2010年 春 スコットランド蒸留所訪問記 五日日

2010/02/27 - 2010/03/10

スコットランドの蒸留所を巡って来ました。

今日はキャンベルタウンの蒸留所を巡り最終的にはオーバンへ向かいます

■蒸留所：スプリングバンク、グレンガイル、オーバン
■宿泊先：Strumhor

エリア イギリス

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ

早朝にキャンベルタウン (Campbeltown)のスタンディングストーンを見に行きます。街の北側にある丘の上、ちょうど良い朝の散歩になりました。

朝食は今日も「ブリティッシュブレックファースト」です。大豆のトマト煮が新しく加わりました。

スプリングバンク蒸留所 (Springbank distillery)はWEBで予約できます。
http://www.springbankwhisky.com/

ただし蒸留所への入場券は、事前に市内にあるケイデンヘッド酒店で買う必要があります。
http://argyll.wmcadenhead.com/

ボルガムストリートにあり、宿から一本道でたどり着きます。老舗酒屋なので、レアなカスクやグッズがたくさん販売されていますが、蒸留所見学後に再びここに戻って来ますので、今は購入を控えましょう。

入場券を購入後、蒸留所まで自分で歩いてゆきます。キャンベルタウンで一番高い教会の脇が蒸留所なのですぐわかります。徒歩五分程度。

蒸留所に着くと、受付へ一旦立ち寄り訪問の趣旨を告げます。するとビジターセンターで待つように言われますので、しばし待ちましょう。

待つ間に周囲の空き地に転がっている樽を見学するのも良いでしょう。

倉庫も見学させてもらえます。６段積みのウェアハウスは壮観です。

見学の詳細はこちらです
https://4travel.jp/travelogue/10446220

事前に申し込むと、グレンガイル蒸留所 (Glemgyle Distillery)の見学もできます。

この後再び酒屋さんケイデンヘッドに戻り試飲が行われます。全行程１時間程度です。有料で８ポンドだったかな？（グレンガイル蒸留所見学を含む）

詳細はこちらです
https://4travel.jp/travelogue/10446223

市内にはグレンスコシア蒸留所もありますが、この時期は見学を受け入れてはいませんでした。

昼食はすぐ近くにあるカフェでサンドイッチをテイクアウトします。

キャンベルタウンを後に次の目的地、オーバン (Oban)へ向かいます。

キャンベルタウン → A83 → ロッホギルヘッド → A816 → オーバン。
大体３時間の旅です。

A816の街道沿いは遺跡の名所ばかり。街道が狭いので近くには駐車スペースが用意されています。

駐車スペースにはこのような看板が設置され、見学にとても分かりやすいです。

見事なスタンディングストーンが並びます

すぐ近くにある「Temple Wood」と呼ばれる有名なストーンサークル。こういう史跡に気軽に接しれるのは素敵ですね。

足元は羊のフンばかりで、歩くのが大変ですけど、、、

同じA816沿い、バラバリン (Barravullin)の手前の入り江にあるスタンディングストーン。とても細く高いストーンです。

オーバンは港街。今回の旅で訪ねて来た街の中でも比較的大きな街です。人もたくさんいました。

ここまで大体３時間。道も走りやすく気持のよいドライブでした。

オーバン蒸留所 (Oban Distillery)はオーバンの街の中心にあります。
これだけ街中にある蒸留所も珍しいです。

http://www.discovering-distilleries.com/oban

一番遅い１５時半からのツアーを事前に予約しました。５ポンドでした。
　

オーバン蒸留所もフル稼働中。

この蒸留所は観光コース に組み込まれている為、一般の観光客の方々と
一緒に施設内を回りました。初心者向けのツアーでしたが、分かり易くて十分楽しめました。

見学した詳細はこちらです
https://4travel.jp/travelogue/10446225

蒸留所見学を終えて今夜宿泊のB&Bへ向かいます。
B&Bは夕食が無いため、オーバンの町で夕食を買い込みます。
とはいえ、定番のF&Cですが、、、、

今夜の宿泊は、オーバンの街から５キロほど離れた静かな入り江に佇むB&Bを選択。レンタカーで移動する旅なので、普通の旅行者があまり宿泊することができない場所に泊まれることがうれしいです。この宿もそんな感じの宿です。

Strumhor
http://www.strumhor.co.uk/

目の前の入り江と古い橋、眺めの良いリビング、、、何もかも上質なおもてなしです。

Strumhor Pronounced "Stroo-vor".It means "Big-stream"

目の前の入り江は潮流の満ち引きに合わせ、激流が描かれています。ずっと眺めていたくなる、そんな光景です。

部屋はWi-Fi対応。こざっぱりとしていて女性向きかな？部屋数は３部屋のみ。

シャワートイレは共同ですが、とてもきれいで大満足。

アメニティーも充実、ウェルカムコーヒーサービスもあり。朝食付きで３０ポンドは安いです。

ご主人は数年間日本で働いたことがあるそうで、日本語も少しOK。とてもリラックスできました。