お昼すぎまでオルデサ国立公園周辺をドライブしてから、昨日に引き続き今日もアインサを訪れました。<br />今日の一番の目的はランチ♪　目当てのお店は《Callizo》。トラベラーのフルリーナさんが旅行記でこのお店を紹介されていて、とーってもおいしそうだったのです！<br /><br /><br /><br /><br />《旅程》<br />□6/05　ケルン・ボン ⇒（ミュンヘン経由）⇒ トゥールーズ（レンタカー・ピックアップ）⇒ ルルド　⇒ ボーサン　〔ボーサン泊〕<br />□6/06　ゴーブ湖ハイキング　〔ボーサン泊〕<br />□6/07　ガヴァルニー・ハイキング　〔ボーサン泊〕<br />□6/08　ドッソー経由・プルタレ峠を越えてスペイン・ピレネーへ　〔アインサ近郊泊〕<br />□6/09　トルラ・ハイキング（オルデサ国立公園・西部） ⇒ アインサ散策　〔アインサ近郊泊〕<br />■6/10　オルデサ国立公園周辺をドライブ ⇒ アインサ散策　〔アインサ近郊泊〕<br />□6/11　ビエルサ近郊ハイキング（オルデサ国立公園・東部）⇒ アインサ散策　〔アインサ近郊泊〕<br />□6/12　ボイ渓谷（タウイ） ⇒ アルティエス　〔アルティエス泊〕<br />□6/13　アラン谷ハイキング　〔アルティエス泊〕<br />□6/14　ホテル ⇒ トゥールーズ（レンタカー返却）⇒（ミュンヘン経由）⇒ ケルン・ボン

へなちょこハイカー　ピレネーをゆく（８）～アラゴンの古都アインサ《食事編》

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2009/06/10 - 2009/06/10

77位(同エリア128件中)

#グルメ

ショコラさん

お昼すぎまでオルデサ国立公園周辺をドライブしてから、昨日に引き続き今日もアインサを訪れました。
今日の一番の目的はランチ♪　目当てのお店は《Callizo》。トラベラーのフルリーナさんが旅行記でこのお店を紹介されていて、とーってもおいしそうだったのです！

《旅程》
□6/05　ケルン・ボン ⇒（ミュンヘン経由）⇒ トゥールーズ（レンタカー・ピックアップ）⇒ ルルド　⇒ ボーサン　〔ボーサン泊〕
□6/06　ゴーブ湖ハイキング　〔ボーサン泊〕
□6/07　ガヴァルニー・ハイキング　〔ボーサン泊〕
□6/08　ドッソー経由・プルタレ峠を越えてスペイン・ピレネーへ　〔アインサ近郊泊〕
□6/09　トルラ・ハイキング（オルデサ国立公園・西部） ⇒ アインサ散策　〔アインサ近郊泊〕
■6/10　オルデサ国立公園周辺をドライブ ⇒ アインサ散策　〔アインサ近郊泊〕
□6/11　ビエルサ近郊ハイキング（オルデサ国立公園・東部）⇒ アインサ散策　〔アインサ近郊泊〕
□6/12　ボイ渓谷（タウイ） ⇒ アルティエス　〔アルティエス泊〕
□6/13　アラン谷ハイキング　〔アルティエス泊〕
□6/14　ホテル ⇒ トゥールーズ（レンタカー返却）⇒（ミュンヘン経由）⇒ ケルン・ボン

エリア

スペイン

同行者: カップル・夫婦

交通手段: レンタカー

こちらがそのレストラン《Callizo》。

マヨール広場に面しています。
ここ、ミシュランにも載っていて、ビバンダム･マーク（コストパフォーマンスのよい店のマーク）が付いていました。
お店の横は雰囲気のいい路地。
お店の看板。おっしゃれ〜〜♪

今回スペインで見た看板の中で、これが一番気に入りました。

コストパフォーマンスのいい店とはいっても、外に出されていたメニューを見ると、けっこういいお値段。。。ランチとしてはちょっと高いなぁと思いましたが、夕食を倹約することにして、ここは奮発！
アーケードにお店のテーブルが出ていて、ひとテーブルだけ空いていたので、迷わずそこに座りました。

←座った席から見た様子。

一番手前のおじさまたちは地元の方のようです。みなさん、おいしそうに食べています。これは期待できそう♪
振り返るとこんな感じ。

アーケード内の席は日差しをさえぎってくれる上、外の景色も見えてなかなかいいです。

アーチの向こうに見えた、ホテル軒レストラン。
窓辺に花がいっぱい飾られていて素敵。

たしかフルリーナさんはあそこにお泊りになったんじゃなかったかな。あそこからだとライトアップされた夜の広場もよく見えていいでしょうね〜。
ランチはアラカルトもあったと思いますが、わたしたちはプリ･フィクスのランチ・コースにしました。

