茨城県南・水戸地域の桜を楽しむ　２０１７

2017/04/07 - 2017/04/08

２０１７年は桜の開花が大きく遅れています。

当初北陸地方に行く予定でしたが、まったく桜が咲いていないようでしたので急遽予定を変更。車で自宅から簡単に行かれる茨城の水戸市を中心として、桜を楽しむ旅に出かけました。

あいにくの天気でしたので、数を見るよりゆっくり時間を使うことを重視しました。

エリア 茨城

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

千葉県内の自宅から、国道２９４号線で最初の目的地であるつくばみらい市へ。

途中、桜の木々が目立っていた場所があり、そこがイオンタウン守谷でした。

イオンタウン守谷は、スーパーのカスミと専門店街、レストランで構成されていました。

本屋の規模が大きく、文具や雑貨まで扱っていて気に入りました。

茨城県内（南部・中部）桜の名所めぐり。

最初は小貝川をせき止める福岡堰にある、「福岡堰さくら公園」です。

福岡堰さくら公園 公園・植物園

小貝川の水路の堤防に桜が植えられていて、桜のトンネルのようになっています。

天気が良ければ、そして花弁が散り始める時期であれば、水面に映る桜と浮かぶ花弁がきれいなのでは、と思われます。

福岡堰です。

菜の花が地元の有志によって植えられており、桜と相まって色鮮やかでした。

福岡堰 名所・史跡

筑波研究学園都市の、農林水産省の研究所が集まっているあたりです。

長さ１ｋｍに渡り、道の両側に桜が植えられています。

普段は研究所勤務やそこに関係のある方しか来ない場所だと思われるのですが、この日は結構な観光客が訪れていて、短い時間路肩に車を停めて写真を撮って帰っていましたね。

クルマで通るだけでも圧巻です。

筑波農林研究団地 花見

１９８５年つくばＥＸＰＯを記念して作られた科学万博記念公園。

つくば市市制５周年を記念して植えられた桜が、この時期は見所です。

科学万博記念公園 公園・植物園

反町の森公園。

調整池を兼ねた公園で、調整池の周りに桜が植えられています。

展望台があるので、登ると公園を一望できます。

こんな感じです。

奥には筑波山。

比較的最近（といっても３０年は経っているでしょうが）作られた街なので、日本の中では比較的ゆったりと作られていて、シリコンバレーの風景を思い出しました。

筑波山のふもと、北条地区にある北条大池です。

北条大池 自然・景勝地

湖の周りに桜が植えられています。

そんなに大きくない池なので、歩いて一周できます。

この写真は、２つの池の境目ぐらいです。

平沢官衙遺跡歴史ひろば。

奈良・平安時代の常陸国筑波郡の郡役所跡を再現したもので、当時の遺跡から構造を推定して、建物を３棟復元しています。

少し高台にあるため、ここまで登ると北条大池の桜が見渡せます。

平沢官衙遺跡歴史ひろば 名所・史跡

見渡したところです。

・・・が、よくわからないですねｗ

栃木育ちの私としては、外せないお店「ステーキ宮」。

お店の空いてきた時間を見計らって、宮のランチを食べました。

シンプルにハンバーグの定食です。
サラダをつけました。

ステーキ宮に来たら、オリジナルの宮のたれで食べないとね。
一度食べると病みつきになる宮のたれ。

スープバーもお勧めです。
願わくは、昔みたいにハンバーグとメンチで５００円ぐらいの宮ランチ、復活しないかなぁ。

つくば市の中心部から大通りで一本、土浦市の中心部にある亀城公園へ。

お堀には、来月の主役であるこいのぼり。

