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京都の紅葉32選!ライトアップや穴場情報を見ごろ別に紹介

京都の紅葉32選!ライトアップや穴場情報を見ごろ別に紹介

photo by 旅人隊長さん

秋が深まるにつれ、日本を美しく彩る紅葉。特に、屈指の観光スポットを誇る京都には一度は見ておきたい、とっておきの紅葉がそこここに広がっています。今回は、見ごろ別におすすめの京都・紅葉スポットをご紹介。ライトアップや穴場情報もお見逃しなく♪ 記事の最後では、京都観光をオトクに楽しめる前売り券や割引クーポンについても紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪

自然・絶景 2024/10/02

4travel.jp

フォートラベル編集部

気になる紅葉スポットをクリック♪

  1. ■11月中旬から紅葉が楽しめるスポット
  2. 1. 御寺 泉涌寺 / 東山・祇園・北白川
  3. 2. 貴船神社 / 八瀬・大原・貴船・鞍馬
  4. 3. 叡電きらら (叡山電鉄) / 八瀬・大原・貴船・鞍馬
  5. 4. 天授庵(南禅寺塔頭)/ 下鴨・宝ヶ池・平安神宮
  6. 5. 銀閣寺(慈照寺) / 下鴨・宝ヶ池・平安神宮
  7. 6. 曼殊院 / 下鴨・宝ヶ池・平安神宮
  8. 7. 哲学の道 / 下鴨・宝ヶ池・平安神宮
  9. 8. 東福寺 / 東山・祇園・北白川
  10. 9. 東福寺 光明院 / 東山・祇園・北白川
  11. 10. 三千院 / 八瀬・大原・貴船・鞍馬
  12. 11. 光明寺 / 長岡京・向日
  13. 12. 嵐山 / 嵐山・嵯峨野・太秦・桂
  14. 13. 新那智山 観音寺 (今熊野観音寺) / 東山・祇園・北白川...
  15. 14. 法然院 (哲学の道付近) / 下鴨・宝ヶ池・平安神宮
  16. 15. 将軍塚青龍殿 / 山科

  17. ■12月上旬まで紅葉が楽しめるスポット
  18. 16. 安楽寺 (哲学の道付近) / 東山・祇園・北白川
  19. 17. 永観堂(禅林寺) / 下鴨・宝ヶ池・平安神宮
  20. 18. 真如堂(真正極楽寺) / 下鴨・宝ヶ池・平安神宮
  21. 19. 南禅寺 / 下鴨・宝ヶ池・平安神宮
  22. 20. 北野天満宮(天神さん) / 今出川・北大路・北野
  23. 21. 毘沙門堂 / 山科
  24. 22. 嵯峨野トロッコ列車 / 嵐山・嵯峨野・太秦・桂
  25. 23. 天龍寺 / 嵐山・嵯峨野・太秦・桂
  26. 24. 善峯寺 / 嵐山・嵯峨野・太秦・桂
  27. 25. 仁和寺 / 嵐山・嵯峨野・太秦・桂
  28. 26. 高台寺 / 東山・祇園・北白川
  29. 27. 光明寺瑠璃光院 / 下鴨・宝ヶ池・平安神宮
  30. 28. 二尊院 / 嵐山・嵯峨野・太秦・桂
  31. 29. 清水寺 / 東山・祇園・北白川
  32. 30. 祇王寺 / 嵐山・嵯峨野・太秦・桂
  33. 31. 大覚寺 / 嵐山・嵯峨野・太秦・桂
  34. 32. 京都御所 / 今出川・北大路・北野

11月中旬から紅葉が楽しめるスポット

京都の紅葉が盛大に色付く時期です。絶景の紅葉を楽しみたい場合はこの時期がよいでしょう。ただし人気のスポットはかなりの混雑が予想されるので、どうしても行きたい場所は朝早くから行くのがおすすめです。

1. 御寺 泉涌寺 / 東山・祇園・北白川

皇室も愛した美しい紅葉が楽しめる

真言宗泉涌寺派の総本山である御寺(みてら)。天皇家とのゆかりが深く、あつく信仰されています。月輪大師が大伽藍を造営することを志した際、泉が湧き出たことから改称されたと言われる「泉涌寺」のおすすめ紅葉ビュースポットは、「御座所庭園」。小ぶりながらも自然と人工の匠の技を見事に織り交ぜた庭に、赤や黄、オレンジなどの色付いた枝が、得も言われぬ美しさを醸し出しています。観音堂にある「楊貴妃観音」は、美人祈願で女性に特に人気。その名にふさわしい妖艶な美しさで、観光客を出迎えてくれます。紅葉と一緒に見ほれてしまうことでしょう。

見ごろ:11月上旬~中旬
アクセス:市バス 泉涌寺道バス停から徒歩約15分

クチコミ:白砂と緑に囲まれた静かな寺院

masa8982さん

紅葉が楽しめる場所はありますが決して名所ではありませんし、総門から大門にかけての参道の上り坂もきついので、万人にお勧めできる寺院ではありません。ただ、そのためか拝観客は少なく、紅葉の最盛期でも静かな雰囲気でした。静かに京都の寺院......もっと見る

2. 貴船神社 / 八瀬・大原・貴船・鞍馬

朱塗りの春日灯籠が並ぶ石段参道と紅葉のコラボレーション

京都の奥座敷として有名な「貴船」。なかでも水神をまつる「貴船神社」は、縁結びの神様、そして「水占みくじ」で知られる人気観光スポットです。紅葉もすばらしく、特に荘厳にたたずむ「本宮」の背後に映し出される、緑から赤へとつなぐ紅葉のグラデーションに、感嘆のため息がもれるばかり。また、休憩所の「龍船閣」からのぞむ渓谷の紅葉も、形容しがたい美しさです。灯籠に照らされた道を歩きつつ愛でる紅葉も、また一興。貴船川沿いでは、川のせせらぎとともに夜モミジが楽しめ、朱塗りの春日灯籠が並ぶ参道では、石段に降りかかる紅葉を堪能できます。ライトアップされた境内は、まさに幽玄の美。

