神々の島を奏でる足音 in バリ島★2009　10　5日目【バリ島】　

2009/04/26 - 2009/05/02

旅行５日目。
海まで徒歩圏内のHOTELに宿泊していながら、まだ１度もビーチまで行ってないことに気づき、散歩がてらカメラを片手に行って出発♪
波が高くて砂浜もキレイではなく、どちらかと言えばサーフィンを楽しむ人向きだったけれど、海から流れてくる潮の香りや波の音、少し湿った砂浜を踏みしめながら歩くのは、やっぱり気持ちが良かった。
少し雲が多いのが残念だったけど、時々顔を覗かせる太陽の日差しが海をキラキラと輝かせていた。

エリア バリ島(インドネシア)

部屋の前のキッズプールから、子供たちの甲高いハシャギ声が聞こえて目が覚めた。

オール シーズン バリ レギャン ホテル ホテル

HOTELで簡単に朝食を済ませて、今日は歩いて近くの海を目指すことに。

その前に洗濯物を持って、HOTELを出てすぐ右の細い１本道にあるランドリーへ。

わずか数メートルで到着するランドリーは、美容室の副業。
洋服の種類によって値段は違うけど、HOTELで頼むより断然お値打ちで24時間で仕上がる。
今回は８品預けて39.000Rp。
預ける際に、Tシャツ○点、ワンピース○点…と点数を確認し控えてくれるけど、受けとる時に必ず自分で点検しないと過不足が生じる場合があるので(夫のタオルが知らないTシャツに変わっていた)ご注意を。

再び、HOTEL前を横切ってパドマ通から海を目指す。

重ねて積み上げられた沢山のチャナン。
色鮮やかな花が敷き詰められ可愛らしい。

TAXIがズラっと並ぶ奥から、僅かな潮の香りが…海はすぐそこ♪
ここに並んでいるTAXIはパッと見、優良の“BLUE　BIRD　TAXI”ばかりに見えるけど、よく見ると“TAKSI”と書かれたニセモノが大半だった(笑。

ビーチの最初の印象は…サーファーばっかり。

クタビーチ ビーチ

レンタルサーフボード屋がいるけれど、ここに来る大半の人は自分でサーフボードを抱えて歩いているので暇そうに見えた。
バリ島の海へ行くと、モノ売りやマリンスポーツ関連の客引きばかりで大変という話をよく耳にしていたけど、このビーチは大丈夫みたい。

クタビーチ ビーチ

パラソルはあっても、誰も寛ぐ姿はナシ。

クタビーチ ビーチ

ココを行きかう人は、サーファーかジャランジャラン目的の人のみ。
思いのほか波が荒く、南国リゾートの海というよりは、日本の海に近い雰囲気。
砂浜にもチャルが供えられていたのが印象的だった。

クタビーチ ビーチ

雲が多いけれど光の筋とバッチリ合えば、南国チックな青空に出会える。

クタビーチ ビーチ

裸足になって砂の感触を踏みしめた。

クタビーチ ビーチ

波打ち際を歩く老女。

クタビーチ ビーチ

光の加減で、海の色が何層にも輝く。

クタビーチ ビーチ

サングラス＆サンバイザーが、ジャランジャランする人々の定番スタイルらしい。

クタビーチ ビーチ

影の中央辺りで丸く見えるのは、砂と同色の小さな蟹。
せっせと砂を丸めて運んで穴を広げているらしく、穴の周りは小さな砂団子が沢山できていた。

クタビーチ ビーチ

ビーチのすぐ横には歩道があり、道沿いに並ぶプルメリアが美しく咲き誇っていた。

ビーチ沿いの道には分別用のゴミ箱が設置されている。

パドマHOTELの脇道から宿泊しているHOTELに戻る事にしたけど、この道が思いのほか狭くて汚い。

ただでさえ狭く細い道を、スピードを落とさずに原付に乗ったまま走ってくる人が！
ビーチへの抜け道として便利なようで、結構人通りが多いらしく、長いサーフボードを抱えた人と何度もすれ違った。

数メートルの高い壁に囲まれクネクネと入り組んだ細い道…圧迫感があり、夜は絶対に通りたくない。

やっと出口♪

HOTEL近くでTAXIを拾い、ガイドブックに載っていた“JOGER”というバリの人に人気のTシャツ屋を目指す。

思いのほか立派な建物で、大きな荷物は持ち込めないから入口で預けていく。

この看板はブランド別なのか、ただデザインが飾られているのかわからないけど、Tシャツのデザインは看板のようなプリントが多くて微妙だった。
ブランドのニセモノや、ビールのロゴTシャツに飽きた人は、バリ人好みを探しに行っても面白いかも。

なぜか店に入る時に貼られるJOGERシール。
店内は驚くほど広く、カテゴリーごとに分かれていてぐるっと周るように出来ている。
最初は観光客向けの土産物ばかりの部屋だけど、珍しいものがあるわけでも安いわけでもなかった。
小さな池を越えた奥の建物にはメインのTシャツ屋が。店内は小部屋がいくつも有り、色やデザイン別に綺麗に並べられ、子供服から大人まで幅広く揃えている。
客層は地元の人が大半で、ずば抜けて安いわけではないのに次々とカゴに家族分のTシャツをほおり込むバリの人々…まさにユニ●ロ状態(笑。
Tシャツ屋の建物の一角には、めちゃくちゃ高額な中国家具や雑貨を販売するスペースもあったり…と不思議な店だった。

このあとは少し距離があるけど、ジャランジャランも兼ねてマタハリデパートへ。
交通量の多い道にも美しいヒンドゥー建築物がいくつも建っていて、TAXIに乗っていると気付かないような、バリの街を優しく見守る神々の姿があった。
続きは11へ。