araさんのクチコミ(5ページ)全245件

日本一長い商店街として知られる天神筋商店街のアーケードのすぐ横にある。夜、天満天神繁昌亭を訪ねた際に界隈を歩いた。大勢の外国人観光客で賑わう道頓堀などとは好対照でひっそり、落ち着いた街だった。夜間照明された天満宮に人影はなく、それがかえって味わい深かった。近くにはおいしいお好み焼き屋さんもある。

通天閣からちょっと歩いた界隈。大阪のB級グルメの代表格、串カツ屋さんがずらりと軒を連ねる。大阪以外ではあまり見かけない串カツ屋がここでは「いらしゃい」と派手な店づくりを競い合っている。ビリケンさんにスマートボール、射的などもあり、大阪らしさを満喫できる。

30年ぶりの夜のミナミ。道頓堀界隈をぶらついていたらここに出た。若い人は知らないだろうが、名画「夫婦善哉」の舞台になった所。11時を回っていたので店は閉まっていたが、明かりに浮かび上がる店内はちょっと小粋な感じ。騒々しい界隈の中で静かな異空間のような趣だった。

今やすっかり大坂の顔となったグリコのサイン。夜10時すぎに訪れたが、写真が撮れる戎橋は大賑わいだった。コロナによる入国規制が撤廃されたこともあり、周りは外国人観光客だらけ。アジア、特に韓国の人が多かった。皆さん、グリコの前でハイポーズとパチリパチリ。あらためてグリコサインの周知度に感心した。

地下鉄堺筋線の恵比寿町駅から表に出ると、目の前に通天閣がある。高さ84mに展望台、その上に特別野外展望台があるが、昨今の超高層ビルで高所は体験済み。大阪城で展望を楽しんだこともあり、下から眺めるだけにした。ビリケンさんが待っている串カツ街への通過点かな。

酷暑の疲れをいやそうと県民割を利用して訪ねた。昨夏に続いて再訪。ここは温泉がいい。サウナも再開されたのでサウナを何度か繰り返した後、露天風呂にのんびりつかった。すっかり疲れが取れて、心身爽快に。その後の夕食は喉が乾いていたので飲み放題がありがたかった。黒ビールがうまいこと。それにカニも食べ放題。平日でも客が多かったのはこれだろう。カニは水ぽかったので紅ズワイガニか。本場のタラバガニが恋しくなった。ただ県民割で1人7500円ほど。4000円分の地域消費券ももらえて格安だった。

6歳と2歳の子が喜ぶだろうという息子夫婦に老夫婦も同行、成田までドライブした。高速道路を下りたら迷うことなく着いた。牧場は広く、子供たちが楽しめそうな体験・遊びがいろいろ仕掛けられている。草ソリ、牛の乳搾り、ヤギの散歩・餌やり、トロッコ列車、乗馬などなど。子供たちは終始ご機嫌ではしゃいでいた。ただ何をするにも有料、戸惑った。

三内丸山遺跡を見たさに青森を訪ねたら、八戸には国宝の縄文土偶があると知ってここを訪ねた。三内丸山に比べるとこじんまりした施設だが、漆塗りの土器など特徴的な展示物の最後に国宝「合掌土偶」がある。特別室にこの一点だけが展示されていて四方から鑑賞できる。手を合わせた素朴さがなんともすばらしい。よくバラバラに破損しないで出土したものだ。バス便は少ないので事前に調べた方がいい。タクシーだと街中から施設まで1500円ほど。

ここを見たさに青森からレンタカーで訪れた。その甲斐が十分あった。こじんまりした美術館だが、今日的なアートであふれ、ユニークさは際立っていた。特にパンフレットの表紙にもなった「スタンディング・ウーマン」には驚かされた。身長4mの巨大なおばさんがどんと立っていらしゃる。しかも髪の毛、しわ、血管などが忠実に再現され、まるでおばさんは生きているかのよう。戸惑った半面、人とは老いとは何かとちょっと考えさせられもした。館外にも草間彌生のカボチャをはじめ視覚を刺激する作品があり、十和田のビックリ箱といった趣だった。

青森でねぶたを知りたいならここ。ねぶたとは何か、ねぶた囃子が流れる中でこれまでの歩みがパネル展示され、優秀な造りものとして表彰された実際の大型山車4台も展示されている。大スクリーンでの映像もあり、ねぶた囃子も体験できる。ねぶた尽くしで青森市民がいかにねぶたを愛しているかを教えてくれる場所でもある。8月の本祭には行けなくてもここで擬似体験できる。

