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2014年の夏、Cota Rica…コスタリカを旅しました。<br />夏のコスタリカは雨期の真只中で、旅の時期としてはオフ・シーズンです。大雨が降れば道路が冠水し通行不能となり旅の継続が難しくなるかもしれない時期で、8月に訪れる地としてはリスクを伴う国でした。どうして、そんな時期にわざわざコスタリカへ…。<br />それは、雨季のコスタリカで体験したいことがあったから。<br /><br />体験したかったコト…。それは、最後の秘境と云われるコルコバード国立公園(Parque Nacioal Corcovado)でのトレッキング。<br />コルコバード国立公園は、熱帯雨林の原生林が手つかずのままで残る場所。鬱蒼とした木々に囲まれた森は、単位面積当たりの動植物種が世界中で最も多いと云われているジャングル(Selva)。<br />熱帯雨林の木々は湿った空気の中にその腕を縦横無尽に伸ばし、幹に生える苔は様々な昆虫や着生植物の棲家となり、鬱蒼とした原生林のジャングルの木々の上をクモの様に長い腕を持つ猿が我が物顔に駆けまわる。<br />雨期の緑豊かな時期にコルコバード国立公園のレンジャー・ステーション(Ranger Station)に宿泊し、朝から晩まで原始の森の中にどっぷりと躰を浸したい…。そんな思いをずっとずっと抱いていました。<br /><br />その想いを現実のものとするために、旅の計画をスタートしたのは2013年9月。<br /><br />しかし私の熱い思いとは裏腹に、旅の計画は最初の段階から大苦戦でした。<br />コルコバード国立公園のジャングルは陸の孤島とも云われ、陸路は無く、辿り着く為には船をチャーターしなくてはなりません。更にこの国立公園は個人でのトレッキングは許されない場所で、現地ガイドを雇わなければ足を踏み入れることもできない森でした。<br />つまり此処は個人でフラッと歩き回る…なんてことはできない場所で、トレッキングをするためには現地の旅行社が主催するツアーに参加する、もしくは資格のある現地ガイド探し手配を依頼するしか方法がない場所だったのです。 <br /><br />航空券を購入後すぐに現地での手配について問い合わせを開始しましたが、在中米・南米の日系の旅行会社の回答の多くは「雨期のレンジャー・ステーション宿泊は無理」「レンジャー・ステーション宿泊の部分だけでも最低一人10万円以上の経費となる」…等々。<br />スペイン語を主体とする旅行会社でも、5人以上のグループから受け入れ可能で家族3人では不可…との返信や、雨季の現地ツアーは開催曜日が限定されていたり…と、なかなか滞在日程の条件に合うモノが見つからず、3か月ほど調べに調べて、一時はコルゴバード国立公園案を諦めて第二案へシフトしなければならないかと思い詰めたほど。<br /><br />でも諦めずに探し続け、最後に出会ったのは、在コスタリカの日系旅行会社“ゴジツアーズ”(Goyi Tours)。<br />ここのガイドの方から戴いた返事は「Possible(可能)!」ただし、予算内で納めるためにはちょっぴりと工夫と努力が必要とのことでした。<br /><br />半分諦めかけていたコルコバード国立公園へ行けるならば、どんな努力だって厭いません。<br />旅の計画を立て始めてから約6か月後、旅の骨子がまとまりました。<br /><br />旅の準備段階から難航したコスタリカへの旅でしたが、旅はコスタリカに到着してからも波瀾万丈でした。<br />ワニのいる川でボートのエンジンが再起不能となり漂流したり、ジャングルでのスコールで上下の下着までびっしょりとなったり、帰国日には、まさかの飛行機の不時着事件!<br /><br />沢山の経験をしたコスタリカへの旅でしたが、今回の旅行記では原始の森・コルコバード国立公園へ到着するまでを、現地で得た旅情報と共に紹介したいと思います。<br /><br />☆★☆★☆★☆★☆★2014 コスタリカの旅 旅程☆★☆★☆★☆★☆★<br />☆8/7  NRT-YYZ Air Canada Toronto泊<br />☆8/8  YYZ-SJO(コスタリカ)Air Canada Rouge コルコバードへ Sierpe泊<br />☆8/9  コルコバード 密林トレック Sirena Ranger Station泊<br />・8/10 コルコバード 密林トレック Sirena Ranger Station泊<br />・8/11 カーニョ島で鯨と遊ぶ マヌエル・アントニオへ Manuel Antonio泊<br />・8/12 マヌエル・アントニオ散策 モンテベルデへ Monte Verde泊<br />・8/13 モンテべルデ 雲が生まれる森でターザン遊び Monte Verde泊<br />・8/14 モンテベルデ 王蟲の森を歩く サンホセへ San Jose泊<br />・8/15 SJO-YYZと行く筈が、途中で不時着!! Toronto泊<br />・8/16 YYZ-NRT(8/17)<br /><br /><br />☆★☆★☆★☆★☆★2014 コスタリカの旅 旅行記☆★☆★☆★☆★☆★<br />☆ ワニの泳ぐ川でまさかの漂流! http://4travel.jp/travelogue/10919598<br />・ 夢を喰らう獏を探して… http://4travel.jp/travelogue/10921246<br />・ 白蟻亭で密林ランチ♪ http://4travel.jp/travelogue/10922775<br />・ 親子クジラとランデ・ヴー http://4travel.jp/travelogue/10924562<br />・ 君の名はチューバッカ… http://4travel.jp/travelogue/10927317<br />・ 熱帯雲霧林を飛ぶ! http://4travel.jp/travelogue/10933794<br />・ 地上60m☆空中回廊を歩く http://4travel.jp/travelogue/10936143<br />・ 王蟲の森を歩く http://4travel.jp/travelogue/10938551<br />・ 予測不能の緊急着陸! http://4travel.jp/travelogue/10949805

最後の秘境・原始の森へ/ワニが泳ぐ川でまさかのトラブル~漂流から始まる家族の旅・個人手配は大変だった!!~【2014夏 コスタリカ冒険譚 1/Prologue】

152いいね!

