naoさんのクチコミ(2ページ)全331件

近鉄四日市駅から朝一番の近鉄湯の山線に乗り、近鉄湯の山駅から歩いてアクアイグニスの日帰り温泉（600円）に行きました。朝6時からの営業となっていましたが、到着した朝6時10分過ぎには、風呂はかなりの人で賑わっていました。
風呂は熱めの内風呂とそれよりもぬるい３種類の露天風呂がありました。露天風呂には10人程度が同時に入れる寝湯もありましたが、私の入浴中は常に満員で入ることができませんでした。少し茶色がかった湯は石鹸水に入っているかのようなぬるぬる感が分りやすい「美人の湯」でした。
朝早すぎたためかお洒落なレストランはまだ営業しておらず、スタッフの方々が仕込みをしている姿が見えました。次回は時間があるときに、ゆっくりと朝食も楽しみたいと思います。

マルモッタン・モネ美術館へ行った際に、そこから徒歩すぐの場所にブーローニュの森があることに気づき、行ってみました。暗くなってから行くべきではないと聞いていましたが、確かに森に入ってから、池の周囲の大通りに出るまでの数分間は、両側に高い木がそびえて陰を作る、真っ直ぐに延びる森の中の道には誰もおらず、日中でも多少の気味悪さを感じました。
池の周囲の大通りは犬の散歩、ジョギング、サイクリングの人と何人もすれ違ったので、人通りの多い場所からアクセスする方法があるのだと思います。

昔のNHKの番組を観て、フォンテーヌブロー城のイメージが膨らみ、行ってみたくなりました。パリからはMobilis 1-5zones（ゾーン5までの1日切符）で向かうと、駅から城までのバス代までがカバーされ、その分が得でした。
城内の部屋の壁には、フランソワ1世の"F"ロゴと、ナポレオンの"N"ロゴが多数見られ、それぞれの自己主張の強さが感じられました。よく整備された、水を生かした広大な庭は美しく、馬車も走っていて、涼しい木陰で癒されました。

シャンティイ城は庭や池も素晴らしかったですが、室内の調度品やコレクションが特に素晴らしかったです。本が貴重だった時代の本が多数集められた図書館は特に美しく、一冊一冊の装丁や背表紙の文字にハンドメイド感があふれていて、時間をかけて見入ってしまいました。パリ周辺ではベルサイユ宮殿の次に行くべき城だと思います。

シャンティイ城の中にあり、コンデ公の遺言により、コレクションを配置を変えることなく展示している美術館だそうです。絵画コレクションの数は膨大、かつ、見ごたえのあるものでした。一目でそれと分かった、ラファエロの「ロレートの聖母」をはじめとするイタリア絵画や、アングルなどのフランス絵画が充実していました。最初はオーディオガイドに従って順番に鑑賞し、途中からは興味のある絵画のみオーディオガイドを使用しましたが、それでも想像以上の時間を要する充実ぶりでした。

シャンティイ城のチケットで、別途料金を支払うことなく入館できました。
入るとすぐに10数種の生きた馬が展示されているエリアというか、厩舎そのもののエリアになります。競走馬・農耕馬・ポニーといった各種の馬で、白馬・葦毛・茶色などの毛色が異なるものを様々見ることができ、落ち着きの無い馬や、威嚇するような眼で見つめる馬など、いろいろな馬がいました。
屋外で行われる14:30開始のショーは30分間で、女性調教師が競走馬・農耕馬・ポニーに走らせたり芸をさせたりといったもので、フランス語の説明は分りませんでしたが、楽しめました。

時間が無かったのでランチをあきらめ、本場のクレーム・シャンティイ（Coupelle degustation de creme Chantilly：5ユーロ）を注文しました。甘さ控えめで、ベリーの酸味も効いていたクレーム・シャンティイ（生クリーム）はとても美味でした。私にはボリューム過多で、後半は別途注文したダブルエスプレッソの助けを借りた完食でしたが..

物価が高いパリで、単品注文でも満足でき、安価に食事が取れる日本食レストランは重宝しています。オペラ座界隈に行くことが少ない我々ですが、今回は「ひぐま」に行ってみました。とても暑い日だったので、店頭に大きく書かれていた冷やし中華（9.5ユーロ）を注文、店員は「冷やしラーメン」と言っていましたが、一般的な冷やし中華でした。キュウリは固めでしたが、味はまずまずでした。

モンパルナス博物館は単なる美術館ではなく、モンパルナスのキャバレー文化や画家に焦点を当てた文化博物館で、庭からはモンマルトルのブドウ園や「ラパン・アジル」も見える、とても興味深い場所でした。規模が大きいわけではないので、行く前は所要時間1時間程度かと考えていましたが、結局2時間以上楽しめました。
おそらく多くの人が意識せずに見ているであろう、モンマルトルにあった有名なキャバレー「シャ・ノワール」（黒猫）のポスターにちなんだ黒猫「サリ」が庭にいました。姿を現し、食事をしていましたが、食後にちょっかいを出す観光客には目もくれず、木陰に隠れてしまいました。

オペラ座からルーブルへ抜ける途中に立ち寄ったパレ・ロワイヤル庭園は、木陰が心地よい公園でした。日差しが強く暑い日でしたが、木陰を抜ける乾いた風と噴水の水音が涼しさを演出していました。 木陰でおじさんたちがペタンクに興じていたのも、いかにもフランスっぽくて良かったです。

