2011/01/24 - 2011/01/29
18位(同エリア59件中)
okuyanさん
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観光三日目。
本日は私めもオプションに参加いたします。
行き先はメンフィスとサッカーラでございます。
メンフィスは古代エジプト王朝の都。
サッカーラはそのメンフィスのネクロポリスだったのだとか。
上下エジプトを統一してメンフィスに都が置かれたのが紀元前3150年頃。
ギザの三大ピラミッドが造られた時代より約600年、
ツタンカーメン王の時代より1800年ほど昔になるそうです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 航空会社
- エティハド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
2回目のエジプトのアッサー!
(ー0ー)
つーか、ねみぃっすよ。
早朝、まだ夜も明けきらないうちからあっちこっちのモスクよりアザーンが大音響で流されるのでたたき起こされてしまうのでございます。 -
しかたないのでモソモソとベッドから這い出て屋上から景色を眺めました。
-
朝日を浴びるピラミッド。
なんだか神々しい雰囲気でございますね。
(= ̄ω ̄=) -
さて、ほぼ変化のないホテルの朝食をいただいたら観光バスに荷物を積み込んでオプションの『メンフィスとサッカーラ観光』に出発でございます。
ホライゾン ピラミッドホテルさん、どうもお世話になりました。
(ー人ー) -
バスは順調に走り、小一時間ほどで古都メンフィスだったミト・ラヒーナ村へとやってきました。
繁栄を誇った姿は今は無く、静かな農村という感じです。 -
さあ、それでは『メンフィス博物館』へと入場しましょう。
と言っても屋内に収蔵されている遺物はあまりありません。
多数の遺物は屋外に展示されているため、“歴史公園”みたいな趣きになっています。 -
こちらで最も重要な遺物といえば、この巨大な『ラムセス2世の石像』でございます。
(^ー^)つ -
ぐるっと回って写真を撮りましたのでご覧くださいませ♪
-
差し込む日差しの加減で顔が飛んじゃいましたね・・・。
肩にばっちりカルトゥーシュが掘り込まれてますね。
まさか本人に刺青があったわけではないと思いますが。 -
-
この像は左側を下にして砂の中に埋もれていたんだそうで、左側の損傷が酷くなっています。
-
やさしい顔立ちの像でございます。
(^ー^)
ガイドさんの説明によるとラムセス2世王の時代のエジプト王国は最も安定・繁栄した時代だったので王の顔もほころんでいるんだとか。 -
-
この石像は、はるか昔にこの場所にあったプタハ神殿の入り口に二体一対で建てられていたものの片方だとか。
もう一方の像はカイロのラムセス広場にあったそうですが、今は新しくギザに建てられる博物館に展示するために移動したそうです。 -
石像の周りには石版などの展示物が置かれているのですが、観光客のほとんど誰も興味を示していませんでした。
-
敷地内にはみやげ物の屋台がずらーり。
獲物を待ち構えております。
(^へ^; -
さて、それでは引き続き屋外の展示物を見学しましょう。
-
こちらは『メンフィスのスフィンクス』でございます。
アラバスター(雪花石膏)で出来ているそうです。
右側を下にして倒れて埋もれていたために右側の損傷が酷くなっています。
グッと小ぶりになりますが、これでもエジプトで二番目に大きなスフィンクスなんだとか。 -
ということで、こちらのアングルのほうが見栄えがイイッすね♪
(⌒ー⌒)v
やっぱりやさしい表情をしてます。
スフィンクスの顔は王様の顔をモチーフにして造るのだそうですが、
このスフィンクスには王の名のカルトゥーシュがないため、どの王様なのか特定できていないんですって。
一説には新王国時代のアメンヘテプ2世王ではないかと推測されているそうです。 -
さて。こちらもラムセス2世像なんですが・・・
なんかちょっとカッコ悪くね?
(´・ω・`;
実は修復するときにヘタクソな修復をしたので短足になってしまったんだって。 -
さぁ、もっと奥に行ってみましょう。
(^0^)つ
といっても、それほど広くないんですけどね。 -
一番奥で雄々しい姿で立っているのもラムセス2世王でございます。
-
このラムセス2世王、とても長命だった(92歳で亡くなった)こともあって、各地に多数の像を残しているんですな。
侵略を目論む他国に対して、王の威厳を誇示するためでもあったらしい。
しかし、この石像はちょっとイワクツキで、元々別の王様の石像にラムセス2世王の名前だけ掘り込んだものではないかとも言われているそうです。 -
他にも各種の遺物が整然と並べられていました。
かなり痛んでいるものも目に付きました。 -
これは『石の扉』。
ピラミッドの入り口に盗掘防止のために施されたものらしい。 -
愛と美の女神「ハトホル」の頭部でございます。
ほとんどのっぺら坊と化してました。 -
こちらもラムセス2世像です。
って、こりゃわからんやろ・・・。
(ー_ー) -
たぶん石碑・・・かな?