2014/08/07 - 2014/08/17

1位(同エリア103件中)

ウェンディ

ウェンディさん

2014年の夏、Cota Rica…コスタリカを旅しました。
夏のコスタリカは雨期の真只中で、旅の時期としてはオフ・シーズンです。大雨が降れば道路が冠水し通行不能となり旅の継続が難しくなるかもしれない時期で、8月に訪れる地としてはリスクを伴う国でした。どうして、そんな時期にわざわざコスタリカへ…。
それは、雨季のコスタリカで体験したいことがあったから。

体験したかったコト…。それは、最後の秘境と云われるコルコバード国立公園(Parque Nacioal Corcovado)でのトレッキング。
コルコバード国立公園は、熱帯雨林の原生林が手つかずのままで残る場所。鬱蒼とした木々に囲まれた森は、単位面積当たりの動植物種が世界中で最も多いと云われているジャングル(Selva)。
熱帯雨林の木々は湿った空気の中にその腕を縦横無尽に伸ばし、幹に生える苔は様々な昆虫や着生植物の棲家となり、鬱蒼とした原生林のジャングルの木々の上をクモの様に長い腕を持つ猿が我が物顔に駆けまわる。
雨期の緑豊かな時期にコルコバード国立公園のレンジャー・ステーション(Ranger Station)に宿泊し、朝から晩まで原始の森の中にどっぷりと躰を浸したい…。そんな思いをずっとずっと抱いていました。

その想いを現実のものとするために、旅の計画をスタートしたのは2013年9月。

しかし私の熱い思いとは裏腹に、旅の計画は最初の段階から大苦戦でした。
コルコバード国立公園のジャングルは陸の孤島とも云われ、陸路は無く、辿り着く為には船をチャーターしなくてはなりません。更にこの国立公園は個人でのトレッキングは許されない場所で、現地ガイドを雇わなければ足を踏み入れることもできない森でした。
つまり此処は個人でフラッと歩き回る…なんてことはできない場所で、トレッキングをするためには現地の旅行社が主催するツアーに参加する、もしくは資格のある現地ガイド探し手配を依頼するしか方法がない場所だったのです。 

航空券を購入後すぐに現地での手配について問い合わせを開始しましたが、在中米・南米の日系の旅行会社の回答の多くは「雨期のレンジャー・ステーション宿泊は無理」「レンジャー・ステーション宿泊の部分だけでも最低一人10万円以上の経費となる」…等々。
スペイン語を主体とする旅行会社でも、5人以上のグループから受け入れ可能で家族3人では不可…との返信や、雨季の現地ツアーは開催曜日が限定されていたり…と、なかなか滞在日程の条件に合うモノが見つからず、3か月ほど調べに調べて、一時はコルゴバード国立公園案を諦めて第二案へシフトしなければならないかと思い詰めたほど。

でも諦めずに探し続け、最後に出会ったのは、在コスタリカの日系旅行会社“ゴジツアーズ”(Goyi Tours)。
ここのガイドの方から戴いた返事は「Possible(可能)!」ただし、予算内で納めるためにはちょっぴりと工夫と努力が必要とのことでした。

半分諦めかけていたコルコバード国立公園へ行けるならば、どんな努力だって厭いません。
旅の計画を立て始めてから約6か月後、旅の骨子がまとまりました。

旅の準備段階から難航したコスタリカへの旅でしたが、旅はコスタリカに到着してからも波瀾万丈でした。
ワニのいる川でボートのエンジンが再起不能となり漂流したり、ジャングルでのスコールで上下の下着までびっしょりとなったり、帰国日には、まさかの飛行機の不時着事件!

沢山の経験をしたコスタリカへの旅でしたが、今回の旅行記では原始の森・コルコバード国立公園へ到着するまでを、現地で得た旅情報と共に紹介したいと思います。

☆★☆★☆★☆★☆★2014 コスタリカの旅 旅程☆★☆★☆★☆★☆★
☆8/7  NRT-YYZ Air Canada Toronto泊
☆8/8  YYZ-SJO(コスタリカ)Air Canada Rouge コルコバードへ Sierpe泊
☆8/9  コルコバード 密林トレック Sirena Ranger Station泊
・8/10 コルコバード 密林トレック Sirena Ranger Station泊
・8/11 カーニョ島で鯨と遊ぶ マヌエル・アントニオへ Manuel Antonio泊
・8/12 マヌエル・アントニオ散策 モンテベルデへ Monte Verde泊
・8/13 モンテべルデ 雲が生まれる森でターザン遊び Monte Verde泊
・8/14 モンテベルデ 王蟲の森を歩く サンホセへ San Jose泊
・8/15 SJO-YYZと行く筈が、途中で不時着!! Toronto泊
・8/16 YYZ-NRT(8/17)


