sahaooonさんのクチコミ(10ページ)全202件

以前に訪れた記録を元にはがきが時々送られてくるのですが、それに誘われて3月末に訪問しました。特に何がということもないですが皆さんが書かれているようにお風呂からの眺めは気持ち良いです。が、温泉好きには循環はちょっと残念ですね。食事はまあ安心していただける内容ではありますが、多分選ぶコースとか企画で結構当たりはずれがある印象です。前回と値段的には同じクラスのものを頼みましたが、大分豪華さが落ちた感じをうけました（美味しいことは美味しいです。）朝食ででたナメロウが気に入りました。
ビュッフェで取りに行くたび「御酢を掛けてもらうのがおすすめです」と薦められました。解説付でいろいろ説明してくれるのは楽しい半面、まにゅあるっぽ過ぎなとこは残念かな。

５月に大阪出張の合間を縫って出かけてみました。一般的なベストシーズンは紅葉の頃なのでしょうが私は京都の春の新緑が好きなのでその意味では大変清々しく過ごせました。平日出会ったこともあり年配のハイカーと世界遺産めぐりっぽい方々がちらほら。静かさを楽しみたい人や、一人でふらっと出かけるにはお勧めです。歴史や鳥獣戯画、日本最古の茶園などについては他の方にお任せします。私は時間がなくもったいない見方をしちゃいましたが周辺の散策も合わせじっくりのんびり１日はかけたいスポットだと思います。

一度は訪れることが良いと思います、当然かもしれませんが。修学旅行以来数十年ぶりですが良くも悪くも感慨がありました。私の中では日光東照宮と同様、子供の頃とは大きく感想が異なりました。どう思ったかはここでは書きませんが銀閣や比叡はあまり感想に違いがなかったのに。その理由を自問して過去を振り返るのも一人旅ならではの密かな楽しみです。

国内唯一の髪の毛の神社。そういう神社があることは知っていましたが天龍寺からトロッコ列車の嵐山駅への間で偶然見つけ訪れてみました。平日であった事もありそこには私だけ。心おきなく拝んでしまいました。絵馬を見る限り、薄-抜系の願いよりも美容師さん理髪師さんの試験合格祈願やお店の繁盛の願いを書いたものが多かったように思います。「髪は人間の一番高いところにある」という当たり前のことも神社の由来とともに改めて胸に刻んだのでした。こじんまりとした神社ですが周りの風景に溶け込んでいてなんとも味わいのあるスポットだと思います。

もちろん豚丼をいただきました。お肉は厚みがあり、月並みですがジューシーで脂もとっても甘くて美味。しかしここに限らず豚丼自体味が濃くて逃げ場がないのが残念。野菜らしきものは数粒のグリーンピースだけでサラダもメニューにないし、お漬物も黄色いタクアンでまたまたベタ甘い。サービス三流と言われる北海道を地でいってます。大阪なら青ネギ、東京なら白髪ネギとか普通に乗せそうです。安いお漬物でも柴漬けとか梅干しとか浅漬けとか何かありそうですけどね。一品としての色気が欲しかったです。

いつもきれいな花の紙袋でお土産としていただいていた六花亭のお土産を自ら帯広のお土産としてはじめて買いました。どのお菓子もリーズナブルでかわいらしくしかもおいしいので自宅用にもいっぱい買い込んでしまったのですがやはり私にとっては「マルセイバターサンド」が一番しっくりきました。伝統の味というか何度食べても食べ飽きない素朴な味わいが大好きです。東京に戻ってから今まで以上にあの紙袋に反応するようになってしまいました。

「愛国駅」
正直、ここに言ったからどうということもないさびしい場所でした。が「愛国から幸福まで」の切符ブームを知っている人にはそんなことはどうでもよく、ただここに来れたことに感慨を覚えるのではないでしょうか。愛国、の由来も案内板ではじめて知ることができました。

「幸福駅」
子供のころ非常にはやった「幸福行き」の切符。人からもらうのではだめで自分で買わないと効果がないという都市伝説のような話を思い出します。廃線にはなっていますが駅前のお土産やさんでは今も例の切符をその日の日付をスタンプしてキーホルダーにして販売してくれていました。それに付随するサービス？なのか家内と一緒に駅舎をバックに写真も撮っていただきました。

