2017春07　アルメニア（エチミアジン）

2017/05/02 - 2017/05/02

【エレバンからの遠足】

エチミアジンは、アルメニア正教の総本山。

当初、ここを訪れるつもりはなかった。
ここは敬虔なキリスト教徒が訪れるべき場所であり、異教徒の私が行っても「なにか失礼な行為をしたりしないか」と気が張るばかりで、私の望む体験はできそうにないと思ったから。

しかしエレバンの街がとっても居心地よくて、予定外に延泊することにした。


で、どこに行こうか？　と考えたところ、行ってみたい『ゲガルド修道院』も『ホル・ヴィラップ修道院』も交通の便が良くなさそう。
結局、不安なく行けそうな近郊の世界遺産を訪れることにした。



【旅程】
□04/22　出国　仁川空港泊　
□04/23　バス泊
□04/24　トラブゾン泊
□04/25　バス泊
□04/26　トビリシ泊
□04/27　トビリシ泊
□04/28　トビリシ泊
□04/29　列車泊
□04/30　エレバン泊
□05/01　エレバン泊
■05/02　エレバン泊
□05/03　アラヴェルディ泊
□05/04　クタイシ泊
□05/05　クタイシ泊
□05/06　クタイシ泊
□05/07　スフミ泊
□05/08　スフミ泊
□05/09　スフミ泊
□05/10　バトゥミ泊
□05/11　バス泊
□05/12　イスタンブール泊
□05/13　機内泊
□05/14　帰国


為替レート：1ユーロ≒122円　　1ドラム≒0.23円

エリア その他の都市(アルメニア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

宿の近くのバス停からマルシュルートカでキリキア・バスターミナルへ向かい（100ドラム）、乗り換えてエチミアジンへ（250ドラム）。


運転手さんに忘却されて、ちょっと通り過ぎた。
「もしもし、ここがエチミアジンでは？」と声をかけると、「おぉ！」と慌てて停車。
…あぶないところだった。

「すまんすまん」と笑う運転手さんの笑顔がかわいかったので許します。

今日は雲が多く、天気は下り坂。

この夜は大雨になった。

チューリップが咲く庭。

おそらくこちらが正門っぽい。

アルメニアっぽい美しい建物

敷地内にはハチュカルがいっぱい。

いろんな色や形、模様のものがある。

これなんてかなり古そう。

おぉ。
壁に埋め込んじゃうとは。

…よほど貴重なものなのだろうか？

大聖堂はずいぶん長いことかかって修復しているようだ。

大聖堂入り口。

内部は撮影禁止。

厳かな雰囲気に緊張したこと以外は全然記憶に残ってない。

もうこの歳になると『瞼に刻む』は不可能なのか。
刻んでも2～3日で消えちゃうのか。

入口近くの立派な墓石。

添えられた一輪の花がよく似合う。

彫刻からおそらく聖職者の方のものだろうと推測。

こちらは比較的新しい。
美しい彫刻が周囲を囲っている。

ハチュカルで作られた碑。

その向こうには礼拝堂。

こちらは誰もいないのでちょっとホッとする。

エチミアジンの街でも『Tashir Pizza』を発見。

ここはエレバンの店とは違ってピザは3ピースからしか注文できなかったので、ビーフリゾットにしてみた。650ドラム

リゾットというよりピラウ？　
味が濃くて量が多く、半分くらいでギブアップ。

やっぱりピザ屋ではピザだ！

食後のカプチーノ。300ドラム

ピザ屋を出て『リプシメ教会』へ。

道行く人に尋ねたら「15キロあるからバスで」と言われたので素直にバスに乗ってみたが、1.5キロの間違いだったらしい…。

この教会はとても美しい佇まい。

入口横の壁には文字がびっしり刻まれている。

教会内部。

祭壇脇の階段から地下へ。

聖女リプシメの棺が安置されている。

敷地内の墓石はとても古そう。

こちらの壁こそ修復が必要だと思われる。


エレバンからも近いし、多くの人が訪れるエチミアジン。
なんの苦労もしないだろうと高を括っていたが、帰りのマルシュルートカがなかなか捕まらなくて結構苦戦した。