2017/05/27 - 2017/05/27
8位(同エリア496件中)
旅猫さん
男鹿の旅の二日目。
朝から天気も良く、気分も上々だ。
この日は、懐かしい入道崎の景色を楽しみ、2004年にリニューアルされた男鹿水族館へ。
そして、旅の最後には、数年前に知り、いつか訪れたいと思っていた五社堂を訪問することに。
五社堂は、鬼が造ったという999段の石段を登った山の中腹にある。
今回の旅では、この五社堂に参拝するのが一番の目的。
どのような場所なのか、期待に胸が膨らんだ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
翌朝、起きると雨が降っていた。
9:15に宿を出て、すぐ近くの温泉中央バス停へ。
雨はいよいよ激しくなり、しばらく雨宿り。
バス停のそばでは、紫陽花のつぼみが膨らみ始めていた。 -
定時でやって来たバスに乗り、温泉街の外れにある湯本駐在所前バス停へと向かう。
そこは、ちょっとした駐車場のようになっていて、そこに入道崎へ向かう乗り合いタクシーが待っていた。
『なまはげシャトル』とは違い、こちらは、廃線となったバス路線の代替え交通だ。
しかも、予約が無いと運休となる。
バスに乗り合わせた3人組の女性は、予約も無しに乗っていたらしく、私が予約していたから良いものの、運休だったらどうするつもりだったのだろう。
一人旅らしい高齢女性もバスに乗っていたが、こちらも無計画で、入道崎からの折り返しが3時間後と聞いて、諦めて帰ることにしたようだった。 -
9:34に出発した乗り合いタクシーは、いつの間にか顔を出した青空の下を走り、10分ほどで入道崎のバス停の到着した。
驚いたことに、バス停の待合所は、前に来た時と変わらぬ姿で佇んでいた。
当時、このバス停を見て、次は路線バスで訪れようと思ったのだが、乗り合いタクシーで来ることになるとは思わなかった。入道崎 自然・景勝地
-
とりあえず、海が見える場所へ。
目の前には、北緯40度ラインを示すモニュメントが。
以前は、石柱の列だけだったような気がするのだが。 -
前の日の夕方に夕陽を見た海岸に出た。
雨は上がったものの、まだ雲は多い。
それでも、入道崎からの景色は素晴らしいと思う。 -
前回訪れた時には時間が無くて登れなかった灯台へ。
この灯台は、明治31年(1898)に設けられたもので、現在のものは昭和26年に改築されたものだそうだ。
受付で200円を払い、灯台の中へ。入道埼灯台 名所・史跡
-
薄暗く狭い階段を登り、回廊からの景色を楽しむ。
灯台からの景色には、水平線が必ずある。
この遮るものの無い眺望が最高だな。 -
半世紀以上も海の安全を見守ってきた入道埼灯台。
簡素ないでたちながら、質実剛健と言った感じだ。 -
足元には、白い花がびっしり。
まるで、霜が降りたかのようだった。 -
北側には、岩礁のような小さな島が見えた。
水島と言うそうだ。 -
その水島を見てみようと、岬の突端まで行ってみることにした。
その途中で、かっこいい鳥さんに遭遇。
猛禽類だな。 -
鳥さんに背を向けて、断崖から海を眺める。
海がとても綺麗で、海底に揺れる海藻まではっきりと見えた。
下に見えるのは、海底透視船の乗り場だな。海底観光透視船 乗り物
-
この断崖は、鹿落としと呼ばれているそうだ。
解説板には、増えすぎた鹿をここから追い落としたと書かれていた。
鹿たちを供養するかのように、至るところにハマナスの花が咲いている。 -
海底透視船の乗り場へ向かう道でも、たくさんのハマナスが。
日本に多いバラ科の植物だ。 -
つぼみも特徴あるお姿。
-
そこから振り返れば、先ほどいた鹿落としの断崖が見渡せた。
かの菅江真澄は、船の上から、この断崖を眺めたそうだ。 -
そして、入道崎の突端に到着。
岩場の多い海岸の向こうに、平らな水島が良く見えた。
入道崎を訪れた菅江真澄は、丸木舟に乗り、あの水島へ渡ったそうだ。 -
突端から、西側の海岸線へ。
