2007秋、ギリシャ・エジプト旅行記(24/36)：12月3日(5)：サッカーラ、死者の町、階段ピラミッド

2007/11/29 - 2007/12/06

12月3日の旅行写真の続きです。大ピラミッド見学の最後は階段ピラミッドです。複合施設も大規模なものでした。この日は一日中、ギザ地区を中心にした世界遺産巡りでした。(ウィキペディア、ワールドガイド・エジプト＆ギリシャ・エーゲ海)

エリア サッカーラ(エジプト)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: エジプト航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

この日最後の見学は、階段ピラミッドです。その全容です。古王朝第3王朝のジュセル王のピラミッドです。世界最古のピラミッドとされます。

階段ピラミッドはピラミッド・コンプレックスとしての見応えがありました。遠くに見えるのはギザの三大ピラミッドのようです。

階段ピラミッドがあるサッカラノ町は、別名｢死者の町｣とも呼ばれています。数多くのベンチ型の大墳墓、マスタバが造られたためです。

少し日が傾いてきました。西日を受けて茜色に染まった石造物です。造りが新しく、再建されたもののようです。

この石造物も、階段ピラミッドに向かって右手にありました。右手に見える黒っぽい石の山が、創建当時の物のようでした。

砂漠の砂の上は歩き難いですから、板を敷いた桟道が整備されていました。すれ違いができる広さでした。

階段ピラミッドに向かって左手の光景です。遠くに天然ガス採掘場所の炎が見えました。

階段ピラミッドの麓まで続く、木製の桟道です。確かに砂の上を歩くのに比べ、随分と楽でした。

もう少しで、階段ピラミッドが立っている場所へ到達します。ピラミッドに寄り添うように、小さな石積がいくつかありました。

階段ピラミッドの横までやって来ました。角の部分を見上げた光景です。角の部分は、壊れ易いようです。

正面に向かって、やや右側から見上げた階段ピラミッドです。紀元前2650年頃の築造とされます。

ピラミッド複合施設の一部です。かなり大掛かりの石造建築でした。再建された施設が多いように見受けました。

現地ガイドさんが、砂の上に略図を書いて、階段ピラミッドの複合施設を説明してくれました。

左前方の階段を登って、ピラミッド複合施設の見学をしました。思った以上に大規模な複合施設でした。

その複合施設の一部です。覗き込むのが怖いような深さまで、石の階段が続いていました。

一枚の写真だけでは撮りきれませんでした。分割しての撮影です。まだこの下まで階段は続いていました。壁面も全て石積みです。

砂漠の砂の中に埋まっていた施設のようです。複雑に入り組んだ造りとなっていました。

この石積みも古い時代のもののようでした。ピラミッドの複合施設の一部というより、居住区のようにも思えました。

石の小山のようになってしまったピラミッドです。ガイドブックを参照しますと、ウナス王のピラミッドのようです。

階段ピラミッドは北のマスタバ墳群と呼ばれる一角にあります。このピラミッドもその1つです。テティ王のピラミッドのようです。

観光用のロバです。御者の方が気が付かないように、さっと撮りました。ロバに乗って砂漠の中を一回りするようです。

スフィンクスのポーズを真似たようなワンちゃんです。砂の上に大人しく座っていました。

複合施設の一部です。内部守るため、偽扉などの色々な仕掛けで、入口に迷彩が施されているようです。

階段ピラミッドの見学が終り、再集合場所に戻って来ました。駱駝がいましたが、近くからの撮影はチップを要求されますので、ズームでの撮影です。

バスの中からの撮影です。この建物がサッカラ地区の観光事務所のようでした。ここで、一括して入場料が支払われたようです。

道路を挟んで、砂漠と椰子の林が分かれていました。ナツメ椰子が生えている部分は、ナイル川の地下水脈があるようです。

観光の最後に訪れたのが、エジプトの絨緞製造工場でした。先生格の織師の方です。左のお子さんは、遊びに座っているだけとお聞きしました。

絨緞工場内の光景です。上の方に染色された糸があり、下の方から織り上げられていました。

夕食のレストランです。北京の英文字がありました。中華料理のお店です。紹興酒はありませんでしたから、ビールにしました。

レストラン近くの夜景です。今日の観光予定はこれで終了です。大渋滞の中を、ギザ地区のホテルに戻りました。