６月にレンタカーのナビで指定して向かうと、こんなところに、というような奥まったところにありました。
隠れ家的でいい感じです。
施設は広々としていて清潔、露天にサウナ、ジェットバスにハーブ風呂など一通りそろっていて
大人一人420円は大満足な内容です。しかもほぼ源泉かけながしと思しき露天が広くゆったりと
していてのんびりお湯を楽しめました。
植物の恵みをぎっしり詰め込んだモール温泉は噂どおり肌がつるつるして気持ちよく湯量も豊富。
帯広を訪れる際は間違いなくリピートすると思います。お勧めです。

都会の中にあって少し高台にあるので晴れた日などは気持ちの良い場所です。歴史は古いですが建物は新しくピカピカで今ひとつ趣を感じません。将門の斬首と関わりがあるので、将門キューピーなどという不気味なものが売っていて失笑。
キューピーのあの顔の晒し首を人形の胴体にはめると幸せになるらしいです。

言わずと知れた、ありがたいお地蔵さんのおわすお寺です。サンタクロースのように誰のところにもやって来てくれ、一つだけは必ずお願いを聞いていただける、というワラジを履いたお地蔵さん。そのすとーりーにもほっとしますし、中でお茶とお菓子をいただきながらうかがう説法も大変面白くオススメです。一年中聞ける鈴虫の音ももちろん大切なファクターです。苔寺さんからもほど近いです。

建物がどうということは無いのですが、曲がりくねった参道に関所のようにあって、女性はそこで止められてお参りしたこと等を考えると戒律が厳しく強い宗教色がいまさらながらに感じられます。もともとは高野山へのルートが7つあってそれぞれに女人堂があったようですが現在建物が残っているのははこれだけのようですね。極楽橋から入ると高野山巡りのスタートになるとも不思議な感じです。

日本三大瀑布のひとつとか三大神滝のひとつとか言われ「いかにも」という修飾がつき、さらに「日本一」とまで言われる那智の滝。関東が長い私にとって華厳の滝や袋田の滝はなじみがあり、かつそれになりに凄いものだと思っていましたがそれをしのぐ落差と迫力、神々しさはさすがだと思いました。古くから神社のご神体とされていたことからも古代の人々と現代人である我々が感性を共有できているという良い例だと思います。青岸渡寺の手前の三重塔は、神社とお寺が世界遺産となっていることと比較して軽視され、上る人も少なそうですが、那智の滝の滝つぼが見晴らせるのでお好きな方にはお勧めです（有料）。

世界遺産の指定対象のひとつ。建物は朱が鮮やかでとてもキレイであって、それがために歴史的な重みは感じることが出来ませんでした。境内を巡ると有名なナギの大木を過ぎたあたりに「神宝館」があり、日曜日に訪れた割には誰も入場しないなあと思いつつ入ってみました。するとこれが思いのほか素晴らしかったです。大量の国宝が数十年前の博物館のような古風な展示ケースに並べられています。組紐や蒔絵の手箱等、「国宝そのものが（芸術的に）素晴らしい」というより「その時代のそれがこんなにきれいに残されている」ことに感銘を受けるとともに、それだけ程度よく保存されていた理由がこの神社の重み、特に宮家にとっての扱われ方の理解を助けてくれました。

白浜でレンタカーを借り真夏の熊野を行きました。昨年の和歌山方面の豪雨によるがけ崩れの跡も痛々しい山道を抜け、全国に無数にある熊野神社の総本山へ。ちょうど直前に桧皮の吹き替えがされたとのことで素晴らしい職人技の美しいカーブを描いた屋根、中には入れずとも重厚感はしっかり味わうことのできる本殿と、見るというよりはそこに行ってみることに価値を感じる場所でした。古代からそこに向うこと自体も修行となるような険しい場所にひっそりとたたずんでいます。残念だったのは敷地が非常にオープンであり訪れる者をあっさりと受け入れる状態であるため、空気を読めない今時の中年ランナーの集団が休憩しているのと居合わせてしまいそのやかましいこと。外国の方も多く訪れる世界遺産であって国の宝なのですからもっと制約をしてもよいかなあと思いました。

