araさんのクチコミ(3ページ)全245件

ビール好きなら一度は訪れたい所。ただ当日予約でよかろうと思っていたら日曜日はどのホールも満席だった。外国人観光客も訪れるのでできるだけ早めの予約がよさそう。月曜日の17時になんとか予約が取れたが、食事は別件があったのでビールだけ。それでも工場限定ビールもチーズもうまかった。

小樽で訪ねたかったのがここ。大型家具量販店「ニトリ」を創業した似鳥昭雄氏が開設した美術館。特大のステンドグラスが1階にあり、２〜４階は著名な作家の作品がずらりと展示されている。葛飾北斎、横山大観、川合玉堂、上村松園、加山又造、平山郁夫、東山魁夷、佐藤忠良、岡本太郎、佐伯祐三、梅原龍三郎、藤田嗣治。岸田劉生。それに高村光雲と弟子たちというコーナーも。いささか脈絡には欠けるが、たいしたコレクションだ。似鳥氏はこのほか西洋美術館やステンドグラス美術館などからなる小樽芸術村まで創設している。創業地北海道や小樽への貢献ははかりしれない。他の企業人もこうあってほしい。

日ごろジンギスカンは食べないので迷っていたら、肉が新鮮でうまいと地元の人に紹介された。店はすすきの外れ、やや怪しげな雑居ビルの4階にあった。変な店だったら帰るかと思ってドアを開けたら、多くのお客さんで賑わっていた。メニューは少ないが、肩ロースは厚みもよく、くさみもない。とてもうまかった。地元の人が通う隠れ家的な店のようだ。札幌最後の夜のいい思い出になった。

浄土真宗のお寺だが、石造りの本堂は威風堂々として、見慣れた木造のお寺と違う異質の風格がある。なんでも旧東京帝大名誉教授で建築史家の伊東忠太博士が設計したそうだ。博士は建築研究のためアジア各国を旅しインドなどアジアの古代仏教建築を模した外観にしたといわれている。仏教伝来のルーツを感じさせ、通るたび見上げてしまう。夜の光景もまたいい。

札幌駅までの散歩の途中に立ち寄った。なんでも明治21年にアメリカ風ネオ・バロック様式で建てられたそうで「赤れんが」の愛称で広く道民に親しまれているとか。国の重要文化財に指定されているが、訪れたときは修復中だったのか、大きな模写絵が掛けられていた。実際の赤れんがは見れず、ちょっと残念。

北海道旅行の帰りの東京で一休みしたのがここ。ツインルームには全自動洗濯機があって北海道での洗濯物が洗えて大変助かった。ホテル横は築地場外市場で外国人観光客で大賑わい。朝食用に路地を外国人に交じってぶらつくのは面白かった。ホテル裏にはコンビニもあり便利だった。

ニッカウヰスキー余市蒸溜所の帰りに寄った。運河は一部が埋め立てられて現在は全長1140mとか。昼間歩いたのでそう感慨はなかった。やはり、ライトアップされた夜か雪の積もった冬に歩くべきだろう。それでも中国、台湾、韓国と見られる外国人観光客の若いカップルが大勢歩いていて、人気のほどを知らされた。

NHKの朝ドラ「マッサン」を見ていたので余市はぜひ訪れたかった。札幌駅経由は煩わしかったので時計台前から高速バスで行った。車窓を楽しみながら余市に入ると、堂々とした古風の蒸溜所が眼前にあった。女性ガイドの案内で蒸溜所内を見学（予約制）。ニッカウヰスキーの創始者で日本産ウイスキーを誕生させた竹鶴政隆と愛妻リタの奮闘が偲ばれた。最後は無料の試飲。シングルモルト余市、それを宮城蒸溜所産とブレンドしたスーパーニッカ、ウイスキーによるアップルワインの3種を味わった。余韻の残るいいひとときだった。

大津波の悲劇が胸に迫った。
同校では大津波にのみ込まれ、児童108人のうち74人が、教職員13人の10人が死亡、行方不明者となった。学校被災では途方もない犠牲者数で無残に破壊された校舎を目の当たりにして子供たちはどんに怖かっただろうかと思う。校庭裏は小高い山だっただけに結果論かもしれないが、なぜ、どうして山に逃げなかったのかと悔やむ。
わが子を失った両親が起こした裁判では学校や市教委には児童を守る最大限の義務があるとしてその過失を認める判決が確定している。ありきたりの避難訓練ではなく、最悪を想定した避難訓練が欠かせないのことを痛感した。