【ライトアップ情報】
期間:2024年11月1日(金)~11月24日(日)
時間:夕暮れ~20:30
場所:貴船神社周辺
料金:無料

見ごろ:11月上旬~下旬
アクセス:京都バス 貴船バス停から徒歩約5分
※駐車場はほとんどないため公共交通機関がおすすめ

クチコミ:紅葉が奇麗でした

momotaさん

奥の院から下りてきて、こちらにやってきました。上から眺める紅葉や貴船川は、うっとりする光景でした。あと、こちらは、絵馬発祥の社ということで、境内に白い馬と青銅の馬がいました。リアルな感じで絡んでいて印象的でした。もっと見る

3. 叡電きらら (叡山電鉄) / 八瀬・大原・貴船・鞍馬

車窓から眺める紅葉にうっとり♪ 展望列車で秋を満喫

比叡山・鞍馬観光の貴重な“足”として欠かせない叡山電車。なかでも展望列車「きらら」は、沿線の四季折々の景色が楽しめるよう大きくガラス窓を配し、観光客に圧倒的な人気を誇ります。おすすめは、移ろう季節が車窓から感じられる、窓を向いた座席。特に、市原駅から二ノ瀬駅間の「もみじのトンネル」は、約250mの区間におよそ280本もの紅葉が目に飛び込んできます。期間中、「もみじのトンネル」の夜は幻想的に照らされます! 美しき紅葉トンネルを通過する際は、車内灯は消え、走行速度もゆっくり。秋の夜長、京都の深まりゆく紅葉を思う存分、眺めてみてはいかが。二ノ瀬駅から貴船口駅の紅葉もライトアップされます。

【ライトアップ情報】
期間:2024年11月1日(金)~11月24日(日)
時間:夕暮れから21:00ごろ (貴船神社と周辺旅館街では20:30まで)
料金:運賃のみ

見ごろ:11月上旬~下旬

クチコミ:叡山電鉄のもみじトンネル

けんちゃんぴーこさん

叡山電鉄のもみじトンネルが見たくて朝の7時30分の電車に乗り込みました。土曜日でしたがこの時間帯は観光客よりも地元の通勤電車の状態でもみじがしっかり見ることが出来ました。私が行った日は1週間ほど遅かったようですが見事なもみじでした。もっと見る

4. 天授庵(南禅寺塔頭)/ 下鴨・宝ヶ池・平安神宮

昼と夜の異なる景色が楽しめる、情緒あふれる庭園

南禅寺の開祖をまつる「天授庵」。苔(こけ)と石畳が織りなす「枯山水」と南北朝時代の趣が感じられる「池泉回遊式庭園」の2つの庭を有しています。それぞれ違った紅葉景色を楽しむことができるので、ぜひどちらも見てみて下さい♪正面の書院越しにある紅葉は、筆舌に尽くしがたい美しさ。赤とオレンジの鮮やかな色に紅葉し、多くの観光客の心を奪っています。

見ごろ:11月中旬~下旬
アクセス:地下鉄東西線 蹴上駅から徒歩約7分
料金:大人 500円 高校生 400円 小中学生 300円

クチコミ:素晴らしい紅葉でした

1971さん

時期的に早いかと思いながらも、ホームページを確認すると南禅寺周辺が見ごろに近づきつつあるようなので、南禅寺方面へ。ぶらぶらしていたところ、入場受付から額縁のように窓から見える見事な紅葉を見ることが出来、せっかくなので園内へ......もっと見る

5. 銀閣寺(慈照寺) / 下鴨・宝ヶ池・平安神宮

京の三閣の1つ「銀閣寺」で風情ある紅葉を堪能する

1482年、将軍・足利義政が山荘東山殿を造営したのが始まりとされる銀閣寺。正式名称は「東山慈照寺」と言い、世界遺産にも登録されています。方丈前に広がるのは、白砂を段形に盛り上げた「銀沙灘(ぎんしゃだん)」と、円錐台形に整えられた「向月台(こうげつだい)」。静かにたたずむその姿を見れば、清らかになる心を感じずにはいられません。銀閣寺のおすすめ紅葉ビュースポットは、裏山にある展望所から眺める景観。「観音殿(銀閣)」を彩りながら深まりゆく秋が楽しめます。松の緑とカエデの赤のコントラストが美しい「錦鏡池」ほとりの紅葉とともに楽しんで♪

見ごろ:11月中旬~下旬
アクセス:市バス 銀閣寺道バス停から徒歩約10分

クチコミ:三度目の正直で感激する

缶切りさん

紅葉効果のお陰か、年を取ったせいか、初めて感激しました。神社仏閣としてよりも、庭園として鑑賞した方がしっくりすると思います。観音殿は、どのアングルから眺めても、周囲と調和して絵になります。有名どころだけあって混雑もあり、門......もっと見る

6. 曼殊院 / 下鴨・宝ヶ池・平安神宮

これぞ門跡寺院の風格! 白砂の庭園にモミジが映える

皇族が歴代住職を務めた「曼殊院」。格式の高い雰囲気に包まれて京都の深まりゆく秋を満喫したいなら、ここがおすすめです。江戸時代初期の代表的書院建築として知られ、“小さな桂離宮”とも呼ばれるこの寺の紅葉ビュースポットは、大書院前にたたずむ「枯山水庭園」。雅やかなほど美しい深紅に彩られる情景は、名刹(めいさつ)ならではの風情を醸し出しています。ライトアップの時間、真紅に彩られた枯山水庭園はもちろんのこと、「勅使門」や白壁が美しく照らし出されるさまも必見。赤、オレンジ、黄、そして白の競演は、うっとりするほどの秋景色です。

見ごろ:11月中旬~下旬
アクセス:市バス 一乗寺清水町バス停から徒歩約20分

クチコミ:曼殊院門跡との表記もありますが跡地ではありません

缶切りさん

天台宗の寺院ですが、京都だけに見事な庭園があります。庭園があるだけに紅葉の名所です。この日は日当たりの関係か、参道や弁天池周辺が見事に色づいていました。また、複雑ですが皇室や公家とのゆかりが深く、文化財だらけで......もっと見る

