ポルトガルひっとり旅(8)　５日目　修道院巡り2、バターリャ編

2008/12/29 - 2008/12/29

クリスマスから正月にかけての９泊１０日、リスボンを中心にレンタカーで南ポルトガルを巡る旅。

アルコバッサに続いて向かったのはバターリャ。アルコバッサを出発して一般道を走ること約３０分程で到着。道なりに進むだけなので迷うことはない。バターリャに近づくと一際大きな建物が見えてくる。それがバターリャの修道院だ。

エリア バターリャ(ポルトガル)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー

バターリャ修道院の駐車場へ到着。修道院のすぐ裏手にある。停まってる車はほとんどいなかった。

雨がまた降り始めてきたので、急いで建物に入りたいが…

でも、ついつい足を止めて写真を撮ってしまう。それほど興味を引かれる外観をしている。

堂内へと入る。
簡素だが、両サイドに立つ巨大な柱が印象的で、なんとも荘厳な感じがする。

柱辺りの造形が優美。

回廊部分へと入る。（ここからは有料。）

回廊の中央部分には中庭がある。
外に出られないわけではないが、雨降りなので遠慮しておく。

微動だにしない軍人さんらしい格好をした人達が警備をしていた。何か特別警戒中なのかと思わせるほど、どこの修道院よりも警備が厳重だった。

さらにもう一つ中庭。宿舎っぽい。二階に上がれる。
（最初、修道院の方が歩いてるのかと思ったが、後で観光客だったとわかる。）

この修道院の目玉？　未完成の礼拝堂へと向かう。

ここの礼拝堂は天井が無い。だいぶ昔に建設が中止されたままとなっている。

天井が無いので、当然、雨がしたたる。

雨は上がったが依然曇り空。

今日の目的地はここで最後なので少しは粘ってみたが、結局晴れることはなかった。あきらめて予約していたホテルのあるファティマへと向かう。

ファティマへ着くとサプライズが待っていた。
予約していたホテルCruz Alta Hotelの入り口に「Closed」の張り紙。どうやら閉鎖されてしまってる模様。予約自体はホテル検索サイトを通じて２ヶ月程前に行ったが、今日のこの時まで特にホテルからの連絡は無かった。日本の某有名ガイドブックにも掲載されてたホテルとは言え、何が起きるか判ったものではない。
幸い、予約客に対しては振り替え先のホテルについての案内が張り紙に書かれていたので、面倒なことにはならずに済んだ。

こちらが振り替え先のホテル、Estrela Fatima Hotel。
Cruz Alta Hotelから150ｍほど離れたところにある。受付嬢にどういったわけか尋ねてみると、ここのホテルは先のホテルとオーナーが同じで、あちらを閉めていることがわかった。宿泊費や宿泊条件は前のホテルと同じであるとのこと。

チェックインし、部屋へと向かう。そこそこ広い。
これでサイト予約で３１．３３ユーロ（ただし朝食は別料金）。

気になるところと言えば、テレビが小さかったこと。あまり見ることもないけど。

部屋からの眺め。
目の前がファティマの教会。時間ごとに鐘がなる。

こんな天気ではあったが、少しは観光してみようと外に出てみる。霧の向こうの方に教会があるはずなのだが良く見えない。歩いて近くに寄ってみる。

ファティマの教会。
宗教的にはオフシーズンとは言え、巡礼している人も少なくはない。
場違いな感じがするせいか、正直あまり観光気分にはなれなかった。

トマール編へと続く。
http://4travel.jp/traveler/jingo/album/10306899/