2009/06/08 - 2009/06/08
45位(同エリア128件中)
ショコラさん
フランス・ピレネーで3泊過ごし、今日はいよいよピレネーを越えてスペインへ向かいます。
まずはスペインへ入る前に、国境の手前にある山ピック・デュ・ミディ・ドッソーを見てみたい。そしてその向かいの山の山肌を走るトロッコ列車に乗って雄大なピレネーの風景を満喫したい。でも、残念なことに、この日は朝からお天気がよくありません。それでもわずかな期待を抱いて国境へと向かいました。
《旅程》
□6/05 ケルン・ボン ⇒(ミュンヘン経由)⇒ トゥールーズ(レンタカー・ピックアップ)⇒ ルルド ⇒ ボーサン 〔ボーサン泊〕
□6/06 ゴーブ湖ハイキング 〔ボーサン泊〕
□6/07 ガヴァルニー・ハイキング 〔ボーサン泊〕
■6/08 ドッソー経由・プルタレ峠を越えてスペイン・ピレネーへ 〔アインサ近郊泊〕
□6/09 トルラ・ハイキング(オルデサ国立公園・西部) ⇒ アインサ散策 〔アインサ近郊泊〕
□6/10 オルデサ国立公園周辺をドライブ ⇒ アインサ散策 〔アインサ近郊泊〕
□6/11 ビエルサ近郊ハイキング(オルデサ国立公園・東部)⇒ アインサ散策 〔アインサ近郊泊〕
□6/12 ボイ渓谷(タウイ) ⇒ アルティエス 〔アルティエス泊〕
□6/13 アラン谷ハイキング 〔アルティエス泊〕
□6/14 ホテル ⇒ トゥールーズ(レンタカー返却)⇒(ミュンヘン経由)⇒ ケルン・ボン
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
-
国境へ向かう道D918は、想像以上のうねうね道。
これは、こ、こわい。しかもわたしたちが走るのは谷側で、怖さはさらにUP。。。(^^;)
ふだんはピン・カーブ連続でも平気な夫も、さすがに緊張して運転している様子。 -
左の山肌に横に走っているのが道です。
よくこんなところに道を造ったなぁ――なんて関心している場合ではない。。。 -
こんな崖っぷちに牛が放牧されていました。
なんか牛さんたちが不機嫌そうに見えるのは気のせい?? -
こんな切り立った断崖の道なのに、ガードレールがない〜〜!!!
ハンドルをちょっとでも切りそこなったら、間違いなくあの世行き。。。ひぃぃぃ〜〜〜。 -
このあたりには谷側にかろうじて縁石があったけれど、転落防止にあまり効果があるとは思えない。でも、ないよりはましか。
-
ヴァランタン谷(vallee du Valentin)付近。
荒々しい山並みと深い谷。下を見ると吸い込まれそう。。。冬はスキー客でにぎわう場所みたいです。 -
トロッコ列車(Le Petit Train Artouste)乗り場の麓の湖(Lac de Fabreges)に着きました。あぁ、でもお天気が。。。
-
ドッソーの山もどこにあるのやら、厚い雲に覆われてぜんぜん見えません。
-
トロッコ列車の案内板。
地図の真ん中あたりに赤い線が横に走っていますが、これがトロッコ列車のルートです。高さ2000m付近の山肌を走るこの列車から見る風景はまさに絶景らしい(その様子は、トラベラーのフルリーナさんの旅行記でご覧くださいませ)。
列車の所要時間は片道50分(往復1時間40分)。
★トロッコ列車(Le Petit Train Artouste)
URL:www.train-artouste.com -
トロッコ列車に乗るには、まずここからロープウェイに乗り、そこから列車に乗り換えます。
←ロープウェイとトロッコ列車のチケット売り場。
どんより天気だけど、どちらも動いてはいるようです。
でも、このお天気では上に行っても眺望は得られそうにありません。今にも雨が降ってきそうだし、列車に乗ってる途中で雨に遭ったら悲惨だしなぁ。ううむ、どうしよう。 -
こちらはロープウェイの乗り場。
迷っているうちに、ポツッポツッととうとう雨が降りだしてきました。
あきらめるしかない。。。(涙) -
車に乗って少し走ったころ、ふと山の上を見ると――これ、ドッソーの頭の部分じゃない?? 鯛の頭のように見える独特のフォルムはドッソーでは?!