7. 哲学の道 / 下鴨・宝ヶ池・平安神宮

「日本の道100選」にも選ばれた散策路で紅葉を愛でる

ゆっくり歩きながら京都の秋景色を満喫したい人にうってつけなのが、この「哲学の道」。銀閣寺から「熊野若王子神社」までの「琵琶湖疏水(そすい)」に沿って約2kmも続く散策路を美しく彩る深紅のモミジは、鮮やかで風情があります。京都大学の哲学者である西田幾多郎らが散策したことから名が付いたこの道は、春は桜が咲き乱れ、秋は紅葉のトンネルへと姿を変える名所。また、道の途中には西田が詠んだ石碑もあるので、思いにふけながら秋を堪能するのもおすすめです。「法然院」や「安楽寺」など、周辺の紅葉めぐりも楽しめる、まさに紅葉づくしのスポット。

見ごろ:11月中旬~下旬
アクセス:市バス 銀閣寺道バス停からすぐ

クチコミ:紅葉がきれいでした

ざわわさん

銀閣寺と南禅寺(正確には、若王子神社)の間を結ぶ、約2kmに渡る散歩道を歩きました。約2kmということですが、道も歩きやすく、紅葉の季節でしたので、紅葉を愛でながら、友人とゆっくり歩く時間は意外にあっという間でした。美味しそうな.......もっと見る

8. 東福寺 / 東山・祇園・北白川

京都紅葉の王道! 一面に広がる紅葉の“海”

眼下に広がる紅葉の大海原――。日本最古にして最大級の伽藍(がらん)を誇る「東福寺」は、ほかの追随を許さないような圧倒的な美景を毎年見せてくれます。境内に擁している渓谷には3つの橋がかかり、特に仏殿と開山堂を結ぶ橋廊「通天橋」からは、およそ200本ものモミジが群生する渓谷「洗玉澗(せんぎょくかん)」が見渡せます。この美しさ、時が経つのを忘れてしまうことでしょう。「臥雲橋(がうんきょう)」は、通天橋の全景が見渡せる絶好の場所として、これまた外せない紅葉ビュースポット。東福寺に来れば極上の紅葉を堪能できること間違いなしです。

見ごろ:11月中旬~下旬
アクセス:JR・京阪 東福寺駅から徒歩約10分

クチコミ:紅葉の名所です

momotaさん

京都で有名な紅葉の名所といえば東福寺ですね。ということですごい人でした。覚悟して行きましょう。とにかく赤が素晴らしく、特に八角堂の屋根の裏の赤と紅葉の赤が重なる光景は必見です。あと道に、赤い葉っぱが隙間なく落ちている場所も素敵でした。もっと見る

9. 東福寺 光明院 / 東山・祇園・北白川

東福寺の塔頭“虹の苔寺”に静かに宿る美しき紅葉

「東福寺」の塔頭にあたる「光明院」は、1391年に金山明昶(きんざんめいしょう)によって創建。ここには、作庭家・重森三玲が手がけた端正な枯山水庭園「波心の庭」があります。庭園には、「釈迦三尊」「阿弥陀三尊」「薬師三尊」を表す「三尊石」が配され、洲浜(すはま)型の白砂と苔の枯池の調和が見事。この庭の苔が特にすばらしいことから、“虹の苔寺”の異名を持つほどです。三尊石の背後で静かに色付く紅葉と悠久の時を刻む緑の苔。光明院は日頃のけん騒を忘れさせてくれるでしょう。東福寺に比べて比較的ゆっくり紅葉を楽しめる、穴場的なスポットです。

見ごろ:11月中旬~下旬
アクセス:京阪 鳥羽街道駅から徒歩約10分

クチコミ:丸窓越しに見る紅葉が美しい

masa8982さん

最近は紅葉の隠れた名所として紹介されているようで、混雑することもあるようです。実際、私が拝観を終えて出るときには団体客が何組か訪問されていました。午前7時から拝観可能なようなので、静かに紅葉を見学したい場合は朝早いうち......もっと見る

10. 三千院 / 八瀬・大原・貴船・鞍馬

格式高い門跡寺院の風情あふれる散りモミジ

荘厳な建物、ゆったりとした庭園。「三千院」の歴史は古く、平安時代に最澄によって開かれた一宇(いちう)が始まりと言われています。趣向の異なる2つの庭園を有するこの寺院は、紅葉の見どころが多いことでも有名。参道に降り注ぐ散りモミジや「往生極楽院」に構える「朱雀門」の紅葉もおすすめですが、やはり名庭「有清園」や「聚碧園(しゅうへきえん)」の苔と紅葉が織りなす景観はすばらしく、お見事! としか言えません。三千院がつないできた1200余年の歴史に思いをはせながら、深まりゆく秋を満喫してはいかが。愛らしい「わらべ地蔵」のお出迎えにも癒やされます。

見ごろ:11月中旬~下旬
アクセス:京都バス 大原バス停から徒歩約10分

クチコミ:真っ赤な紅葉のお寺

マッキーさん

平日の午前に行きました。観光客でいっぱいの状態でした。紅葉まっただ中で見事でした。男女ともに着物姿の修学旅行生がぞろぞろ歩いていきます。舟形のお堂では門主のお話しが聞けて大変ラッキーでした。外国人も多く居ました。もっと見る

11. 光明寺 / 長岡京・向日

抜けるような空と紅葉が奏でる、色艶やかなコラボレーション

豊かな自然、そして清涼な空気に包まれながら紅葉を楽しみたい。それなら、市街地よりさらに赴き「光明寺」へと足を運んでみてはいかが。長岡京市西山のふもとにある光明寺は、法然上人が日本で最初に念仏の産声を上げた、立教開宗の地。総門をくぐると続く参道の両脇から伸びる枝の紅葉は、天に届きそうなほどのびやかに美しく景観を彩ります。期間中は、錦秋の山々の紅葉が堪能できるよう境内を特別に公開する「紅葉の特別入山」を開催。表参道「女人坂」のなだらかな石段に添うカエデ、薬医門を中心とした「もみじ参道」の紅葉トンネル、参道に敷きつめられた敷きモミジなどが見られます。