-
メンフィスの三大神をかたどった石像。
最も偉大な神は創造神プタハでメンフィスの創造主、その妻であったとされるのが戦いの神セクメト女神。
さらにそのふたりの神の子ネフェルトゥムは死者の魂を裁判する陪審神。
メンフィスではこの三神が信仰の対象だったのだとか。 -
さてさて、私ども一団がひととおり見学を終える頃にはみやげ物の屋台も活気付いておりました。
まぁ、どれもこれもしょーもないもんばっかりなんだろうけど、皆様結構お買い求めになっておりました。
物の価値ウンヌンよりもショッピングすることが楽しいんでしょうね。
(^д^A" -
さてさて。
次はサッカラの階段ピラミッドを見学に向かいます。
途中、ヒツジとヤギの群れに取り囲まれて一時バスが立ち往生する場面も・・・。
(◎0◎) -
さあ、階段ピラミッドが見えてきましたよ♪
その手前には河岸神殿の遺跡がありました。
つまり、はるか昔にはここまでナイル川が来ていたということですね。
今や砂と瓦礫しかない場所なのにねぇ・・・。
( ̄o ̄) -
到着しました!
サッカーラの階段ピラミッドでございます。
しかし、現在修復中らしく足場が組んでありました。
ちょっぴり残念って気分の私めでした。
サッカーラの階段ピラミッドはエジプト古王国期第三王朝第二代ジョセル王(発音的には“ジェサル”に近い気がしました。)の墳墓で、建築家イムホテプにより造営された、エジプト最古のピラミッドでございます。 -
ジョセル王のピラミッドは葬祭殿や礼拝所などといっしょに複合施設として造られ、その四方を高い石壁で囲んでいたのだそうです。
石壁には14箇所(諸説あり)もの門が作られていましたが、本物の門はひとつで他は盗掘防止のための“偽門”だったそうです。
私ども一団は復元されている本物の門からぞろぞろと入場いたしました。 -
門に入ると、その先は石柱の並ぶ狭い回廊になっていました。
石柱の表面の仕上げはすばらしいもので、ツルツルしてました。
しかし、この回廊の両側にはいろいろなみやげ物を売りつけようとする地元の皆様が大量におりました。
私め、ここを通り抜けるだけで何回「ミシュ アーウィズ! ラ シュクラン!」(要らないよっ!ノーサンキュー!)と叫んでたことか・・・。
もう・・・ウザイわ〜。
(>д<; -
ようやく回廊を抜けて階段ピラミッドとご対面です♪
( ̄▽ ̄; -
壁際に再現された、この遺構は礼拝堂だったらしいです。
-
ふむ。(・ω・)
こりゃキレイすぎるから、多分当時の石材ではないだろうね。 -
もっと近くに寄ってみようっと。
-
概観の特徴もさることながら、ギザのピラミッドに比べて使われている石材が小さいということもこのピラミッドの特徴でございます。
まだ、あれほど大きな石材を切り出す技術が無かったということなのかな? -
壁に上って逆のアングルから。
やっぱり足場がジャマだよなぁ・・・。
(−へ−;
まぁ、修復の大切さも十分わかりますから、ゼータク言っちゃいけないよね。 -
実はこの階段ピラミッドは“北の墓”とも呼ばれています。
で、ピラミッドと対峙する南の壁には“南の墓”といわれる深い縦穴がありました。
下のほうにはいくつも横穴の小部屋が見えます。 -
今のところ、縦穴内には入れませんので中の様子はわかりませんでしたが、南の墓の構造図がありました。
ほほう・・・なるほど!
私めにはなんだかさっぱりわからないということがわかりましたっ!