まさに駅前旅館。一人旅には格好の宿で何より格安なのがいい。駅周辺でぶらりと食事をして戻ってくれば、共同風呂（部屋にトイレ、風呂なし）がある。入浴中の札を下げれば一人で入れて快適だった。朝食は隣接のスナックでママさんが提供してくれる。味噌汁がおふくろ味でうまかった。

気仙沼駅から奇跡の一本松駅（東日本大震災津波伝承館）へはこのBRTが走っている。BRTとはバス・ラピッド・トランジット（Bus Rapid Transit）の略で線路を車道に変えて走るバスのこと。大津波で寸断された鉄道をいち早く復旧させるための手段だそうで、バスは専用道から一般道に乗り入れて奇跡の一本松駅に向かった。電車のような乗り心地はないが、そう悪くもない。ただ座席は限られているため、帰りは満員で多くの人が立たされた。

Jリーグの専用スタジアムは数カ所観戦に訪れたが、ここはいただけない。バックスタンドの前列は傾斜が緩やかなため前の人の頭でピッチが遮られよく見えなかった。遠くのプレイは中腰か立たないと見れなかった。何のための専スタか。電光掲示板も小ぶりで日立のスタジアムとしてはちょっと残念。

阿蘇カルデラ内の火山群（中央火口丘群）の南の裾野にある代表的な水源で、毎分60トンもの地下水が湧き出ているとか。透き通った神秘的な湧水は環境庁の「名水百選」に選ばれている。水源の手前は格好の水遊び場になっている。猛暑のなか子どもたちは水の冷たさにはしゃいでいた。

羽田空港から南房総へ向かうため東京湾アクアラインに入り、途中海ほたるで休憩した。初めて訪れたが、東京湾の360度のパノラマはすばらしかった。よくこんな海底トンネルを掘ったなと感心した。日本の土木技術力はたいしたものだ。ただ。この日は台風並みの強風が吹いて、車が煽られそうになりちょっと怖かった。通行規制は風速何メートルで実施するのだろうか。

旧国鉄高森線と高千穂線を結ぶ工事は度重なる出水事故で開通工事を断念、湧水トンネルに生まれ変わった。今では高森町の観光スポットで貴重な水源地ともなっている。トンネルは2キロ。毎分32トンという冷たい湧水が流れている。その冷気でトンネルに入ると体はゾクゾク、まるで冷凍庫の中にいるよう。猛暑のなか快適だった。

熊本市方面と南阿蘇をつなぐスポット。俵山のふもとにあり、地元の新鮮野菜や特産品などが販売されている。店頭には美味しそうなソフトクリームも。ドライブの一休みにはもってこいの場所だろう。周辺は緑に囲まれた緩やかな丘が広がっていて秋には100万本のコスモスが咲き乱れるとか。

美ら海水族館を見せてあげようと孫を連れて沖縄へ。ANAのレンタカー付きツアーで数あるホテルの中から水族館に近いこのホテルを選んだ。車で５分ほど。混雑を避けて午前中に水族館を訪れて、広い海洋博公園をたっぷり楽しみたい方にはお勧め。地下深くまで掘ったという温泉のような大浴場もよかった。部屋は広くて快適。朝食のバイキングは品数も多く楽しめた。

例年にない厳寒の日々を温泉で癒そうと、全国旅行支援を利用して訪れた。お目当ての大浴場はサウナ付き。サウナで汗を流し、美人の湯という弱アルカリ泉につかる。それを何度か繰り返すと縮こまっていた心身が解凍され、開放された。露天風呂もよし。温泉から眺める和傘と竹燈の飾りも和ませてくれた。夕食は中華料理のフルコース。温泉ホテルでは初めての中華だったが、落ち着いた味でこれもよし。ただ男性には量が足らないかも。

房総半島の最南端が野島崎で日本で2番目となる洋式灯台がある。野島崎灯台で現在ではお役目を終えて記念施設になっている。周囲には散策コースが整備されていて、太平洋の大海原を望むことができる。訪れた日は強風で白波が立ち、迫力満点だった。300円で記念館に入り灯台にも上ることができる。

九龍半島から香港島に渡るときに何回か乗った。波が荒れていない限りは香港島側の高層ビルが見渡せて香港情緒は申し分ない。特に夜景がいい。ビクトリアピークよりも揺れる船上からは風に吹かれて風情がある。しかも運賃は片道４０円弱。オクトパスだとその半額程度で格安だ。地下鉄が速いが、それなりの数の市民が乗っており、庶民の足は健在だ。