【紅葉の特別入山情報】
期間:2024年11月16 日(土)~12月8日(日)
時間:9:00~16:00(受付終了)
料金:大人 1,000円 中高生 500円

見ごろ:11月中旬~下旬
アクセス:阪急バス 旭が丘ホーム前バス停から徒歩約2分

クチコミ:紅葉の季節なら遠方からでも

Takenokoさん

駅からは遠くてバス利用になるところが少々不便ですが、紅葉の季節でこの景色が見られるのであれば、行く価値はありです。入口の隙間から見える紅葉はワクワクしますし、門を越えた後の紅葉の参道は綺麗で空気まで綺麗に感じるほど。写真撮影が楽しかったお寺です。もっと見る

12. 嵐山 / 嵐山・嵯峨野・太秦・桂

名勝「嵐山」のシンボルマーク「渡月橋」と紅葉の艶やかな競演

見ごろ:11月中旬~12月上旬
澄みきった空、色彩豊かに紅葉する嵐山、そしてゆったりと流れる「大堰(おおい)川」。どこを見てもまるで一枚の絵画のように雄大ですばらしい風景が広がるのが嵐山です。シンボルマークである渡月橋の美しいさまとともに、日本の名勝として知れ渡っています。早朝の景色はことさら明媚(めいび)。キラキラと輝く水面に清涼な風が吹き、嵐山の紅葉を際立たせています。

見ごろ:11月中旬~下旬
アクセス:JR嵯峨嵐山駅から徒歩約10分、京福嵐山線、阪急嵐山線 嵐山駅からすぐ

クチコミ:混んでいても 行く価値アリ

オオイさん

まさに紅葉の見ごろを迎える 毎年11月後半は、関西だけでなく 全国各地から観光客が訪れる「超・激混み」シーズン。ただ それでも出かける価値があるほど、どこを見ても、見事な紅葉が目を楽しませてくれます。大阪からは阪急電車で、京都市......もっと見る

13. 新那智山 観音寺 (今熊野観音寺) / 東山・祇園・北白川

弘法大師・空海が創立した歴史ある寺で紅葉を愛でる

京都の数ある紅葉ビュースポットに比べると穴場的なのが、西国三十三所第十五番札所である「今熊野観音寺」。観光客でどっとにぎわう華やかさはないものの、紅葉のグラデーションは人々の目を存分に楽しませ、地元の人を中心に紅葉の名所として親しまれています。特にカエデが多く、境内を彩る深紅の際立った美しさは心に刻まれることでしょう。朱色が目を引く「鳥居橋」や悠然と構える「子護弘法大師像」、大師堂前に立つ「ぼけ封じ観音」など、押さえておきたいスポットも点在。空海が杖で突くとこんこんと湧き出たという伝説の清水「五智水」もあります。静寂に包まれた境内で、心ゆくまで紅葉との対話を楽しんで。

見ごろ:11月中旬~下旬
アクセス:JR・京阪 東福寺駅から徒歩約15分

クチコミ:無料で紅葉を楽しめる穴場

masa8982さん

こちらは紅葉の名所として知られていますが、噂に違わず見事な紅葉を見ることができました。鳥居橋から続く参道から境内の美しい紅葉が見え、境内に入ると茶所を覆う見事な紅葉が出迎えてくれました。そのまま境内を本堂に向かって進んでい......もっと見る

14. 法然院 (哲学の道付近) / 下鴨・宝ヶ池・平安神宮

かやぶき屋根の山門に、紅、黄金、だいだいの色彩を添えて

南禅寺方面から「哲学の道」を歩くこと約15分、見えてくるのは、ひっそりとたたずむ古刹「法然院」の姿。近くの南禅寺や永観堂のような華やかさはないものの、和の心を映したかのような、どこか懐かしい風景が広がります。そこに降り注ぐ散りモミジのコントラストは風情があふれ、いつまでも眺めていたい衝動にかられます。静寂に包まれた境内は、落ち葉のなかを歩く音さえ美しく、目で耳で肌で紅葉を感じられる隠れたスポット。早朝から拝観可能なので、朝の清涼な空気に触れながら、心静かに紅葉を愛でる旅をごゆるりと。

【秋季伽藍内特別公開情報】
期間:2024年11月18日(月)~24日(日)
時間:9:30~16:00
料金:大人 800円 大学生 400円 高校生以下無料

見ごろ:11月中旬~下旬
アクセス:市バス 錦林車庫前バス停から徒歩約10分

クチコミ:法然ゆかりの寺院

KENKENさん

その名前の通り鎌倉時代の僧の法然が開山した天台宗のお寺です。南無阿弥陀仏の専修念仏の教えを広め浄土宗の開祖と呼ばれた方です。銀閣寺に近く哲学の道のほとりにあるためアクセスも良くこの時期は紅葉が特におすすめですもっと見る

15. 将軍塚青龍殿 / 山科

東山の山頂にある大パノラマスポットから紅葉をのぞむ

壮大な景観とともに見事な紅葉を見せてくれるものの、京都では比較的混雑の少ない「将軍塚青龍殿」。2014年10月、東山の山頂に建立されました。自慢は、清水寺の約4.6倍の広さを誇る大舞台。京都市街のみならず大阪のビル群まで一望できる、圧倒的スケールが魅力です。ここから見渡す街並みと紅葉の景色に、思わず息をのむことでしょう。境内ももちろん紅葉の名スポット。展望台から続く回遊式庭園では、約220本のモミジを筆頭にさまざまな木々が紅葉化粧をし、庭園に色を添えます。

見ごろ:11月中旬~下旬
アクセス:地下鉄東西線 東山駅からタクシーで約10分
料金:大人 600円 中高校生 400円 小学生 200円

クチコミ:京都市内をみわたせる絶景

kotokaさん

京都東山の山頂にあります。木造の大舞台である展望台からは京都市内をみわたすことができます。青龍殿には日本三大不動画のひとつである国宝の青不動が祀られています。タクシーで行きましたが、阪急の京都河原町駅から循環バスがありました。もっと見る

