良さげで...実は、ダメな英国航空...のビジネスシート（ブラジル→ロンドン→成田までの片道24時間の旅）

ＢＡ（英国航空）のビジネスクラス。

（雑誌による）事前情報によると「１列ごとに座席の向きが前後逆になる斬新的な設計。独創的なレイアウトと準個室シート」...と書いてありました。

確かに言われている通りなんですが、やはり先進国（一括りにしているけど、要は英国・ドイツ・オランダ等欧州系）の飛行機は....効率を重視し過ぎ.....

特に、英国は、良い悪いは別として、物を捨てない、古いものを大切にする（ともすると、質素を通り越して、貧しい、貧祖etc）と感じる事が多いですね。

英国人は痩せていても、ガタイの良い国民が多いはずなのに、乗り物の座席が小さい事、狭い事....

飛行機にしても　エコノミーは狭くて、脚が入りきらない人をかつて何人も見ています...ああ、狭い狭いと言いながら、なんども席を申し訳なさそうに立つって、通路で寛ぐ人多い事....

で、このビジネス席も狭い事、狭い事....圧迫感は半端じゃありません。背丈がそれ程ないアジア人の私でもそう感じるので、欧米系の体格の方には、そらぁ...無理じゃんというレベルです。

狭い（細長く）場所に無理やり空間を作ろうとしている為か、隣との仕切りの窓を開ける度（食事や離着陸時）に、隣座席のお客さんのお顔が目の前の視界内に現れるんです...しかも、かなり近い距離感で....

もう互いにバツの悪い事.....

私は現在ブラジルに住んでおり、欧州か、米国経由で日本に帰国しています。

その際に、この英国航空ー英国航空で成田まで行くフライトが、たまにビジネスクラス激安の価格を提示してくる事があるのですが、この機能的だが、人の快適さを何も考慮していないと思われるレイアウトやシートデザインがあまりにも苦痛で苦痛で....

（まあ、飯もまずい、特にサラダ系が）、どうしても選べないんです（まあ、人それぞれですが）。まあ、これしかないなら仕方ないですが、同じ金払うなら少しでも気持ちのいい機材や航空会社を選びますわなぁ...

あああ、こんなこともわからなくなってしまった英国航空（いや、お金の余裕がなくなってしまったんでしょう、競争力がなくなるとはこういうことです）

....あああ、残念.....

PS)米国の航空会社は、乗務員が着ているものがラフ過ぎて（特に男性）、前ボタンを閉めない為お腹が出て格好が悪い（特にパイロット）のですが、英国は流石にパイロットもアテンダントも、ビシッと決めており、そこだけは好きですね...私は。