神々の島を奏でる足音 in バリ島★2009　02　2日目【バリ島】

2009/04/26 - 2009/05/02

バリ滞在２日目。
バリ特有の強い日差しと青々と透き通る空、街の喧噪、海の音が身体に響くなか…小さな島に根付いた独特の文化を垣間見る。
HOTEL近くのレンタバイク屋で原付をレンタルして、クタ・レギャン・スミニャックを周り、時々自分の足で確かめてみる賑やかな世界。
目に映る全てが興味深く、耳に飛び込んでくる音が面白いバリ島散策の始まり♪

エリア バリ島(インドネシア)

• 航空会社: シンガポール航空

深夜到着だったので、朝になってから改めてHOTELを見学。
今まで宿泊したことが無いタイプのデザインHOTELで、全体的にスタイリッシュな印象。

オール シーズン バリ レギャン ホテル ホテル

正面玄関から階段を上がっていくと…(右側にはスロープがあり、スーツケースやベビーカーもOK)

オール シーズン バリ レギャン ホテル ホテル

お洒落な色づかいが印象的な開放感あふれるロビーになっている。

オール シーズン バリ レギャン ホテル ホテル

ロビーの左手側には、HOTEL内で１軒だけのレストランBarが。

オール シーズン バリ レギャン ホテル ホテル

朝食はビュッフェ形式で品数はまぁまぁあるけれど中華系と洋食のみ。
日替わりで数品違うものが提供されるものの、数日滞在すれば飽きてしまうのが残念だった。

オール シーズン バリ レギャン ホテル ホテル

そしてロビーを突き抜けていくと…真正面にどぉーん！と縦長のプールが登場。
全室：テラス(１階は入口扉)からプールが見渡せるので、小さい施設ながらもリゾート感たっぷり♪

オール シーズン バリ レギャン ホテル ホテル

プールの左側にはプルメリアの木が植えてあるので、若干日陰ができ、炎天下でも泳げるのがうれしい。

オール シーズン バリ レギャン ホテル ホテル

私たちが滞在した部屋の前にはデッキチェアが２台設置してあったけれど、長期滞在しているおじいちゃんのお気に入りの椅子らしく、朝から夕方まで１日中寛いでいるので全く座る事が出来ず。

オール シーズン バリ レギャン ホテル ホテル

２階はあまり光が差し込まず、ただ扉が並んでいるだけのアパートのような印象。
そのかわり２階＆３階テラスには椅子が設置されているので、プールを見下ろしながら寛ぐ事もできる。

オール シーズン バリ レギャン ホテル ホテル

今日はHOTEL周辺を把握するため近くのレンタバイク屋で原付を借りる事に。
AM9：00-18：00までで50.000Rpで、ヘルメットも２個貸してくれた。

最初に向かったのはパドマHOTELを越えた先にあるビーチ。
充分歩いて行ける距離なので、サーフボードを片手に裸足で歩いている人の姿も多い。
バリの男たちが見つめる先には、真っ青に透き通る空と海、囁く波の音…熱い空気のせいか、ゆるやかで気だるい雰囲気が漂っていた。

クタビーチ ビーチ

ビーチ周辺でよく見かけたのが、サーフボードを積める特殊装具付きの原付。

葉の重みで弓なりに反った姿は、まるで羽根を広げたように見える。

バリの街なかを歩くと、美しい細工が施された門が印象的なバリヒンドゥー寺院を頻繁に見かける。
誰にでも解放されている場所じゃなくて町内・家族単位の大切な場所なので、普段扉は固く閉ざされていて中を覗く事は出来ないし、もし開いていても勝手に立ち入る事は許されない。

１日に数回行われる神々へのお供え。
狭い路地を通りかかったとき、タイミング良く扉が開いていたので近づいてみる。

目いっぱい望遠にしてギリギリの所から観察してみたら、扉の先には所狭しと建物が並び、正装をした女性が各所に“チャナン”と呼ばれるお供え物を並べていた。

お供えには“チャル”と呼ばれる地面に直接置くモノと、先程の“チャナン”と呼ばれる高い場所に置くモノとがあり、内容に大きな差は無い。
チャルは歩道や車道などに置かれていることが多いため、通行人の障害になり、供えられたあとのチャルは踏まれたり、蹴飛ばされたり…と散々な姿になっていることも。
日本人なら丁寧に取り扱うけれど、そこはバリ人の考え方なのか“供える”行為に意味がある様子。

