2001冬、台湾旅行記1(4)：12月12日(3)台北・龍山寺

2001/12/12 - 2001/12/15

12月12日の旅行写真の続きです。紫煙が絶えない龍山寺の紹介です。

エリア 台北(台湾)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

交差点の東南側の裏通りを覗いてみました。小さな祠の前の床机で、ゲームを楽しむ年配の人たちがいました。

記念碑ではなく、小さな祠のようです。日本風に例えれば、氏神様でしょうか。通路の一角にありました。

写真が傾きましたが、建物も少し傾いているかも知れません。歩道上に作られた横丁です。

台北市・街臨時集中市場の看板があります。工事のために、臨時の市場になっているようです。小さなお店が並んでいました。

地下鉄の龍山寺駅から、歩いて10分とはかからない距離にある龍山寺です。石塀で囲まれています。

金文字の名勝古刹『龍山寺』の石碑です。支えている台座は、人の足か、亀のような造作になっています。

石で作られた塀か、コンクリート作りなのかは詮索しないこととします。全面に描かれた原色系の模様が目を惹きます。

ここに記された縁起によれば、清朝、乾隆帝の1838年に建立されたとあります。仏教と道教の神々が祀られています。

手前の歩道から、この門を潜りますと、中庭に出ます。屋根や柱に施された装飾は、随分と贅を尽した造りです。

前庭の右手には人工の滝が設えられています。大小３つの滝からは、それぞれに豊富な水が流れ落ちていました。

正門の右手の入口です。ガイドの呉さんの説明によれば、何でもないような造りにも、高度な技術が駆使されているようです。ガイドブックにも、釘が1本も使われていないお寺だと紹介されていました。

低い屋根に飾りがありましたので、近寄っての撮影です。寺の名前に相応しい龍の造りです。魔除には、想像上の動物が使われるようですが、龍もその一種でしょう。

龍山寺・導覧地図のタイトルの案内標識です。境内の建物が色分けして記してあります。

オレンジ色の大屋根部分がくすんだ色をしています。その理由は、修復作業中のために写真が掲げられているためです。

お供え物の台には、色んなものがお供えしてあります。お供えした後は、自分で持ち帰るようになっているそうです。

昼も夜も人波が絶えない龍山寺の境内です。台湾の方々の熱心な信仰を集めているのが、実感できるお寺です。

見学者としては、本殿が修復中なのが残念です。しかし、熱心な信者の方は、それでも気にとめる風には見えませんでした。

線香と蝋燭の日が絶えないお寺とは、龍山寺の事をさしているようです。白色の蝋燭は縁起が良くないので、赤い色の蝋燭が使われています。

龍山寺のシンボルの石柱を近景に、中庭を囲む甍の撮影です。それにしても、石柱に彫られた細工の精緻さには、感心をさせられます。

ガイドさんからお聞きした話です。椅子に腰掛けたお年よりは、お金持ちの近隣のお百姓さん達だそうです。立派な家に住み、美味しい食事をされているそうです。ここへ来ては政治談議をして時を過ごされているそうです。

帰りにもう一度、人工の滝に立ち寄りました。澄んだ池には緋鯉が泳いでいて、餌を与える親子連れがいました。

龍山寺の意思の壁です。現地ガイドさんは、隙間がないように石が組み合わされているのが、高度の技術のようです。

龍山寺の天井の光景です。細部にまで色彩と、飾りが施されています。

台北のMRTの乗り方などを纏めて紹介します。地下鉄の自動改札機です。近い距離は20元か30元程度ですから、何度乗っても、料金は知れています。

『禁止飲食』の大きな表示です。地下鉄や高架鉄道の中で飲食しますと、1500台湾ドルの罰金です。

黄色の線の中に、『請勿跨越黄』の赤い文字があります。読んで字の如し、この線を越えて電車を待ってはいけません。電車が来ると、その前のライトが点滅します。

地下鉄の電車の中の表示です。『小心月台間隙』の注意書きです。『プラットホームとの隙間に注意』の意味です。日本と同じです。

地下鉄車内の光景です。座席はプラスティックです。日本の車両のようにカバーはありません。日本と同じような優先席もあります。

MRT構内などに設置されている、駅付近の案内図です。道路図と重ねられていますので、出口を確認するのに便利です。路線図も別にあります。

車内マナーの啓発表示です。携帯は完全禁止ではないようですが、大きな声や、呼び出し音を出さないように記されています。『軽・短・簡』のキャッチフレーズです。