2017/05/04 - 2017/05/06
7位(同エリア14件中)
小心者さん
【アラヴェルディから一気にクタイシへ】
昼過ぎ、アラヴェルディ(アルメニア)からマルシュルートカで国境を超えてトビリシへ(料金失念)。
国境超えはガラガラに空いていて楽勝。
国境超え仲間のおばさんたちは皆さん陽気で感じが良く、アルメニア側の管理官の男性は「さよなら」と日本語で見送ってくれた。
到着したのは『オルタチャラバスターミナル』で、108番のマルシュルートカでディドベバスターミナルまで移動。
降車時にICカードを翳すとエラーになり、慌てて小銭を出そうとしたが、運転手さんが「いいよ」と通してくれた。優しい!
お陰さまで17時発のクタイシ行きマルシュルートカにギリギリで間に合った(10ラリ)。
21時頃にクタイシのバスターミナル(通称マクドナルド)に到着。
国境超えがあまりにもアッサリしていたので、いまだにアルメニアの感覚が抜けない。
徒歩圏内のホテルを目指すも、どういうわけか迷子になり、道を尋ねた人がわざわざ電話で場所を確かめ、車で連れて行ってくれた。
ジョージアもアルメニアもトルコも…人が親切で本当にありがたい!
(それ以上に、私自身、人に迷惑かけすぎの感)
クタイシはとても居心地が良く、2つ(残念ながら現在は1つとなった)の世界遺産を訪ね、近郊の町を訪れ、街歩きを楽しんだ。
【旅程】
□04/22 出国 仁川空港泊
□04/23 バス泊
□04/24 トラブゾン泊
□04/25 バス泊
□04/26 トビリシ泊
□04/27 トビリシ泊
□04/28 トビリシ泊
□04/29 列車泊
□04/30 エレバン泊
□05/01 エレバン泊
□05/02 エレバン泊
□05/03 アラヴェルディ泊
■05/04 クタイシ泊
■05/05 クタイシ泊
■05/06 クタイシ泊
□05/07 スフミ泊
□05/08 スフミ泊
□05/09 スフミ泊
□05/10 バトゥミ泊
□05/11 バス泊
□05/12 イスタンブール泊
□05/13 機内泊
□05/14 帰国
為替レート:1ユーロ≒122円 1ラリ≒46円
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー ヒッチハイク 徒歩
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
宿泊したのは『HOTEL ELMA』
(Zviad Gamsakhurdia Street 18, 4600)
事前にシングルルームを予約してあったのだが、一日前倒しで飛び込み。
シングルは空いてなかったので、同じ料金でダブルルームを使わせてくれた。
奥にはホステル棟もあるが、私はバス・トイレ付きの部屋を選んだのでホテル側だった。
新しくて清潔なかわいい部屋。エアコンもよく効く。
大きなスーパーマーケットまで徒歩5分と便利。 -
既に22時を過ぎているが、食事できる所はあるのかな?
宿のおじさんに尋ねると「隣のレストランがGOODだよ」とのこと。
バーのような雰囲気で若干躊躇したが、思い切って行ってみる。 -
ジョージア版ビーフシチュー『オーストリ』(パン付で7.0ラリ)を注文。
ひとくち食べて衝撃を受けた。
ニンニクが効いてめちゃくちゃ美味しい!
これまで尻込みしてレストランに行かなかったことを大いに後悔した瞬間だ。 -
ジョージアとアルメニア滞在中、飲みに飲んだレモネード。
洋梨味やレモン味はよく見かけるが、わたし的には花の絵のヤツが一番好きだった(何味なのかは謎のまま)。
500mlで1.5ラリ(レストラン価格)。
お店で買うと、300mlで0.6ラリ。 -
翌朝シングルルームへ移動。
部屋はコンパクトになったが、ここも居心地良く何の不満もない。
朝食付きで1泊30ラリはとってもお値打ち! -
翌朝9時すぎ、男性が「朝食ができたよ」と呼びに来てくれた。
6時半頃から食べられる日本のビジホとは違い、こちらでは大体9時くらいからみたい。
ホステル棟のダイニングルームで皆揃って頂く。
パンとコーヒー程度だと思っていたら…めっちゃ豪勢やないかーい!