荒々しい海岸線が入道崎の魅力だが、以前は柱のような岩が多かったような気がする。 -
真っ青な空もいいが、白い雲が広がる空も好きだな。
空の広がりが良く分かるような気がする。 -
歩き疲れたので、お土産屋や食堂が建ち並ぶ場所へ。
そこで、『黒い塩ソフトクリーム』なるものを発見。
迷わず、食べていることにした。
白いクリームに黒い塩が掛かっているだけなのだが、甘さとしょっぱさが交わり、何とも言えない美味しさだった。 -
入道崎からは、また『なまはげシャトル』のお世話になるのだが、乗車場所へ行くと、すでに来ていたので、予定より10分ほど早い出発となった。
この『なまはげシャトル』は、一人からでも利用ができ、タクシーよりも格安なのでありがたい。
ほとんどの区間が千円なので、気軽に利用できるのだ。
本数が少ないものの、ちょうど観光するには利用しやすい時間となっているのも良いなと。 -
次に向かったのは、『男鹿水族館GAO』。
入道崎から20分とのことだったが、15分足らずで着いてしまった。
予定よりも、すでに15分ほど早い。
まずは、水族館を見学。
前に訪れた時は、『男鹿水族館』と言ういかにも地方の水族館と言う感じだったが、リニューアルされたので、とても綺麗になっていた。男鹿水族館GAO 動物園・水族館
-
旅先では、博物館や美術館、そして水族館にはつい立ち寄ってしまう。
中でも、水族館はかなりの確率で入ってしまうかも。
たぶん、見ることができない世界だからだと思う。
猫は、水が苦手だからね(笑) -
視線を感じだと思ったら、変な顔が。
エイの仲間らしいが、見れば見るほどおかしな奴だった。 -
次に気になったのがこいつ。
モリアオガエルだ。
じっとしていて瞬きすらしなかった。
最近、蛙の鳴き声をあまり聞かなくなったな。
大抵聞くのは旅先ばかりだ。 -
水族館の順路の途中にあった休憩所からの眺め。
入る時は青空が出ていたのに、いつの間にか黒い雲が出てきていた。
風も強くなったみたいで、波も高くなってきているそうだ。 -
中盤の見どころはホッキョクグマ。
日本海側で唯一飼育されているそうだ。
それにしても大きいなぁ -
ペンギンさんたちは、直立したままじっとしている奴が多い。
何を考えているのやら。 -
お決まりのミズクラゲ。
今や水族館では定番の展示方法だな。 -
今回、最も可愛かったのが、ゴマフアザラシの子供。
4月に生まれたばかりだそうだ。
プールの縁で寝ているのだが、落ちそうで落ちない感じが面白くて。 -
親はと言うと、元気に泳いでいた。
と思ったら、いきなり体を折り曲げて、前びれでお腹を掻き始めた。
その仕草が、何ともおかしくて。 -
50分ほどで館内を一周。
入口脇の大きな窓からは、外が良く見えた。 -
ちょうど昼時なので、館内のレストランで食事をすることにした。
実は、前日、真山神社から『なまはげシャトル』の事務局に連絡し、予約していた12:40発の便から、13:50の便に変更していたのだ。
まだ、2時間近くもあるので、とりあえず食事をしながら考えることに。
注文したのはシーフードカレー。
後載せの具が寂しい感じだが、どこかと違ってサラダも福神漬けもちゃんと付いていた。
まあ、お味はよくある感じだったが。レストランフルット グルメ・レストラン
-
まだまだ時間があったので、展望台へ行ってみることに。
水族館前の坂道を登って行く。
すると、途中から眼下に港が見えてきた。
戸賀湾だ。
そう言えば、この辺りには、世界的にも珍しいマールと言う地形がある。
前に訪れた時は、定期観光バスが立ち寄った八望台から、マール地形である一ノ目潟と二ノ目潟、そして、マール地形の壁が崩れたとも言われる戸賀湾が望めたことを思い出した。 -
戸賀湾展望公園に辿り着いた。
大きな駐車場がある立派な公園だったが、一台も停まっていなかった。 -
かなり立派な展望台もあったが、肝心の戸賀湾は見えなかった。
三ノ目潟も近いはずだが、まったく見えず。 -
