長崎市内で一番大きな神社でしょう。路面電車の蛍茶屋行きの路線に乗り、諏訪大社前で降りて地下道を進めば直ぐです。
有名な長...
続きを読む崎くんちはこちらの例大祭で、一般には神社そのものよりもお祭りの方が有名かも知れません。ですが、神社そのものも創建は古く、戦国の頃には建立されています。江戸時代を通して崇敬されていたようで、長崎くんちも江戸初期には始まっています。長崎奉行がキリスト教の一掃を狙い、余計に盛り上げた側面もあったようですが。建物は明治の頃に立てられたもののようですが、昭和、平成と改修が行われており、あまり歴史を感じさせません。この辺はちょっと残念ですね。あと、境内には玉園稲荷神社が祀られていて、稲荷社の社殿前の大杉はパワースポットとして人気のようです。
こうやって書くと、一部の人には知られているが、実体は地元の祭りが行われるだけの神社に見えてしまいますが、実際には現在も篤く崇敬されているようです。私が訪問した際も、階段の下から神門に向かって頭を下げる方を何人も見ました。今でも長崎の方の心の拠り所になっているようです。このような伝統は長く続いて欲しいですね。
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投稿日:2017/07/29