<(・◇・) -
壁の上から南を眺めるとマスタバ群が広がっていました。
これぞ「死者の街」でございます。
すぐそこに見える小山みたいなのも、実はウナス王のピラミッドでございます。 -
はるか遠くを眺めれば、あっちこっちにピラミッドがあるのがわかります。
黒ピラミッド、赤ピラミッド、さらに屈折ピラミッドなどなど。
いつかあれらのピラミッドも観てみたい・・・。
( ̄o ̄) -
さあ、そろそろおいとまいたしましょうか。
ああ、犬が3匹もお昼寝してますよ。
え?死んでると思った?
いやいや、実は冬場のエジプトはかなり涼しいのです。
日暮れから朝まではかなり冷え込んで、寒いほどなのです。 -
階段ピラミッドの北東にも崩れたピラミッドがあります。
こちらはウセルカフ王のピラミッドと言われています。
先ほどのウナス王もウセルカフ王も第五王朝のファラオです。
それに対し、ギザの三大ピラミッドを造営したのは第四王朝のファラオたち。
つまり新しいピラミッドのほうが壊れやすいのですね。
古代のピラミッド建築方法が伝承されなかったのでしょうか?
うーむ・・・(ーへー) -
さてさて、オプショナルツアーにも“お約束”は付いてきます。
今回はカーペットスクール見学でございます。
エジプトの田舎の子供達はなかなか普通の学校には通わせてもらえないのだそうで、政府の方針で手に職をつけるための職業訓練学校としてカーペットスクールで習うのだそうです。 -
子供達が一生懸命にカーペットを作っています。
イスラムの人たち、特に女性は写真を撮られることをあまり好まないと伺っておりましたので、控えめにするよう気をつけておりました。
こちらでは自由に撮影していいということなので、子供達の写真を撮らせていただきました。 -
このコ、かわいいでしょ♪
(*⌒m⌒*)
いやぁ〜、将来が楽しみですのぉ! -
高級なカーペットはやっぱり手馴れたベテランが作ってます。
そういうわけでひと通り見学が済むと売り場へと案内されるわけで、
そちらは撮影禁止というパターン。
はっはっは、もう慣れっこになっちゃったよ。
(^〇^) -
ボンビーエキスパートの私めをカーペット売り場に連れてくる方が間違ってるわけで、私めはサッサと表に出て付近の景色を眺めながらタバコ休憩でございます。
ぷはー( ̄o ̄)y-・°
あー、のどかな風景だねぇ〜♪ -
ロバ車でーす♪
Σ(◎▽◎)
いいなー、乗りたーい! -
さて。お約束の時間も終わり、私ども一団はお昼ごはんのレストランへと向かいます。
青々とした畑がどこまでも続きますねぇ。
ガイドさんに何が栽培されているのか尋ねたらクローバーなんですって。
家畜のエサにするんだそうです。 -
レストランに到着すると楽団がエジプトっぽい演奏でお出迎え♪
と思ったらチップがもらえないのですぐに鳴り止みました。
(爆) -
エジプト料理を中心としたビュッフェでした。
この旅で食べたエジプト料理では一番日本人向きだったかも。。。
でも、出来立てのペンネが一番おいしかった♪
ジュースは今回バナナをチョイスしました。
これも美味かった♪(^ー^)b -
なかなか良いレストランでしたよ♪
-
レストランの庭で砂絵のボトルを売っていました。
オーソドックスなボトルだけど、こっちのほうが絵が見やすいね。
ガイドさんが「砂絵はここが最後ですよ。」と言っていたので、
何人か購入されていました。 -
食後、バスでウトウトしているうちにカイロのラムセス駅に到着しました。
いやー、すごい人だかりです!
(◎_◎;
スーツケースはポーターさんに運んでいただきましたが、とても自分では無理!って感じでした。 -
さあ、列車が来ましたよ。
私ども一団はこれからアレクサンドリアへと3時間あまりの列車の旅でございます。 -
一等の車両です。
ちょっと古ぼけてますが、なかなか乗り心地よかったです。
(⌒ー⌒)v
でも、トイレは汚かったなー・・・。 -
切符でございます
発車するとじきにチェックにやって来るそうですので、なくさないようにしなくちゃ! -
車内販売のおにーさん。
温かいコーヒーも売っています。
注文するとグラスに粉とお湯を注いで電動の泡だて器で「ショワー」っと、かき混ぜてくれます。
こりゃ面白いわぁ〜♪ -
列車はナイル川に架かる鉄橋を渡り、カイロから北へ北へと離れて行きます。
さらばじゃ!カイロ。
またいつか・・・。(・_・)/~~
《その④につづく》
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