2009.8スロヴァキア，ブルガリア旅行12-Blagoevgrad1　歴史博物館

2009/08/15 - 2009/08/15

8/15　Rilaの僧院をでて1430，Pastra郊外のレストランに入りマスの塩焼きを食べる．おいしかったが醤油のありがたさを感じた．非常に焦がすのが特徴だ．（ポルトガルのイワシの塩焼きもずいぶん焦げていた）．運転する予定だったがビールの誘惑に勝てず．
1535Rilaからもう一度国道1号線に，この付近の中心地Blagoevgradへ．1618着，アメリカン大学を中心とした近代的な都市の中心街．ソフィアよりずっと洗練されている．西欧の地方都市といってもわからないだろう．ここの歴史博物館が良かった．館員の説明を聞いて詳しく見ることができた（日にちがたってメモしていないので詳しい説明は忘れたが），蜂起，独立，民族衣装など．すこし「大ブルガリア主義」の要素があるようで気にはなったが，ブルガリア人にとって，オスマンからの独立は，ソ連からの独立以上に民族のアイデンティティに重要なようだ．ロシアとの関係はトルコからの独立の援助国，同じ正教の国ということで微妙に他の東欧カトリック諸国（チェコ，スロヴァキア，ポーランド，ハンガリー）とは異なるようだ．

エリア その他の都市(ブルガリア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 レンタカー
• 航空会社: オーストリア航空

雨がまた振り出して，強くなったのでレストランの外観は撮れなかった．Pastraにあるレストラン．名前は忘れてしまった．メニューはとってあるがこのキリル文字うまく読めない．わかった人は知らせてほしい．
1430やっと昼食にありつける．

このレストラン，ギリシャの少し高級なタベルナのような雰囲気

まずビール！帰り運転するつもりだったが，ビールの誘惑に勝てず，ビール2本と赤ワイン．

野菜スープ，おいしい．

ミックスサラダ

メインのこの地方名物，マスの塩焼き．ポルトガルでのイワシ，スロベニアのマスでも感じたが，醤油がなくレモンだけでの魚はいま一つ．醤油の文化の偉大さを知る．

コーヒーはエスプレッソ，ビール2本，ジュース，赤ワイン，野菜スープ，野菜サラダ，マスの塩焼き，ポテト，パンなどでしめて26LV．やすかったしおいしかった．酒を飲んだ方が運転より楽しい．この店の名前，今度ガイドさんにメールで聞いてみよう．

1535　大雨の中を出発！Pastraの村

この岩の向こうがRilaの村だ

Rilaの村

これはKocherinovoの町並み

ふたたび国道1号線に

Glagoevgradの町へ，ブルガリアは国道から町への標識がすごく少ないので，町中に入るのに一苦労．ガイドさんの運転だが，やはり2回ほど人に聞きながら町中に入る．標識の少なさ，キリル文字のみの標識の多さから，本当に一人でレンタカーにしなくてよかった．もう何年かしたらEUの1カ国なので国際標識も増えるだろうが．

きれいな都市だ

1618聖キリルメトディ通りの駐車スペースに停める．土曜日なので無料．

街の真ん中にアメリカン大学．すべての授業は英語とか

スイスの東欧に多い銀行

この建物のATMで100LV引き出す．（この旅行の間440LV引き出した．お土産が100LVだったので実際の滞在費は340LV＝180Euro）

大学前は本当にだだっ広い広場，晴れてきたので照り返しが暑い

政党支部

ここで大学前からのコンクリートの広場は終わる．ゲオルギ・イズミルリエフ・マケドンチェット広場という舌をかみそうな名前

面白い形をした建物，銀行

中心地のディタミルタレフ通り，土曜なのでのんびり歩いている．Sofiaの町よりずっと洗練され豊かな感じ，学生街だからか．

ピストリッツァ川をわたる．

やはり独立蜂起の記念碑

1538歴史博物館　2LV

館内を職員に案内してもらった．このような時ガイドがいるとうれしい．ブルガリア語を日本語に翻訳してくれる．日本人は本当に珍しいと．たぶんツアーのコースからは外れているのだろう．私がわりとブルガリアの歴史を知っているので少し驚かれる．じつはボスニアヘルツェゴビナ，クロアチア旅行（2006年）のあと何冊かバルカンの悲劇の歴史の本をよんだからだが．

1876年トルコへの蜂起の地図，オスマンの官憲の目が届かない農村からの放棄が目立つ．現マケドニアもブルガリアの一地方．

蜂起と残虐な弾圧．民族のアイデンティティを展示

古い書斎

レースがきれいだ．じつはKoprivshtitsaでたくさんレースをお土産に買い込んだ．（5-40LVとやすかった）

20世紀初頭までの民族衣装，やはり地域によって少し違うようだ．この地域でも村々で異なる

刺繍がきれい

男性の衣装，何か東洋的に感じてしまう

古い小学校の展示，鐘

歴史年表，なんとなく中世ブルガリアの版図とマケドニアを含めた「大ブルガリア」主義が気になるが．．．ガイドさんには言わなかった．

偉人の肖像，独立と関連

独立戦争のブルガリアの旗，50分も見学し1727に退館．