☆★☆★☆★☆★☆★2014 コスタリカの旅 旅行記☆★☆★☆★☆★☆★
☆ ワニの泳ぐ川でまさかの漂流! http://4travel.jp/travelogue/10919598
・ 夢を喰らう獏を探して… http://4travel.jp/travelogue/10921246
・ 白蟻亭で密林ランチ♪ http://4travel.jp/travelogue/10922775
・ 親子クジラとランデ・ヴー http://4travel.jp/travelogue/10924562
・ 君の名はチューバッカ… http://4travel.jp/travelogue/10927317
・ 熱帯雲霧林を飛ぶ! http://4travel.jp/travelogue/10933794
・ 地上60m☆空中回廊を歩く http://4travel.jp/travelogue/10936143
・ 王蟲の森を歩く http://4travel.jp/travelogue/10938551
・ 予測不能の緊急着陸! http://4travel.jp/travelogue/10949805

旅行の満足度
5.0

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  • コスタリカは中米にある国で、ニカラグアとパナマに挟まれた、北海道よりも小さな国だ。<br />日本からのアクセスには、アメリカ経由便とカナダ経由便の二つのルートがある。<br /><br />アメリカ経由便の特徴は、時間節約型。日本を発った当日の夜もしくは翌早朝にコスタリカ入りができ、帰路もコスタリカ出発日+1で帰国できる便がある。<br />カナダ経由便の特徴は、のんびり型。往復ともカナダでの1泊が必要となり、コスタリカへの到着日は日本出発日+1、日本への帰国日はコスタリカ出発日+2となることが多い。<br /><br />上記の情報からはコスタリカへのアクセス方法としてはアメリカ経由便に軍配が上がりそうだが、日本出発がピーク時期にあたる場合には、どちらの便を利用するかで航空運賃にちょっとした差がある。<br />昨年9月に調べた限りでは、アメリカ便とカナダ便では、エコノミーで一人当たり3万円〜10万円の差があった。一人旅ならば3万円はなんとか吸収できる額かもしれないが、家族旅行となると3万円×人数分となる。カナダ便の場合は往復路で1泊ずつトランジット・ホテルが必要となるが、それでもその差は大きい。<br /><br />(写真:トロントまでの風景:カナディアン・ロッキーを見下ろす)<br />

    コスタリカは中米にある国で、ニカラグアとパナマに挟まれた、北海道よりも小さな国だ。
    日本からのアクセスには、アメリカ経由便とカナダ経由便の二つのルートがある。

    アメリカ経由便の特徴は、時間節約型。日本を発った当日の夜もしくは翌早朝にコスタリカ入りができ、帰路もコスタリカ出発日+1で帰国できる便がある。
    カナダ経由便の特徴は、のんびり型。往復ともカナダでの1泊が必要となり、コスタリカへの到着日は日本出発日+1、日本への帰国日はコスタリカ出発日+2となることが多い。

    上記の情報からはコスタリカへのアクセス方法としてはアメリカ経由便に軍配が上がりそうだが、日本出発がピーク時期にあたる場合には、どちらの便を利用するかで航空運賃にちょっとした差がある。
    昨年9月に調べた限りでは、アメリカ便とカナダ便では、エコノミーで一人当たり3万円〜10万円の差があった。一人旅ならば3万円はなんとか吸収できる額かもしれないが、家族旅行となると3万円×人数分となる。カナダ便の場合は往復路で1泊ずつトランジット・ホテルが必要となるが、それでもその差は大きい。

    (写真:トロントまでの風景:カナディアン・ロッキーを見下ろす)

  • 我が家の夏旅は、娘の学校の短い夏休みに合わせた時期。<br />その時期は、無情にも航空券が一番高くなるお盆の前後だ。<br />だから、今回の旅では少しでも節約できるトロント経由のカナディアン航空を利用した。<br /><br />トロント経由便が節約型料金である理由…ソレにはからくりがある。<br />それは、トロント―サン・ホセ(コスタリカ)間の飛行機−Air Canada RougeがLCCモドキだから。<br />6時間近い国際線フライトだが、食事は一切提供されない。<br /><br />今回の旅の航空運賃は一人17万円弱(サーチャージ・税込/カナディアン航空のサイトから購入)。決して安い金額ではないが、ピークシーズンの日本−コスタリカ便としては安価な方に入る。この航空券は支払いを予約と同時に行う縛りの強いチケットだが、ピークシーズンの旅となる我が家にとっては、ありがたい存在だ。<br /><br />(写真:トランジット滞在−Hilton Garden Inn Toronto Airport−早期予約ならば9000円弱で予約可能)<br />

    我が家の夏旅は、娘の学校の短い夏休みに合わせた時期。
    その時期は、無情にも航空券が一番高くなるお盆の前後だ。
    だから、今回の旅では少しでも節約できるトロント経由のカナディアン航空を利用した。

    トロント経由便が節約型料金である理由…ソレにはからくりがある。
    それは、トロント―サン・ホセ(コスタリカ)間の飛行機−Air Canada RougeがLCCモドキだから。
    6時間近い国際線フライトだが、食事は一切提供されない。

    今回の旅の航空運賃は一人17万円弱(サーチャージ・税込/カナディアン航空のサイトから購入)。決して安い金額ではないが、ピークシーズンの日本−コスタリカ便としては安価な方に入る。この航空券は支払いを予約と同時に行う縛りの強いチケットだが、ピークシーズンの旅となる我が家にとっては、ありがたい存在だ。

