あきらさんのクチコミ全17件

ツェルマットはマッター谷の底にある小さな町、電気自動車以外は侵入禁止です。電車はＯＫですが、私が行った時は途中が土砂崩れでバス乗り継ぎとなりました。夜に到着したその町はほんとに小さな田舎町。夕食のチーズフォンデュはワインがきつくて日本のように美味しくなかったのを思えています。
それでもホテルの窓からはマッターホルンの三角頂上が望め、朝日を浴びて赤色から金色に変わって行く様は、最高の芸術です。
ゴルナーグラート展望台行きの登山列車に乗ると、マッター谷の景観は次第に雪が深くなって青空が広がってきます。そしてついには360度の大パノラマです。マッターホルンから続く眺めには、リスカムやモンテローザなど4,000メートル級の山々が肩を寄せ合って鎮座して、圧倒的な迫力です。しかも空は飽くまで青く、山々の白とのコントラストが、スイスアルプスの醍醐味です。

伊香保は正に温泉の町。源泉から街の中心の石段を通って赤褐色の鉄泉が流れて行くのを辿ってゆくのが楽しい町。温泉饅頭も草津と並んで大充実。２・３日逗留してのんびり楽しみたい温泉です。
お勧め旅館は岸権、岸権左衛門（？自信なし）さんの旅館だそうで、石段の上段寄りに入り口があり、露天風呂は山の中腹から谷を一望する高台です。この眺望と、赤い鉄泉、何とも贅沢な雰囲気です。何もせず、ボーっとして過ごしたい温泉です。

２月に咲く早咲きの桜と菜の花、そして青空のコントラストが最高。まるで日本のマラガです。ゴッホに成り切って絵を描きたくなる、そんな土地なんです。
ところがこの南楽、只者ではありません。陶器風呂が多いのですが、それ以外も合わせて、全部で１６ヶ所ほどの貸切温泉めぐりが忙しいのです。
しかも、温泉めぐりの邪魔をするのが食べ物の多さです。到着するなり、善哉かしるこでお出迎え。夕食は凄い量なのに、その後餅つき大会があってデザートというよりも２食目です。少し気を許してお風呂から帰ってくると、部屋には夜食が用意されてて３食目。朝はすいとんの振る舞いを食べてから、量たっぷりの朝食になります。１泊５食は驚きです。しかも折からの桜祭りで屋台をはしごした後でチェックインしたので、大変なことになりました。
でも、建物とおもてなしは素晴らしいのでご安心下さい。食べ物を断る自信の有る人にだけお勧めしたい温泉旅館です。

箱根の山の中に３・４軒の温泉旅館があるだけです。
建物は心地よく古く鄙びていて、周囲にはごく普通の山しか無いのですが、その小さな小さな山は日本昔話に出てくるような何ともこじんまりした良い山です。泉質は美人の湯で確かに素晴らしいのですが、それ以上に惹かれる風情があります。古い木造の瀟洒なつくりが、何故か文学的な気持ちにさせる、そんな温泉旅館です。
あまり多くの人に行って欲しくない、取って置きの旅館です。

「温泉へ行こう」のロケ地にもなった最上級の温泉旅館です。山奥にあり交通の便は最悪ですが、それでも行って見る価値は大有りです。
何と言っても、素晴らしいのは食事と温泉施設。食事は超一級グルメを手頃な価格で楽しめます。そして圧巻はお風呂です。趣向を凝らした贅沢なお風呂が在るわ有るわ。どれもが最高のロケーションで、ここ一軒で高級温泉ホテル８軒分ほどの湯めぐりが楽しめてしまいます。
本当に素晴らしい、日本一の温泉旅館のひとつでしょう。

奥穂高ロープウェイの乗り口横にあるホテル。奥穂高観光には最適です。
お風呂も完璧。泉質は硫黄泉、青空が広がる露天岩風呂で気分は最高。周辺には無料の露天風呂や足湯も沢山あります。更に秋の紅葉時期は格別です。（雪景色も見てみたい。）奥飛騨温泉の魅力を余すところなく堪能出来ます。
食事もまた大変美味。質・量ともに丁度良い。中でも飛騨牛は最高、おもてなしもグッド。
ケバケバしさも無く、それでいて心の篭ったおもてなし。何度でも訪ねたいホテルです。