12月上旬まで紅葉が楽しめるスポット

12月の上旬まで楽しめる紅葉のスポットをご紹介します。またこの時期は、紅葉した葉が落ちて地面を赤く染める「散り紅葉」も見どころの1つです。

16. 安楽寺 (哲学の道付近) / 東山・祇園・北白川

ひっそりした山寺の見事な紅葉は穴場的スポット

紅葉の名所・哲学の道より1本奥側に位置し、普段は非公開の「安楽寺」。桜、ツツジ、サツキ、モミジの時期だけ一般公開をするなんて、四季のある日本ならではの風情ですよね。安楽寺は、毎年7月25日に行われる「カボチャ供養」でも知られていますが、やはり寺を彩る紅葉は、ひそやかな自慢。特別公開するだけあって、趣深い景観が広がります。なかでも、石畳に降り注ぐ“散りモミジ”は、この光景に出会えたことを感謝せずにはいられない、琴線に触れる美しさ。法然上人ゆかりの悲話を持つこの寺の由来や木像の説明を本堂で拝聴したら、思いの限り紅葉を楽しんで。

【秋の特別公開情報】
期間:2024年11月2日(土)、3日(日)、4日(月祝)、9日(土)、10日(日)、16日(土)~12月1日(日)
時間:10:00~16:00
料金:500円

見ごろ:11月上旬~12月上旬
アクセス:市バス 錦林車庫前バス停から徒歩約15分

クチコミ:山門の紅葉が見事

Sahraさん

通常非公開ですが、さくら・つつじ・紅葉などの時期に合わせ一般公開されます。石段が散紅葉で真っ赤に染まる光景が有名ですが、赤黄緑とグラデーションが楽しめる紅葉真っ盛りの時期も美しかったです。こじんまりとした境内ですが.......もっと見る

17. 永観堂(禅林寺) / 下鴨・宝ヶ池・平安神宮

京モミジの代名詞! 燃えるような「岩垣もみじ」をじっくり鑑賞

その美しさを称え、「秋はもみじの永観堂」と『古今和歌集』で詠まれたほどの絶景を誇る「永観堂」。修行中の永観律師に呼び掛けた阿弥陀如来の姿を表した本尊の「みかえり阿弥陀」が特に有名です。境内の東側に生い茂る「岩垣もみじ」は、目に焼き付くような深紅。「放生池」周囲を染める紅葉も必見です。ライトアップの美観もぜひ押さえておきたいところ。境内でもっとも高い位置にある「多宝塔」が夜空に神秘的に浮かび上がり、約3,000本の紅葉が艶やかに包み込むように広がるさまを仰ぎ見れば、“洛東屈指の紅葉の名所”と呼ばれるのも納得することでしょう。「多宝塔」からの眺めもお忘れなく。

【ライトアップ情報】
期間:2024年11月11日(月)~12月1日(日)
時間:17:30~20:30(閉門は21:00)
料金:700円

見ごろ:11月中旬~12月上旬
アクセス:市バス 南禅寺・永観堂道バス停から徒歩約3分

クチコミ:この時期もおすすめ

KENKENさん

11月下旬の最盛期はもみじが美しいですが人が歩く隙間もないくらい混雑します。ただ、紅葉の最盛期の終わったこの時期でも十分余韻が楽しめるので、ゆったり見たい人はいまがおすすめです。銀閣寺や南禅寺とセットでの鑑賞がおすすめですもっと見る

18. 真如堂(真正極楽寺) / 下鴨・宝ヶ池・平安神宮

まるであかね色のじゅうたん! 晩秋の境内を彩る落ち葉

洛東の隠れ寺「真如堂」。正式には鈴聲山真正極楽寺(れいしょうざん しんしょうごくらくじ)と言い、比叡山延暦寺を本山とする天台宗の寺です。高さ約30mの「三重塔」を奥に配した紅葉風景は、“ここに来てよかった”と満足するほどの美しさ。2018年の台風によって破損していた三重塔の屋根瓦の修繕工事も終了し、心ゆくまで古塔と紅葉が織りなす風情を楽しめます。東山三十六峰を借景とした枯山水「涅槃(ねはん)の庭」も、心静かにいつまでも眺めていたい情景。本堂の裏では、例年12月初旬、散りモミジがまるであかね色の絨毯(じゅうたん)を敷いたかのような景色をつくり出し、こちらも一見の価値アリです。

見ごろ:11月中旬~12月上旬
アクセス:市バス 錦林車庫前バス停から徒歩約8分

クチコミ:吉田山から歩いて行ける真如堂

ロータスさん

真如堂は紅葉が美しいお寺で有名で、境内を散策するだけなら無料で入れ、東山のお寺の中では穴場になると思います。吉田山から歩いて北白川通りにゆっくりと散歩出来ます。庭園を拝観するなら1000円でした。人が多くても静かで紅葉を堪能出来ます。もっと見る

19. 南禅寺 / 下鴨・宝ヶ池・平安神宮

“絶景かな”と言わしめた、見どころ目白押しの紅葉スポット

広大な敷地を誇り、いたるところに紅葉ビュースポットを有する「南禅寺」。臨済宗南禅寺派の本山で、室町時代には「五山之上」という最高位につきました。日本三大門に数えられる「三門」からのぞく奥行きのある紅葉は、形容しがたい美しさ。また、三門の上から境内を眺めれば、一面の紅葉が見渡せ、深まりゆく秋の京都の街並みと合わせて楽しむことができます。国の名勝に指定されている「虎の子渡し」と呼ばれる小堀遠州作の枯山水の庭園もすてきですが、レトロな赤レンガ造りの「水路閣」も有名。橋脚が形づくるアーチを彩る紅葉の赤、黄、オレンジが、モダンな姿を見事に引き立てています。

