2014/11/12 - 2014/12/02
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ゆるりとらべらーさん
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街並みから中世の香りの漂う中欧の4ヶ国,チェコ(プラハ,クトナー・ホラ),スロバキア(ブラチスラバ),ハンガリー(ブダペスト),オーストリア(ウィーン,ザルツブルク)とドイツ(ミュンヘン,ニュルンベルク,ケルン,フランクフルト)を19泊21日という長丁場で周遊してきました.都市間の移動には鉄道を利用し,都市内の移動は地下鉄,トラム,バスを利用しました.街自体が世界遺産という都市も多く,街並み自体が素晴らしかったです.今回オペラやバレエ,コンサートなどには参加していませんが,参加すれば更に印象深い旅になると思います.また,この時期の中央ヨーロッパは天気が基本的にすぐれません,滞在中青空を拝んだのが2,3回のみで,ほぼ曇りでした.
ルート概要は 羽田→パリ(乗継のみ)→プラハ→クトナー・ホラ→プラハ→ブダペスト→ウィーン★→ブラチスラバ★→ウィーン★→ザルツブルク→ミュンヘン→ニュルンベルク→ケルン→フランクフルト→成田 です.
その10:ブラチスラバ編+ウィーン編④ 11,12日目
11日目はBratislava Ticketを使用してスロバキアの首都ブラチスラバを日帰りで訪れます.ウィーンに戻った後は市内48時間フリーパス券を購入し,ミュージアム・クォーターへ.12日目はまずシェーンブルン宮殿へ.その後は世紀末建築を鑑賞.観光ルートは下記の通り.
11日目:ホテル→ウィーン中央駅→ブラチスラバ中央駅→ミハエル門→大統領官邸→聖マルティン教会→フラブネー広場→青の教会→スロバキア国立ギャラリー→レドゥタ→スロバキア国立劇場→フラヴィエストラヴォヴォ広場→大統領官邸→ブラチスラバ中央駅→ウィーン中央駅→ホテル→レオポルド博物館→ホテル.
12日目:ホテル→シェーンブルン宮殿→オットー・ヴァーグナー・ホーフパビリオン・ヒーツィング→マジョリカハウス,メダリオンハウス→オットー・ヴァーグナー・パビリオン・カールスプラッツ→セセッシオン→エンゲル薬局→王宮家具博物館→マリアイルファー教会→ホテル.
その1:往路編 1日目 http://4travel.jp/travelogue/10959765
その2:プラハ編① 2日目 http://4travel.jp/travelogue/10959783
その3:プラハ編② 3日目 http://4travel.jp/travelogue/10960077
その4:クトナー・ホラ編+プラハ編③ 4日目 http://4travel.jp/travelogue/10960228
その5:ブダペスト編① 5,6日目 http://4travel.jp/travelogue/10960302
その6:ブダペスト編② 7日目 http://4travel.jp/travelogue/10960544
その7:ウィーン編① 8日目 http://4travel.jp/travelogue/10960600
その8:ウィーン編② 9日目 http://4travel.jp/travelogue/10960604
その9:ウィーン編③ 10日目 http://4travel.jp/travelogue/10961058
その11:ザルツブルク編 13,14日目 http://4travel.jp/travelogue/10961781
その12:ミュンヘン編① 14,15日目 http://4travel.jp/travelogue/10962046
その13:ミュンヘン編②+ニュルンベルク編 16日目 http://4travel.jp/travelogue/10962274
その14:アーヘン編+ケルン編 17,18日目 http://4travel.jp/travelogue/10962337
その15:フランクフルト編①+クリスマスマーケット巡り編 18,19日目 http://4travel.jp/travelogue/10963604
その16:フランクフルト編②+復路編 20,21日目 http://4travel.jp/travelogue/10963653
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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ウィーン4日目(全行程11日目).
この日はスロバキアの首都ブラチスラバへ向かいます.ブラチスラバはウィーンの東約60kmに位置し,列車で約1時間で行くことができます.またウィーンではブラチスラバへの往復チケットとブラチスラバ市内のトラム,バスなどが乗り放題のブラチスラバチケットを購入することができます.詳しくは→http://www.oebb.at/en/Travelling_abroad/EURegio/EURegio_Slovakia/index.jsp.今回はそちらを利用しました.