    (写真:トランジット滞在−Hilton Garden Inn Toronto Airport−早期予約ならば9000円弱で予約可能)

    ヒルトン ガーデン イン トロント エアポート ホテル

  • コスタリカの玄関であるファン・サンタマリア国際空港に到着したのは、日本を出発して33時間後の現地時間の正午ごろ。<br />33時間と云うと長く感じられるが、この時間にはトロントでの1泊の睡眠時間も含まれる。<br />トロントからコスタリカへは、約6時間の飛行時間。<br />昨晩はベッドで睡眠をたっぷりとれたので、疲れはない。<br /><br />まずは荷物が出てくるのを待つ時間を利用し、ターンテーブル近くの両替所で最低限の米ドルをコスタリカの通貨コロンに両替する。<br />コスタリカでは、基本的に米ドル紙幣がそのまま通用する。(コインは不可)<br />レストランでもスーパーでも米ドル紙幣で支払いが可能で、お釣りは基本的に現地通貨のコロンとなる。<br />空港はレートが極端に悪いと聞いていたので、無理やり空港の両替所で換金する必要もないのだが、個人旅行者としては緊急時に使用できる現地通貨はやはり手元に欲しい。<br /><br />空港での両替レートは噂通り最悪だった。1米ドル=468CRC (コスタリカ・コロン)。<br />両替所の窓口には400米ドルからSpecial Rate適用!のシールが貼ってあったが、その言葉に騙されて多くは両替しない方が良い。<br />この後に訪れたスーパーでのお釣りの両替レートは1米ドル=565CRCだったので、空港での両替レートは、1米ドルあたり20円程度の損をすることになる。<br /><br />極悪レートでの両替後に荷物をピックアップし、迎えの車へと乗りこむ。

    コスタリカの玄関であるファン・サンタマリア国際空港に到着したのは、日本を出発して33時間後の現地時間の正午ごろ。
    33時間と云うと長く感じられるが、この時間にはトロントでの1泊の睡眠時間も含まれる。
    トロントからコスタリカへは、約6時間の飛行時間。
    昨晩はベッドで睡眠をたっぷりとれたので、疲れはない。

    まずは荷物が出てくるのを待つ時間を利用し、ターンテーブル近くの両替所で最低限の米ドルをコスタリカの通貨コロンに両替する。
    コスタリカでは、基本的に米ドル紙幣がそのまま通用する。(コインは不可)
    レストランでもスーパーでも米ドル紙幣で支払いが可能で、お釣りは基本的に現地通貨のコロンとなる。
    空港はレートが極端に悪いと聞いていたので、無理やり空港の両替所で換金する必要もないのだが、個人旅行者としては緊急時に使用できる現地通貨はやはり手元に欲しい。

    空港での両替レートは噂通り最悪だった。1米ドル=468CRC (コスタリカ・コロン)。
    両替所の窓口には400米ドルからSpecial Rate適用!のシールが貼ってあったが、その言葉に騙されて多くは両替しない方が良い。
    この後に訪れたスーパーでのお釣りの両替レートは1米ドル=565CRCだったので、空港での両替レートは、1米ドルあたり20円程度の損をすることになる。

    極悪レートでの両替後に荷物をピックアップし、迎えの車へと乗りこむ。

    ファン サンタマリア国際空港 (SJO) 空港

  • コスタリカに着いた私達が最初に向かったのは、空港近くの大型スーパー。<br />ここで、明日から滞在するコルコバード国立公園での必要となる食料や備品を調達する。<br /><br />購入しなければならないものは、ミネラルウォーター3人分×3日分、果物、野菜…そして、虫よけスプレー。<br />コルコバード国立公園の蚊は日本の蚊よりしつこく、刺されると痛いとの情報を事前入手していたので、現地仕様の虫よけスプレーを購入するのは忘れてはならない。<br />

    コスタリカに着いた私達が最初に向かったのは、空港近くの大型スーパー。
    ここで、明日から滞在するコルコバード国立公園での必要となる食料や備品を調達する。

    購入しなければならないものは、ミネラルウォーター3人分×3日分、果物、野菜…そして、虫よけスプレー。
    コルコバード国立公園の蚊は日本の蚊よりしつこく、刺されると痛いとの情報を事前入手していたので、現地仕様の虫よけスプレーを購入するのは忘れてはならない。

  • コスタリカの物価は日本の7割程度と聞いていたが、実際に買い物をした感覚では日本と同程度、また外食産業に於いては日本の1.3〜1.5倍程度の物価だった。<br />例えば、虫よけスプレー:3550CRC(710円)、2Lのミネラルウォーター:980CRC(200円)、サンドイッチ1個(Subwayっぽいもの):4000CRC(800円)。<br /><br />しかし、コスタリカで採れる果物はかなり安い。<br />その極めつけはマンゴー。大きなマンゴーが600CRC前後(120円)。<br /><br />写真は、いろんな種類の芋たち。<br />日本の長芋に似ている芋もあった。<br />

    コスタリカの物価は日本の7割程度と聞いていたが、実際に買い物をした感覚では日本と同程度、また外食産業に於いては日本の1.3〜1.5倍程度の物価だった。
    例えば、虫よけスプレー:3550CRC(710円)、2Lのミネラルウォーター:980CRC(200円)、サンドイッチ1個(Subwayっぽいもの):4000CRC(800円)。

