2008/12/25 - 2009/01/03
2175位(同エリア2850件中)
じんさん
クリスマスから正月にかけての9泊10日、リスボンを中心にレンタカーで南ポルトガルを巡る旅。
■旅行期間
2008年12月25日〜2009年1月3日 現地9泊10日
■リスボンへ到着!
初めてのポルトガル。ミュンヘン経由でリスボン空港へ向かった。空港が市街地に近いことから、乗ってきた飛行機がリスボン市街の上空をかなり低く飛ぶ(ように感じた)。そのため、いきなり空からの観光が楽しむことができる。着陸直前に見える真っ赤な4月25日橋もこれからの観光気分を高揚させるものの、それまでに見られるレゴブロックのように見える街並みがリスボンへの興味を誘う。リスボンへ始めて行かれる方は、是非窓側の座席を押さえて、着陸直前の外の様子を眺めてみて欲しい。
■悩まされた天気…
今回の旅行期間中に晴れたのはわずかに4日。あとは曇りか雨か、または豪雨!(この時期のポルトガルが実は雨期であったことは後で知る)。リスボンに滞在していた初めの4日間は、その日の天気次第でどこへ行くかを決めた。その後は計画していた地をただひたすら好天を期待してレンタカーで巡った。今回、というかいつもの旅の目的の一つ、「世界遺産の写真を撮る」ということにかけては晴れであることがかかせない。くしくも数カ所の世界遺産で雨または曇り空で、少し残念な結果に終わったりしたものの、ユーラシア大陸最西端のロカ岬での夕日や、大晦日の最後の夕日をサグレスで拝めたのは幸運だった。
■海洋国家、食への期待
もう一つの目的、新鮮な魚料理を食べまくる、ということに関してはだいたい満足行く結果となった。特に南部アルガルヴェ地方の郷土料理Cataplana(カタプラーナ)をLagosで食べた時は、2008年で1,2を争うほどおいしい食事だったと言える(と言うほど食事へのこだわりもないのだけれど)。
■旅程
12/25(木)〜12/28(日) 前半4日間
リスボンを拠点にリスボン界隈を巡る
1日目の午後 リスボン到着
2日目 シントラ・ロカ岬
http://4travel.jp/traveler/jingo/album/10300413/
http://4travel.jp/traveler/jingo/album/10300938/ (ロカ岬)
3日目 アルファマ地区(リスボン市街)
http://4travel.jp/traveler/jingo/album/10301365/
4日目 ベルン
http://4travel.jp/traveler/jingo/album/10303419/
12/29(月)〜1/1(木) 後半4日間
リスボンを離れ、レンタカーで世界遺産(★)を巡る
オビドス→ナザレ→★アルコバッサ→★バターリャ→ファティマ→★トマール→★エヴォラ→サグレス→ラーゴス→リスボン
http://4travel.jp/traveler/jingo/album/10303445/
1/2(金) 9日目(予備日)
雨天につき、リスボン・国際公園(水族館)へ
http://4travel.jp/traveler/jingo/album/10308674/
1/3(土) 10日目の朝
リスボンを離れる
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
-
リスボン到着。
写真はミュンヘンから乗ってきたTAP(ポルトガル航空)の飛行機。 -
リスボン空港で空港バスに乗り、さっそく予約したホテルのある”ポンバル侯爵広場”へ向かった。写真は途中でバスの車窓から見えた闘牛場。地上に降り立った後でポルトガルに来たことを最初に実感させてくれた物件だ。これを除くと、空港からポンバル侯爵広場までの街並みはとりわけ珍しいものはなく、意外と普通だった。
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ポンバル侯爵広場に到着。
地上には大きなランダバウトがあり、その周囲に幾つかのバスの停留所がある。また、地下には2本のメトロが乗り入れる同名のポンバル侯爵広場駅があり、交通の要所となっている。しかし、特別賑わっているわけでもなく、銀行などがある他は飲食店や目立ったお店などがあるわけでもない。 -
ポンバル侯爵広場の隣にはエドゥアルド7世公園がある。
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予約したホテルはポンバル候広場のすぐ横にある4つ星のフェニックスホテル…のさらに右横にあるフェニックスガーデンホテル(3つ星↓)。写真正面右側の建物がそれだ。
とは言え、雰囲気も良さそうだったし、お値段も手頃で、場所的にあちこちの観光地へのアクセスも良さそうだったのでWEBにて個人手配した。
空港へはバス(22番)で、市街地区へはメトロ(ブルーライン、イエローライン)。いずれの乗り場・駅もフェニックスホテルの真ん前にあり、どこへ行くにも便利。
※バスの路線番号は変わることもあると思うので別途お調べください。(ホテルのフロントでも教えてくれます。) -
ここが今日から4日間お世話になるマイルーム。予約サイトの期間特別価格だったらしく、一泊56ユーロ。そんなに広くはないけれど、一人には十分な広さ。床はフローリングで清潔感もある。
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テレビとか置いてある側。
右のブラインドの位置がこの高さ固定らしく、上げ下げができないらしい…。でも部屋は最上階(8階)で、正面はエドゥアルド7世公園で何も無く、特別困ることはなかった。 -
シャワールーム…狭い。ヨーロッパのホテルでも最も狭い方のクラスだ。部屋同様に清潔感はあったが、この部屋の唯一の難点と言えよう。
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最上階(8階)であるが故の特典、プライベートテラスとデッキチェア。雨期で寒いこの時期、部屋の設備としてこれほど不要なものは無いと思った。けれど、ビジネスホテルよりは一つ上のレベルのホテルに泊まってるような感じがして、どこか心地良く感じた。
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テラスからの眺め1。
エドゥアルド7世公園を見下ろす眺望がさらに心地よい。 -
テラスからの眺め2(ポンバル侯爵広場方面)
空港から乗って来たバスはあの辺りに停車した。 -
ホテル1階のロビー。無線LANが使用できる(無料)。フロントに言って接続のためのIDとパスをもらう。残念ながら、無線LANはロビーでのみ利用可能で、自室ではつなぐことはできない。とは言え、ヨーロッパのこのクラスのホテルとしては良いサービスの方かと思う。ネット接続に1時間5ユーロとか取られるようなホテルも普通にあるし。むしろ有料の方が多いのでは?