見ごろ:11月中旬~12月上旬
アクセス:地下鉄 蹴上駅から徒歩約10分

クチコミ:日本三大門に数えられる巨大な三門を持つ寺院

赤い彗星さん

南禅寺の三門は拝観料が必要ですが、通年で門上に登る事が出来ます。別料金ですが、方丈庭園も拝観する事が出来ます。南禅寺は紅葉の名所ですが、境内は塀などで囲まれていないので、紅葉を楽しむだけであれば無料で紅葉狩りが出来ます。もっと見る

20. 北野天満宮(天神さん) / 今出川・北大路・北野

全国の天満宮の総本社が奏でる紅葉の絶景

“天神さん”の愛称で知られる「北野天満宮」。学問の神様・菅原道真公をまつる社で、全国の受験生などから絶大な信仰を集めています。紅葉の名所でありながら、比較的空いている穴場的なスポット。境内西側の史跡「御土居」にある「もみじ苑」は、約350本のカエデが見事に色付き、期待を裏切らない、むしろそれ以上の美しさを誇らしげに見せています。苑内を流れる「紙屋川」に、ひらひらと舞い落ちるカエデ。ライトに照らされた紅葉は、さらに趣深く、幻想的な世界をつくり出します。紙屋川に架かる朱塗りの太鼓橋「鶯橋」からは、幾重にも重なる紅葉と水面に浮かぶ落ち葉が眺められると話題。

【もみじ苑公開情報】
期間:2024年10月25日(金)~12月8日(日)
時間:9:00~16:00(最終受付)
料金:大人 1,200円 子ども 600円(茶菓子付き)
【ライトアップ情報】
期間:2024年11月9日(土)~12月8日(日)
時間:日没~19:30(最終受付)
料金:大人 1,200円 子ども 600円(茶菓子付き)

見ごろ:11月中旬~12月上旬
アクセス:市バス 北野天満宮前バス停からすぐ

クチコミ:北野

ちぽろさん

北野天満宮 学問の神様として有名です。たくさんの人が参拝に訪れていました。まちからは少し離れていますが、バスがたくさん出ています。たくさんの社殿がありました。早朝なら人出は少ないです。3月には梅苑が、秋には紅葉がきれいです。もっと見る

21. 毘沙門堂 / 山科

散りモミジのレッドカーペット! 落ち葉まで愛おしい

高い寺格を備えつつ、どこか懐かしい山寺の風情を伝える山科の古刹「毘沙門堂」。京の七福神の1つである「毘沙門天」をまつっています。紅葉の見どころは、なんと言っても勅使門まで続く石畳の参道。天を覆い尽くすかのごとく並ぶ紅葉樹は、石段が急勾配であることを忘れさせてくれるほどの美しさです。晩秋には、そこに敷き詰められた散りモミジも楽しめ、さながらレッドカーペットのよう!美景はほかにも点在し、本堂と霊殿をつなぐ渡り廊下からは「弁財天堂」周辺のドウダンツツジが、本堂側面からは山々の色付きが、「晩翠園(ばんすいえん)」の池のほとりにはモミジなどがそれぞれ楽しめます。

見ごろ:11月中旬~12月上旬
アクセス:JR山科駅から徒歩約20分

クチコミ:紅葉を見に

とらきのこ2さん

秋になったら行ってみたいと思っていた毘沙門堂。初めて行きました。JR、京阪、地下鉄東西線山科駅から北へゆるやかな坂をしばらく歩いたところにあります。ところどころに看板も出ているのでわかりやすいです。紅葉、きれいでした。本堂......もっと見る

22. 嵯峨野トロッコ列車 / 嵐山・嵯峨野・太秦・桂

車窓の向こうに広がるのは鮮やかに彩られた山肌の紅葉

カラフルでレトロなトロッコ列車。京都に訪れる人なら知らない人はいないくらい有名ですよね。トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅まで全長約7.3km。風を感じつつ四季折々の景色が楽しめます。紅葉時期は特に圧倒的人気。片道およそ25分間、列車に揺られながら雄大な渓谷の色彩を愛でる秋旅は、忘れられない風景として記憶に残ることでしょう。車掌によるアナウンスもおすすめ。紅葉シーズンの風物詩、トロッコ列車のライトアップ。夜、ライトに照らされる保津川峡谷の幻想的な情景に、心奪われること請け合いです。夜風にあたりながら、手に届きそうなほどの紅葉を瞳に焼きつけてください。期間中は臨時列車も運行。

【ライトアップ情報】
点灯期間:2024年10月12日(土)~12月29日(日)
点灯時間:16:30~最終列車まで

見ごろ:11月中旬~12月上旬
アクセス:トロッコ嵯峨駅は、JR嵯峨嵐山駅から徒歩約1分

クチコミ:リッチ号がおすすめ

shandyさん

当日券はトロッコ駅でも可能のようですが、全席指定なので紅葉の時期は前売りで完売でしょう。5号車は「リッチ号」という名で、ガラス窓がありません。なので、紅葉や保津峡が間近に見えて、とてもお勧め。紅葉の時期ならそれほど寒......もっと見る

23. 天龍寺 / 嵐山・嵯峨野・太秦・桂

“言わずもがな”の紅葉絶景! 「曹源池庭園」で秋景色に酔う

圧巻の景勝を誇る「天龍寺」。古都京都の文化財の1つとして世界遺産にも登録されています。臨済宗の禅僧・夢窓疎石(むそうそせき)を開山として開かれた天龍寺は、広大な敷地に多くの紅葉ビュースポットを備えています。なかでも曹源池(そうげんち)庭園は、秀逸なまでの絶景。色付く嵐山と小倉山を背にスケール感漂う庭園の紅葉美が、清涼な空気とともに楽しめます。大方丈からの眺めも押さえておきたいところ。庭園の壮大な面持ちが違った角度から見られ、いつまでもここにいたい――、そう願ってしまうことでしょう。高台からの一望や総門から庫裏(くり)へと続く参道の紅葉もお見逃しなく。

見ごろ:11月中旬~12月上旬
アクセス:嵐電嵐山駅からすぐ

クチコミ:嵐山の紅葉を借景にして庭園鑑賞

やまびこさん

まずは本堂からの鑑賞。嵐山を借景にした庭園が美しい。額縁写真を撮るのも混んでいて、苦労しますが、これまた素晴らしい景色になります。つづいて、別の入り口から庭園へ。庭園と背後の築山をめぐって見下ろすことができます。もっと見る