ここを見たさに九州から飛行機を乗り継いで青森までやってきた。縄文時代の最大の集落跡で主に狩猟やクリを栽培しながら集団でムラをつくり定住していたという。今から約5900年も前のことで4200年ほど前まで続いたというから驚く。あらためて教科書（50数年前）で習った未開の縄文人というイメージを覆してくれた。灯台ではないかいわれる高さ20mの掘立柱建物（復元）などを見ると高度な土木建築技術を持っていたことが分かる。縄文時代に関心があるならぜひ訪れてほしい所だ。

６０を超えたおじさんにとって、ニューヨークの高層ビルといえばここ。子どもの頃、テレビで見た米怪獣映画の傑作「キングコング」（１９３３年のモノクロ）は強烈だった。８６階の展望台まで上がると、ここまでキングコングも登って来たんだとつい思い出してしまった。屋外に出れるのもいい。とても寒かったが、夜景はすばらしかった。帰りに土産物をみると、キングコングものも結構あった。私だけではなかったと安心もした。

　シンガポールが本店らしいが、香港にも各地にある。空港店は到着ロビーにあり、帰国組には階下だが、行く価値はある。評判の担々麺や小龍包は確かにうまい。午前10時すぎに寄ったが、空港だからかビールも飲めて、最後の香港の味としては申し分なかった。

　三人で朝食に寄ったが、行列ができていた。それでも客の回転が早いのでさほど待たずに入れた。ただ、写真付きメニューは店頭にあるだけ。どうにか漢字を拾い読みして基本の粥と牛肉入り粥を注文した。本来色々な具を選べるのだが、お手上げだった。味付けはテーブルにある薬味でとお任せだった。庶民的な店ほどちょっと予習した方がよさそうだ。

　中国大陸から突き出た九龍半島を南シナ海から守るかのように横たわるのが香港島。その間がビクトリア湾でいわば天然の良港なのだろう。イギリスが狙ったのもうなずける。九龍側から香港島の高層ビルを臨む光景は香港の象徴だ。日中も悪くはないが、大小のネオンが輝く夜景が資本主義で生きてきた香港に最も似合う。

　スターフェリーで香港島に渡って行く場合、セントラル埠頭から真っすぐ延びる空中回廊を進み、次ぎに右に折れてさらに左に折れて進むとエスカレーターに出る。ググールマップがあれば間違うことはない。８００㍍の坂道をエスカレーターで繋ぐ世界１の歩く歩道とかで、最上部でハリウッドロードと繋がっている。朝の通勤時間以外は上り専用。上りは実に楽々。その分下りは街ぶらでということだろう。

香港の楽しみの一つは旧イギリス統治時代の乗り物。２階建てバスとこの２階建ての路面電車、トラムだ。香港島を東西に走っており、話題のモンスター団地(マンション、ビル)を訪ねようと乗った。同じ路線の地下鉄とは比べようもないほど、ゆっくりゆっくり街から街を走っている。２階から見える街のたたずまいはまるで陸の遊覧船で回っているかのよう。香港庶民の息遣いがつたわってくる。観光にはもってこいの乗り物だ。

　スターフェリーが発着する香港島セントラルターミナルの端にあり、場所は分りやすい。交易が貿易と変わったように海を通じた中国の歩みが資料とともに展示されている。興味深かったのは海盗（sea bandits＝海の盗賊）」のくだり。広東など南中国の海域では大規模な海賊が横行し、清は取り締まりに努めたと。つまるところ、北京から遠い南の海防は緩く、アヘン戦争敗北、香港割譲などイギリスをはじめとするヨーロッパ列強の侵略を許したのだろう。そうした負の歴史を踏まえてか、最後の近現代のコーナーでは空母が展示されていた。博物館で軍事力が誇示されていたのにはちょっと驚いた。

福岡ー香港がオール込みで往復21000～22000円と割安だったので初めて利用した。懸念していた座席の窮屈感は杞憂だった。座席の幅は一般エアライン並みだろう。ただLCCなので飲食や映画など機内サービスは一切なし。寝るしかない。ひたすら本に向かっている人もいた。自分なりの工夫が必要だ。それでもLCCはやはり中距離まで、福岡ー香港間の４時間程度が限界かな。

初香港でホテルがチムサーチョイ界隈や香港島なら、２階建て空港バスはうってつけの観光バスになり、お勧めだ。しかも料金はチムサーチョイまで33香港ドル。専用電車のエアポートエクスプレスより格安だった。幸い一番乗りで２階最前部に座れて、車窓から沿道の高層団地など香港らしい町並みを楽しんだ。繁華街のネーザンロードを通るので有料の観光バスは要らないだろう。一番乗りを目的にバスを1便遅らすこともありか。スーツケース置き場は２階からも監視カメラで見れるので一安心。路線など詳しいことは事前に香港ナビなどで調べておけばいい。