    しかし、コスタリカで採れる果物はかなり安い。
    その極めつけはマンゴー。大きなマンゴーが600CRC前後(120円)。

    写真は、いろんな種類の芋たち。
    日本の長芋に似ている芋もあった。

  • 必需品の買い出しを終えた私達は、一路、今晩の宿となるシエルペ(Sierpe)村へと向かう。<br />車は、有料道路を駆使し、最短ルートを走る。<br /><br />コルコバード国立公園のゲートの村となるシエルペ村は、コスタリカの中でも南方にある、パナマとの国境に近い町だ。<br />道の途中には警察官がガードする検問所があった。<br />何か事件があったのかと思ったら、麻薬の取り締まりだという事。<br />中米の麻薬地帯の真ん中にありながら、ドラッグの魔の手から逃れているコスタリカ。<br />軍隊は無いが、その分、警察権力はかなり強いらしい。<br />

    必需品の買い出しを終えた私達は、一路、今晩の宿となるシエルペ(Sierpe)村へと向かう。
    車は、有料道路を駆使し、最短ルートを走る。

    コルコバード国立公園のゲートの村となるシエルペ村は、コスタリカの中でも南方にある、パナマとの国境に近い町だ。
    道の途中には警察官がガードする検問所があった。
    何か事件があったのかと思ったら、麻薬の取り締まりだという事。
    中米の麻薬地帯の真ん中にありながら、ドラッグの魔の手から逃れているコスタリカ。
    軍隊は無いが、その分、警察権力はかなり強いらしい。

  • シエルペまでの途中で、何本も川を渡る。<br />8月のコスタリカは雨期。<br />川の水も増水し、赤土を巻き上げ茶色の流れとなっている。<br /><br />コスタリカの川はなんの変哲もない泥川に見えるが、実はこの川には大きな危険が潜んでいる。<br />その危険とは、ワニ。<br /><br />全ての川ではないが、コスタリカの国土を横切る多くの川にワニが生息している。<br />サン・ホセ(San Jose)−シエルペ村間の道にも、ワニを見下ろせる場所として有名な橋があり、橋の上には多くの観光客がいて、川のワニを見下ろし写真を撮っていた。<br /><br />そして稀にだが、ワニと人間が関係する事故があるという。<br /><br />過去の事例としては、橋の欄干から身を乗り出して下の川にいるワニとの2ショットを撮ろうとしていた観光客が、欄干の上でバランスを崩し、そのまま川に落下。<br />落ちた観光客は岸へ上がろうと一生懸命泳いだが、水の中で優位なのはヒトではなくワニ。<br />ワニにとっては、橋から撒かれるものは鶏肉であれヒトであれ、全てが彼らの獲物。<br />橋から落ちた彼は、跡形もなく消えたと云う話だ。<br /><br />ワニの居住区に割り込んでいるのは人間の方。<br />ワニにはなんの罪もない。

    シエルペまでの途中で、何本も川を渡る。
    8月のコスタリカは雨期。
    川の水も増水し、赤土を巻き上げ茶色の流れとなっている。

    コスタリカの川はなんの変哲もない泥川に見えるが、実はこの川には大きな危険が潜んでいる。
    その危険とは、ワニ。

    全ての川ではないが、コスタリカの国土を横切る多くの川にワニが生息している。
    サン・ホセ(San Jose)−シエルペ村間の道にも、ワニを見下ろせる場所として有名な橋があり、橋の上には多くの観光客がいて、川のワニを見下ろし写真を撮っていた。

    そして稀にだが、ワニと人間が関係する事故があるという。

    過去の事例としては、橋の欄干から身を乗り出して下の川にいるワニとの2ショットを撮ろうとしていた観光客が、欄干の上でバランスを崩し、そのまま川に落下。
    落ちた観光客は岸へ上がろうと一生懸命泳いだが、水の中で優位なのはヒトではなくワニ。
    ワニにとっては、橋から撒かれるものは鶏肉であれヒトであれ、全てが彼らの獲物。
    橋から落ちた彼は、跡形もなく消えたと云う話だ。

    ワニの居住区に割り込んでいるのは人間の方。
    ワニにはなんの罪もない。

  • そんなコスタリカの田舎の風景を眺めながら、この日の目的地シエルペ村へ到着したのは夕方5時。<br />買い物をしてから5時間程度を覚悟していたが、実質4時間半というところだ。<br /><br />数年前まではコルコバード国立公園のゲートであるシエルペ村へのアクセスは、国内線の飛行機利用が主だったが、道路環境が整備された現在では、国内線利用でも専用車利用でもサンホセからのトータルの所用時間は、ほぼ変わらなくなってきている。<br /><br />国内線は預け入れ荷物の重量制限もあるので、海外からの旅人で、旅のグループの人数が3人以上であれば、使い勝手も費用も専用車手配の方が便利なのかもしれない。<br /><br />(写真:宿泊ホテル 外観)<br />

    そんなコスタリカの田舎の風景を眺めながら、この日の目的地シエルペ村へ到着したのは夕方5時。
    買い物をしてから5時間程度を覚悟していたが、実質4時間半というところだ。

    数年前まではコルコバード国立公園のゲートであるシエルペ村へのアクセスは、国内線の飛行機利用が主だったが、道路環境が整備された現在では、国内線利用でも専用車利用でもサンホセからのトータルの所用時間は、ほぼ変わらなくなってきている。