結局、時間を潰すことができなかったので、水族館へ戻ることに。
すると、公園の近くに温泉宿があった。
かなりモダンな感じの宿だったが、立ち寄り湯が可能と書いてあったので寄ってみることにした。
入口を入ると、広い空間が現れた。
でも、従業員の影すら無く。。。
勝手に上がり、奥に声を掛けたら、ようやく出てきた。海と入り陽の宿 帝水 宿・ホテル
-
入浴料金1000円を払い、大浴場へと向かう。
小奇麗な脱衣所から浴室へ入ると、大きなガラス窓が印象的な内湯が現れた。
どうみても、今日初めての入浴客らしく、お湯はとても綺麗だった。
塩浜温泉と言うそうだが、透明で特徴のない湯だ。
しかも、加温加水に循環ろ過、塩素殺菌と完璧だった。。。 -
かなり小さかったが、露天風呂もある。
でも、湯船からの景色はなかなか。
しばらく入っていたかったが、海から吹きあがってくる風が冷た過ぎて、早々に退散した。 -
露天風呂や内風呂からは、宮島と言う小さな島も見えた。
菅江真澄は、塩戸の浦と呼ばれたこの辺りを訪れ、宮島を洗う波を面白いと観ていたそうだ。 -
一風呂浴びた後、ロビーで一休み。
日曜日の昼とは言え、あまりの人の無さはどうなんだろう。 -
外へ出ると、顔にぽつりと来た。
海の向こうでは、かなり雨が降っているような感じだ。
これはまずいなと思い、早歩きで水族館へと戻る。
菅江真澄も、宮島を眺めているうちに雨が降ってきたと書いている。
何だか、彼の旅と重なっているようだな。
水族館の軒先に逃げ込むと同時に、もの凄い勢いで雨が降って来た。
間一髪だったな。 -
しばらく待つと、雨の中を『なまはげシャトル』がやって来た。
ここからも乗客は私一人。
週末だというのに、大丈夫かなぁ
これまで、路線バスや定期観光バスの廃止などで、男鹿半島を旅する機会を失っていたところ、去年から、この『なまはげシャトル』が出来てやれやれと思っていたので、これが頑張ってくれないと、次に訪れる機会が無くなってしまうからな。
なんて考えながら、外が見えないくらいの豪雨の中を車は門前を目指して走って行く。
そして、20分ちょっとで門前集落に着いた。
雨はまだ降っていたが、とりあえず、港の方へ行ってみることにした。 -
降りる時、運転手さんに、「この雨の中、五社堂に行くの?」と言われたが、まあ、何とかなるだろう。
それにしても、凄い雨だった。。。
今は小雨だが、この後、山の中に分け入るので、あんな感じの雨は勘弁だな。
港近くで見つけたマンホールには、五社堂が描かれていた。 -
港の外れに、五社堂への石段の出発点があった。
五社堂への石段は、鬼が一晩で積み上げたと云われ、999段あるとのこと。 -
登り始めてすぐ、いきなり草に覆われてきた。
オダマキの花に彩られ、春らしい感じだ。 -
一旦車道に出る。
徒歩で登る人は、普通はここから登るようだ。
とりあえず、登山の無事を祈って、入口にあった社殿に参拝を。 -
石段登りを再開。
と思ったら、いきなり道が森の中へ。
天気の悪さも相まって、道は薄暗くなり、ちょっと怖い。
しかも、断続的に雨が強く降り。不安にもなってくる。 -
しばらくすると、少し明るくなり、突然山門が現れた。
簡素だが、中にはちゃんと仁王像らしきものが安置されていた。 -
さらに登って行くと、いきなり立派なお寺が目の前に。
長楽寺という寺だったが、先があるので立ち寄るのは止めた。 -
その長楽寺のすぐ脇から、石段はさらに上へと続いている。
赤い鳥居が、寂しい景色の中で燃えるようだった。
鳥居の左手に、古い宝篋印塔と徐福塚なるものがあった。
江戸時代の古地図にも載っていて、解説版にも謂れが書いてあった。
菅江真澄の紀行文にも、徐福塚に関する記載があるそうだ。 -
赤い鳥居を潜り、また登り始めると、急に猛烈な雨が降って来た。
あまりに激しいので、樹の下に隠れ、しばらく雨宿り。
目の前には、修験道の一大道場として栄えていた頃の名残を留める池が。