さて、最初に運ばれてきたアミューズがこれ。
凝ってる〜〜♪！
この盛り付け、見てるだけで楽しくなってきちゃいます。

右端の長細いグラスに入っているのは、柑橘系の少しゼリー状になったジュース。甘酸っぱくておいしい♪

串に刺さっているのは、海老フライ。揚げたてて香ばしく、ウマウマ〜〜♪
（実はわたし、夫に「海老女」といわれるほどの海老好き）

　
背の低いグラスに入っているのは、レモン･ムースのような感じでした。口の中がさっぱり。

でも、なんといっても驚いたのが、スプーンに載っていたこれ。オリーブのように見えますが、実はブドウ。でも、ただのブドウと思ったら大間違い。

外皮はブドウの皮ではなく、ゼラチンのようなぷるんとした感じのもの。たぶんブドウで作られているのだと思いますが。

そして口に入れて噛むと、じゅわ〜っとブドウの味が広がりました。中身はブドウの実じゃなく、ジュースのような水分たっぷりのゼリーでした。いやー、びっくり！

お店のスタッフがわたしたちの驚く様子を見て、なんだかうれしそうでした。

それにしてもこれ、どうやって作っているんだろう？？
続いて前菜は、なんと天ぷらです〜。

前菜のチョイスにこれがあって、好奇心から夫もわたしもこれに。

で、運ばれてきたのを見ると――

お〜っ、ちゃんと天ぷらです。日本製の割り箸までついています。
でも、添えられているのを見て、夫もわたしも笑っちゃいました。だって、醤油に、ガリに、わさびなんだもの〜。「お寿司とちがうよー」とふたりでツッコミあいました（笑）。

天つゆがないので（笑）醤油につけて、まずひと口。
ほんのり甘めの衣で、これはおいしいじゃないですか〜。

で、あっという間に平らげてしまいました。けれど、これでかなりおなかいっぱいに。よく考えてみると、天ぷらが前菜ってのはすごい。
メインはサーロイン・ステーキ。
ものすごくでっかいのが来たらどうしようと思ったけど（天ぷらですでに腹７分目状態だった）、このくらいの大きさでよかった。

お肉はやわらかくて、ソースもナイス！
これ、ぜったいお醤油を使っていたと思う。すごく日本人好みの味です。
デザート♪

こちらの盛り付けもきれいです。
真ん中の長方形のものは、ホット・カスタード･パイのような感じかな。甘さひかえ目でなかなかおいしいです。
冷たいレモン･シャーベットとバニラ･アイスとのハーモニーもグッド。

あ〜、おいしかった！　ごちそうさま、と思ったら、
スタッフが何かまたもってきました。

←わたしたちのテープルの担当だった彼、顔がちょっとこわくてぶっきらぼうだけど、実はとても親切だった。
もってきてくれたのがこれ。
かわいい揚げドーナツ♪

ランチ･メニューにはついていなかったので、これはサービスみたいです。

どの料理もとてもおいしかったな〜〜。目でも楽しませてくれたし。あ〜、満足、満足♪♪

シェフはすごく研究熱心な人なんだろうな。いろんな国の料理を研究して取り入れているような気がします。料理にもそいういう意気込みを感じました。
ところで、わたしたちのテーブルのすぐそばにあった、この木製の扉のようなもの、なんだろう？とずっと気になっていました。
左に掲示されているパネルを見ると、ワインに関係するもののようだけど、スペイン語なのでわからない。
prensa ってプレスのこと？　てことは、ぶどう搾り機のようなもの？

そんなことを思っていたら、ふたつ先のテーブルに座っていた女性が立ち上がって、近くのベンチに座っていた男性（この建物の住人と思われる人）に交渉みたいなことをはじめました。交渉をしている女性は、フランス人のグループを連れた現地ガイドさんみたいです。

で、どうやら交渉が成立したみたいです。
男性は謎の扉をしずしずと開けてくれました。

へえ〜っ、こんなものが扉の内側にあったのか〜。

現地ガイドさん（？）は向こうにいる自分のグループの人たちに向かってフランス語で説明を始めましたが、グループの人たちは食べることのほうに夢中なようで、だーれも聞いていません(せっかく交渉してくれたのにねぇ。フランス人らしいというか、なんというか）。

すると、ガイドさんはくるりとわたしたちの方を向き、いきなり言いました。

ガイド：「フランス語はわかるか？」
私＆夫：「ちょっとしかわからない」
ガイド：「じゃぁ、スペイン語は？」
私＆夫：「もっとわからない。英語ならわかるけど」
ガイド：「英語はできない」

で、ガイドさんはフランス語で《わたしたちに》説明を始めました。
でも、わたしたちのフランス語レベルでは、１割もわからず。。。

わずかにわかったことから判断して、やはりこれはぶどう搾り機のようなもののようです。昔、この地下には巨大なぶどう樽があったようで、それをこの機械で絞っていた……というような説明だったような、、、（まったく自信なし）。

上部の穴は棒を通すためのもの。
で、その横に渡された棒は、天井のこの穴から、
真下のこの穴に立てられた棒と交差し、ポンプの役目をしていた（？）みたいです（←同じく、自信なし）

うーん、ほんとにそういう説明だったのかしらん？
ウソついていたらごめんなさい！
満腹のおなかをかかえてレストランを出ました♪

せっかくなので、記念にもう一度レストランの写真を撮っておこうと思ってカメラを構えたら――

レストランの厨房からスタッフがひとり外へ出てきて、わたしたちと目が合いました。すると彼（写真の真ん中の男性）は厨房に向かって誰かを呼びました（どうやら、わたしたちが彼を撮ろうとしたと思ったらしい）。で、中からスタッフがひとり、またひとりと出てきて――
――３人でポーズを取ってくれました（笑）。

うふふ、ただレストランを撮るより、もっともっといい記念になりました。

みなさん、ありがとう〜〜！！！

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