土産購入に便利な、観光客御用達のマタハリデパートをぷらぷら。
１階にスーパーマーケットが入っているので、私の目当てはマンゴスチン購入♪

マタハリ デパート クタ店 百貨店・デパート

マタハリデパートの目と鼻の先にあるのが、様々なブランドが並ぶクタ・スクエア。

クタ スクエア ショッピングセンター

周辺には土産物屋が並ぶものの、この炎天下では人の姿は少なく、客引きでさえも日陰へ避難中。

バリでは村単位や町内のような狭い地域ごとに必ず３つの重要な寺院があり、ヒンドゥー三大神(トゥリムルティ)と呼ばれる、火…ブラフマ神・水…シヴァ神・土…ヴィシュヌ神を各寺に守護神として祀っている。
更に各家々には敷地内に、家族寺と称されるプライベートな寺を所有していて、この家族寺はバリ島の中心にそびえる、神が宿ると言われている聖山：アグン山側に通常造られている。

邪悪なものを寄せ付けないと入口を守る事が多い、ハヌマンと呼ばれる猿の神様。
外から見ただけではパッと見、どの神を祀った寺院なのか判断がつかないけれど白・黒・赤がそれぞれの神を象徴する色とされ、この色が寺院の祭壇を飾る布や境内に立てられるおりに、お供えの基本色としてよく使われているそう。

建物扉はシンプルだけれど、上部に神様のつかいとして有名な聖獣：バロンが施されている。

交通量が多い大きな道路の中央で、チャルを供える女性の姿があった。
車やバイクがすぐ脇を走り抜けていくなか、清らかで神聖な雰囲気が漂う。
バリの美しき日常の光景。

原付で移動をして、洗練されたショップが多く立ち並ぶスミニャックに到着。

とあるHOTEL入口で見かけたチャナンを供える女性。
HOTELの家族寺といったところだろうか。
下に巻かれている白×黒の格子模様の布は一種の魔除けを意味し、地面にいると言われている悪霊を閉じ込めると言われている。
地面に直接置くチャルは、悪霊に“悪さしないで”と、なだめる為に供えているのだとか。

お洒落な雰囲気に惹かれて、スミニャックのオベロイ通り中程にあるモロッコ料理レストラン：カイマ隣に位置する“Cafe Bali”でランチをすることに。

カフェ バリ カフェ

Cafe Bali
住所：Jl.Laksmana(Oberoi),Seminyak,Bali,Indonesia
Tel：[phone]
営業時間：AM7:00-翌AM0:30 無休

カフェ バリ カフェ

入口にはテラス席もあり、西洋人客が多いのが特徴。
ラップトップを持ち込んでいる人が多かったので、INET環境が整っているみたい。

カフェ バリ カフェ

店内に１歩足を踏み入れると、ノスタルジックなインテリアがセンス良く配置され、どこか懐かしい雰囲気が漂う。

カフェ バリ カフェ

店の奥まで進んでみると、そこにはなぜか横長のプールが。

カフェ バリ カフェ

プールの中央にはガネーシャ像が祀られ、更にプールの水の中には沈められた小さな小さなガネーシャ像の姿があった。

カフェ バリ カフェ

右手側には真っ赤なソファーが素敵な空間が広がっていて、どこを見ても絵になり超好み♪
この店のオーナーはヨーロピアン夫婦らしく、西洋人がイメージする東南アジアが上手く表現され真似したい要素がてんこ盛りだった♪

カフェ バリ カフェ

Menuはイタリアン・飲茶・巻き寿司・インドネシア料理・タイ料理・フレンチ…と国際色豊かで、創作的な要素も多くて楽しみ♪

カフェ バリ カフェ

【ビンタンBeer(小)】16.000Rp
【Hatten(グラス)】35.000Rp
バリ産のワインで赤・白・ロゼとあるけれど、今回はロゼをセレクト♪
初めてのHattenワインはロゼ好きの私のハートをギュっと掴む美味しさで、口当たりも良く、滞在中のNo.１お気に入りになった。

カフェ バリ カフェ

【サテ（牛＆豚セット)】28.000Rp
何処で食べても間違いなく美味しいサテ。
サテがあるだけでお酒がぐんぐんペースを上げて減っていく(笑。

カフェ バリ カフェ

【MAHI-MAHI FISH】69.000Rp
マヒマヒ呼ばれるこの魚…実はシイラのことで、白身で淡白な味だからクリーム系のソースをハーブで絡めたこの料理はワインにぴったり。

カフェ バリ カフェ

【PEPES IKAN】39.000Rp
魚の種類はわからないけど、西ジャワ地方の料理で野菜や調味料を魚に塗って、バナナの葉で包んで蒸し焼いたもの。
ほんのりバナナの葉の香ばしさもあり、美味しい♪
付け合わせに３種類のご飯が付いていたけれど、サテにも白米が添えられていたので、さすがに食べきれず。
ご飯が欠かせないバリ料理は、気がつけばご飯の山って事もしょっちゅうだった。

カフェ バリ カフェ

会計を頼むと、このシルバーの箱を渡してくれるのでその中にお金を入れて再度、返すシステム。
税＆サービス料が15％プラスされて合計：274.000Rpだった。

カフェ バリ カフェ

細かいお釣りはバリ特有の文化のお菓子で返却。
気がつくとお菓子の包みだらけになっているので、支払う側もお菓子払いが使えたらいいのに。

カフェ バリ カフェ

ランチ後は酔い覚ましも兼ねて、スミニャック界隈を歩いて数時間買い物することに。
目的の店には辿りつけなかったけれど、欲しかったロウケツ染めのイカットを取り扱う専門店を発見した。
種類も豊富で、商売上手なスタッフと上手く交渉すれば、周辺の店よりもお値打ちに♪
“SELY SUMBA IKAT”
住所：Jl.Raya Taman No.148,Seminyak

日差しが強くて昼間の街歩きは体力勝負だけど、スミニャックには魅力的なお店が沢山あってジャランジャランが楽しい♪
続きは03へ。

この旅行記へのコメント （2）

• saikai99さん 2009/09/22 17:23:09

  旅にトラブルあり・・・

  RiEさん　　　こんちは♪
  
  おぉぉ。。。よぅやっと重い腰が挙がりましたか(^^♪
  
  シンガポールＡｉｒ　一度搭乗しましたが（昨年クルーズの時に）　
  とてもサビースが良かったなぁ・・・
  　でもグッズはありませんでしたヨ！
  
  そして日に７度もの食事とは!(^^)!
  
  何時ものことながらのんべぇ夫妻（失礼!）のユニークな旅
  　素敵なバリバカンス♪でしたね
  
  RiEさんのハワイ以上の青空と海を見れば行きたい病が騒ぎ　　　
  １月にと虎視眈々と狙っています
  ホテルも　グランドハイアットバリorバリハイアットです(^0_0^)
  
  西安紀行もどうにか終了しますが、、、頭の中には１１月の
  　関西旅行でイッパイなsaikai99旅大好き人間です。
  saikai99

  RiEさん からの返信 2009/09/22 18:03:43

  RE: 旅にトラブルあり・・・

  saikai99さん、こんにちわ(*^^)v
  
  西安紀行お疲れ様でした☆彡さすが、サクサクｯとお仕事が早い！
  私も色々と用事があるので、不定期便ですがなんとか頑張っていきますよ〜(笑)。
  
  シンガポール航空のサービス、いつもじゃないんですか？？
  遅延のお詫び？
  乗客数が少ないからサービス？？
  普通に配られたので「イイ航空会社はさすがｯ！」と感心していたのですが
  ウラがありそうですね(^_^メ)
  
  あの食事回数は、本気でしんどかったです。
  お酒は飲めるけど、食べモノが消化していないのでぐったり…（笑）。
  トランジットで時間があれば解消できたけれど
  ドアtoドアだったので、とにかく食べ詰めでした。
  
  > RiEさんのハワイ以上の青空と海を見れば行きたい病が騒ぎ　　　
  > １月にと虎視眈々と狙っています
  > ホテルも　グランドハイアットバリorバリハイアットです(^0_0^)
  ↑
  バリ以上の空…ですよね？
  バリの空は、カンボジアで見た空の次に感動したのを覚えています♪
  痛いくらいの日差しに、クリアな青…あの濃さは、暑くても出歩きたくなる
  不思議なPowerがあって、心躍っちゃいます(*^_^*)
  
  どちらのHOTELも素敵なトコで羨ましいです！
  バリのHOTELはリゾート感たっぷりだし、あれだけ大きなHOTELなら中だけでも十分楽しめちゃいますよね。
  
  私のお勧めは今、UP中のウブドです。
  今回は日帰りでしたが、次回は是非ウブドに宿泊したい（＾◇＾）と思う位気に入っています。
  夫婦で一致している次回の希望旅行先は“ウブド”か“チェンマイ”相変わらず古都好きです♪
  古都と呼ばれる場所に魅力を感じるので特にかもしれませんが、バリの伝統文化や優しさを感じる素敵な場所でした。
  私たちのようにシャトルバスで行ったり、値段交渉をすればTAXIをチャーターできるので（クタから１時間強）見どころたっぷりだし、面白いですよ。
  
  来年のバリ旅行のお手伝いになれるよう、頑張って旅行記UPしていきまぁ〜す♪