上州富岡の街並み散策

2008/01/04 - 2008/01/04

正月４日に訪れた、上州富岡の町。世界遺産暫定リストに登載された富岡製糸場以外に古い建物の並んだ街並みがあり、帰りの電車までの時間をのんびり散策しました。

エリア 富岡・甘楽(群馬)

• 交通手段: JRローカル 徒歩

富岡製糸場の見学を終え、駅へと向かいます。
ローカル線のため１時間に２本しか電車が走っていないため、４０分の時間をどうやってつぶそうか。
駅前には何もなかったし・・・。

おっと　古い洋風の建物発見。

肥留川医院と右から左に書かれた看板。紛れもなく古い建物だ・・・・。これ戦後間もなくの建築で富岡では珍しい洋風建築です。

今度は、屋根の上に展望台を乗せた建物発見。どうやら時計屋さんのようです。

この時計屋さん　もとは消防団の展望塔として使われていた建物だそうです。

小さな公園の奥に土蔵発見。

これは古そう　明治時代の建物か？

国道沿いに店蔵造りの建物発見。こたらは旧吉野呉服店。明治３７年に建てられた土蔵建築。でももう呉服屋さんは廃業してしまったようです。

歌人の吉野秀雄が幼い頃すごした家だとか・・・吉野秀雄って誰？

路地の奥に木造３階建ての風情ある家を発見。

屋根の棟瓦に名前が入っています。こちらは現役のお医者さん「神部医院」

明治の頃のデザインですが建てられたのは戦後間もなくの頃とか。

諏訪神社

駅前商店街の街並み

駅のトイレは、電気機関車をイメージしたデザイン。
なんと屋根にはパンタグラフが乗っています。

駅前にある煉瓦造りと大谷石の倉庫。これらの建物はかつては製糸組合甘楽社の乾繭倉庫として使われていました。

大谷石造りの倉庫は大正14年（1925年）に建てられたもの。

平屋の木造の倉庫は明治43年（1910年）の建築　これはもって古いですね。

そしてレンガの倉庫も木造の倉庫と同じく、明治43年（1910年）に建てられたものです。
全く期待していなかったのですが、富岡の町にも、製糸場以外にも古い建物がたくさんあって、あっという間に電車の時間になってしまいました。帰りの電車の中で途中に観光案内所でもらったパンフレットを見て、ちょっと後悔。先ほど見た以外に、駅の周辺には古い建物がたくさんあったのでした。いや〜気付くのが遅かった。残念