トラベラーのカヌ太郎さんにお尋ねしたところ、やっぱりそうでした! 全景が見られなくて残念だけど、あの山の頭だけでも見られて、せめてもの慰めになりました。 -
←ピレネーの国境にあるプルタレ峠(Col du Pourtalet)付近。
写真は国境を越えてスペインに入ったところ。
お天気がよかったらきっと素晴らしい風景なんだろうなぁ。
雨がどんどん激しくなってきました。気が滅入る。。。 -
峠を下るにしたがって、天気は少しずつよくなってきました。といっても、まだ曇ってるけれど。
おなかすいたな〜。お昼はとっくに過ぎています。
プルタレ峠の下りの国道沿いにはスキーリゾートと思われる村が点在していましたが、どこもものすごく閑散としていて、食事ができそうなところがありません。
途中にあった Biescas は大きそうな村だったので車を降りてみたけれど、どの建物もよろい戸がしっかり閉まっている上、本当に人っ子ひとりいません。まるで世界が滅亡して、夫とわたしだけが生き残ったかのよう……。
仕方がないので、また車に乗ってレストラン探し。
宿泊ホテルまであと十数キロまできたときに、ようやくレストランを発見! あ〜、これでやっと食事にありつけます。
←それがこのレストラン。
アラ川沿いの小さな村 Fiscal にあった《Restaurante Hostal Rio Ara》 -
お店の外に出されているメニューを見ると――
なんと日本語が併記されてる(@@)
こんな奥地に、わたしたちみたいに日本の旅行客が来るのでしょうか??
けれど、店内のメニューはスペイン語のみ。もっとよく外のメニューを見ておくんだった。お店のスタッフは英語がまったくダメだったけれど、身振り手振りで一生懸命料理の説明をしてくれました。
ところで、何を食べたんだったっけ?
あんまりおなかがすいていて、写真を撮るのも忘れて食べたみたい。。。 -
おなかが満たされ、再び車で走り出したところ、ビュー・ポイントの看板を発見。
ならばと、車を降りて撮影タイム。
←ビュー・ポイントからのアラ谷(EL VALLE DEL RIO ARA)の眺め。
下を流れているのはアラ川(Rio Ara)。 -
川に橋がかかっていますが、橋のその先には――
-
廃墟の村が。
-
石造りの家々も朽ちてしまっています。
この集落は Janovas村という名のようです。いったい何があったのでしょう。 -
ビュー・ポイントの横に、この村のかつての姿と思われる写真が貼られていました。
説明文がスペイン語だけで、詳しいことはわからずじまい。。。 -
そばに咲いていた草花。
毎年咲いているのであろうこの花たちは、この村の歴史を知っているかもしれません。
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【追記】
この Janovas 村について、トラベラーのMILFLORESさんが調べてくださいました〜。
なんとこの村は、1950年代に計画されたダム建設のために、60〜84年にかけて住民が強制退去させられ、このように廃墟になってしまったのだそうです。
ところが、その後、電力会社と州自治政府との間でダム建設条件の折り合いがつかず、計画は白紙に。これにより、退去されられた村人に対する賠償問題で去年まで揉めていたとのことです。
今、日本もダム問題で大きく揺れていますが、スペインでも同じようなことが起こっていたんですね。Janovas 村の運命は人ごととは思えません。
>MILFLORESさん、情報をありがとうございました! -
再び車に乗り、これから4泊するボルターニャ村(Boltaña)のホテルに着きました。ここはアラゴンの古都アインサから西へ5〜6kmのところにあります。
立派な外観だ〜〜。
リオ川沿いに建つこのホテルは、17世紀の修道院を改修してホテルにしたのだそう。スペインではこういう歴史的建物が国営ホテルのパラドールとなっているところがよくありますが、ここは民間のホテルです。
★ホテル★
《Barceló Monasterio de Boltaña》