ペルーでは日本と同じ水稲も作られてて料理は全て日本人の口に合いますが、中でもお勧めは「セビッチェ」です。
生の魚を玉葱（セボージャ）、リマレモン（日本のスダチかなあ）、アヒー（ペルー独特の辛味・旨み香辛料）で和えたもの。味付けはトムヤムクン（タイ料理）の酸っぱ辛さから草臭さと油を除いたさっぱり味です。さっぱり、すっきりお酒を飲んだ翌朝などにも最適です。魚は鮫がコリコリしてて、特に合います。
あなたも病みつきになるでしょう。
私が良く行ったのはミラフローレスの「ポルトフィノ」ですが、どこでも美味しいと思います。

随分昔に行きました。当時、５つ星ホテルはカールトンとマルチネスの２館でしたが、ミシュランの２つ星レストラン「パーマドール」が入って居るのでマルティネスを選びました。
昼間はプライベートビーチのテントでも営業しており、特にパスタは絶品でした。（イタリア風じゃなくて日本風のアルデンテです。）夕食では前菜に出るフォアグラのソテーが最高。ヨーロッパで一番お勧めのレストランです。

グアダラハラは、メキシコシティから西へ飛行機で１時間ほど、1,500メートルの高地にあります。2,300メートルもあるメキシコシティと比べて空気も濃く、海岸寄りの低地と違って暑くもありません。もともと白人系の血が濃く、アメリカ人の夏の避暑地にもなっています。近年は大手EMS企業が集中したことでも話題になりました。
ソンブレロに口ヒゲのマリアッチ音楽の発祥地トラケパケまでは30分、テキーラの唯一の産地テキーラ村までは60分と絶好のロケーションにあり、田舎人気質の良さと都会の便利さを併せ持つ安全な街です。（メキシコは危険なイメージですが、シティとティファナ以外は極めて安全な国なのです。）
タコスも日本食も洋食も全てが美味しい街ですが（中華は政治的背景の結果ありません）、一番のお勧めはシェ・マリのパエジャ。スペインでも日本でも味わえない旨みたっぷりの絶品です。
街中の散策も美術館、寺院、動物園、市場、それにチャロという乗馬競技が盛んです。毎週週末にはどこかで開催されるカーボーイ競技です。少し田舎に行けば馬も交通手段になってる国だけに、投げ縄や牛追いの技は本当に素晴らしい。闘牛のような残酷さは皆無の、まさに男のスポーツです。
書ききれないほど魅力的なメキシコ文化ですが、やはり締めはテキーラ。マリアッチが奏でる求婚の歌（好きな女性の家の前で夜中の１時２時から始まります）を聞きながら、アニェッホ仕込（ブランデーになる直前まで樽で寝かせた）のテキーラで作ったマルガリータを味わう、そんな一時をお過ごし下さい。滞在は３泊４日以上いくらでも。。。

ベトナムの民族衣装アオサイは凄く魅力的。一見、チャイナドレス風の赤や青のキラキラの生地と、ボディコンの色っぽい形が、とっても可愛いね。それと、女子高の制服は、だいたい純白のアオサイです。
このアオサイ、ベトナム女性のタシナミなんだって。一番魅力的な体形の時に、体の隅々まで100箇所以上も寸法を取って、本当にピッチピチのアオサイを作ります。これを40歳でも60才でも着れるように体形を保つ、これがベトナム女性の勤めとは、素晴らしい！だから女の子を育てる時は、12歳からは脂肪分を沢山食べさせて、昼間思いっ切り仕事をさせ、夜は6時間以上寝かさないで、ボリュームのある体形を作って行く、って恐るべしベトナム女性。
貴方もベトナムに行ったら、是非アオサイを仕立てて80歳まで着れるように努力してみたら？？？