メトロ・アベス（Abbesses）駅には何度か行ったことがありましたが、その出口のすぐ裏にある広場に人気スポットがあったことを今回初めて知りました。出口を出て振り返ると、大勢の人が集まって記念撮影をしており、場所はすぐに分りました。壁に様々な国の言葉で「愛している」と書かれており、多くの人はおそらく自分の国の言葉を指さして記念撮影をしていました。ツアーガイドに導かれる白人の団体や、中国人ツアーが多かったように思います。モンマルトルへ地下鉄へ行く際には、駅から出るついでに見てみると面白いと思います。

最寄りのメトロLa Muette駅からは距離がありましたが、美術館までは緑の多い住宅街を歩きました。家の調度品なども展示されていますが、ここの必見は地下フロアにあるモネ展示室だと思います。画面に顔をつけてテレビを見ているような、近くから見たのではよくわからないモネの絵を、遠くから鑑賞できるようレイアウトされており、人も多くはないので、じっくりと鑑賞できました。本でよく見ていた「印象 日の出」も離れた場所から、ゆったりと楽しむことができました。モネファンなら必見の美術館だと思います。

シャンゼリゼとアレクサンドル?世橋の間にあり、目の前を何度も歩いたことがあったプティ・パレには、今回初めて行きました。特に暑い日だったので、きれいで快適な美術館が無料で楽しめたのは最高でした。有名画家の絵は少な目でしたが、広い館内には迫力ある作品も数多かったです。トイレも清潔でした。

コンシェルジュリーには夕方訪れました。入館直後から何となく陰気な感じがしたのは、夕方で暗くなり始めていたからなのか、かつて牢獄として使われていた過去からなのかは分かりませんでした。比較的空いていたと思いますが、それでも観光客でいっぱいだったのは、マリーアントワネットの牢獄を再現した、暗くて狭い部屋でした。シェーンブルン宮殿やベルサイユ宮殿とは大きく異なる陰気な部屋で、背後から常に見張られていた彼女の最期は辛かったでしょうね。

夕方凱旋門に観光に行き、凱旋門真下の広場で休んでいたところ、機関銃を持った兵士が目につくようになり、6時少し前から仮設の柵が設置され始めて観光客が柵の外側に追いやられ、6時半から凱旋門下にある無名戦士の墓の献花式が始まりました。
献花式はブラスバンドの入場から始まり、その演奏される行進曲などに合わせて、フランス国旗や花を持った人がシャンゼリ通りから行列で歩いて（行進というほど規律感や統一感はなし）入場し、凱旋門下で献花式が行われ、最後にブラスバンドが退場して終わる全30分間のイベントでした。
ブラスバンドの背中側で見ていたので凱旋門で何が行われているか見えませんでしたが、凱旋門下で遠くにエッフェル塔を見ながら、ブラスバンドが生演奏するラ・マルセイエーズ（フランス国歌）にちょっと感動し、良い思い出になりました。

昔の「Super Marche」という看板の跡がはっきり分かる「Les Galeries du Mont Saint-Michel」は、モンサンミッシェル島内よりも安価に土産物が買えることでテレビにも取り上げられましたが、スーパーマーケットとしても利用度大でした。夜は冷えたシードル（750ccで3.6ユーロ）が風呂上りに美味しく、朝は玄関正面のキオスクで買える焼き立てのデニッシュとクロワッサン、エスプレッソが美味でした。
パンを多めに買い、TGVの中でのランチにしようとレンヌ駅へ持っていきましたが、レンヌ駅構内のパン屋よりも安かったと思います。かなり使える店だと思いました。

オムレツを食べるために前菜＋メイン＋デザートのコース（49ユーロ）を注文しました。前菜、メイン、デザートとも選択肢があり、メインはオムレツまたは羊肉からの選択でした。オムレツも野菜（ラタトゥイユ）、スモークサーモンなど、いくつかから選択できました。モンサンミッシェルへ行ったからには一度は食べるべきだと思っていたので良いのですが、味の割には値段が高い印象でした。

参道である"グランリュ"は、日中はまっすぐ歩くのも容易でないほどの観光客で活気にあふれていますが、人の少ない早朝は"グランリュ"そのものをじっくり見るのに適しています。個人的にはヨーロッパらしく、味のある看板が気にいっていますが、早朝でなければゆっくり見ることができません。モンサンミッシェルで一泊して良かったと感じる時間です。

モンサンミッシェルは修道院そのものも興味深いですが、やはり西のテラスからの海の眺めが印象的でした。満潮時間を選んだつもりでしたが、大潮ではなかったので陸側は広大な干潟が広がっていました。それでも、干満の変化で海水が勢いよく流れていたのを見ることができました。以前はありませんでしたが、西のテラスには大きな銀色の玉がありました。風景と共に自撮りするのに使えそうでしたが、人が多かったのであきらめました。夕方、銀玉に夕日が反射してキラキラ光るのが、対岸から見えました。

早朝、モンサンミッシェルへ橋を歩いて渡ってみようと対岸から歩き始めたところ、道路脇の空き地の先の牧場？に多くのヒツジがいることに気が付きました。将来、”プレサレ”になるのであろうヒツジは、モンサンミッシェルを背景に、一心不乱に草を食べていました。モンサンミッシェルらしい風景を見ることができました。