こちらはウィーン中央駅.ウィーン中央駅 駅
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駅構内の様子.
まだ,ウィーン中央駅はまだ全面開業していないため人の数が少ないです. -
この日乗る9:21発REX2512は11番ホームから出発.
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お世話になる機関車.
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定刻通りブラチスラバ中央駅到着.
バスで旧市街へ向かっても良かったのですが,途中の大統領官邸を見たかったので徒歩で旧市街およびブラチスラバ城へ向かいます.ブラチスラヴァ中央駅 駅
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大統領官邸.
特に衛兵などもおらず警備はこれで大丈夫なのでしょうか?大統領官邸 建造物
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ミハエル門.
かつて旧市街を取り巻いていた城壁の名残で,こちらをくぐると中が旧市街となります.武器博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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聖マルティン大聖堂.
14世紀初頭に建てられたブラチスラバ最古の教会で,ハンガリー王の戴冠式が行われていたとのこと.塔の高さは85m.聖マルティン大聖堂 寺院・教会
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出入りする人がほとんどおらず,入口がどこかわからず教会の周りをグルリと1周しました.
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正面側から見た主祭壇側.
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主祭壇.
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主祭壇側から見た正面側.
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説教壇.
続いてブラチスラバ城へ向かいます. -
ブラチスラバ城はドナウ川のほとりの小高い丘に建っているので,丘を登っていきます.
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丘を登る途中からのドナウ川の風景.
対岸にはUFOの塔も. -
ブラチスラバ城の城壁.
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ブラチスラバ城.
四角い建物の四隅にそれぞれ塔があり”ひっくり返したテーブル”などと呼ばれている.12世紀にはすでにこの地にロマネスク様式の石造りの城がここにあったらしいが,1431年〜43年にかけてゴシック様式に改築,1635〜46年にかけて4つの塔が付け加えられ,現在見られるような外観が整ったとのこと.1811年に大きな火災で荒廃し,復旧されたのは第2次大戦後のことで現在も修復中.城内の1部は歴史博物館となっています.ブラチスラヴァ城 城・宮殿
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ウィーン門.
こちらがおそらくブラチスラバ城の正門です. -
この角度であれば”ひっくり返したテーブル”に見えなくもないです.
この後,城をあとにしてフラブネー広場へ向かいます. -
フラブネー広場.
中央には噴水があり,右手側には日本大使館もあります.フラヴネー広場 広場・公園
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フラブネー広場ではクリスマスマーケットの屋台が出ていました.
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その屋台のうちの1つで昼食を.
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ポテトパンケーキのヤギのチーズのせ.
ヤギのチーズが結構しょっぱく,またクセもあります.
また,揚げてあるので重くて1/4ほど残してしまいました. -
旧市街にはこんな謎のオブジェも.
マンホールからおじさんがこんにちは.
次に青の教会へ. -
青の教会.
真っ青ではなく水色ぐらいの可愛らしい教会です.青の教会 (聖アルジュベタ教会) 寺院・教会
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青の教会のファサード.
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青の教会内部の様子.
教会内部も水色です. -
ちなみに中には入れずです.
スキマからレンズを入れて撮影しました.
ここからフヴィエズドスラヴォヴォ広場方面へ. -
スロバキア国立ギャラリー.
ドナウ川沿いに建つ,18世紀の宮殿と共産主義時代の兵舎を連結させた建物.スロヴァキア国立ギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
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レドゥタ.
スロバキア・フィルハーモニーのコンサートホール. -
スロバキア国立劇場.
オペラやバレエ,演劇などを上演とのこと. -
フヴィエズドスラヴォヴォ広場にはスケートリンク.
この後,ブラチスラバ中央駅へと戻ります.フヴイエズドスラボボ広場 広場・公園
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戻る途中で再度大統領官邸.
官邸前に謎の球が.大統領官邸 建造物
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ブラチスラバ中央駅構内.