この日はビジネスマン然とした男性と二人きりでちょっと気まずかった。 -
朝からしっかり満腹になりつつ、近くのバス停から街の中心へ(バスは0.4ラリ、マルシュルートカは0.5ラリ)。
橋の上から見る川は濁流。
昨日はこの地方でも雨が降ったのかな。 -
親切な観光案内所でいくつか質問し、地図をもらって街歩き開始。
まずは中心部の丘の頂上に建つ『バグラティ大聖堂』へ向かう。 -
どうにか到着。
はぁはぁ…
満タンのお腹が重い…。 -
広い敷地内には古びた城壁のようなものも残っていて興味深い。
-
こういうものが大好きなのでつぶさに見たいが、なんか若くてきれいな女性が座ってスケッチしていて、彼女から「話しかけんなよ。ぜってー話しかけんなよ」というオーラをビンビンに感じるので、恐れ多くて近寄れなかった。
話しかけるつもりはないうえに全て想像だが…さすが小心者ですな…。 -
クタイシの街が一望できる。
-
なにやらステキな教会が見えるので、後で訪れよう!
-
11世紀に建造されたという『バグラティ大聖堂』
-
1691年にオスマン帝国の砲撃によって甚大な被害を受け、放棄されることになる。
1952年から再建が始まり、世界遺産として認定された。
しかし、ななななななんと。
2010年には危機遺産へ、そして2017年には世界遺産の登録を抹消されてしまった!
その理由は
ヴェネツィア憲章(歴史的建造物の保存・修復に関わるユネスコの憲章)に反するとのこと。
※ヴェネツィア憲章:歴史的建造物を修復する場合は建設当初の部材を尊重すること、損なわれた箇所を補足する場合は推測ではなく科学的な根拠のある復原とすること、当初からの部材と修復された部分が明確に区別できるようにすることなど -
ちなみに、これが再建前の大聖堂(画像お借りしてきました)。
た、確かにちょっと違うか。
いや、まぁまぁ違うか。 -
大聖堂の入り口部分。
微かにフレスコ画の名残らしい彩色が見られる。 -
入り口に置かれたへなへなの鉄製十字架。
砲撃によるものだろうか? -
厳かな雰囲気ただよう聖堂内部。
参拝者が後を絶たない。 -
むむぅ。
こ、これはなかなか…
たしかに「やっちまったな」との声がチラッと聞こえなくもないが、この雰囲気もそう悪くないと思う。 -
新旧のコラボ。
斬新だし、素人的には「まぁ世界遺産でいいんじゃないですかね?」 と思わないでもない… -
この時点ではまだ世界遺産だったバグラティ大聖堂に別れを告げる。
一観光客としては、『かつては世界遺産』というある意味レアなものを見られて満足だ。 -
大聖堂からの帰りはなぜか行きに通った階段を見過ごし、坂道をてくてくと下りる。
これは道端にあった靴屋の看板。
年季の入り方が素晴らしい。 -
バグラティ大聖堂から眺めたステキな教会を目指すも、無類の方向音痴なのであっちへウロウロこっちへウロウロ。
何度も前を通ったこの『なんちゃら博物館』へ乱入して、「なんちゃら教会はどこですか?」と無茶な質問を繰り出す。 -
その場におられた数名の方々が会議を開き「きっと○○教会のことだろう」という結論を下し、道を教えて下さった。
どうもお騒がせしました。 -
教えられた道を行くと…
おぉ。そうそう! この教会です! -
名前は忘れちゃったが、『街の教会』といった雰囲気。
彫刻の施された特徴的な柱。
その柱に支えられたアーチには『Immaculate Conception』の文字。 -
シンプルながら、中も美しかった。
-
教会を後にし、噴水のあるロータリーへ。
-
ロータリーに面した立派な劇場の裏から『ゲラティ修道院』へのマルシュルートカが出ている。
次の発車時刻までしばらくあるので、周辺をぶらぶら散策。 -
クタイシの街歩きはなかなか楽しい。
-
古本市。
「こんなボロボロな本を売りますか?」と言いたくなるようなブツ多数。 -
花壇の花が美しいクタイシ公園。
お店でレモネードを買ってベンチで休憩する。 -
ときどき町の人に絡まれるが、意思の疎通はかなりの難関。
-
14時発のマルシュルートカでゲラティ修道院へ。
→ http://4travel.jp/travelogue/11269566 -
ゲラティ修道院から戻り、街歩き。
-
歩道のカフェ
-
身体は少年だが、顔はおっさん?