亀城公園 名所・史跡

お城をバックに咲く桜が見どころですよ。

土浦城跡 名所・史跡

何故か？聖徳太子堂なるものがありました。

元々この場所にあったわけではなく、移設されたもののようです。

山腹に自生する山桜が見れるとのことで、雪入ふれあいの里公園へ。

細い道を頑張って走ったのに・・・特に見るべきものはなく。

雪入ふれあいの里公園 公園・植物園

常総の大師がきれいに見えたので、まぁ良しとします・・・

途中、茨城空港に小美玉（茨城空港の立地する自治体）名物の大根ドレッシングを買うために立ち寄り、その後宿泊地の水戸へ。

千波湖あたりは桜のライトアップをしていると聞きつけて、ホテルにチェックインする前にとりあえず行ってみました。

山の上にライトアップした桜が。そして、カラオケの歌声が・・・

護国神社の境内が、花見スポットに早変わりしていました。

ライトアップというより、照明だったのかも？

護国神社 寺・神社・教会

ライトアップされた桜をもう１枚どうぞ。

水戸の桜まつり 祭り・イベント

千波湖の南側にある千波公園。

こちらは、花見目的ではなく鑑賞用にきれいなライトアップ。

千波公園 公園・植物園

少し遠くに見える水戸の街並みの明かりも、夜桜を引き立たせます。

湖面にも桜が映っていました。

建物のガラスにも、桜が映っていました。
恐らく、好文Cafeの建物だと思います。

これすごくきれいで、見とれてしまいました。

好文cafe グルメ・レストラン

千波湖の噴水（毎時０分、３０分）もライトアップ。

きれいだけど、ちょっと遠いんだよなぁ。

千波湖 自然・景勝地

夕食（夜食？）は、先日のドイツ村リベンジでめん丸に。

老夫婦の家族経営で、アットホームなお店でした。

ラーメンめん丸 グルメ・レストラン

安心して食べられる、さっぱりした塩ラーメンの味。

宿泊は、ルートイン水戸県庁前。

かなり安く宿泊できました。
ルートインＰｏｎｔａ持ってれば１０％分のポイントも戻ります。

大浴場があり、敷地内に居酒屋があり、部屋もきれい。
安心のルートインクオリティ。

ホテルルートイン水戸県庁前 宿・ホテル

翌日。

朝から水戸駅近くの三の丸庁舎あたりに出かけてみました。

駐車場は、近くのコインパーキング。１時間２００円ならいいでしょ。

三の丸庁舎です。

桜の時期で「ふれあい祭り」が行われていました。

旧茨城県庁 (三の丸庁舎) 名所・史跡

地元の高校生によるジャズバンドの演奏です。

弘道館の鐘です。

弘道館において、学校のチャイムの役割を果たしていたようです。

孔子廟。

孔子の教えを水戸藩の学術の根底に置いていたのだとか。
今のゆとり教育とか軸がどっか行ってしまっている教育に比べると、しっかりしていてよいなと思いますね。

徳川斉昭の像です。弘道館の前あたりにありました。

水戸藩の第９代当主にして、江戸幕府１５代将軍慶喜の父親です。

弘道館に入ってみます。

その徳川慶喜もここで学んだのだとか。

弘道館 名所・史跡

教科書で見たことのあるような文字が・・・

弘道館の教育理念を示した「弘道館記」の中で尊皇思想が位置づけられており、「尊皇攘夷」の語がはじめて用いられたのだそうです。

徳川慶喜が新政府軍との全面戦争を避けて江戸を開城したのも、その思想を学んでいたからともいわれますね。
（父親が作った学校ですからね）

なお、幕府軍に攻撃を仕掛けるきっかけを作った西郷どんの戦略は、かなり卑怯なものでした。市中で犯罪を起こし、その犯罪を制圧するために幕府軍が攻撃に出るのを待ち、戦争の正当な理由を作るという・・・