ブラチスラヴァ中央駅 駅
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14:43発REX2521でウィーンへ戻ります.
約4時間ちょっとの滞在.細かく見て回ればもっとかかるでしょうが,4時間でも見て回れる,ブラチスラバはそんな街でした.
ウィーン到着後は地下鉄でミュージアム・クォーターへ. -
ミュージアム・クォーターではプロジェクションマッピングをやっていました.
ミュージアム クォーター 散歩・街歩き
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ミュージアム・クォーターの中のレオポルド美術館へ.
オーストリア現代美術を代表する名作が展示されており,世界最大のエゴン・シーレコレクションに加えグスタフ・クリムトの名作も展示されています.レオポルト美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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恋人たち(エゴン・シーレ).
The Last Paintingと書いてありましたが本当でしょうか? -
死と生(グスタフ・クリムト).
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自画像(エゴン・シーレ).
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夕陽(エゴン・シーレ).
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座る裸の男(エゴン・シーレ).
美術館賞の後はトラムで夕食へ. -
夕食はコチラ ミューラーバイスル.
ミューラーバイスル 地元の料理
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仔牛のウィンナーシュニッツェル.
この日はこれにて観光終了.ホテルへ戻っておやすみなさい. -
ウィーン5日目(全行程12日目).
代わり映えしない朝食から.Boutiquehotel Das Tyrol ホテル
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代わり映えしないオムレツ.
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毎度のフルーツヨーグルト.
この日はまずは地下鉄とトラムでシェーンブルン宮殿へ. -
シェーンブルン宮殿.
マリア・テレジア・イエローと呼ばれる明るい黄色の外観の壮麗な宮殿.
皇帝レオポルド1世のベルサイユ宮殿を凌ぐ宮殿をという命により1696年に着工したが,スペイン継承戦争の勃発や皇帝の急逝により建設が中断.その後マリア・テレジアの時代に大規模な改築が行われ1749年今日見られるような美しい宮殿が完成.シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿
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シェーンブルン宮殿正面.
宮殿の部屋数はなんと1441室.そのうち皇帝や家族の部屋や広間からなる2階部分が公開されており見学することができます.
宮殿内部見学の入口はこの左側にあります. -
宮殿内部見学入口はコチラ.
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入場ゲートまでは撮影することができます.
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入場ゲート.
ここからは撮影禁止です.
また,シシィチケット以外のチケットの場合,チケットに入場時刻が印字されており,その時刻ちょうどにならないと入場できないそうです.今回はシシィチケットを王宮で購入していたのでいつでも入場OK.シシィチケットでは40の部屋を見学することができます. -
宮殿内部見学を終え,庭園を散策します.
これはラウンドプール. -
シェーナー・ブルンネン.
17世紀初頭に皇帝マティアスが狩猟中に発見した美しい泉.
シェーンブルンの名前の由来となったとのこと. -
中には女神像が.
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ここにも謎のオベリスク.
ヨーロッパ人はオベリスクが好きなのでしょうか? -
ローマ遺跡.
わざわざ庭園に遺跡風のものまで作るとは. -
ネプチューンの泉.
ギリシャ神話の海神ネプチューン(ポセイドン)に祈る女神テティスを中心とした彫刻からなる大噴水.噴水が動くには5〜9月の10:00〜16:00のみとのこと.ネプチューンの泉 建造物
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ネプチューンの泉背後からのシェーンブルン宮殿.
噴水が動いていれば,水幕ごしに宮殿が見えるはず. -
グロリエッテ.
宮殿から歩いて15分ほどの庭園の小高い丘の上にそびえる建物.1775年に軍事的な記念碑として建てられたとのこと.
もろに逆光を受けています. -
グロリエッテの丘から見たシェーンブルン宮殿.
宮殿の後ろにウィーン市街が見えています. -
宮殿2Fテラスから見た庭園.
奥に薄っすらとグロリエッテが見えます. -
宮殿正面側に戻ると屋台も営業を始めていました.
宮殿を離れ昼食へ.シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿
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昼食はコチラ.
