が出るほどだそうです。
ちょっと怖い...
「ラタ・ヤトラ祭が見たい!」というのがこの旅の計画のはじまりでした。

コルカタ・ハウラー駅から夜行列車でプリーへ向かいます。
ヴィシュヌプルからの列車で引いた風邪が悪化していくのがわかりましたが、快適なAC1等車で熟睡できました。
祭りの前日にプリーへ到着。
宿泊は日本人が集まる「サンタナ・ロッジ」と同系の「ホテル・サンタナ」を選びました。
理由は祭の情報収集がし易いかと思ってです。

オーナーは日本にも住んでいたことがあるので日本語も達者です。他にも日本人の方々が祭りを見に行く際の注意点を教えてくれたので不安は解消♪
祭には桟敷席なるものがあるらしいがチケットは前日ではもう手に入らないだろうとのことでした。
当日は混雑しているので、山車の写真を撮るならば今日がいいよと言われ寺院まで行くことに。
すでに参道は交通規制されていてオート・リキシャを降りてから寺院まで1kmほど歩きました。
ほぼ完成した山車の周りをうろついていると私の名前を呼ぶ人が...前回のプリー訪問の際に出会ったおじさんでした。よく名前まで覚えているもんだとびっくり!
前は良い人か悪い人か疑心暗鬼で心を開けなかったけど、何の魂胆があるにせよ(まだ疑ってる)その記憶力には敬意を表します。
祭の桟敷席のチケットのことを聞いてみたら手に入るとのこと、おじさんと一緒に買いに行きました。
チケットが本物かニセモノかの判断はつかなかったけどニセモノでも潜り込んでやるつもりで購入、価格はサンタナで聞いていたのより安かったです。
その後も散歩に付き合ってくれてたおじさんは「良い人?悪い人?」...私にとっては良い人でした。

祭当日、私の風邪は進行中。
インドのタイガーバームを全身に塗ったらなんか身体がすっきりしたような気がして鼻をたらしながら元気に祭へ!
昨日よりも交通規制は激しくすごい人出、桟敷席のある建物にたどり着くまでに寺院を大きく迂回しなければなりませんでした。
人波に流されながらも無事到着、桟敷席のある建物にもなにごともなく入ることができました。
しかし到着したのが遅かったため良い席はすでに取られています。
下界の無秩序に比べて高いチケットを買って桟敷席で観覧する人たちには多少なりとも譲り合いの精神があり、私が後ろのほうから見ていると場所を譲ってくれる人も。
たくさんの人が熱中症の為か担架で運ばれていきます。
だらだらといつ何が起こるやらわからない祭でしたが、ご本尊が出てきた時と王様がやって来た時と山車が動き始めた時の盛り上がりはすごかったです。
「ジャーガナー、ジャーガナー」(私にはそう聞こえた)と連呼して手を上げる群衆はなんだか怖かった。
山車が通り去った後にはおびただしい数のサンダルが残りました。
【動画】
↓↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=meV9l9PIFbs

祭の翌日はデリーへ飛ぶためにブヴァネシュワルへ向かいます。
夕方のフライトまで時間があるのでコナーラクと動物園に寄りました。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
3.5
グルメ
3.0
ショッピング
4.0
交通
4.0
交通手段
鉄道 タクシー
  • ホテル・サンタナは町の中心からはちょっと遠いです。

    ホテル・サンタナは町の中心からはちょっと遠いです。

  • ホテルの屋上からの眺めはよいです。

    ホテルの屋上からの眺めはよいです。

  • ジャガンナート寺院への参道を歩きます。

    ジャガンナート寺院への参道を歩きます。

  • ジャガンナート寺院の前の図書館です。

    ジャガンナート寺院の前の図書館です。

  • 図書館の屋上からはジャガンナート寺院がよく見えます。

    図書館の屋上からはジャガンナート寺院がよく見えます。

  • ジャガンナート3兄弟が乗る山車が準備されています。

    ジャガンナート3兄弟が乗る山車が準備されています。

  • この綱で山車を引きます。

    この綱で山車を引きます。

  • 黒い顔のジャガンナート<br />真ん中が妹のスバドラー<br />白い顔の兄バララーマ

    黒い顔のジャガンナート
    真ん中が妹のスバドラー
    白い顔の兄バララーマ

  • 祭当日、よい天気!暑い!

    祭当日、よい天気!暑い!

  • ご本尊様が運び出され...<br />王様がやって来て...<br />王様が帰って行き...<br /><br />山車が動き出すまでにはずいぶん時間がかかります。

    ご本尊様が運び出され...
    王様がやって来て...
    王様が帰って行き...