    国内線は預け入れ荷物の重量制限もあるので、海外からの旅人で、旅のグループの人数が3人以上であれば、使い勝手も費用も専用車手配の方が便利なのかもしれない。

    (写真:宿泊ホテル 外観)

    オレアヘ セレノ ホテル ホテル

    コルコバード国立公園へのゲートの村シエルペのホテル オレアヘ・セレーノ by ウェンディさん
  • ホテルにチェックインし、明日からのジャングル・トレックに向けての準備を始める。<br />着替え・食料等を各々のザックに詰める。<br /><br /><br />コスタリカに来て、意外だったことがある。<br />それは、気温。<br />緯度的に見れば、南国のパラオと同じ位の場所にあるコスタリカ。<br />夏は、メチャクチャ蒸し暑いのだろうと思い込んでいた。<br />しかし、サン・ホセの空港に降り立ち最初に感じたのは、「なんて涼しいのだろう!」<br />真夏の関東地方の天気の方がよっぽど蒸し暑く、不快指数が高い。<br /><br />ここ、シエルペ村はサン・ホセよりは南方にあるので暑いことは暑いが、立っていて汗が滴る様な暑さではない。<br />冷房は、基本的には必要ない。<br /><br />(写真:ホテル室内 トリプルで75米ドル)

    ホテルにチェックインし、明日からのジャングル・トレックに向けての準備を始める。
    着替え・食料等を各々のザックに詰める。


    コスタリカに来て、意外だったことがある。
    それは、気温。
    緯度的に見れば、南国のパラオと同じ位の場所にあるコスタリカ。
    夏は、メチャクチャ蒸し暑いのだろうと思い込んでいた。
    しかし、サン・ホセの空港に降り立ち最初に感じたのは、「なんて涼しいのだろう!」
    真夏の関東地方の天気の方がよっぽど蒸し暑く、不快指数が高い。

    ここ、シエルペ村はサン・ホセよりは南方にあるので暑いことは暑いが、立っていて汗が滴る様な暑さではない。
    冷房は、基本的には必要ない。

    (写真:ホテル室内 トリプルで75米ドル)

  • 明日からの準備が整ったら、コスタリカで最初の食事の時間。<br />此処のホテルの併設野外レストランの食事はガイド氏の一押し。<br />特に海産物が美味しいという。<br /><br />それならば…とオーダーしたのが <br />Sopa de Mariscos(海鮮コンソメスープ)<br />Crema de Mariscos(海鮮クリームスープ)<br />Seviche(セビチェ:海の幸のビネガーサラダ)<br />Arroz con Mariscos(海鮮焼き飯)<br />Pollo Asada(焼き鳥←保険として)<br />生絞りマンゴージュース 3個<br /><br />どれも、ほっぺたが落ちそうなくらい美味しかった。<br />特に海の幸が煮込まれ、うまみがギュッと詰まったスープは、コンソメスープもクリームスープも絶品。<br />料金も、都市部やモンテ・ヴェルデに比べたら安く、これだけ頼んでも23000コロン(4500円位)<br />さらに、食後にはチーズケーキのサービスまであり、大満足の食事となった。

    明日からの準備が整ったら、コスタリカで最初の食事の時間。
    此処のホテルの併設野外レストランの食事はガイド氏の一押し。
    特に海産物が美味しいという。

    それならば…とオーダーしたのが
    Sopa de Mariscos(海鮮コンソメスープ)
    Crema de Mariscos(海鮮クリームスープ)
    Seviche(セビチェ:海の幸のビネガーサラダ)
    Arroz con Mariscos(海鮮焼き飯)
    Pollo Asada(焼き鳥←保険として)
    生絞りマンゴージュース 3個

    どれも、ほっぺたが落ちそうなくらい美味しかった。
    特に海の幸が煮込まれ、うまみがギュッと詰まったスープは、コンソメスープもクリームスープも絶品。
    料金も、都市部やモンテ・ヴェルデに比べたら安く、これだけ頼んでも23000コロン(4500円位)
    さらに、食後にはチーズケーキのサービスまであり、大満足の食事となった。

  • 時差の関係もあり、朝3時半ころには目がぱっちりと覚め、ベットの中で、外の物音を聞きながら過ごす。<br />シエルペ村は田舎の小さな村なので、夜はシンと静まり返っている。<br />その静寂の中、聞こえてくるのは虫の声…。<br /><br />朝6時。<br />雨季だというのに天気は、朝から快晴の青空。<br />滞在中の天気は雨ばかりになるかもしれない…という私の杞憂は、取り越し苦労だったようだ。<br /><br />村の中を散歩に出かけたい私と娘は着替えて、さっそく村の中へと繰り出す。<br />川に囲まれたこの村は、歩いて回れてしまう位のサイズで、宿の前の道を端から端へと歩いてみる。<br /><br />道には犬が寝ころび、ヒトが通ると足にじゃれ付いてくる。<br />どの犬も多分、野良なのだろうが、ふっくらとしていて顔つきも優しい。<br />狂犬病を持っている可能性もあるので、手は出さなかったが、本当に可愛らしい。<br />

    時差の関係もあり、朝3時半ころには目がぱっちりと覚め、ベットの中で、外の物音を聞きながら過ごす。
    シエルペ村は田舎の小さな村なので、夜はシンと静まり返っている。
    その静寂の中、聞こえてくるのは虫の声…。

