ご訪問ありがとうございます(^ ^)<br /><br />エストニアに入って最初はビーチリゾート「夏の首都」パルヌで大きなビーチと夕陽を堪能、続いては同国第２の都市で「学園都市」タルトゥへやって来ました。旧市街はこじんまりしていますが、大聖堂跡などがあるトーメの丘と遊歩道がきれいに整備されているエマユギ川、さらにモダンなビルが並ぶ新市街に囲まれていて、短時間でいろいろな景色を楽しむことができました(^ ^)<br /><br />ルートの詳細<br />関空→（機中１泊）→ドーハ→ベルリン１泊→グダンスク２泊→トルン１泊→ワルシャワ２泊→（夜行バスで１泊）→ビルニュス２泊→クライペダ２泊→リガ２泊→パルヌ１泊→★いまココ★タルトゥ１泊→タリン２泊→ヘルシンキ４泊→（フェリーで１泊）→ストックホルム２泊→ドーハ→（機中１泊）→関空

15年夏休み～ポーランド、バルト三国とヘルシンキ★10 学園都市タルトゥで木造建築と川沿いの遊歩道を楽しむ

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2015/08/12 - 2015/08/13

5位(同エリア43件中)

#街歩き

エリア

タルトゥ(エストニア)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 一人旅

旅行の手配内容: 個別手配

パルヌから乗ったバスはすさまじい雨の中を走りぬけ、２時間ちょっとでタルトゥに到着しました。
バスターミナルのまわりは近代的なビルだらけ。
しかし住宅街の中にあるホステルに向かって歩き始めると、古い街並みが現れました。
壁の絵も気のせいかアカデミックな感じが…するかな(^ ^)？
通り沿いにはこんなステキな木造建築がたくさん並んでいます。
木のドアが…(^ ^)(^ ^)
一部の窓がたぶん時代に耐え切れずサッシに交換されているのがちょっと残念…
辞書によると「meeste」男＋「juuksur」美容室＝床屋という意味のようです(^ ^)
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タルトゥの宿はLooming Hostel。
飾り付けなどがシンプルながらちょっとおしゃれな感じ。
廊下の突き当りに置いてあったパンダちゃん(^ ^)

ルーミングホステルホテル
ロビーにはロシアの公衆電話が…(^ ^)
ロシアのコインしか使えないよね…(^ ^)
ホステルの周りには全くお店がなく、ホステルの人に聞くと、大通りに出ると大きなスーパーがあるとのこと。閉まってしまう前に急いで買い出し(^ ^)
きょうはビールのほか、エストニアやフィンランドで人気があるという「ロングドリンク」に挑戦。本物のロングドリンクはグレープフルーツ味だそうですが、これはトロピカル味。味はファンタオレンジ×ジンでした。
次の日の朝～
あまり早く起きなかったので、先に朝ごはんを食べて、チェックアウトして荷物を預けてから、散歩にＧＯ～
きょうは夕方５時ころの電車でタリンへ向かう予定です。それまでしっかりタルトゥ見物(^ ^)
こんな木造の家はいっぱいあります。
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旧市街に隣接する丘の上にあるタルトゥ大聖堂跡。
パンフレットによると14世紀に完成しましたが、16世紀末のリヴォニア戦争で破壊され、その後火事などもありその後大聖堂として使われることはなく、19世紀～20世紀にかけて跡地は大学の図書館として使用されていたそうです。
今はタルトゥ大学歴史博物館となっています。
外壁がこれだけ残っていれば修理して使えそうな気がしますけど…

大聖堂の塔建造物
内部には上の方へ登る見学コースが設置されています。
朝早いためまだ営業していませんでした。
破壊されたと言っても更地にするほどではなかったせいか、ずいぶん長い間中途半端な形で使われているような気が…なんか不思議な運命のようです(^ ^)
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ラエコヤ広場から丘の上へ伸びる道には２つの小さな歩道橋がかかっていて、手前が「天使の橋」奥が「悪魔の橋」

