2007秋、ギリシャ・エジプト旅行記(21/36)：12月3日(2)：ギザ、カフラー王のピラミッド、スフィンクス

2007/11/29 - 2007/12/06

12月3日の旅行写真の続きです。ギザの三大ピラミッド見学の後は、スフィンクスの見学です。人懐っこい地元の子供達の笑顔もご覧下さい。カメラを見つけると、撮ってくれるように仕草で請求されます。(ウィキペディア、ワールドガイド・エジプト＆ギリシャ・エーゲ海)

エリア カイロ(エジプト)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: エジプト航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ピラミッドの見学の後は、車で移動してスフィンクスの見学です。後ろは帽子を被った姿のカフラー王のピラミッドです。

今度は縦長のアングルでの撮影です。スフィンクスの場所からカフラー王のピラミッドまでは、斜めに長い参道があったとされます。

スフィンクスだけのアップです。長さが57m、高さは20mあります。エジプトで最大のスフィンクスです。頭部は石灰岩です。

スフィンクスカフラー王のピラミッドの高さが同じように見える場所からの撮影です。

斜めから眺めたスフィンクスの頭部です。カフラー王のピラミッドは後ろに隠れました。首の部分からの崩落が心配されています。

神殿址の少し狭い通路を通って、近くからのスフィンクスの見学です。集合場所と時間を決めて、自由時間となりました。

スフィンクスの建造が始まったのは紀元前2550年頃とされます。気が遠くなるような大昔です。日本では縄文時代でした。

ガイドブックには、スフィンクスの前にはスフィンクス神殿、その横に並んで河岸神殿があったと記されていました。この場所は、既に神殿址です。

スフィンクスが発見された時は、砂漠の砂に埋もれていたようです。前方に見える階段等は、砂に埋もれて保存状態が良い神殿址でしょうか。

スフィンクスの横顔です。首の周りの風化が進んでいるようです。土台部分は、この場所にあった自然石を使用したともされます。

スフィンクスの周りに通路がありました。スフィンクスは、この通路から間直に見ることができました。参道の一部のようです。

スフィンクスの周りの石造物は、スフィンクス神殿址とされます。近くから石材を運んで建築されたと想定されています。

スフィンクスを含めてカフラー王のピラミッド・コンプレックスと呼ばれています。スフィンクスの周りの石造物は、かなり大掛かりでした。

まるで、木組みのような石の細工をご覧下さい。単純に積み上げただけではなく、複雑に組み合わされていました。

この角にも細工がしてありました。石を複雑に組合わせることで、ズレが防止でき、強度も増すのかも知れません。

石の組合せは、同じパターンではありませんでした。切り出した石の特性に応じて、最適に組み合わされたようです。

この切り込みの目的は良く分かりませんでした。左右のズレを防止したものか、横に石材を張り出すためのものでしょうか。

低地に水が染み出していました。後日知ったことですが、スフィンクスの下部の地下水位が上昇し、浸水防止措置が検討されているそうです。

これでスフィンクスの見学はお終いです。一説によりますと、ピラミッドより200年程早く建造されたとも言われます。

石組みなどの撮影をしていましたら、これから入場する女のお子さん達がカメラに向かってポーズをとってくれました。

これから先は、弾けるような地元の子供達の笑顔をご覧下さい。カメラを見付けると、自分からポーズをとってくれました。

ポーズをとってくれたのは、例外ではなく、そんな子供さんたちの方が多くいました。カメラの前で、弾ける笑顔です。

写真を撮っている内に、段々と仲間が増えてきました。友達を見付けては、先に写った人が、仲間に引っ張り込んでいました。

離れた場所にいる友達にも声を掛けているようでした。カメラの前で押し合いへし合い状態になってきました。ここらが潮時です。

1人では壁が越えられずに、大きな声で泣いていた小さなお子さんです。1、2分後には笑顔に替わっていました。

付近の散策をするための観光用の馬のようです。確かに、車よりは便利な地形かも知れません。

駱駝の列が前を過ぎって行きました。先頭の駱駝を御者の人が引っ張り、後ろの2頭は数珠繋ぎでした。

駱駝に乗っていたのは、欧米から来た若い人でした。駱駝と一緒に、振り向いてくれました。

ハイビスカスの花です。再集合場所の近くで咲いていました。スフィンクス等は、夜にライトアップされるそうです。

全員が再集合場所に揃って、これでスフィンクスの見学はお終いです。カフラー王のピラミッドも後ろに入れて、最後の撮影です。