    朝6時。
    雨季だというのに天気は、朝から快晴の青空。
    滞在中の天気は雨ばかりになるかもしれない…という私の杞憂は、取り越し苦労だったようだ。

    村の中を散歩に出かけたい私と娘は着替えて、さっそく村の中へと繰り出す。
    川に囲まれたこの村は、歩いて回れてしまう位のサイズで、宿の前の道を端から端へと歩いてみる。

    道には犬が寝ころび、ヒトが通ると足にじゃれ付いてくる。
    どの犬も多分、野良なのだろうが、ふっくらとしていて顔つきも優しい。
    狂犬病を持っている可能性もあるので、手は出さなかったが、本当に可愛らしい。

  • 宿から歩いて5分以内にはスーパーが2店舗ある。<br /><br />まだ朝6時台だが、どうやら営業はしている模様。<br />

    宿から歩いて5分以内にはスーパーが2店舗ある。

    まだ朝6時台だが、どうやら営業はしている模様。

  • 7時に朝食を食べ、いよいよコルコバード国立公園へと出発する。<br />ここから、コルコバード国立公園へは陸路は無い。<br /><br />チャーター船でシエルペ川(Rio Sierpe)を下り、海を渡って向かう事となる。<br />そして、その船は宿のすぐ脇の船着き場から出発する。<br />

    7時に朝食を食べ、いよいよコルコバード国立公園へと出発する。
    ここから、コルコバード国立公園へは陸路は無い。

    チャーター船でシエルペ川(Rio Sierpe)を下り、海を渡って向かう事となる。
    そして、その船は宿のすぐ脇の船着き場から出発する。

  • 船に荷物を積み込んでから乗船する。<br />船に乗っているのは、船頭さん2名、私達家族3名、そして今回お世話になるジャングル・ガイドの加瀬さん(ゴジツアーズ)とそのアシスタント兼見習いのSさん。<br />加瀬さんは、シレナ(Sirena:コルコバード国立公園にあるエリア)のガイドとしてコルコバード国立公園に登録されている唯一の日本人ガイドで、植物・動物・昆虫に関する知識が豊富な方だ。<br /><br />そして、今回の旅は娘にとっても忘れられない出会いがあった旅となった。<br />それは加瀬さんのアシスタントであるSさんとの出会い。<br />娘にとってはお姉さんの様な存在のSさんは、野鳥に造形が深く、森の中で野鳥を探し出すその実力は、加瀬さんが舌を巻くほど。<br />たまにその興味が過ぎて暴走することもあるが、娘はSさんが大好きになり、コルコバード国立公園にいる間は、Sさんの傍を離れることがなかった。<br />そんな野鳥に造形の深いSさんの事を我が家では、“師匠”と呼んでいた。<br />

    船に荷物を積み込んでから乗船する。
    船に乗っているのは、船頭さん2名、私達家族3名、そして今回お世話になるジャングル・ガイドの加瀬さん(ゴジツアーズ)とそのアシスタント兼見習いのSさん。
    加瀬さんは、シレナ(Sirena:コルコバード国立公園にあるエリア)のガイドとしてコルコバード国立公園に登録されている唯一の日本人ガイドで、植物・動物・昆虫に関する知識が豊富な方だ。

    そして、今回の旅は娘にとっても忘れられない出会いがあった旅となった。
    それは加瀬さんのアシスタントであるSさんとの出会い。
    娘にとってはお姉さんの様な存在のSさんは、野鳥に造形が深く、森の中で野鳥を探し出すその実力は、加瀬さんが舌を巻くほど。
    たまにその興味が過ぎて暴走することもあるが、娘はSさんが大好きになり、コルコバード国立公園にいる間は、Sさんの傍を離れることがなかった。
    そんな野鳥に造形の深いSさんの事を我が家では、“師匠”と呼んでいた。

  • 船は順調に川を下る。<br />船頭さんは、まだ若い青年。しっかりと前を見据え梶を取る。<br /><br />突然、彼は船をU字型に方向転換して停止させ、我々の方を振り向き、Cocodrilo!と叫んだ。<br />

    船は順調に川を下る。
    船頭さんは、まだ若い青年。しっかりと前を見据え梶を取る。

    突然、彼は船をU字型に方向転換して停止させ、我々の方を振り向き、Cocodrilo!と叫んだ。

  • 船頭さんが指さす川の岸辺を見ると、其処にはワニの姿。

    船頭さんが指さす川の岸辺を見ると、其処にはワニの姿。

  • 船はゆっくりとワニのいる岸へと近づく。<br />川に落ちた観光客の行く末の話を聞いているだけに、チョッピリ恐々とワニを眺める。<br /><br />そして、ワニがいる森の木々が揺れている。<br /><br />よく見るとそこには猿の姿。<br />ノドジロオマキザルだ!<br />

    イチオシ

    船はゆっくりとワニのいる岸へと近づく。
    川に落ちた観光客の行く末の話を聞いているだけに、チョッピリ恐々とワニを眺める。

    そして、ワニがいる森の木々が揺れている。

    よく見るとそこには猿の姿。
    ノドジロオマキザルだ!

