2008春、カナダ旅行記(27/27)：4月28日：ミネアポリス経由、成田経由帰国

2008/04/24 - 2008/04/29

　4泊したカナダ旅行が終わりました。帰国はカナダのカルガリ空港から、アメリカのミネアポリス空港へ移動しました。東側に戻る、少し抵抗感のある行程です。ミネアポリスからは、成田をトランジットで、セントレア空港で日本へ再入国しました。
　
　ミネアポリスから成田までのフライトでは、実に苦痛な思いをしました。その日のことを、私の日記ブログから再掲しておきます。

＊＊4月29日：カナダ旅行、最終日です＊＊

　5泊6日のカナダ旅行の最終日です。出発の時のダブルブッキング、直前でのエントリー変更など、ノースウエストの運営に、危うい感じが垣間見えました。帰りの便では、もっと顕著でした。
　ミネアポリスから、成田行きの便は満席でしたが、私が座った席はテーブルが壊れていて、その目印のように青いテープが貼ってありました。そのテープは、かなり前に張られたように見受けました。テーブルが壊れ、上に物を置いても滑り落ちる状態です。空になったプラスチックのコップでも滑り落ちました。
　満席ですから、席の交代も出来ません。結局、2回の食事は断わらざるを得ませんでした。もし受取っても、滑り落ちないように手で持っているだけで、食事が出来るはずはありません。食事を運んでいたアメリカ人と思われる女性パーサーは、そ知らぬ顔をしていました。気の毒と言った素振りは、全くありませんでした。率直な表現をしますと、アジア人蔑視の態度でした。
　最初、韓国人パーサーが事情を聞いて頂きましたが、日本人スタッフがいると言うことで、日本人女性パーサーが、詳しい事情を聞いてくれました。その方が、席にペットボトルを1本届けてくれましたので、助かりました。空腹は我慢しての12時間ほどのフライトでした。
　今回の件で、ノースウエストに対する私の印象は、極端に悪くなりました。2週間ほど前に、デルタとノースウエストの合併の記事が出ていましたが、統合されて、サービス向上に繋がるのを期待するばかりです。
　壊れたテーブルを長く放置していることは、機体のメンテナンス全体の手抜きさえ心配されます。もし不用意に熱いお茶などをテーブルに置いたら、ひっくり返った熱湯で、間違いなく火傷するところでした。テーブルが壊れた状況等は、すべてデジカメに収めておきました。いつでも公表できます。
　最高のカナダ旅行でしたが、ノースウエストの企業体質が疑われる旅の締め括りとなりました。もし、このブログをノースウエストの関係者の方がご覧になられたら、大きな事故になる前に、周りの再点検をされる事をお勧めします。壊れたテーブルが、すぐに直せない事情がおありなら、いくら満席でも、その席は空席にしておくのが当然ではないでしょうか。猛省を促したいところです。
　今日アップした写真は、アメリカのミネアポリス空港です。夕日が尾翼に写っていました。

エリア カルガリー(カナダ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

夕刻、カルガリのホテルに到着しました。オリンピックで使用されたジャンプ台が目の前に見えるホテルでした。そのホテルのロビーです。

ホテルの正面玄関です。食事の後、付近を散策しましたが、閑静な場所でした。コンビニ等のお店も付近にはありませんでした。

少し離れた場所からのホテルの撮影です。ジャンプ台も明かりが灯っていましたが、ライトアップと言うほどではありませんでした。写真は真っ黒でした。

殆んど真っ暗な写真ですが、ホテルが閑静な場所にあったことの記憶のための一枚です。右端に微かにジャンプ台の明かりも見えます。

4月28日の翌朝は早い出発でした。4時にモーニングコール、5時の出発でしたから、朝食は弁当が用意されていました。カルガリ空港への到着です。

カルガリ空港の出発ロビーの光景です。カルガリからは、アメリカのミネアポリス経由での成田までのフライトです。

出発便の表示板です。カルガリ発が8：00、ミネアポリス到着予定が11：40のNW1542便でした。このボードの中間辺りに、ニューアーク行で表示されています。

カルガリー空港ビル内にあったモニュメントの紹介です。岩山を行く、登山家達の像です。

カルガリ空港内の飲食店です。ホテルから空港に向かうバスの中で、弁当での朝食を済ませましたので、用事はありません。

カルガリー空港の光景です。少し雲はありますが上々の天候です。右橋に、飛び立っていく機影が見えます。

カルガリ空港の待合室の紹介です。利用したのは、朝の早い時間ですから、人は疎らでした。

カルガリ空港の出発ゲートの光景です。左側がノースウェスト航空のカウンターになります。

カルガリ空港の出発ゲートだった記憶です。ノースウェスト航空のカウンタ光景になります。

カルガリ空港内か、ミネアポリス空港に到着してからの撮影か、少し記憶が曖昧です。多分、カルガリ空港出発時です。

ミネアポリス空港では少し待ち時間がありましたから、腹ごしらえです。昼の時間になっていましたので、ボリュームたっぷりのサンドイッチと生ビールにしました。

このコーナーが、私が昼食に利用したお店です。広々としていましたが、客は疎らでした。

ミネアポリス空港ビルの案内図です。正式名称は、ミネアポリス・セントポール国際空港です。ミネソタ州最大の国際空港です。

15：05ミネアポリス発、17：15成田到着予定のNW19便への搭乗です。今までの旅行で、一番不快な思いをした便です。壊れていることを示すテープがあっても、修理をしていなかったテーブル等は、すべてカメラに収めておきました。

左が正常な引き出し式のテーブル、右側が私の席のテーブルです。紙コップを置いても転がるようにずり落ちてきました。全く使用できない壊れ方でした。

成田への到着です。28日の15時頃にミネアポリスを飛立ち、着いたのは翌日の17時過ぎです。ここでセントレア行の国内線に乗継ぎです。

セントレアへ向けて出発準備中のノースウェスト機です。ミネアポリスから成田行きのNW19便では、実に不快な思いと言うより、苦痛な思いをしました。

成田空港のビル内から眺めた夕日の光景です。18：25発のフライト予定です。セントレアまでは1時間ほどのフライトでしょうか。

NW19便からNW77便に搭乗機が替りましたので、ほっとしました。それにしても、ペットボトル1本で我慢した、実に苦痛な長時間フライトでした。

主翼にライトが灯りました。夜間飛行に向けての最終チェックです。

第一サテライト、3階の案内標識です。期待のイラスト入りで、6つのエプロンが表示されていました。

出発便ボードです。グァムやサイパンなどのアメリカ瓶等の他、韓国、中国、タイ屋ベトナム行の行きの便が表示されていました。成田空港の国際線です。

成田空港の案内標識です。成田からは18時25分発のNW77便、セントレアへの到着予定は20：00でした。ミネアポリスから成田までのフライトは、今までの経験では最悪でした。テーブルが壊れていて、食事も全く出来ず、満席で席の交代も出来ませんでした。ミネラルウォーター1本で、ずっと我慢しました。

成田空港ビル内の展示です。単車の王者、ハーレー・ダビットソンが展示してありました。

成田を飛立ち、セントレアに向かう途中で、すっかり日が暮れてきました。少し青色が残っていますが、茜に染まった空の色です。

セントレア空港へ無事到着しました。カナダ旅行は最高でしたが、NWの機体整備の悪さと、機内サービスの劣悪さには閉口しました。