銅像要らないだろｗ

弘道館の対試場。

武術の試験などが行なわれた場所で、藩主が正庁正席の間から直接試験の様子を見れるようになっています。

対試場には、「游於藝（芸に遊ぶ） 」の文字が掲げられています。
学問や武術、礼儀作法に自由に身を委ね、人格の幅を広げなさい、という意味が込められているそうです。

弘道館内の神社、 鹿島神社。

八卦堂。

弘道館記が納められていた建物です。

弘道館公園内から見えた洋風の建物が気になって行ってみました。
水戸市水道低区配水塔。

１９３２年に建造されたもので、１９９９年まで実際に配水塔として用いられていたそうです。

備前堀。

新水戸八景の一つだそうです。
灌漑と桜川・千波湖の洪水防止のため、伊奈備前守忠次に命じ築かれたお堀であることから、「備前堀」と呼ばれているそうです。

このあたりは、お堀の両側がきれいに整備されていました。
願わくは、駐車場がもう少しあればね。

水戸市内でも桜の名所として知られる六地蔵寺。

水戸から大洗方面に走ってくると標識がありますが、その道はクルマがすれ違えない小道の連続です。

そこから少し大洗方面に走り、百合丘ニュータウンの交差点を右折した方が走りやすいです。

六地蔵寺 寺・神社・教会

お寺の境内には、大きな桜の木がいっぱいあり、観光客でにぎわっていました。

大きな駐車場があるのに、入場は無料という太っ腹ぶりです。

枝垂桜の様子です。

一本一本が大きくて、壮観です。

なお、本殿（笑）

この時期ばかりは脇役ですね。
真言宗の寺院で、安産の霊場として知られているそうです。

真言宗らしく、弘法大師の像もありました。

弘道館の地図で木になった場所に来てみました。

大串貝塚ふれあい公園。
テニスコートなどのスポーツ施設もあります。

さて、この池は・・・

足型のようですが。

水戸市大串貝塚ふれあい公園 公園・植物園

茨城には大男が作ったと伝承されている湖などがたくさんあります。

その大男が「ダイダラボウ」。

この像がダイダラボウのイメージ。

筑波山に座って霞ケ浦で足を洗っていて、その時の重さで筑波山の真ん中がへこんだとか、伝説はかなり滅茶苦茶ですｗ

弥生時代、縄文時代の住居も展示されており、敷地内には弥生・縄文文化の展示館（無料）もありました。

勿論、桜も咲いていますよ！

雨であまり観光できない感じになってきたので、温泉でゆっくりすることにしました。

阿字ヶ浦の「阿字ヶ浦温泉のぞみ」です。

休日の入場料は、ちょっと高めの１１５０円。

阿字ヶ浦温泉のぞみ 温泉

併設のレストランで遅めの昼食を食べました。
海鮮丼、味噌汁をあら汁変更で１６００円。

この後、ストレッチとヘッドスパのマッサージを受けて疲れを癒しました。

温泉の源泉だそうです。

源泉の濁りは、浴槽に注ぐ前にろ過されているようでした。

お風呂は海を見渡せる露天風呂や樽風呂もあってなかなか充実しています。もう少しお湯が多くて源泉かけ流しできれば言うことないのですが、それは難しそうですね。

そして水戸近辺に来たら必ず行くのが「かねふくめんたいパーク大洗」。

今回も明太さばを購入。

かねふくめんたいパーク大洗 テーマパーク

レストランで明太子のおにぎりと明太ソーセージ。

ソーセージはおつまみのみの提供のようだったので、ノンアルを買ってGETしました。

少し前までは、明太子の試食＋ドリンク無料だったのになぁ。
地味にレベルダウンはしていますね。

この旅行記へのコメント （1）

• たらよろさん 2017/04/10 22:16:45

  あいにくのお天気でも、、、

  こんばんは、ぱくにくさん
  
  いえいえ、あいにくのお天気といえども、
  薄いピンク色の桜色☆
  淡くてとても綺麗です。
  桜並木や、桜のトンネルが素敵だわー♪
  
  さらにライトアップされた、ビビッドなお花の色も見事ですね。
  ライトアップ効果絶大！！
  
  曇り空でも、十分なお花見を楽しまれたと感じました。
  私もせめて、これくらい、、、綺麗な桜が見たかったな（笑）
  
  たらよろ