URL:http://www.barcelo.com/BarceloHotels/en-GB/Hotels/Spain/Huesca/MonasterioDeBoltana/Home -
外観も内部もとても素敵。インテリアは隅々にいたるまで完璧なほどのアジアン・テイスト。スペインにいることをちょっと忘れてしまいそう。
雰囲気はとってもいいのだけど、フロントの応対がNGでした。。。無愛想を通り越して冷淡というか……。フロント・スタッフたちがにこりともせず、ものすごく事務的なんです〜。このとき夕食の予約もしたのですが、結局、それも予約されていませんでした。
昨日まで泊まっていたフランス・ピレネーのシャンブル・ドットともてなしにあまりにもひらきがあり、しばらく立ち直れず。。。
←建物内のパティオはガラス張りの屋根が張られ、ラウンジになっています。 -
修道院のなごりが見られる回廊。
-
-
お部屋は――
おーっ、これはいいなぁ。広々していてくつろげそう。
ソフト面では問題ありだけど、ハード面はすごくいいです。 -
バスルームも広いっ。
バスタブはジャグジーで、シャワー・ブースもあります。 -
ホテルのレストランの夜の営業は、なんと午後9時から。
それまで何も食べずにはいられそうになかったので、ホテル内のカフェで軽く何かつまむことにしました。
フロント・スタッフはNGだったけど、カフェのスタッフはとても感じがいいです。
←ホテルのカフェ。この奥がレストラン。 -
カフェのサイド・テーブルにもアジアン・テイストのランプが。
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ホテル内の一角。
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ようやく9時になり、やっと夕食です。
夕食を待ちきれずに間食をしてしまったので、夕食は少し軽めにすることにしました。で、前菜をスキップしてメインとデザートを注文。
ちなみに、レストランのスタッフもカフェと同様、フレンドリーで感じがよかったです。フロントの応対さえ改善されれば、おすすめホテルなんだけど。
←鶏肉のバジル・ソース添え(夫)
おいしかったみたいです。 -
←白身魚のソテー(わたし)
彩りも綺麗でウマウマ〜♪ -
←マンゴーのジュレ
これ、めちゃくちゃわたし好み〜♪♪
サービスもよくて、楽しく食事ができました。
食べ始めたのが遅かったので、食事が終ったときはもう夜の11時くらいになっていました。
毎日こんなに夕食の時間が遅いと、健康によくない気がするけど、スペインの人々は平気なんでしょうか??
ところで、このホテル滞在中、まともに夕食を食べたのはこの日だけでした。夜9時の食事時間に腹時計が合わせられず、待てずにカフェで軽食を食べちゃったり、外で買ってきたものを部屋で食べたりしたため、夕食が入らなくなってしまったのでした(^^;)。 -
ホテルの夜の様子。
ピレネーにきてからもっとも強く感じたのは、星が本当にきれいなこと。周辺に人工の光がほとんどないこともあるでしょうが、一番は空気が澄んでいるからだと思う。日に日に肺が浄化されていくのを感じます。 -
←朝食ルーム
みなさん夜が遅いからでしょうか、朝の出足も遅いようでまだゲストはまばら。 -
朝から食欲旺盛なわたしたち。
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すっきり晴れ渡った朝。気持ちいい〜♪♪
このあと、ハイキングにでかけました。 -
十字架と鐘は修道院時代のなごり。
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石積みの煙突はアラゴン地方の特徴。
かわいい〜♪
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この旅行記へのコメント (7)
-
- MILFLORESさん 2010/12/12 05:30:43
- 行ってきました!
- ショコラさん こんにちは! お元気ですか?