これから向かう五社堂も、その名残の一つだ。 -
雨が小降りになったので、再び石段を登って行く。
雨が降っていなければ、新緑の中の気持ち良い歩きになったかも。
いや、晴れていたら暑くてきつい登りだったかな。 -
なんて考えながらのんびり歩いていたら、横を人がすり抜けて行った。
えっ、と思い良く見ると、十代らしい若い女性だった。
なんでこんな人気の無い山道を、しかも若い女性が一人で歩いているのか。
幻でも見ているのかと、しばらく呆然として見送ってしまった。
後でからくりが分かったのだが、かの長楽寺近くの池の向こうに駐車場があり、実は簡単に登ってこられたのだった。 -
あっという間に彼女は行ってしまった。
こちらは、運動不足の重い身体を重力に逆らって押し上げているので、かなり遅い。
でも、風情のある雨に濡れた石段や木々を楽しめるので、ゆっくり登る方が、性に合っているのだ。
それにしても、この石段、どう見ても999段とは思えない。
どこが一段なのかはっきりわからないからだ。 -
振り返ると、思ったよりお急な登りだ。
とは言え、新宮の神倉神社の石段に比べれば、大したことは無いな。 -
下から25分ほどで、ようやく道が平坦になり、また赤い鳥居が現れた。
そろそろ、五社堂に近づいてきたようだな。 -
鳥居を潜ったすぐ左手には、御手洗池跡があった。
池の中にあった中島もはっきりと残っている。 -
池跡の畔にあったのは姿見の池。
水面に映る自分の姿の見え方で、自分の寿命が分かるらしい。
覗いてみたら、一応はっきり写ったので、しばらくは大丈夫みたいだ。 -
その先へ少し歩くと、ついに五社堂が目の前に。
初めて写真で見て以来、いつかこの目で見てみたいと思っていた建物。
やはり、実物は素晴らしい。
こんな山の中に、これほどの建物が建っているのがとても不思議な感じ。
でも、修験道が全盛の頃には、多くの参拝者で賑わっていたのだろう。赤神神社五社堂 寺・神社・教会
-
五社堂の前には、孤高の一本杉が立っていた。
風雪に耐えて立ち尽くすその姿は、五社堂の守護神のようだった。 -
せっかくなので、五つのお社に順番にご挨拶を。
中央の社には、主祭神の赤神が祀られているとのこと。
その赤神とは、言い伝えでは漢の武帝らしい。
しかも、白鳥になった日本武尊に乗って男鹿に来たというのだから。。。
それにしても、大和朝廷に征服される前は、どのような信仰があったのか。
最近は、そんなことに関心がある。 -
五社堂をしっかり目に焼き付けた後、下山することに。
鳥居の傍らに、古い石碑が残っていた。 -
長楽寺のところまで石段を下り、そこから駐車場へ。
帰りは、車道を歩いて門前の集落まで戻ろうと思う。
とりあえず、近くにあるという強清水を観に行くことに。
車道をしばらく登ってみたが、一向に見えてこない。
諦めかけたころ、道の脇に雑草に埋もれるように入口の案内があった。
しかし、道なき道と行った感じで、ちょっと不安に。
でも、何とか辿り着けることができ、一杯いただくことに。
ひんやりとして美味しい水だった。 -
強清水を後にして、車道をどんどん下って行く。
しばらくすると、海が目の前に広がった。
素晴らしい景色に感動。
いつしか空も晴れて、暑くなってきた。
でも、広々とした美しい海を眺めながらなので、まったく苦にならない。 -
海岸線は岩場が多く、砕けた並みの白さが涼しげだ。
-
男鹿半島の西海岸は、風光明媚なところと聞いていたが、これは素晴らしい。
これまで、路線バスも通らなかった場所なので、『なまはげシャトル』に感謝だな。 -
ようやく門前の集落が見えてきた。
こんな感じの小さな港に面した集落は好きだな。
それにしても、先ほどまでの豪雨は幻か(笑)
門前からは、予約していた16:15発の『なまはげシャトル』に乗り、男鹿駅へと向かった。 -
車は快適に走り、男鹿駅には予定より20分以上も早く着いてしまった。
しばらく待合室で待っていると、男鹿線の列車がやってきた。男鹿駅 駅