黒っぽい色のこちらは悪魔の橋。建前上はロマノフ王朝の300周年を記念して作られたそうですが、本当のことが言える時代になると、ロシア＝「悪魔」の橋となったようです(^ ^)

天使の橋悪魔の橋建造物
悪魔の橋。
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明るい色合いのこちらが天使の橋です。
名前の由来は「イギリス風の橋～イングリッシュ・ブリッジ」がいつの間にか「エンジェルズ・ブリッジ～天使の橋」と呼ばれるようになったという説が有力だそうです。初代タルトゥ大学の学長だったパロット先生に敬意を表して架けられたとか。
側面にレリーフが掲げられています。

天使の橋悪魔の橋建造物
天使の橋の通行部はボードウォークのような木材が貼られていました。
その広場と丘を結ぶ坂道を降りて、ラエコヤ広場へ向かいましょう。
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広場にあるキスをする学生の噴水(^ ^)
学問と自由の街タルトゥのシンボルです。カッコいいね(^ ^)

ラエコヤ広場広場・公園
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18世紀末に建てられた市庁舎は現役です。

タルトゥ観光案内所散歩・街歩き
きのうパルヌでオレンジ色のポストを見かけましたが、これは深緑です。旧型？
投入口の下は手紙と赤い封緘の絵だと思いますが、線が薄くて日の丸弁当みたいに見えますね(^ ^)
市庁舎の前からラエコヤ広場を見る。広いです。
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広場の先の方にある「傾いた家」
説明文を見ると向かって右側に接していた城壁が撤去されたため傾いたとあるのですが、いまひとつ理解不能…
建物の入口の扉と階段は傾いていなくて、それ以外の部分が傾いていますよね？
どうして入り口は傾いていないのか説明してくれないと納得できない(^ ^)

タルトゥ美術館博物館・美術館・ギャラリー
「父と息子」の銅像。
明らかに息子のほうが縮尺が大きいので、父と息子を同時に見ると不思議な風景。
息子は1歳半らしいです(^ ^)
アイルランド人の作家、オスカー・ワイルドがエストニアの作家と会話している銅像がカフェの前に。建物は以前印刷所だったそうです。
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小さな丘の上に建つヴァネムイネ劇場。前に立っている銅像はエストニアを代表する音楽家エドゥアルド・トゥビン。

ヴァネムイネ劇場劇場・ホール・ショー
劇場の脇から住宅地の方へ入って行くと、公園がありました。
クジラの顔が…子どもたち、怖くないのかな…？
古いような新しいような不思議なドア。
天気がいいのでランチはお店で買って来てベンチで食べることに。
カウバマヤ・デパートの地下で買った超具だくさんのスープ。
黒っぽいパンでチキンを挟んだハンバーガー。
チキンがフライドチキンでもローストチキンでもチキンカツでもなく、チキンフライと言いたくなる感じ。見た目はマクドの朝のしょっぱいポテトに似てます。
ところがこれがおいしくてビックリ(・_・)
また食べたくて後で買いに行ったけど、もうなかった(^ ^)
これはマーケットの脇にあったブタさんの銅像。
マーケットの70周年を記念して建てられたらしい。
有名なブタというわけではないです…たぶん(^ ^)
近くで見ると豚肉の部位別の名前が書かれてました～ひえぇ～
魚屋さんの冷蔵庫。これは燻製コーナーですね。
生の魚は冷蔵庫の中ではなく、氷を敷き詰めた上に陳列してありました。
マーケットの横を流れるエマユギ川と遊覧船。
こちらは屋外マーケット。（さっきのマーケットとは別の場所）
野菜や果物のほか、服などのお店もありましたが、ローカルな感じ。
屋外マーケットに合ったトレーラーの魚屋さん。
鮮魚（魚）燻製　と書いてありますが、やはりメインは燻製などのようです。
屋外マーケットの脇に架かるマーケット橋。
その手前においてある石の魚がユニーク(^ ^)
旧市街の方に戻って来ました。
ラエコヤ広場に設置されているフレーム…
タルトゥのマンホール(^ ^)
1030年はタルトゥの街の歴史が始まった年です。
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そして名門タルトゥ大学。コインブラグループの一員ですよ。

