ブラチスラヴァへウィーンから日帰り旅行<br />--------------------------<br />【旅行の全日程】<br />　　　　　（航空機は全てトルコ航空）<br />2013.5.20　成田　==> イスタンブール　<br />　　イスタンブール　５泊<br />2013.5.25　イスタンブール　==> ウィーン<br />　　ウィーン空港からバスでブダペスト<br />　　ブダペスト　４泊<br />2013.5.29　ブダペストからバスでウィーン<br />　　ウィーン　５泊<br />　　6.2　ブラチスラヴァへ日帰り旅行<br />2013.6.3　ウィーン　==> イスタンブール<br />　　　　　　　　　　==> 成田　(6.4着)

ブラチスラヴァ（ウィーンからの日帰り旅行）

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2013/06/02 - 2013/06/02

58位(同エリア776件中)

エリア

ブラチスラバ(スロバキア)

旅行の満足度: 3.5

観光: 3.5

交通: 3.5

同行者: 一人旅

交通手段: 高速・路線バス徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

ブラチスラヴァは1993年にチェコスロヴァキアから分離・独立したスロヴァキアの首都です．ウィーンからバスか鉄道で１時間の近さです．(プラハにも行くこと可能ですが，鉄のカーテンの東側だった1988に行っているので，今回は行きません．）

ウィーンからこのバスで行きました．チケット購入時のパスポート提示もなしです．途中の国境に検問所はありますが，バスは停車することなしです．
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ウィーンとブラチスラヴァ間のバスは２時間毎の運行です．ブラチスラヴァへのバスは事前に切符を買っており，また空いていたので問題なしでした．ところがウィーンに戻るのに16:00発のバスに乗ろうとすると，観光をしてこの時間にウィーンに行く人が多く，一杯でした．予約切符を持っている人が優先のため，20人ほど積み残される中に入ってしまいました．２時間も待つのは辛いと思ったら，20分後に臨時便を出すといいます．その位なら良いと思い待っていると，いつまでたっても来ません．2時間待ちを覚悟したら，1時間で来て乗ることが出来ました．臨時便でなく，高速道路を使わず一般道経由で途中停車しながら行く定期便でした．一杯となった運転手さん，時折こういったことがあるので，1時間待ちと言うと怒る人もいるので，20分待ちというのでしょう．後の予定が詰まっている人は，便を決めて事前に切符を買っておくのが安全です．
バスの窓から見えた丘の上のブラチスラヴァ城．
四角い建物の四隅に塔があるので，「ひっくり返したテーブル」と称されてます．
まずここに行きます．
ブラチスラヴァのドナウ川です．
ウィーン，ブダペストとドナウ川でつながっています．
ここの流れが一番速いです．
中心の橋と展望タワー．

ウィーンからのバスターミナルはこの橋の袂(Nový most)で，便利でした．
（ウィーンから別の会社のバスもあり，こちのバスターミナルは旧市街の東2kmくらいです．）
展望タワーは別角度から見ると，このように傾いており，ワイヤで支えられています．（城からの眺めで十分なので昇りません．）

これは旧市街から丘の上のブラチスラヴァ城を見たところ．
４本の塔が見える．
橋のたもとから丘の上のブラチスラヴァ城を目指します．
着いたと思ったら，実はこれは裏門です．
城壁が高く，王宮でなく城であることが分かります．
オスマン帝国の侵攻に対処して防備が強化されました．
裏の入口になりますが，この階段を登って入ります．
ブラチスラヴァ城です．

1536年にハンガリー王国がオスマン帝国軍に攻めとられた時，プラチスラヴァにハンガリーの首都が移され，この城がハンガリー王国の居城となった．
18世紀にはハプスブルグ家マリア・テレジアの居城にもなった．
これは横（東側）から見たところ．
ブラチスラヴァ城からの眺望．
中庭はシンプルです．
中庭に井戸があり，篭城の備えでもあると思います．
建物内は歴史博物館になっています．少しだけ見ました．
これはチェコスロバキア時代の重要な出来事の展示．

こちらはスロヴァキアとしての重要出来事の展示．
切り落とした銅像の首をころがしている展示で，首はソ連の関係者か？
西テラスのクリーム色の美しい建物．
カフェがあった．

ウィーンのシェーンブルグ宮殿と同じクリーム色なのは，マリア・テレジアの好みによると思う．
お城のショップにあったスロヴァキアの陶器．
ブラチスラヴァ城のマップ．
これが車も通る正門でした．