事後報告で申し訳ないのですが、ショコラさんの旅行記で知ったこのボルターニャのホテルに1泊してきました。
こちらの連休を利用して4泊5日でウエスカ県内を点々と移動して、ショコラさんとカヌ太郎さんの旅行記をミックスしたような旅をしてきました。
フルリーナさんの旅行記と合わせて、皆さんの旅行記のおかげで、行きたい場所、泊まりたい場所決定から4つのホテルを予約するまで、ひと晩でやっちゃいました。(笑)
最後の1泊はこの Monasterio de Boltana、レストラン良かった〜
Ainsa の Callizo には行けなかったんです。
残念だったのが、初夏・真夏にいらしたショコラさんやカヌ太郎さんのように良い天気に恵まれなかったこと。
雨降りで、雪が積もっている所もあって、色々と断念するはめに。
それでも、色々ありすぎて・・・カヌ太郎さんのように23冊シリーズにはならないと思いますが、旅行記アップしていきますので、懐かしんでくださいな〜 (笑)
では!
MILFLORES
- ショコラさん からの返信 2010/12/13 11:24:42
- RE: 行ってきました!
- MILFLORESさん、こんにちは!
はーい、元気にしてま〜す。寒くなってきて家にこもりぎみだけど、家で来年の旅行の計画をせっせと立てています(笑)
ところで、アラゴンに行かれたんですね!!
今、旅行記をちょっと見させてもらいましたが、充実した旅をされたようで、この先の旅行記もとても楽しみです♪ 旅された場所が重なっているのも、なんかうれしいぞ〜。
ボルターニャのホテルにも泊まられたんですね。わたしの旅行記が少しでも参考になったのでしたらうれしいです〜。
お天気のせいで断念された予定もあったとのことですが、それは春の再訪のときのお楽しみということで(^^)v そのときはアインサの Callizo にもぜひぜひ♪
あ〜、またアラゴンへ行きたくなっちゃった〜〜。
ショコラ
-
- フルリーナさん 2009/11/03 22:36:42
- すてきなホテル♪
- すごいすてきなホテルなのに
応対が悪いのは残念でしたね〜。
でも、お部屋も回廊もすてき!!
お食事もおいしそうです〜(ごっくん)
- ショコラさん からの返信 2009/11/04 13:57:23
- RE: すてきなホテル♪
- フルリーナさん、
ホテルの良さって、ハードとソフトの両方がうまく合わさってこそ成り立つものなんだなぁと、あらためて思いました。初めての宿は、賭けみたいな部分がありますね。
ショコラ
-
- カヌ太郎さん 2009/10/23 22:14:04
- 作成途中でおじゃまします
- ショコラさん
ピック・ド・ミディ・ドッソー
(鯛のお頭山)は
曇天で見れなかったのでしょうか?
ホテルは素敵ですねぇ
ゴージャスですね。
お料理もおいしそうですぅ。。。。。
カヌ太郎
- ショコラさん からの返信 2009/10/24 18:37:09
- RE: 作成途中でおじゃまします
- カヌ太郎さん、
コメントありがとうございます。
お天気がわるくて、ピック・ド・ミディ・ドッソーのお姿は見ることができませんでした(涙)。この旅行記の中ほどの写真(12枚目)でちらっと見えてる山頂は、もしかしてドッソーの頭かと思ったのですが、どうでしょうか?
この修道院ホテルはたしかにゴージャスで部屋も広くて快適だったのですが、ソフト面に問題が(フロント・スタッフの対応がひどかったの〜)。カフェやレストランのスタッフは感じがよかったんですけどねぇ。
ショコラ
- カヌ太郎さん からの返信 2009/10/24 20:09:45
- はい、そうでしょう。
- ショコラさん
はい、少し離れたところの山の合間からだと
こんな感じでみえるはずです。
見えるはずの半分は雲の中のようです。残念。
ホテルはフロントの対応がNGでしたか〜
ほんの些細なことで印象が変わってしまいますよね。
私は個人経営の宿が好きなので
外さないようにいつも必死です(笑)
メールの対応で察しはつきますが、
電話対応でほぼ確実にわかりますよね。
カヌ太郎
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