タルトゥ大学史跡・遺跡
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さらに先へ進むとおもちゃ博物館がありました。
ここは中を見学(^ ^)
中にはほんとにいろいろなおもちゃが展示されていて、写真撮りまくり(^ ^)
その中から少しだけご紹介します…

タルトゥおもちゃ博物館博物館・美術館・ギャラリー
ブタさん(^ ^)(^ ^)(^ ^)
アヒルさんはボードゲームに登場(^ ^)
木馬が付いた三輪車。
日本のおもちゃの展示も…(^ ^)
おもちゃ博物館の隣にある、人形劇博物館。
おもちゃ博物館のチケットでこちらも入場できます。
人形劇博物館の看板かわゆす(^ ^)
ひととおり旧市街を回り、さらに川沿いの道を散歩したりして、中心部に戻って来ました。
最近できたらしいカウバマヤ・デパートのビル。
中はまだ一部工事中でしたが、地下には大きな食品売り場がありました。
タリン行きの列車に乗るために鉄道駅へ。
タルトゥ駅は市街地から少し離れたところにありますが、たまたまホステルからは近かったので、荷物を引き取るのは便利でした(^ ^)
あまり駅っぽくない、かわいらしい建物です。
駅の内部。
びっくりしたのは駅にはきっぷ売り場がなく、どうして？　と思ったら、売店がきっぷ売り場でもありました(^ ^)
スマホがあればきっぷはネット上で購入、検札のときはスマホの画面提示でＯＫです。

☆昔と変わらず基本的にセルフチケットを認めないＪＲは運行の技術は進んでいるのかもしれないけど、営業面では世界一遅れている鉄道のひとつかもしれませんね。
タリン行きの電車は、距離が短いせいか、ドイツなどでは普通列車に使われているタイプのこんな車両でした。あ、でもエンジンの音がしたからたぶん電車ではないね。
ホームにはけっこう人がいて、上の写真のように２両しかなかったら席が足りないんじゃないかと思いましたが、タリン行きは２両を２台繋いだのが来たので、全員座れたと思います。しかもタリンに近づくほど空いていくという予想外の状況。
デパートで買って来たおかずで簡単な夕食。
エストニア風にんじんしりしり？
途中停まった駅のそばに長距離列車っぽい車両が置いてあるのが見えましたが、色を見てラトビアの車両？…という発想は単純すぎかな（笑）
途中の車窓はこんな感じの風景が多かったです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
このあとは、タリン編に続きます(^ ^)

15年夏休み～ポーランド、バルト三国とヘルシンキ★　もくじ
01 ドーハの名所をめぐるミニトランジットツアー　http://4travel.jp/travelogue/11071771
02 ベルリンの壁とカリーヴルスト　http://4travel.jp/travelogue/11071848
03 色とりどりのステキな建物が並ぶグダンスクの旧市街　http://4travel.jp/travelogue/11072502
04 トルンで中世の街並みを歩く　http://4travel.jp/travelogue/11076480
05 黄色と赤の市電でめぐるワルシャワの街　http://4travel.jp/travelogue/11076486
06 レンタル自転車でビリニュスの街をスイスイ～　http://4travel.jp/travelogue/11076529
07 広大なクルシュー砂丘その向こうはロシア領　http://4travel.jp/travelogue/11080085
08 とにかくかわいいものだらけだったリガの街　http://4travel.jp/travelogue/11080089
09 パルヌの大きなビーチで心ゆくまで夕陽を見る　http://4travel.jp/travelogue/11080091
10 学園都市タルトゥで木造建築と川沿いの遊歩道を楽しむ
11 まるでテーマパーク　路地も楽しいタリンの旧市街　http://4travel.jp/travelogue/11080125
12 ヘルシンキ１～憧れのヘルシンキはカウッパトリから～　http://4travel.jp/travelogue/11080127
13 ヘルシンキ２～旧市街ぶらぶら、そしてかもめ食堂　http://4travel.jp/travelogue/11113851
14 ヘルシンキ３～アラビア、マリメッコ、ハカニエミ　http://4travel.jp/travelogue/11080128
15 ヘルシンキ４～要塞の島スオメンリンナ島を歩く　http://4travel.jp/travelogue/11080132
16 大型客船シリアセレナーデでストックホルムまで船の旅　http://4travel.jp/travelogue/11080130
17 船上ホステルに泊まって水の都ストックホルムを歩く　http://4travel.jp/travelogue/11116207
18 ストックホルムからドーハ経由で関空へ　http://4travel.jp/travelogue/11116215