-
4人掛けの席を確保し、発車までのんびり。
そして、16:51発の秋田行は、定刻に男鹿駅を出発した。 -
終着の秋田駅には17:50に到着。
乗り換えの時間を利用して、夕食の駅弁を購入した。
乗車したのは、18:16発の『こまち36号』。
いよいよ、男鹿への旅も終わりだ。 -
乗車してすぐ、買い込んできた駅弁で夕食を。
購入したのは、大館駅名物の『比内地鶏の鶏めし』。
鶏好きなので、駅弁ではつい鶏めしを買ってしまう。
好きなのは、高崎駅のものだが、ここ大館駅のもなかなか。 -
大曲駅を出るころ、ちょうど日が沈むところだった。
雲が多かったが、何とかこの日最後の太陽を拝めた。 -
田沢湖線の車窓には、鏡のような田んぼが。
陽が落ち、夜の帳が降り始めた空がその水面に映り、とても綺麗だった。
今回の旅は、懐かしい男鹿半島を訪ね歩く旅。
久しぶりに男鹿半島の想い出の場所を再訪することができてうれしかった。
次に訪れる時は、今回行けなかった寒風山に行ってみたいと思う。
さて、いつになることか。
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この旅行記へのコメント (10)
-
- rupannさん 2017/08/21 23:49:05
- 鹿落としの断崖
- 荒々しい景観と碧い海〜いいですねぇ
旅猫さん、こんばんわ
黒い塩のソフト〜惹かれるわぁ
五社堂〜なんとも趣がありますねぇ
雨も長引かず良かったですね
by rupann♪
- 旅猫さん からの返信 2017/08/26 09:02:15
- RE: 鹿落としの断崖
- rupannさん、こんにちは。
いつもありがとうございます。
男鹿の西海岸は、日本海側でも有数の美しい景観が観られますよ。
国内でも、かなり地味な場所ですけど(笑)
五社堂はおすすめですよ。
ちょっと辿り着くのに疲れますけど。
でも、いいところでした。
それにしても、もの凄い雨でした。
怖いくらいでしたからね。
でも、五社堂では雨も止んで助かりました。
旅猫
-
- 前日光さん 2017/08/06 23:51:05
- 五社堂!
- こんばんは、旅猫さん。
男鹿半島の旅、後半ですね!
訪れる人の減少が地域の公共交通の廃止を招く。
地方が陥っている弊害ですね。
ついレンタカーに頼ってしまう私には、批判する資格はありません。
でも確か土曜日に訪れたのですよね?
それでこの侘びしさなんですねぇ〜
国民が喜んで地方に住むというような国家を作るには、今の政治家さんでは無理でしょうね。
それにしても期せずして、菅江真澄の足跡を追体験しているような旅になりましたね!
もっとも当時水族館はなかったでしょうが。
ゴマフアザラシの赤ちゃんの、危うい寝姿が愛おしいですね(^o^)
五社堂って初めて知りましたが、ずいぶんと石段を登り詰めたその先に、忽然と建物が現れるのですねぇ〜(@_@)
立派なお堂です。
山岳信仰華やかなりしころには、ここに沢山の山伏達が訪れていたのでしょうか?
お堂の前に立つ一本杉が、毅然としていて心が引き締まります。
こういう場所に建つお堂というと、私は鳥取の三徳山三佛寺投入堂を思い出します。
五社堂も投入堂も、どうやってあんな場所にお堂を建てたのかと、人間の業の奥深さを思わずにはいられません。
豪雨の中、忽然と女性が歩いて行ったというのも怪談話のようですね。
カラクリが分かればなんと言うことはないのですが。
彼女も五社堂まで登って行ったのですか?
途中でかき消えたのですか?(ミステリーか!)
誰もいない雨降りしきる山中で、人に会うというのも怖いものがありますよね!
この旅行記を拝読して、またしても行きたい所ができてしまいました。
ただ最近は腰や背骨が痛むので、999段の石段は無理なのかとも思いつつ。。。
でも、行ってみたいですねぇ〜
前日光
- 旅猫さん からの返信 2017/08/11 06:34:01
- RE: 五社堂!