-
クタイシのノンビリとした雰囲気が好き。
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廃墟のステキな螺旋階段。
上っても先はない。 -
『LUNCH TIME』というバーガーショップ。
建物も趣がある。 -
街には目を楽しませてくれるアートがいっぱい。
-
何と書いてあるだろう?
-
小さな公園に建つ道化師の像。
-
男性の顔がちょっと怖めの像。
裏側は女性。もちろん怖め。 -
階段の上にダンサー?
周辺のベンチにはおじさんたちが屯っている。 -
クタイシで見たかったものの一つ、市場の壁画。
-
思った通り、不気味でステキ!
-
午前に来たときは逆光だったが、夕方ならつぶさに観察できる。
-
市場の中。
食堂を探してみたが、見つけられず。 -
で、今日もやっぱりホテル隣のレストランへ。
入店すると店員さんたちが明らかにキョドる。
「お前が注文取りに行けよ」
「わし昨夜行ったやろ!お前がいけよ!」
「…くじ引きしかあるまい…」
みたいな小競り合いが垣間見えて、ちょっと申し訳ない気持ちになる。 -
今日は、多くの客が頼んでいるヒンカリを注文。
…3個でじゅうぶんだった。
ヒンカリ1個0.6ラリ、ビール500mlで1.5ラリ。
ビールとレモネードが同じ値段。 -
本日も宿の朝食をガッツリ頂く。
フレンチトーストが美味しい! -
バスターミナルからマルシュルートカでチアトゥラへ遠足。
土日はロープウェイが運休していたことは大誤算。 -
チアトゥラから戻って最後の街歩き。
-
昨日も立ち寄ったファストフード店でソフトクリーム休憩。1.0ラリ。
ちゃんと「ミルク?チョコ?ミックス?」と訊いてくれる。
おばあさんと一緒に「垂れますなー」と頂く。
写真撮ってる場合じゃない。 -
今日も街のアートを楽しむ。
-
ワインセラーの看板。
-
ショッピングセンターの看板とカメラマンの像。
-
これは何の看板?
-
アートギャラリーの看板。
-
裏側から見ると英語版。
とってもかわいい。 -
ドアに掛けられたアンティーク。
-
葡萄の蔓さえも芸術的
-
普通の家の窓を飾るディスクや褪せたポスター。
レンガやレトロな木枠も美しい。 -
像のある小さな公園。
手に持っている道具から、著名な彫刻家だろうか? と想像。 -
誰やねん。
-
道を尋ねた人が『ギャラリー』だと教えてくれた建物。
-
かっこいい信号機と廃墟。
でも信号機も死んでいる様子。
あぁ、これもアートなのか? -
オペラハウス。
屋根の上の彫像が街歩きの目印になる。 -
帰路のマルシュルートカは循環路線なので往路とは違う道を通る。
目印のスーパーマーケットで下車し、宿へと戻る。
途中にあった噴水公園。 -
今日もやっぱり隣のレストランへ。
そして今日もやっぱり店員さんたちの小競り合いが始まる。
「げ。また来やがった!」
「お前ちょっと英語わかるやろ、頼むわ」
「またわしかい!今日こそあみだクジにしてくれ!」
「…だが断る」
みたいな。
毎度すんませんね。 -
ジョージア版ジャーマンポテト、仔牛のオジャクリ(パン付)8ラリ。
あぁやっぱりめちゃくちゃ美味しい!
まだまだ食べたいメニューがたくさんあるけど、これで食べ納めだ。
無念。
地方都市好きの私にとって、クタイシは一週間くらいゆっくりしたいと思う街だった。
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