2007秋、ギリシャ・エジプト旅行記(22/36)：12月3日(3)：ギザ、ギザ市内見学、パピルス販売店

2007/11/29 - 2007/12/06

12月3日の旅行写真の続きです。スフィンクス見学の後は、パピルス紙の製作実演を見学しました。その紙に描かれた伝統的な図柄の絵も見学しました。(ウィキペディア、ワールドガイド・エジプト＆ギリシャ・エーゲ海)

エリア ギザ(エジプト)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: エジプト航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ギザの三大ピラミッドとスフィンクスの見学の後は、パピルス工場の見学です。パピルス(Papyrus)紙は、カヤツリグサ科の植物、パピルスから作られます。

パピルス工場に向かう途中の町並み光景の紹介です。このお店もパピルスを扱っているようです。店先にパピルスの鉢があります。

暫くは、車の中からの撮影です。人だかりがしていた店先です。どうやら、パンが焼き上がったようです。

スフィンクスの場所から、余り離れていないところです。商店街を通る馬車を見かけました。

公園でもない、不思議なグリーンベルト地帯です。地下に大切な施設が埋設されたルートでしょうか。

右手は、教会の尖塔です。イスラム教の寺院でしょうか。木々の緑もありました。

自由奔放に枝を展ばした樹がありました。狭い場所でも樹木は成長していました。

個人の家にしては大きく立派な造りです。まだ新しい建物の上には、衛星放送のパラボナアンテナが立っていました。

パピルス紙の製造工程の実演です。最初は、ナイフを使ってパピルスの裁断と剥離です。

水に晒されたパピルスです。膨潤して潰された植物組織が細菌の繁殖により粘性の物質に変化し、乾燥と同時に薄片同士を強く接着するようです。

パピルスの薄片に木のローラーをかけ、余分な水分を取り除く工程です。

台布の上に均一にパピルス片を並べ、その上にもう1枚の台布を重ねてサンドイッチです。

薄く剥離したパピルス辺を並べ、その上からプレスを掛けます。これでパピルス組織が潰されます。

実演はイントロです。目的はパピルス紙を使った絵の販売です。手書きの作品もありました。

このお店で扱っているのは、パピルス紙に描かれた本物の絵が殆んどのようでした。町角で売っている安価な品は、パピルス以外の偽物の紙が多いようです。

この図柄も代表的な物のようです。24時間を示すものか、四季を示す物か、どちらかです。

葬送の図柄のようです。椅子に座っている人が死者で、立っている人が正者です。博物館で、石像やレリーフも色々と見学しました。

座っている人が1人、立っている人が2人、描かれています。これも葬送の図でしょうか。

描かれているのは、エジプトの神々でしょうか。地獄と天国往きを見分ける秤の場面も描かれているようです。

二輪車を馬に引かせ、弓を構えた戦士の姿が描かれています。馬は、2頭分の足が描かれています。

今回は見学できなかった、アブ・シンベル神殿の像の絵です。新王国時代の第19王朝時代、紀元前1250年頃の建設です。

古代エジプトでは、ネコを家畜化する一方で、猫を神として崇拝もしました。猫の頭を持つ女神、バステトも知られています。

ナイル川に沿ったエジプトの名所が図入りで描かれています。ピラミッドもアブ・シンベル神殿もあります。

葬送の図柄でしょうか。椅子に座った人は死者を意味するようです。

パピルス工場見学の後は昼食です。クフ王のピラミッドが見える場所でした。

レストランの1階です。予約がとってあったのは1階ではなく、2階でした。

2階へは、外の螺旋階段を登って上がりました。中々雰囲気のあるお店の外観でした。

レストランの2階からの眺めです。道路の反対側には、小高い岡の上まで家並みが続いていました。

食事を終って、1階まで下りてきました。昼食は、チキン料理でした。

お店の警備の人ではなく、警察官のようです。ピストルではなく、ライフルのような銃を肩から提げていました。