24. 善峯寺 / 嵐山・嵯峨野・太秦・桂

古刹と紅葉が描く趣き深い景色は、さながら見事な絵画のよう

西山の中腹に位置する「善峯寺(よしみねでら)」。平安中期に源算(げんさん)上人により創建され、「観音堂」や「多宝塔」、「釈迦堂」など、多くの堂塔伽藍を有しています。多宝塔の傍らにたたずむのは「遊龍の松」。樹齢600年以上を誇るこの巨大な松は、その名のごとく、主幹が地をはうように伸び、見る者を圧倒します。山肌に点在する堂塔伽藍の隙間を埋め尽くすかのような、普段では見られない鮮やかな色彩に心も満たされることでしょう。境内からは京都市街の雄大な景観が一望でき、幾重にも重なる錦秋の彩りが目に飛び込んできます。

見ごろ:11月中旬~12月上旬
アクセス:阪急バス 善峯寺バス停から徒歩約8分

クチコミ:龍の松がある紅葉のお寺

マッキーさん

祝日に行きました。京都市にあるお寺です。紅葉が真っ盛りで大変綺麗でした。観光客も大勢いました。こちらのお寺には遊龍の松があります。それはそれは素晴らしい松でこのように長く手入れされた松はおそらく日本中探してもないと思われます。もっと見る

25. 仁和寺 / 嵐山・嵯峨野・太秦・桂

世界遺産に登録された「仁和寺」が魅せる紅葉化粧

888年に宇多天皇が創建した仁和寺。皇室とのゆかりが深いこの寺院は桜の名所として知られていますが、秋の紅葉も引けを取らない美しさを誇ります。本尊・阿弥陀三尊をまつる国宝「金堂」や高さ約36mの重要文化財「五重塔」周辺では燃えるような紅のモミジが、王朝文化の面影を残す宮廷風建築の「御殿」周辺では木々の鮮やかな色付きが拝め、あっぱれな景観が広がります。

見ごろ:11月中旬~12月上旬
アクセス:嵐電 御室仁和寺駅から徒歩約2分

クチコミ:世界遺産の巨大な寺院

KENKENさん

京都市の北西にありやや中心部から離れてることもありほかの世界遺産に比べ人混みが少ないです。皇室とのつながりが深く真言宗御室派の総本山です。とにかく巨大な寺院でその規模は京都でも有数です。金閣寺、竜安寺と一緒に見ることをお勧めしますもっと見る

26. 高台寺 / 東山・祇園・北白川

東山を背景に造られた名庭の、一句詠みたくなるような紅葉風景

通称“ねねの寺”で知られる「高台寺」。豊臣秀吉の冥福を祈るために、秀吉の正室・北政所(ねね)が開創しました。色付く東山を取り込んでつくられる借景庭園の景観もおすすめですが、「臥龍池」の水面に紅葉が映し出されるさまは、まさに一句詠み残したくなるような絶景。鏡のように反射した“逆さ紅葉”見たさに、毎年多くの人が訪れます。臥龍池のライトアップも見事。「開山堂」の「臥龍廊」が水鏡に写りこみ、幽玄な世界へと誘います。

【ライトアップ情報】
期間:2024年10月25日(金)~12月15日(日)
時間:17:00(日没点灯)~21:30(22:00閉門)
料金:大人 600円 中高生 250円

見ごろ:11月中旬~12月上旬
アクセス:市バス 東山安井バス停から徒歩約7分

クチコミ:プロジェクションマッピング

ゆきゆきさん

京都旅行の1週間くらい前にたまたmTVで紹介していたので、行ってみました。行列がすごいとは聞いていたけど、びっくり!1時間くらい並びました。中に入ればさほど混雑しているわけでもなくゆっくり見ることができました、プロジェク......もっと見る

27. 光明寺瑠璃光院 / 下鴨・宝ヶ池・平安神宮

見る者すべての心を打つほどの紅葉美に酔いしれる

漆黒の机の天板や床に絵巻のごとく映し出される見事な紅葉――。SNSを中心に一気に広まり、特別に拝観が許される時期、もっとも注目を集めると言っても過言ではない光景は、書院の2階からのぞめます。その幽玄たる美しさに言葉を失うこと必至で、幻想的な光景をひと目拝もうと、平日でも長蛇の列ができるほどの人気ぶり。囲碁本因坊位の対戦場となったことでも知られる瑠璃光院は、春と秋の季節のみ一般公開です。瑠璃色に輝く浄土の世界を表した「瑠璃の庭」、天にのぼる龍を水と石で表現した「臥竜(がりょう)の庭」など見どころが多く、並んででも訪れたいスポットです。

見ごろ:11月中旬~12月上旬
アクセス:叡山電車 八瀬比叡山口駅から徒歩約5分

クチコミ:幻想的な美しさの紅葉の名所

fujikyoさん

叡山鉄道八瀬比叡山口駅の近くに紅葉の名所があります。院の2階にピカピカの漆の机が設えてあり、逆さ富士のように目の前いっぱいに紅葉が広がって見えると言うわけ......もっと見る

28. 二尊院 / 嵐山・嵯峨野・太秦・桂

総門から続く参道を彩る紅葉は格別の美しさ

釈迦如来と阿弥陀如来の二尊像をまつることからその名が呼ばれる「二尊院」。百人一首にも詠まれた「小倉山」のふもとに広がり、平安初期に創建以来、長い長い時を刻んでいます。特筆すべきは、総門から続く参道の紅葉美! 「紅葉の馬場」と称される並木道は、馬がさっそうと駆け抜けられるほど広く、艶やかに色付いた木々が迫りくるかのように枝をのばします。約100mと続く、赤や黄の色鮮やかな紅葉のトンネルに魅せられながら、季節の移ろいを思う存分、味わってみてはいかがでしょう。また、参拝後の帰り道、石段の上から眺める参道も息をのむ美しさ。必見です。