カフェ ドムマイアー.
現在は3日前に訪れたオーバーラーの経営ですが,19世紀に遡るワルツ王ヨハン・シュトラウスゆかりの伝統的なカフェだそうです.ドムマイアー カフェ
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昼食は 鶏胸肉ののったシーザーサラダ.
これだけで結構な量です. -
飲み物は メランジェ.
コーヒーと泡立てた温かいミルクを半々に入れたもので,ウィーンのカフェの定番. -
デザートにマンゴー・ショコラトルテをいただきました.
その名の通りマンゴークリームをはさんだチョコレートケーキで,ヨーロッパのケーキとしては甘さ控えめで日本人の舌にも合うかと.オーバーラー系列で人気のケーキとのこと.
昼食後はウィーン市街の世紀末建築を地下鉄で巡ります. -
オットー・ヴァーグナー・ホーフパビリオン・ヒーツィング.(オットー・ヴァーグナー).
ヴァーグナーが手がけた市営鉄道計画36駅の1つとして建設された2棟の駅舎.
現在は駅舎としては利用されていません.オットー ヴァーグナー ホーフパビリオン ヒーツィング 現代・近代建築
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マジョリカハウス(オットー・ヴァーグナー).
バラの花模様のマジョリカ焼きタイルを壁面に使った美しい集合住宅.
となりにはメダイヨン・マンション.マジョリカハウス 現代・近代建築
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メダイヨン・マンション(オットー・ヴァーグナー).
壁面には女性の顔が彫られたメダルが輝く.
となりにはマジョリカハウス.
この後地下鉄で移動. -
オットー・ヴァーグナー・パビリオン・カールスプラッツ.(オットー・ヴァーグナー).
ヴァーグナーが手がけた市営鉄道計画36駅の1つとして建設された2棟の駅舎.
現在は駅舎としては利用されていません.オットー ヴァーグナー パビリオン カールスプラッツ 現代・近代建築
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セセッシオン(ヨーゼフ・マリア・オルブリヒ).
ユーゲントシュティールの至宝と呼ばれる展示館で,グスタフ・クリムトを中心とした若い芸術家,建築家たちにより1897年に結成された分離派の活動拠点.
中にはグスタフ・クリムトのベートーヴェンの交響曲第9番をテーマとした ベートーヴェンフリース も展示されています.セセッシオン 劇場・ホール・ショー
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月桂樹の葉をモチーフとした金色のドーム.
その下には「時代にはその芸術を,芸術にはその自由を」という分離派のスローガンが. -
正面入口上部には2対の逆さトカゲと3人のメドゥーサ.
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入口左右の置かれた植木鉢を支える小さなカメ.
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建物の側面壁には3羽のフクロウ.
この後,地下鉄で移動. -
エンゲル薬局(オスカー・ラスケ).
16世紀創業の現存するウィーン最古の薬局で,1902年にユーゲントシュティール様式に改築.
世紀末建築巡りは終了して,王宮家具博物館へ.エンゲル薬局 現代・近代建築
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王宮家具博物館.
1747年にマリア・テレジアにより,ハプスブルク家の豪華な家具の保管倉庫として設立されたそうです.王宮家具博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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中にはかつて王宮で使用されていた家具がズラリと並びます.
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皇太子ルドルフのゆりかご.
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ホーフブルク王宮における皇帝夫妻の寝室.
この後,ホテル方面マリアイルファー通りへ. -
マリアイルファー教会.
何度か前を通っていて気になっていたので訪問. -
正面側から見た主祭壇側.
中が非常に暗いです. -
説教壇.
ここで観光は終了,スーパーで夕食を購入しホテルへ. -
夕食は 鶏のフライがのったサラダ.
昼食とほぼ同じものを食べてますね.Boutiquehotel Das Tyrol ホテル
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おやつにパプリカ味のポテチ.
この日はこれにておやすみなさい.
前→その9:ウィーン編③ 10日目 http://4travel.jp/travelogue/10961058
次→その11:ザルツブルク編 13,14日目 http://4travel.jp/travelogue/10961781
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