- 前日光さん、こんにちは。
いつもありがとうございます!
男鹿半島は、かなり寂れていますね。
週末でも、空いていました。
とても良いところなのに。
公共交通は、虫の息って感じですね。
不思議なのは、旅番組は鉄道や路線バスを使うことが多く、旅情を演出しているのに、実際には、ほとんどの人が車を使っているということ。
マスコミに煽られやすい民族なのに、なぜか旅行だけは、場所だけ煽られているんですよね。
> 国民が喜んで地方に住むというような国家を作るには、今の政治家さんでは無理でしょうね。
でしょうね(^^;
経済と便利な社会を作ることに偏った政治ですからね。
男鹿には、菅江真澄の足跡がいたるところにありました。
どこへ行っても標柱が立っているような感じです。
男鹿水族館のゴマの赤ちゃんは、落ちそうになると、ビクッて動くのが可愛かったですよ。
気持ちよさそうでした。
五社堂の登山道は、あまり整備されていないので、薄暗くてちょっと怖かったです。
でも、実際には、中腹に駐車場があって、その先は綺麗に整備されていたのですが。
どこでも、車優先なんですよね。
江戸時代には、国内十二社のひとつだったそうですよ。
三徳山三佛寺投入堂は凄いですよね。
今年の春から、入山が再開されたので、秋にでも訪れようかなと思っています。
仕事が落ち着けばですが。
雨の中、石段の写真を撮っていたら、いきなり追い抜かれたのでびっくりしました。
あんな場所で人に、しかも十代くらいの女性一人ですからね!
五社堂のところで、途中の駐車場から先に登っていた家族と合流していました。
いいところですので、ぜひ訪れてみてください。
駐車場からなら、比較的簡単に登れますので。
宿は、男鹿温泉雄山閣がおすすめですよ。
旅猫
-
- ガブリエラさん 2017/08/06 20:23:07
- 五社堂、素敵ですね♪
- 旅猫さん☆
こんばんは♪
晴れて、素敵なお天気♪と思っていたら、雨になってしまって・・・
それでも、五社堂の素敵なたたずまい、行かれてよかったですねヽ(^o^)丿
人がいなくて、雨の中、ちょっと怖い山道を歩かれて、途中で女子1人歩きに出会ったら、本当に「え?!?」って感じですよね(苦笑)。
乗りあいタクシー、旅猫さんが予約されてて、女性たちラッキーでしたよね(^_-)-☆
きっと、感謝されてたと思いますよ♪
水族館のエイの顔、本当におもしろいですね(笑)。
なんだか、人間でこんな顔の人いるよな〜って思いながら、拝見してました♪
ガブ(^_^)v
- 旅猫さん からの返信 2017/08/11 06:02:48
- RE: 五社堂、素敵ですね♪
- ガブさん、こんにちは。
いつもありがとうございます!
男鹿半島の旅の後半は、突然の豪雨で驚きました。
乗り合いタクシーの車窓が、まったく見えないほどの雨だったのです。
降りる時に、五社堂に登るのかと訊かれたのは、わかりますね(笑)
でも、素晴らしいお社で、登って良かったです。
新緑も綺麗でしたし。
まさか、あんな場所で女性一人に、しかも追い抜かれるとは思いませんでしたが(^^;
乗り合いタクシーに乗れた女性たちは、同乗していた私には目も向けませんでしたよ(^^;
入道崎から、その後どうされたのかなと。
帰りの便を予約したのかどうか。
しかも、4時間も無いですし。
あのエイは、顔を見せるために水槽にへばりついていたのかと思いました(笑)
面白い顔をしていますよね。
旅猫
-
- こあひるさん 2017/08/04 14:22:09
- 寂れ感たっぷり
- 旅猫さん、こんにちは。
男鹿半島もまた・・・寂れ感たっぷりで・・・旅情をそそられますね〜。
バスが廃線になった代わりに、なまはげタクシーが走っているのはとても有り難いですね〜。予約制ってのがちょっと面倒ですが・・・。