丘を下りながら大統領官邸に向かいます．
やや古い形のトラム．
大統領官邸です．昔の宮殿を大統領官邸にしているので立派です．

スロヴァキアは小さい国と思われるでしょうが，人口544万で，決して小さくはありません．
しかし首都のブラチスラヴァの人口は42万で，それ程大きくはないです．
国の大半が山で，平地は南西部なので，オーストリア国境近くの平地でドナウ川沿いに発達したブラチスラヴァに首都を置く事情でしょう．
旧市街に向かって歩いていると，道路上で何かが行われていました．
神父様が大勢います．
神父見習いも付き添ってます．
ミサが行われてました．（何故道路上かは分かりません．）
観衆も片膝付いてお祈りを始めました．
私はどうしてよいか分からず，後ずさりしました．
旧市街の境界となるミハエル門．
ミハエル門の前の通りで，この辺り一帯が観光の中心です．
アイスを食べながら歩きました．
近くのフラヴネー広場も観光の中心地．
この写真，少しボケてますが，何か気付くことがありますでしょうか？

そう，日の丸が見えるのです．
この中心広場に面する一等地に日本大使館があるのです．
外務省に代わって釈明すると，この建物全部を使っている訳ではなく，他のテナントも入っている建物です．

正面の建物は旧市庁舎．
中心にあるセント・マルティン教会．

ブラチスラヴァはハンガリー王国の首都だったこともあるので，ハンガリー王の戴冠式が行われた．マリア・テレジアもこの教会で戴冠した．

中を覗いたが，質素な内装だった．
セント・マルティン教会近くに，窓にゴッホの絵を描いた壁があった．
ブラチスラヴァは街角人物ブロンズ像で有名です．
マンホールおじさんは見つけました．
パパラッチ・カメラマンはここに居るはずなのに，居ませんでした．
パパラッチ・カフェが改装中であり，パパラッチ・カメラマンもどかされたようでした．
残念でした．（いずれ復帰するようです．）
もう一人，帽子の紳士がどこかに居るはずなのですが，残念ながら出会いませんでした．
代わりにこの人に出会いました．
この人は違うのですが，日本大使館前の衛兵です．
遅いランチをミハエル門前の通りのレストランで摂りました．
スロヴァキアは肉料理が良いというので，ポーク料理を頼みました．
出てきたのがこれで，やや少ない感じで，でもパンも食べたので，結構お腹には十分でした．
ところが，続いてこれがメインだといって出てきたのです．
そんなに頼んでないと言うと，セットで頼んだというのです．
スープは要るかと聞かれたので，No といったのでしたが，セットなのでサラダの方が前菜で出たのでした．

パンも食べたのでとてもフライドポテトは食べ切れませんでしたが，メインの肉は食べました．味はというと，中欧の雰囲気の味といったところでした．前菜についていたのは，薄切りポークでチーズをくるんだものですが，微妙な塩味で，中欧の味の感じでした．

余計なものを出されてボラれる心配もしたのですが，22ユーロと安くはなかったですが，ボラれはなかったです．
スロヴァキア国立劇場です．
路上の楽団．
こちらは道端でヴァイオリンと鍵盤を合わせたような楽器を演奏してました．地元の楽器でしょうか．

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この旅行記へのコメント（2）

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massiさん 2013/06/22 12:30:26

こんにちは〜。

こんにちは〜。初めまして。

ブラチスラバのトラム、復活しているんですね。
自分は昨年の１１月に同じようにウィーンから日帰りでブラチスラバに行ってみたのですが、冬なので船は運休かディレイ。トラムは工事中（だったらしい）ということで、ひどい目にあいました。
事前の調査なしにいきなり行ったのも失敗ですが、スロヴァキアといい、チェコといい、旧共産圏のサービスを見せつけられた感があります。

他にもイスタンブールにも行かれているようで、自分もＧＷに行ったばかりですので、興味深く拝見させてもらいました。

色々行かれているようで、また旅行記楽しみにさせていただきます。それでは〜。

empenguinさんからの返信 2013/06/22 16:46:48

RE: こんにちは〜。

massiさん

> ブラチスラバのトラム、復活しているんですね。
> 自分は昨年の１１月に同じようにウィーンから日帰りでブラチスラバに行ってみたのですが、冬なので船は運休かディレイ。トラムは工事中（だったらしい）ということで、ひどい目にあいました。

トラムは乗らなかったですが街中いたるところに走っています．車両は共産圏時代の旧式です．

まだ鉄のカーテンがあった1988年にプラハ(この時はチョコスロヴァキアの時代）に行ったことがありますが，その時と比べると経済状態は向上し，まだ途上ですが近代化も進んできていると感じました．

ウィーンから日帰り観光する場合，電車ですと駅が旧市街から離れていて面倒ですが，私の使ったバスは展望タワーがある橋の袂に発着するので便利でした．しかし，最初の写真のコメントにも書いたように，ウィーンに戻る16:00のバスは満員となり，予約切符を持たなかったため乗れず，１時間待ちとなりました．電車なら満員で乗れないことはないので，後に予定のある人は安心でしょう．

--Empenguin

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