    山車が動き出すまでにはずいぶん時間がかかります。

  • すごい数の人・人・人。<br />祭の様子はテレビで生中継されています。

    すごい数の人・人・人。
    祭の様子はテレビで生中継されています。

  • 「茶色い水」が散水されています。

    「茶色い水」が散水されています。

  • 担架がひっきりなしに倒れた人を運んでいきます。

    担架がひっきりなしに倒れた人を運んでいきます。

  • 山車が動き始めました。桟敷席も盛り上がります。

    山車が動き始めました。桟敷席も盛り上がります。

  • 警官は武力行使。

    警官は武力行使。

  • 人の波がうねり、山車が引かれてきました。

    人の波がうねり、山車が引かれてきました。

  • 最初にやってきたのはスバドラーかな?

    最初にやってきたのはスバドラーかな?

  • 時々止まって軌道修正され、また動き出します。<br />上も下も大騒ぎ。

    時々止まって軌道修正され、また動き出します。
    上も下も大騒ぎ。

  • 山車の上から何かが撒かれていました。

    山車の上から何かが撒かれていました。

  • ちょっと間が空いてバララーマがやってきました。<br />桟敷席の人たちも次のジャガンナートの山車を引くために下に降りて行きます。

    ちょっと間が空いてバララーマがやってきました。
    桟敷席の人たちも次のジャガンナートの山車を引くために下に降りて行きます。

  • ジャガンナートの名を叫びながら両手を上げだしました。<br />ついにジャガンナートの番です。<br />ちょうど雨が激しく降り始めました。<br /><br />動画<br />http://www.youtube.com/watch?v=meV9l9PIFbs

    ジャガンナートの名を叫びながら両手を上げだしました。
    ついにジャガンナートの番です。
    ちょうど雨が激しく降り始めました。

    動画
    http://www.youtube.com/watch?v=meV9l9PIFbs

  • 3基の山車が通っていった後...<br />雨が降って気温も少し下がりました。

    3基の山車が通っていった後...
    雨が降って気温も少し下がりました。

  • たくさんのサンダルが散乱、拾って履いて帰る人の姿も。<br />今回の祭で1名が山車に轢かれて死亡したそうです。

    たくさんのサンダルが散乱、拾って履いて帰る人の姿も。
    今回の祭で1名が山車に轢かれて死亡したそうです。

  • 祭の翌日、車をチャーターしてブヴァネシュワルの空港に行く前にコナーラクへ寄り道することにしました。

    祭の翌日、車をチャーターしてブヴァネシュワルの空港に行く前にコナーラクへ寄り道することにしました。

  • 2度目ですがやっぱりこのスーリヤ寺院は見ごたえがあります。

    2度目ですがやっぱりこのスーリヤ寺院は見ごたえがあります。

  • 前回立ち入れなかった部分に入れるようになっていました。材質の違う石で作られた神様の像を近くで見ることができました。

    前回立ち入れなかった部分に入れるようになっていました。材質の違う石で作られた神様の像を近くで見ることができました。

  • 以前は中を覗き込むことができた正面の門には近寄ることができなくなっていました。

    以前は中を覗き込むことができた正面の門には近寄ることができなくなっていました。

  • 大きなチャリオットを画面に収めようと四苦八苦...

    大きなチャリオットを画面に収めようと四苦八苦...

  • ブヴァネシュワルの動物園です。

    ブヴァネシュワルの動物園です。

  • やたら広いようだけど...動物の種類は少ないです。<br />そしてインド人に動物並みに写真を撮られる...

    やたら広いようだけど...動物の種類は少ないです。
    そしてインド人に動物並みに写真を撮られる...

  • ライオンも暑そう。

    ライオンも暑そう。

  • 象に頭をなでてもらっています。

    象に頭をなでてもらっています。

  • ホワイトタイガーの水浴び姿。

    ホワイトタイガーの水浴び姿。

  • みんな水浴び。

    みんな水浴び。

  • サファリのなかを走るバスに乗ってみました。ドアを閉めずに走ってみたり、猛スピードで爆走したりスリル満点です。

    サファリのなかを走るバスに乗ってみました。ドアを閉めずに走ってみたり、猛スピードで爆走したりスリル満点です。

  • ライオンやトラの餌になるシカたち。

    ライオンやトラの餌になるシカたち。

  • 暑いのでライオンたちもやる気なしの様子。襲われなくてよかった。

    暑いのでライオンたちもやる気なしの様子。襲われなくてよかった。

この旅行記のタグ

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

旅行記グループ

インドの旅(1)

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

インドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
インド最安 15円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

インドの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP