2009/06/09 - 2009/06/09
24位(同エリア128件中)
ショコラさん
スペイン・ピレネーでは3回のハイキングをする予定。もちろん、天候次第だけれど。
スペインに入って次の日、お天気は快晴(神さま、ありがとう~)!
というわけで、さっそく朝からハイキングへ出かけました。
目指すはオルデサ国立公園(Parque Nacional de Ordesa-y Monte Perdido)。
このフランス・スペイン国境付近一帯は、1997年に「ピレネー山脈とペルディード山」 の名で世界遺産に登録されています。
さて、このオルデサ国立公園はとても広大で、ハイキング・パスも無数にあります。それで国立公園の西部と東部のそれぞれ1ヵ所(もちろんビギナー向けパスでございます)を歩いてみることにしました。
今日は国立公園西部のパスを歩きます。
ただ、このパスの詳しいルートが手元のハイキング・ガイドでは今いちわからず、もう少し詳しい地図を手に入れるため、国立公園西の手前にあるトルラ村(Torla)へ立ち寄って行くことに。
《旅程》
□6/05 ケルン・ボン ⇒(ミュンヘン経由)⇒ トゥールーズ(レンタカー・ピックアップ)⇒ ルルド ⇒ ボーサン 〔ボーサン泊〕
□6/06 ゴーブ湖ハイキング 〔ボーサン泊〕
□6/07 ガヴァルニー・ハイキング 〔ボーサン泊〕
□6/08 ドッソー経由・プルタレ峠を越えてスペイン・ピレネーへ 〔アインサ近郊泊〕
■6/09 トルラ・ハイキング(オルデサ国立公園・西部) ⇒ アインサ散策 〔アインサ近郊泊〕
□6/10 オルデサ国立公園周辺をドライブ ⇒ アインサ散策 〔アインサ近郊泊〕
□6/11 ビエルサ近郊ハイキング(オルデサ国立公園・東部)⇒ アインサ散策 〔アインサ近郊泊〕
□6/12 ボイ渓谷(タウイ) ⇒ アルティエス 〔アルティエス泊〕
□6/13 アラン谷ハイキング 〔アルティエス泊〕
□6/14 ホテル ⇒ トゥールーズ(レンタカー返却)⇒(ミュンヘン経由)⇒ ケルン・ボン
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
-
ホテルを車で出発してしばらくすると、牛の群れに遭遇。
写真では牛に隠れていてよく見えませんが、お仕事犬がしんがりをつとめています。 -
途中で黄色のじゅうたんを発見!
菜の花かと思いましたが、ちがいました。これは何の花でしょうか? 青と緑と黄色のコントラストがとてもきれい〜。 -
30分ほどでトルラ村に着きました。
村の背後には巨大な岩山。たぶんあれが、ハイキング・ガイドの写真で見たTobacor山です。 -
トルラ村の背後に立ちはだかる岩山。迫力満点。
-
村へ入り、地図を売っていそうなお店を探します。
村の家々はみな石造りで、とても手入れが行き届いていてきれい。 -
トレッキング用品を扱うお店を発見。お店の看板には山の絵と下に「GR11」と記されています。今日わたしたちが歩こうと思っているルートも、たしかGR11のルートの一部です。
ちなみに、「GR11」とはピレネー山脈に沿って走るスペイン側のパスのことで、フランス側のパスは「GR10」です。
お店に入ってみましたが、地図はあるものの、山を縦走するような中・上級者向けのものばかり。へなちょこハイカー向けのものは見当たらず、とっとと退散。。。 -
わんこが気持ちよさそうにお昼寝中。直射日光の当たらない涼しい場所を選んでますね(笑)
-
「山小屋」という名のお店の看板。何のお店だったか忘れた。。。
-
小さなショップを発見。ここに地図も売ってるかも?
ショーウインドウにはオルデサ国立公園一帯の模型がディスプレイされています。
お店に入ると、それらしい地図がありました。地図は数種類あって、どれがわたしたちに一番向いているのかわからない。それで、お店の若い女性に「オルデサ国立公園のビギナー向けのハイキング・マップを探してます」と英語で尋ねると、1つを選んでくれました(女性は英語OKでした)。
もしかして考えているよりもっといいパスがあるかもしれないと思い、ビギナーにお薦めのパス(高低差が少なく、往復2〜3時間程度のパス)について聞いてみると、オルデサ谷に沿ったパスがいいとのことで、地図でその場所を教えてくれました。なんと、わたしたちが考えていた、ちょうどそのルートでした! このパスは川に沿った道で、滝が数箇所にあって美しいそうです。パスはずっと続いているから、適当なところで引き返すといい、とアドバイスしてくれました。ちなみに、このパスの後半は中級者以上向けのようです。
ということで、予定通りそのパスを歩くことにしました♪
そのパスは、この写真に写っている模型でいうと、U字に切れ込んだ部分です。まさに山の裂け目を歩くという感じ。
←左端のトルラ村を示す家マークが今わたしたちがいる場所。ここから山の裂け目にぶつかるところまで車で行き(正確には、裂け目にぶつかったところから右へ数キロいった場所にある駐車場まで)、そこからまっすぐ右へ歩くことになります。ちなみに、「GR11」のパスはこの裂け目に沿って走っています。 -
地図が手に入ったので、村の散策もそこそこに、車を停めている場所へもどります。
-
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とても古そうな石造りの家。数百年くらい経っていそう。
では車に乗って、まずはハイキング・パスの入り口の駐車場まで行くことにします。 -
あの岩山にだんだん近づいてきました。
景色がいいので、ちょっと車を停めて写真タイム。 -
また車に乗って少しいくと、またまたいい景色が。
で、また写真タイム。 -
寄り道しながら、ようやく駐車場に到着。
木々の緑が鮮やか〜〜。 -
では、さっそくハイキング開始!
この駐車場をまっすぐいくとパスの入り口があるらしい。
逆光で岩山が真っ黒。 -
ここがハイキング・パスの入り口です。
このとき団体さんが2組来ていて、入り口付近はにぎやかでした。 -
パスの入り口にあった、オルデサ谷の案内板。
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パスの最初にこの案内が。
右のパスは通行止め。
わたしたちが目指す滝のあるルートは矢印左のパスなので、そちらへ向かって歩きます。 -
木々の上にはあの岩山がそびえています。
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緑のアーチ♪♪
なんて綺麗なの〜〜。マイナスイオン浴びまくり。 -
パスは整備されていて歩きやすいです。
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パスのそばをサワサワと川が流れています。
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川の水はとても澄んでいます。
ちょっと触ってみたら、めちゃくちゃ冷たかった。 -
森・林・浴♪♪
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最初の滝 "Cascada de Arripas"
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さらに行くと、また滝が見えてきました。手前にも1つあるのですが、先に奥の方を見に行きました。
くの字に曲がりながら落ちてくる滝 "Cascada de la Cueva"。 -
とても美しい滝。
真上から勢いよく垂直に落ちてくる滝も迫力があって好きですが、こんなふうにジグザクに流れ落ちてくる滝も芸術的で美しいです。 -
ここの水は白濁していなくて、透き通っています。
この滝の展望ポイントにはちょっと座れるような場所があったので、ここで持参したパンとバナナでお昼にすることにしました。 -
では、手前の滝にも行ってみます。
こちらがその滝 "Cascada del Estrecho"。
ふたつに分かれた滝が滝つぼへ勢いよく落ちていきます。
滝つぼの色はなんともいえないブルー。 -
緑の世界♪♪
先ほどの滝からさらにパスを進むと、階段状になった "Gradas de Soaso" という美しい滝があるそうです。けれど、急な登り坂が続く中級者向けのパスのようで、へなちょこハイカーはそこまで行く自信なし。
新緑の中、美しい滝や川を見ながらたっぷりマイナスイオンを浴びて十分満足したので、このあたりで引き返すことにします。
でも、健脚の方はぜひ "Gradas de Soaso" まで行かれてください。写真で見たところ、素晴らしい滝のようです。 -
名残りを惜しみつつ、駐車場へ。
-
今回歩いたパスは整備されていて歩きやすく、高低差も少ないので、お散歩気分で気軽に歩けます。日陰も多いので、真夏のハイキングでも涼しいんじゃないでしょうか。
ちなみに、わたしたちが歩いたルートは往復で2時間ちょっとでした。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- MILFLORESさん 2009/11/03 04:49:39
- これがスペイン!!
- ショコラさん
カヌ太郎さんは「アラゴンで干乾びたい」と仰っていたけれど、
ショコラさんは思いっきり森林浴なさったのですね。
この緑、この滝、川の透明度、これでもスペインか!と思ってしまいます(笑)
ウエスカ県はマドリードからでは遠すぎて・・・
私はまだ未踏の地なんです。
ハイキングがちょっと苦手な我々夫婦なのですが(観光はもっぱら街)
これはMonte Perdido、是非とも行かなくては!
Ainsaの村は絶対に行くぞー (笑)
このスペイン・ピレネーの3部作、来年のカレンダーになりそうなお写真が満載ですね!
あ、夕飯21時は遅すぎましたかー
こちらじゃ早いくらいなんですがね。
お昼14時〜は大丈夫でした?
とっても気になったJanovas村。ちょっと調べてみました。
なんと、1950年代に計画されたダム建設のために、60〜84年にかけて住民は強制退去させられて村は廃墟に。
ところがその後、電力会社と州自治政府とのダム建設条件の折り合いがつかないまま計画は白紙にもどされ、つい去年まで、退去されられた村人に対する賠償に関して揉めていたようです。
過疎化で寂れていく村とは違うやるせなさを感じますね・・・
50年を経て村が森に侵食されてきている姿が、尚更のこと寂しさを感じさせます。
うーん、スペインのこんな村のこと、知りませんでした。
ショコラさんの旅行記で知って勉強になりました!