衛兵交代の前に、衛兵軍団が大通りを行進してました。交通は遮断されて、大通りの真ん中を行進する兵士達は、全員180cm以上で大迫力。私は最後尾について行進してみましたが、大人と子供の違いがありました。
残念ながら衛兵交代の方はゆーっくりした動きで、イラチの私はとてもお付き合い出来ませんでした。行進に参加する方がずっと面白いし、手足を伸ばした独特の歩き方もビデオ映りは最高です。是非、早めに出掛けて行進しましょう。（家内は恥ずかしがって、一緒に行進してくれませんでしたが。。。）

今ではマイナーな温泉かも知れませんが、清少納言とかの時代には、有馬・玉造・七栗（榊原温泉）の３名泉と呼ばれたみたいです。
兎に角、ここのお湯は他には無い名湯中の名湯です。１浴びで肌が引き締まります。１週間居れば男でもミス・ユニバースになれるかもって位凄いんです。こればかりは、入って貰わないと分からないと思います。
ホテルはラグジャリーとは行きませんが、湯船は沢山あって、特に屋上の露天はどれも気持ち良いし、湯を楽しむなら大浴場ですね。あと、松阪牛なんかも食べれるようです。（高いと思います。）
是非、繰り返し通いたい温泉です。

「玉造り」の名に相応しいメノウのお風呂が気分最高です！広くて沢山ある湯船が全部メノウ張りで、真に王朝気分です。勿論お湯も最高級の美人湯です。
そして食事、このお値段でもグルメ旅行に最適です。特にお勧めは地元のホーキ牛、飛騨牛に似た味わいです。鮑の黄金焼きも、お造りもすべて絶品でした。そう、今でも鮮明に覚えてるんです。次は是非、蟹の季節に行ってみたいと思います。

金比羅さんの階段を20段ほど登ったとに在って、金丸座や船の科学館から直ぐ。桜に囲まれた綺麗なホテルです。しかも価格はリーズナブル、食事・温泉・おもてなし、いづれも最高です。
金比羅さんへは「石段かご」を頼んだのですが、ホテルの玄関まで来てくれて、楽にお参り出来ました。何でこんなに安いのか、本当に不思議です。おまけに女性の色浴衣もセンス抜群、姉妹館まで湯めぐり送迎ありで、断然お得でしょう。

別府～湯布院旅行のグルメなら、関アジ・関サバも良いけれど、「城下カレイ」もお忘れなく。
別府や湯布院だと万円以上する「城下カレイ」がリーズナブルに食せるのが「能良玄屋（のらくろや）」さん。別府のお隣、日出町（電車なら暘谷駅）まで足を伸ばせば本場・地元の城下カレイがお昼のミニセットなら4品3,700円ほどで堪能できます。信じられないくらい美味です。是非、お試しあれ！予約なしでもOKですが、予約すれば奥の座敷でゆっくり出来ます。

一番良い点は食事、品数が多すぎでしたが、美味しくて全部食べてしまいました。露天風呂も勿論グッド。由布岳の眺めもお風呂の広さ・清潔さも最高です。事前調べでは、大浴場は露天風呂だけで内風呂が無いとのことで心配してましたが、洗い場は風除けで仕切れるので問題なし。露天も岩風呂と檜風呂の半露天がありました。（風呂付の離れもあるようですけど。。。）
それと、おもてなしと気遣いの良いこと。若いスタッフさんばかりなのに、良く訓練されていて本当に気持ち良かったです。是非また行きたい、遠いけど。

黒川温泉は街全体がまるで温泉テーマパーク。日本の温泉のメッカと呼びたい。個性的な小規模旅館が20件以上もあって、それぞれが内風呂・露天風呂の趣向を競っています。中でも僕の一番のお気に入りは「いこい旅庵」、ここの美人湯は男でも最高です。
こんな黒川温泉をめぐる拠点は何と言っても「優彩」です。黒川唯一のリゾートホテルで、お風呂も凄く充実、歩いての巡れる湯宿が多い、完璧です。心よりお勧めします。