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部屋で小一時間休憩し、フライトの疲れを少し癒した後、夕食のために街へと出掛ける。
ホテルのあるポンバル候広場の辺りも、路地裏を巡ってみれば何かお店があったかもしれないが、ここはリスボンの一番の繁華街へと向かってみたい。ホテルからはメトロでレスタウラドーレス駅まで行き、シアード地区西側へと歩いて向かう。夕方6時台の中途半端な時間のせいか、通行人があまりいなくてうすら怖い。(実はクリスマスの夜だったから、というのは後で悟ったこと。) -
レストランのショーウィンドーに並ぶ魚介類。
ブルーがかったガラスの色のせいか、並んでる食材があまりおいしそいに見えなかったものの、そのダイナミックな並べ方にこれから10日間の食生活への期待感が高まる。 -
先ほどの店はキープとして、次の候補となるレストランを探す。写真は、レストランを探し求めてるうちに辿り着いたサンタ・ジェスタのエレベータ。
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カルモ通り。夜7時だというのにほとんど人が歩いていない…。(この時点はまだクリスマスだということを忘れていた)
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結局、この辺りでは先ほどのショーウィンドーで魚を飾っていたお店「Adega」しか開いてなかったので、リスボン最初の夕食はこちらのお店に決めた。(場所はサン・ロケ教会のトリンダーデ劇場側の向かい)
旅行気分に浮かれていたのでつい忘れてしまっていたが、ヨーロッパではクリスマスの日は閉店しているところが多いので、ポルトガルに限らず注意が必要だ。 -
レストランAdega店内の様子。ポルトガルだけでなく欧州各国のサッカーチームのタオルが天井一面に飾られています。壁にもサッカー関連の写真など。一応スポーツバーの様相。カウンターもあり、生ビールやワインの立ち飲みだけというのも可能。初め店内の様子を見るため、生ビール(Inperial)を注文したら0.8ユーロと安い(座ってもInperialは1ユーロ)その後、ビール1杯ひっかけるだけで寄った日もあった。
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Arroz de Tamboril(アンコウのリゾット)。
「アンコウのおじや」、そのまんま。アルミの給食食器みたいので出て来たわりには、一人分18ユーロと単品料理としては高め。ボリュームは牛丼の特盛りほど。食べきれるかどうか心配になったものの、なんだかんだ言っておいしかったので完食。
ちなみに後日、またこのお店に来てバカリャウの自家製料理(干し鱈の揚げ餡かけ)をいただいた。しかし、こちらは翌日まで頭が痛くなったほど殺人的なしょっぱさで半分も食べられず。またデザートにプディングを頼んだものの、店内が多少混んでいたこともあって、店員をつかまえてオーダーするのに10分。オーダーからデザートが出てくるまでにさらに20分かかった。この間、ただ待っていたわけではなく、何回かの催促もしている。
ということで特別お薦めできるお店でもないが、12/25、1/1に珍しく開店しているお店だったので、その日の最後の砦として頭に入れておくといいだろう。 -
食後、夜の街を見学しながら、メトロの駅へと向かう。
(写真はカルモ教会前の広場) -
ロシオ駅。
この日はあまり人出が少なかったせいか、ガラの悪そうな人が返って目立ち、ヨーロッパの他の都市に比べて極端に治安が悪いように感じました。 -
ホテルに戻り、ベランダから夜景を見る。
正面向かいにライトアップされているのが5つ星のリッツホテル。うちのホテルも部屋からの眺望は負けてない(と思う)。 -
ポンバル侯爵広場の夜景。
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ホテルの部屋から見たエドゥアルド7世公園の夜景。
高台にあるツリーのイルミネーションが一晩中変化し続けている。この晩から4日間、雨の日も、風の日も、濃霧の晩も。
そして半分しか閉じないブラインドの下側から、このツリーを眺めつつ眠る。
2日目、シントラ編へと続く。
http://4travel.jp/traveler/jingo/album/10300413/
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