6月の台風の谷間の暑い日にのぼりました。東大寺の二月堂の方から境内を抜け春日大社の方へ向かうとほどなく左側に広がるなだらかな丘。入山料を150円払って登るのですが以外とキツい。草原が来れると林が陽を遮り涼しくて快適なハイキングに。15分位でてっぺんにつくとそこははじめと同じような草原が広がり眼下には古都奈良の全景が。後ろは古代の森を擁する山々の景色でこちらも良いです。時間のある方は飲物持参で是非登ってみてください。もちろん鹿もいます。

東大寺の大仏殿までは平日でも多くの人が訪れますが、境内のその奥にもこの二月堂や法華堂を始め素晴らしい見所がたくさんあります。二月堂はお正月のお水取りでは必ずニュースに登場する場所ですがツアーなどではあまり行かないのでしょうか、もったいないことです。仏様に真剣にお祈りする方々が溢れない程度にはいらっしゃり、アジアの寺院の雰囲気もたっぷり。そしてみなさんも書かれている通り景色も素晴らしいです。古の都の全景が眼下に広がり穏やかな気持ちになれる場所でお勧めです。この景色が素晴らしいと感じた方はさらにちょっと奥に進んだところにある若草山もぜひトライして一段上からの眺望も堪能されると良いと思います。

東大寺の大仏様は日本人なら多くの方が子供時代に一度は行かれたのではないでしょうか。私も修学旅行で行ったことを思い出しますが、大人になってからのほうがそのスケールの大きさを感じました。大仏様のみならずその境内の空間の使い方、もっと言えば興福寺さんから春日大社さんまでのなだらかで穏やかな場所は自分の悩みの小ささを教えてくれます。アンコールワットやパガンなど世界の名だたる仏教遺跡同様、人間の作った巨大なスケールは世界中の旅行者を魅了する思います。何人かのヨーロピアンと話しましたが特に「日本的なもの」が好きだ、というわけでない場合は京都より奈良に感銘を受ける人が多かったですね。

他の奈良の有名な寺社と違い古い街並みの中に極々自然にひっそりと元興寺さんはありました。近鉄奈良駅からの道の途中には数々の小さな社があり、古都の雰囲気も楽しめます。他の方の口コミだと奈良みちは修学旅行の学生さんで賑やかとありましたが、私が訪れた時は平日の10時過ぎでしたが地元の方以外は一切すれ違うこともなく厳かな感じさえ受けました。国宝である建物は古代瓦も含め規模も姿も素晴らしいのはもちろんのこと、極楽坊の名のもととなった智光曼荼羅も大変良い状態だと思います。世界遺産だからということは抜きにしても是非訪れていただきたい名刹と思います。

大阪から神戸まで関西の西側が見通せます。何よりもガラスや天井に覆われることなくリアルな景色が楽しめるのが素晴らしいと思いました。東京都庁やスカイツリーのような高層からの眺めとは違い、自分の知っている一つ一つのビルや通りが分かる楽しさがあります。都市と川、海、山が全て楽しめるのも大阪ならではではないでしょうか。展望用のシートもカップル向けや家族向けなどいろいろと楽しい仕掛けもあり色々なシチュエーションで楽しめると思います。

ずっと訪れたいと思っていたのですがなかなか機会がなくようやく今回月曜出張の前泊で行ってまいりました。世界遺産に指定されてからは高野山が地域全体としてどこかしこで聞かれるようになりましたが、私にとってはやはり「金剛峰寺」というほうがしっくりきます。信徒が1000万人いるといわれる真言宗の総本山であり、主殿が国宝や重要文化財でなくともその重みがずしりと感じられました。高野山全体の自然を背景とした神々しさ、静けさ、また奥の院の無数の歴史上の人物・一流企業の墓石群に感じられる人々の信仰心、そして国宝や重要文化財の数々、素晴らしいと思います。 伽藍周辺や霊宝館はもちろん大門や女人堂等端から端まで見所がたくさんでお好きな方には一日ではもったいないかもしれません。