みなが自家用車を使い、列車やバスを使わないから廃線となってしまうのだけれど、廃線になると決まった時だけ、困ります・・・と、話題になりますが、結局、日ごろから利用しないから廃線になるのに・・・人口も少ないだろうし、難しいですね〜。自家用車でない観光客は、高いタクシーをそうそう利用しまくるわけにもいかず、困りますねぇ。男鹿半島、観光客が少ないようですが・・・それでもなまはげタクシー、頑張ってほしいです。
豪雨の中の五社堂、風情がありますね。いにしえの信仰の名残りが残り、神秘的です。最近では、こういう山道も、熊が出てきそうで怖いですが・・・ご無事で何より・・・。
こあひる
- 旅猫さん からの返信 2017/08/05 08:12:55
- RE: 寂れ感たっぷり
- こあひるさん、こんにちは。
書き込みありがとうございます。
男鹿半島はいいところですよ〜
青森の下北、津軽と並び、私の中ではみちのく三大半島となっています。
路線バス亡き後、しばらく足が遠のいていましたが、去年運行を開始した『なまはげシャトル』のおかげで、久しぶりに楽しんできました。
今や、旅は車が常識ですからね。
住んでいる人も車を使うようになり、ローカルバスはどんどん廃止に。
人口も減って、どうにもありませんね。
なので、『なまはげシャトル』には、頑張って欲しいものです。
男鹿温泉は良い湯ですし、入道崎も景色は素晴らしいですので、もっと訪れる人が増えて欲しいですね。
五社堂は、山岳信仰など修験道や神仏習合の名残を色濃く残し、興味深いです。
森の中にひっそりと佇んでいる上、最も交通の便が悪い半島西側にあるので、訪れる人も疎らです。
でも、とても良いところですよ。
旅猫
-
- hot chocolateさん 2017/08/01 19:23:57
- 豪雨の中・・・
- 旅猫さま
こんばんは〜
男鹿の旅は、乗り物が不便で、下調べをしていないとバスにも乗れない・・・
予約がないと運休するバスなんて聞いたこともありません。
しかもお客が少なく、採算が合うのか心配になりますね。
真っ青な空もいいけれど、白い雲が広がる空もいいですよね。
一つとして同じ形のない雲を見ているのは結構好き。
どんどん形が変わっていく雲を見ながらのんびりと♪
しもぶくれのエイのお顔も楽しいし、直立不動で何を考えているのか分からないペンギンさんも可愛い。
でも何と言っても可愛いのは、すやすやと寝ているゴマちゃんの子供。
水族館って楽しいですよね。
どこかのカレーと違って、エビやイカものっているし、サラダや福神漬けもついていて納得のカレー。
あはは、食べ物の恨みは恐ろしい・・・(爆)
私も、箱根のあそこではもう食事をしない・・・(笑)
加温加水に循環ろ過、塩素殺菌と完璧だった(!)温泉とはいえ、お風呂からの眺めは素晴らしい。
温泉に浸かってさっぱりとしたのに、豪雨の中を五社堂へ。
小雨程度なら新緑を楽しめていいけれど、999段の石段、お疲れ様でした。
hot choco
- 旅猫さん からの返信 2017/08/05 07:41:24
- RE: 豪雨の中・・・
- hot chocoさん、こんにちは。
いつもありがとうございます。
男鹿はバスも走っていないところがあったりと、なかなか不便でした。
でも、去年から乗り合いタクシーが出来たのでかなり便利になりました。
雲は飽きないですよねぇ
広い空に浮かぶたくさんの雲を見ていると、とても楽しくて。
水族館は、不思議と大人になっても楽しいですよね。
男鹿水族館は、一度訪れたことがあったのですが、リニューアルされてとても綺麗になっていました。
カレーは、いかにも水族館カレーでしたが、箱根での一件が浮かんできて(笑)
食べ物の恨みは怖いですね(^^;
たまたま見つけた立ち寄り湯でしたが、湯はともかくとして、眺めはなかなかでした。
五社堂は、ずっと気になっていた場所で、ようやく訪れることができました。
物凄い雨だし、森の中は薄暗いしでちょっと怖かったですが、新緑は綺麗でしたし、何より五社堂の社殿が素晴らしかったです。
男鹿、また訪れたいと思っています。
半島は、どうも好きです。
旅猫
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