ありがとうございました。
MILFLORES
- ショコラさん からの返信 2009/11/03 15:42:18
- RE: これがスペイン!!
- MILFLORESさん、こんにちは。
コメントありがとうございます♪
ほんと、こんなに緑がいっぱい見られるとはちょっと思っていませんでした。スペインはカラッと乾いたイメージがあったから。こういう水と緑の世界もあるとは、スペインも広い!
地図を見ても、ウエスカ県はスペインの北の端ですもんね。たしかに遠い。。。
MILFLORESご夫妻はハイキングはちょい苦手だったんですね。ハイキングせずとも、ピレネーの国立公園周辺をドライブしながら、雄大なピレネーの風景を楽しむことはできそうですよん。アインサもぜひぜひ。
> このスペイン・ピレネーの3部作、来年のカレンダーになりそうなお写真が満載ですね!
えっ、ほんと?? MILFLORESさんにそういわれると、その気になっちゃうな〜(笑)。
夕飯の21時って、そちらでは早いくらいなんですかー?! ひえ〜〜。なんだか知らないけど、うちの腹時計はやたら正確で、21時まで待つのは拷問のようでした(笑)。お昼はおやつなどを食べてなんとか耐えましたです。
ところで、Janovas村のこと調べてくださったんですね。ありがとう〜。
そんないきさつがあったとは! なんか、日本のどこぞのダム(今、日本で大問題になっている)と似たような運命をたどっていたのか。。。
あの廃墟と化した村を見てとても気になっていたので、教えていただいて胸のつかえがとれました。この情報、旅行記に追記させていただきますね。
わたしこそ勉強になりました。ありがとうございました〜。
ショコラ
-
- レモンチェロさん 2009/11/02 09:16:50
- 深呼吸しちゃいました
- こんにちは!
またまた絶景〜。
写真をながめているだけでマイナスイオンたっぷり
吸収した気になっちゃいました!
レモンチェロ
- ショコラさん からの返信 2009/11/02 17:46:31
- RE: 深呼吸しちゃいました
- レモンチェロさん、
引き続きのコメント、うれしいです♪
このマイナスイオン、届きましたか?
空気が本当においしくて、肺が浄化されていくのを感じました。ピレネーで過ごした数日で、なんだか体じゅうの細胞が生き返ったみたいです♪
ショコラ
-
- カヌ太郎さん 2009/11/01 10:21:14
- オルデッサ谷
- ショコラさん
こんにちは。
図らずもパスした
オルデッサ谷を
楽しませていただきました。
緑が輝いて、水がきらきらしていて
素敵ですね。
今度ピレネーに行くときは
ここを歩いてみたいです。
やはり6月までが理想的ですね。
夏は暑すぎます。。。。
カヌ太郎
- ショコラさん からの返信 2009/11/01 11:27:19
- RE: オルデッサ谷
- カヌ太郎さん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
ハイキング・シーズンには1週間くらい早かったのでどうかなと思っていましたが、思いのほか暖かく、半袖でちょうどいいくらいでした(フリースまで持っていってたんだけど)。緑がすごく綺麗で、気持ちのいいハイキングができました。でも、6月上旬でもすでに日差しは強く、日焼け止めを塗り忘れた手の甲や足首は真っ黒になってしまった。。。
ここへのアクセスはバスはなかったと思いますが、タクシーなら問題なさそうです。ハイキング・コースの入り口(駐車場)に売店があり、そこにタクシー呼び出し用の電話もありました。
アラゴンは広いので、わたしも今回の旅では北部しか行くことができませんでした。リグロスやアルケサルにもいつか行ってみたいです。
ショコラ
-
- maki5963さん 2009/10/29 12:45:03
- 緑と水のある風景
- ショコラさん、作成中におじゃまします。
天気も良くて見てるだけで空気のきれいさが伝わってくるようです。
自然だけでなんにもなさそうな所がいいですね!
滝の水や川の流れ、緑の木々、、癒されました〜
コメントが入るのを楽しみにしています♪
maki
- ショコラさん からの返信 2009/10/29 17:38:19
- RE: 緑と水のある風景
- makiさん、こんにちは。
コメントありがとうございます〜。
ピレネーは本当に空気が澄んでいて、写真もなんだかいつもよりクリアに撮れているような気もします。ピレネーのフランス側ではお天気が不安定でしたが、スペイン側ではとてもよかったです。気温もスペイン側のほうが3〜4℃高かったような・・・。山脈の北側と南側の違いでしょうかねぇ。
ちょうど新緑の時期にあたり、緑がとっても綺麗でした。
パスは高低差がほとんどなく、気軽に歩ける、まさに「森林浴コース」でした。聞こえるのは風のざわめきと、川が流れる音と、鳥のさえずりだけ。雄大な景色を見ながらのハイキングも大好きだけど、こういう自然に包まれながらのハイキングもいいものですね。
ショコラ
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