岳人28号さんのクチコミ(18ページ)全934件

津山線の金川駅から北に徒歩10分ほどのところにあります。旭川の支流の宇甘川の土手上が桜並木になっていて、桜のトンネルになっている部分もあります。訪れたのが平日の午前中だったこともあり、ほとんど人通りもなくて桜を見ながら気持ちよく散策できました。河川敷に駐車場やトイレが整備されているので、土日などは花見客でにぎわうのだろうと思います。

津山線の法界院駅から線路沿いに東へ歩いて15分くらいのところにあります。入口の受付のでパンフレットのほか、今咲いている花の場所を手書きで書き込んだ園内図を配布しているので、それを見ながら回ると良いと思います。わたしが訪れた2月下旬は、フクジュソウやセツブンソウが咲いていました。枝垂れ梅も見ごろでとてもきれいでした。

時間帯によっては1時間に1本しかないこともあり、運行本数が少なく不便です。時刻表をあらかじめ確認して行動しないと、長時間待たされることになる場合があります。岡山駅では同じホームの向側で吉備線が発着するので、うっかり間違えることのないように注意が必要。列車の色が同じでわかりにくいです。

倉敷美観地区のなかで一番風情があって美しい場所ですし、いろんな店が出ていたり人力車が待機してたりして、観光客も最も多く集まる、美観地区の中心地。川端には柳の並木があって、新緑の季節はとくにきれいだろうと思います。

アイビースクエアの入口付近にあります。数少ない倉敷代官所遺構のひとつで、このほかには内濠遺構くらいしかありません。井戸は石造りの本体だけでなく、木造の小さな屋根や鉄製の錆びた滑車もついていて、往時をしのぶことができます。

アイビースクエアの敷地内にあります。幅が狭く浅い水路で、ぱっと見、内濠という感じはしません。水路内に石などが点々とあるのは、単なる水路ではなく庭園のように扱われているからだと思われます。訪れたのが冬なので何もありませんが、時季によっては花が咲いたりするのではないでしょうか。

阿智神社のある鶴形山公園には、樹齢300年とも500年ともいわれる「阿知の藤」があります。同種の藤としては日本一の巨樹といわれていますが、近年、樹勢の衰えが著しく、花が少なくなってきていて、活性剤の注入などさまざまな活性化・延命策がとられているところです。

観龍寺の真下を通って鶴形山を南北に貫くトンネル。幹線道路とはつながってませんし、幅も狭くて交通量は少ないです。大正十五年の皇太子（昭和天皇）行啓を記念して開削が決議され、翌年の昭和二年に完成したそうです。

阿智神社と同じ鶴形山にあって隣接しています。文化財指定などは受けていないようですが、現地の案内板によれば本堂は江戸中期の寛延二年（1749）の再建だそうです。初詣客で混雑している阿智神社と違って、こちらは元旦でもほとんど人はおらず静かでした。

元旦に訪れたら初詣客が長い行列をつくっていて大混雑でした。境内の能舞台では何やらだしものもあるようでした。本殿の脇に磐座が祀られているので、もともとは岩への信仰からできた神社なのかもしれません。阿知使主祭神は宗像三女神です。

宇喜多秀家による桃山時代の石垣と池田氏が城主になってからの江戸時代の石垣では石の形や積み方が違っていて興味深いです。本丸中の段には江戸時代の本丸大拡張で地中に埋もれた宇喜多秀家時代の本丸石垣が発掘され展示されています。地上から階段で地下に降りて見るようになっています。

通常は有料ですが元旦は入館無料になります。元旦は天守閣前のひろばでお汁粉のふるまいなどがあり大勢の人が来ていて、天守閣に入る人も通常あり得ないくらい大勢いて混雑していました。最上階は6階ですが、エレベータで行けるのは4階までとなっています。

本来は搦め手の門らしいですが、後楽園との連絡路に近いこともあって、現在は最も人通りの多いメインの城門になっています。門の上部の櫓が本丸本段と中段を結ぶ城主専用の廊下として使用されたことから、廊下門の名がついたそうです。現在の門は、戦後、鉄筋コンクリートで再建されたものです。

岡山城のなかで江戸時代から残る数少ない建物の一つで国指定重要文化財です。本丸中の段の北西隅を守る櫓で、廊下門をくぐって中の段に入るとすぐ目につきます。裏側（城の中）からはよく見えますが、表側（城の外）からは樹木の影に隠れてよく見えません。威容を示すために表側のほうが凝った装飾があったりして見栄えがするはずなので、表側がよく見えないのは残念です。

元旦は天守閣前のひろばでお汁粉がふるまわれるということで、行ってみたのですが、予定時刻よりもかなり前からお汁粉目当ての行列ができていたらしく、自分が予定時刻ちょうどくらいに行ったときには、お汁粉の整理券の配布は終了しましたとアナウンスされていてがっかりでした。かなり早めに行かないとダメみたいです。

後楽園を築造した第2代藩主池田綱政が自身の厚く信仰する観音像二体を安置するお堂として建てたもので、歴代藩主が毎年欠かさず参拝していたそうです。お堂の前にある烏帽子岩は、大きな花崗岩を36個に分割したうえで、再び組み直したもの。石工の技術の高さもさることながら、運べないほど巨大な岩ではないのに、わざわざ細かく36分割して組み直すなんて、遊び心の発露としか思えません。

後楽園築造当初からあり、岡山藩主が日常飲用したのは、ここの茶葉を使ったお茶だったそうです。以前訪れた広島の縮景園にも茶畑がありました。日本庭園に茶会はつきものですし、茶の木は常緑で冬でも葉が落ちませんから、松の木同様、日本庭園に使いやすいのかもしれません。

後楽園の中心的存在になる池ですが、タンチョウヅルの放鳥イベントがあった元旦は、ツルがいる鶴鳴館の前あたりの芝生周辺に見物客が集中していて、沢の池もツルがいるところに近い岸辺は人だかりになっているものの、そこから離れたところは人が少なく、比較的落ち着いて散策できる状態でした。ツルは飛ぶときには池の上を飛びますから、飛んでいるツルが見えました。

どう見ても稲刈りした後のふつうの田んぼです。おそらく毎年、田植えをして、稲刈りをして米を収穫しているのでしょう。庭園に田んぼがあるのは珍しいのではないでしょうか。ほかのところでは見たことがありません。なにか特別な意味や目的があるのかもしれません。

「店」とありますが何か売ってるわけではなく、園内にいくつかある東屋のひとつです。横長の建物の中に水路が通っていて水が流れていて、実に風流です。後楽園の建物は多くが戦災でいったん失われましたが、ここは戦災を免れた数少ない建物のひとつでもあります。