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この旅行記へのコメント（4）

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シフォンさん 2016/01/23 14:37:43

こんにちは

ahirutさん、こんにちは。
いつもいいね、ありがとうございます^^
絵はがきみたいに綺麗な写真ばかりですね
行ったことのない、遠い国のこと学べて楽しいです。
続きも楽しみにしています！

ahirutさんからの返信 2016/01/25 17:56:20

RE: こんにちは

シフォンさん、こんにちは(^_^)〜

こちらこそ、楽しい旅行記見せていただきまして、ありがとうございます。

バルト三国の街はどこもきれいなものかわいいものがいっぱいで、写真撮りまくりです(^ ^)　遠くまで行った甲斐がありました(^ ^)

香港旅行のとき、深センに行かれたとのこと、でもあまり楽しめなかったようで、残念でした…でも深センは（広東省以外の出身の人がとても多いため）広東語が通用しないという、広東省の中ではちょっと異色の街ですので、もし広州か他の街に来られていればまた違う印象だったかもしれませんね。

1月11日はわたしも那覇→香港のピーチに乗っていたんですよ〜(^ ^)
18時05分香港着だったので、台湾付近ですれ違ったかもしれませんね(^ ^)
そして今月末の一時帰国のときにはシフォンさんたちが乗られたのと同じCX510に乗ります〜(^ ^)　というわけで福岡空港へもおじゃまします〜展望室に行ける時間があったらいいな〜

ahirut

シフォンさんからの返信 2016/01/25 21:12:43

RE: RE: こんにちは

ahirutさん、こんばんは！

ahirutさんも時間差で香港にいらっしゃったんですね!
いろんな飛行機見れるので香港空港だいすきです〜
あの日は雲も多く、HKG>TPEは揺れが多かったなと感じました><

深セン楽しかったです！というか、冒険心で行ったので観光までする心の余裕がなかったので･･･笑
いつかはちゃんと中国を観光してみたいんです！
その時はahirutさんに相談させていただくかもしれません(*^^*)よろしくお願いします☆

福岡空港はそれほど大きくないので･･･←もうご存じですよね^^
ですが、楽しんで頂けると嬉しいです!
お時間があったら、福岡の美味しいごはんも食べてくださーい☆

昨日今日は大雪の福岡でした。
帰国の際はいいお天気になるといいですね\(^-^)／
　シフォン

ahirutさんからの返信 2016/01/27 22:11:33

RE: RE: RE: こんにちは

シフォンさん、こんばんは〜(^ ^)

自分もずっと前に香港から深センに日帰りで行ったときのことを思い出しました。本当に冒険っていう感じでドキドキでしたね。確かに(^ ^)　当時はビザ免除ではなかったのですが、深センエリアのみの限定ビザが羅湖で取れたような気がします。懐かしい(^ ^)

そのあとしばらくたってから、初めて本格的に中国を旅行して（行ったのは都会ばかりでしたが）意外と楽しかったことが、中国生活を始める決断につながっているんですけどね。

福岡はとても久しぶりで、前回行ったのは10年以上前かもしれません。とても楽しみにしています（特に食べ物）(^ ^)

ではまたよろしくお願いします〜(^ ^)(^ ^)
ahirut

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