見ごろ:11月下旬~12月上旬
アクセス:市バス 嵯峨釈迦堂前バス停から徒歩約10分

クチコミ:小倉山の東麓のもみじの名所

すけさん

小倉山東麓で隣接する常寂光寺とともに、山の斜面に沿った色づいている紅葉を楽しめます。本堂の横にある長い石段の先には、二条家、嵯峨家などの公家の墓地があり、このあたりからの京都の街並みも壮観です。もっと見る

29. 清水寺 / 東山・祇園・北白川

圧巻の紅葉絵巻に誰もが脱帽! 名高き舞台から紅葉を愛でる

世界中から愛され続ける「清水寺」。絶えずにぎわいを見せる、指折りの観光スポットです。食べ歩きをしながら「清水坂」を行けば、「仁王門」がお出迎え。総丹塗りの端正な「三重塔」と紅葉のハーモニーを堪能したら、いよいよお目当ての「清水の舞台」! せり出した舞台からカエデや桜が織りなす「錦雲渓」を一望すれば気分爽快、国宝級の美しさに酔いしれることでしょう。ライトアップの時間帯には、諸堂や紅葉を照らすほか、清水寺からも観音様の慈悲を表す青い一筋の光が放たれます。闇夜に浮かぶ神々しい清水寺や三重塔の姿は必見。

【ライトアップ情報】
期間:2024年11月18日(月)~30日(土)
時間:17:30~21:00 (受付終了)
料金:大人 500円 小中学生 200円
※11月18日(月)~30日(土)特別公開の成就院庭園は別途大人600円、小中学生300円が必要

見ごろ:11月下旬~12月上旬

クチコミ:舞台からの絶景を眺める

よしめさん

ツアーで訪問しました。100分の自由時間を貰え、自由に見て回りました。晴れて空は青。朱色の仁王門、三重塔、本堂や舞台が、紅葉と相まって、大変美しかったです。コロナ禍なのに、予想以上に人は多く、それにも驚きました。もっと見る

30. 祇王寺 / 嵐山・嵯峨野・太秦・桂

深まりゆく秋に漂う哀愁美が草庵(そうあん)を包む

竹林とカエデに囲まれ、閑寂なたたずまいを見せる「祇王寺(ぎおうじ)」。『平家物語』にも登場するこの草庵は、平安時代後期、平清盛の寵愛(ちょうあい)を受けていたものの、その清盛の心変わりによって都を追われ母や妹とともに出家した祇王の、悲恋の尼寺です。ひっそりと静まり返った山寺を音もなく染める紅葉は、なんとも言えぬ風情。特に、まるで祇王の頬をつたう涙のように静かに散りゆくモミジは、苔むす庭園と相まって、はかなげな美しさを感じさせます。控えの間にある通称“虹の窓”と呼ばれる大きな吉野窓も、四季折々の表情を見せながら、やさしく来訪者を迎えてくれます。

見ごろ:11月下旬~12月上旬
アクセス:市バス 嵯峨釈迦堂前バス停から徒歩約15分

クチコミ:真言宗のお寺です

momotaさん

年季が入ったように見える茅葺の本堂は、明治28年に再建されたものです。山門の屋根も茅葺風です。とにかく、境内に入ると、赤一色の見事な紅葉です。あと、竹林にも所々に紅葉が見えて、色の対比にウットリしました。もっと見る

31. 大覚寺 / 嵐山・嵯峨野・太秦・桂

日本最古の庭池「大沢池」に映し出される紅葉は圧巻

真言宗大覚寺派の本山で、“華と心経の寺”として愛され続ける「大覚寺」。ドラマやCMのロケ地としても有名で、テレビで一度は目にしたことがある人も多いのでは? 大覚寺の紅葉の見どころは、なんと言っても大沢池に映る深紅のカエデ。池越しにのぞむ「心経宝塔」の美しさと相まって、思わず足を止めてしまいます。

見ごろ:11月中旬~12月中旬
アクセス:市バス 大覚寺バス停からすぐ

クチコミ:朝は意外とすいていました

massiさん

本堂周辺には菊が飾られていて、そちらは若干シーズン外れでしたが、紅葉は見事でした。特に池周辺の椛は美しく、天気が良いこともあって、朝の気持ちの良い時間帯に周遊できました。嵐山周辺ではそこまで観光客は多くないほうだと思いますので......もっと見る

32. 京都御所 / 今出川・北大路・北野

古来の内裏の形態を今に残す「京都御所」で紅葉ざんまい!

京都のおすすめ紅葉スポット紹介のラストを飾るのは「京都御所」。2016年より通年拝観が始まり、一気に身近になりました。京都御所内には「御池庭」と「御内庭」2つの庭園があり、それぞれ趣の違う紅葉が楽しめます。「仙洞御所」の庭園は、まさに紅葉が目玉! 「紅葉橋」や「紅葉山」を取り巻き、唯一無二の景観が眺められます。黄金に輝く大イチョウを拝みたいなら、「京都御苑」へ。カエデに先立って色付くイチョウが、圧巻の景色を見せてくれます。

見ごろ:11月下旬~12月中旬
アクセス:地下鉄 烏丸線 今出川駅から徒歩約5分

クチコミ:広い! 入口を間違えてぐるっと一周しました

gakoさん

御所見学の入口へ行く方向を間違えてしまい、塀伝いにほぼ1周。広さが実感できました。建物、お庭とも見ごたえ十分。歴史の重みを感じられる場所です。訪れたのはちょうど紅葉の季節。紅葉が建物に映えてきれいでした。もっと見る

秋のお楽しみ、京都の紅葉は見どころがたくさん!

いかがでしたか? 京都にはほかにもまだまだ紅葉の名所が点在。どこに行こうか決めかねるほどですが、この秋、悠久の歴史を紡いできた京都の紅葉を間近で愛でることができたら、こんなステキなことはありませんよね。今はSNSなどでフォトジェニックな景色が気軽に見られる時代ですが、本物の感動はやはり現地に赴いてこそ。京都自慢の紅葉アートをぜひ五感で楽しんでください♪京都のホテルを探す

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