ファミリーレストランでコンドーム？

2005/11 - 2005/11

　物価の高いヨーロッパで安く旅行するには、飛行機を使わず移動しホテルに泊まらず高級レストランで食事をしないことである。
学生の頃友人とユースホステルに泊まり九州旅行して以来、ホステル泊まりは４０年振りの経験である。
　当時ユースホステルにはペアレントという世話役の人がいて、夕食後は会員同士の親睦を図るため「カエルの歌」など歌ってゲームをするのが定番であった。
　ここはオーストリアなので「ドレミの歌」でも歌いながらゲームをして国際交流を図るのかと心配したが、そんなことはなく最近のホステルはホテル化しているのか門限もない。
　そのためか利用客は若いパッカー以外にも出張のオジサンらしき人も結構いて５７歳の私も浮くことはない。
　ミュンヘンからウイーンへはユーロラインの国際バスでの移動する。バスで国境を越えるわけだが国境らしきところでバスが停まると、係官が乗りこんできてパスポートをチェックするだけと、流石ユーロ圏内は簡単に行き来ができる。
　ところで、またまた不思議発見！
　アウグスブルグのレストランで見かけた時はたまたまこんなこともあるのかと思っただけで忘れていたが、オーストリアのドライブインのファミリーレストランでもトイレにコンドームの自動販売機が置いてあるではないか。しかもポルノビデオショップの広告ステッカーも貼ってある。
　ドイツ語で書いてあるので、らしいと推測するだけだが１個１ユーロという値段からして間違いないと思う。
　ネオン街のバーのトイレならいざ知らず、何故観光地のレストランやファミレスのトイレなのか？
　謎である。
　小さい子供に「父ちゃん、これなーに？」なんて聞かれたらどう答えれば良いのだ？
　身長の低い子共たちを寄せ付けぬ高い位置の便器と関連があるのか？誰か謎を解け！
　今度見つけたら試しにひとつ買ってみよう。もう使うことはないと思うが。

ＰＳ　その後、フランクフルトのレストランでも見かけたし何とフランクフルト国際空港のトイレでも見かけた。試しにひとつと思ったが、使う当てもないしお土産にもならないし変な時にポケットから出てきても困るので、購入は断念した。念のため。

ＰＳ２　後日スイス人の友人からの情報では、ヨーロッパでもエイズが話題になった時に国策として広く設置が奨励されたとか。若い人は薬局で買いづらいという理由で、自動販売機があちこちに置かれたようだ。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: アシアナ航空

ウイーンのユースホステル「ミルテンガッセ」
ここで一緒になった愛知工大の学生は４人部屋に入れられたが、私は年寄りだからか二人部屋に一人で入れてくれた。２段ベッドが横並びならまさにツインルームだ。