  • 船は、更に川を下る。<br />岸辺には時折小さな民家がある。<br /><br />この森は陸路ではアクセスできないところ。<br />何を生業として生計を立てているのだろうか。<br />

    船は、更に川を下る。
    岸辺には時折小さな民家がある。

    この森は陸路ではアクセスできないところ。
    何を生業として生計を立てているのだろうか。

  • 川には漁をする小舟の姿もある。<br />泥のような川の水なので、魚も泥臭いのかと思っていたのだが、これが意外なことに、美味しい魚が揚がるそうだ。<br />

    川には漁をする小舟の姿もある。
    泥のような川の水なので、魚も泥臭いのかと思っていたのだが、これが意外なことに、美味しい魚が揚がるそうだ。

  • 船に乗って1時間。<br />河口が見えてきて、その先には太平洋が広がっている。<br />これから海に出るので、ここで救命胴衣を安全のために着用する。<br />一旦、船のエンジンを切り、救命胴衣の着用タイム。<br /><br />そして、船頭さんが再び船のエンジンをかける。<br />キュルルルルル…、キュルルルルル……。<br />なかなかセルが回りださない。<br /><br />キュルルルルル…、キュルルルルル……。<br />キュルルルルル…、キュルルルルル……。<br />彼は必至でエンジンを動かそうと格闘するが、エンジンはその努力に報いる様子は見せない。<br />10分、15分…、時間が過ぎて行く。<br />私達は何もすることが出来なく、ただ彼の様子を見ているだけ。<br />

    船に乗って1時間。
    河口が見えてきて、その先には太平洋が広がっている。
    これから海に出るので、ここで救命胴衣を安全のために着用する。
    一旦、船のエンジンを切り、救命胴衣の着用タイム。

    そして、船頭さんが再び船のエンジンをかける。
    キュルルルルル…、キュルルルルル……。
    なかなかセルが回りださない。

    キュルルルルル…、キュルルルルル……。
    キュルルルルル…、キュルルルルル……。
    彼は必至でエンジンを動かそうと格闘するが、エンジンはその努力に報いる様子は見せない。
    10分、15分…、時間が過ぎて行く。
    私達は何もすることが出来なく、ただ彼の様子を見ているだけ。

  • 20分が過ぎ、さすがに再始動は無理そうだと判断し、船頭さんは携帯を取り出し電話を掛ける。<br />が、今いる場所は川と海の狭間の場所。<br />電波が弱く、電話が繋がっても、途中で切れてしまう。<br /><br />船頭さん2人、ガイドの加瀬さんが必死で電話を掛ける。<br />結局使えた通信手段はSMSのみ。<br /><br />至急、代わりの船を手配をお願いするが、最寄りの港からここまでは1時間。<br />その間も、私達の船はゆっくりと海の方へと流されていく。<br /><br />時折、他の船が通りかかり様子を見に来てくれるが、彼らの船に私達が乗り移る余裕はない。<br />しかし、彼らは自分たちの持っている予備のヒューズを取り出し、この船のエンジンに嵌めてみて、動くかどうか試してくれる。<br />でも、エンジンはメーカーが同じでも型式が異なれば、ヒューズは違う事が多いらしい。<br /><br />何隻かの船がトライしてくれたが、結局エンジンが動き出すことはなかった。<br />

    20分が過ぎ、さすがに再始動は無理そうだと判断し、船頭さんは携帯を取り出し電話を掛ける。
    が、今いる場所は川と海の狭間の場所。
    電波が弱く、電話が繋がっても、途中で切れてしまう。

    船頭さん2人、ガイドの加瀬さんが必死で電話を掛ける。
    結局使えた通信手段はSMSのみ。

    至急、代わりの船を手配をお願いするが、最寄りの港からここまでは1時間。
    その間も、私達の船はゆっくりと海の方へと流されていく。

    時折、他の船が通りかかり様子を見に来てくれるが、彼らの船に私達が乗り移る余裕はない。
    しかし、彼らは自分たちの持っている予備のヒューズを取り出し、この船のエンジンに嵌めてみて、動くかどうか試してくれる。
    でも、エンジンはメーカーが同じでも型式が異なれば、ヒューズは違う事が多いらしい。

    何隻かの船がトライしてくれたが、結局エンジンが動き出すことはなかった。

  • 一隻の比較的大きめの船が近づいてきて、私達の船を近くの岸辺へと引っ張って行ってくれるという。<br /><br />二隻の船を大人が3人がかりで腕の力で連結し、岸へと向かう。<br />

    一隻の比較的大きめの船が近づいてきて、私達の船を近くの岸辺へと引っ張って行ってくれるという。

    二隻の船を大人が3人がかりで腕の力で連結し、岸へと向かう。

  • 連れて行ってもらった岸辺は、普通ならば一般人は立ち寄らないところ。<br />麻薬パトロールの警察官の詰所(詰船)だ。<br /><br />其処には使用していない船が何艘かあり、船頭さんは、その部品を借りて私達の船のエンジンの修理を始める。<br />

    連れて行ってもらった岸辺は、普通ならば一般人は立ち寄らないところ。
    麻薬パトロールの警察官の詰所(詰船)だ。

    其処には使用していない船が何艘かあり、船頭さんは、その部品を借りて私達の船のエンジンの修理を始める。

  • 船が漂流し始めて1時間。<br />生理現象を我慢できない二人が出てきた。<br />その二人とは、娘とその父。<br />男性は最悪、川の中へ…も考えられるが、娘の場合はさすがにそうもいかない。<br /><br />詰所の奥にあるトイレを貸してもらう事にする。<br />でも、此処には桟橋なんてものは存在しない。<br />ワニが生息する川へ飛び降り、ジャブジャブと川の中を歩き、岸辺へと向かう。<br /><br />そして、彼らは岸へとたどり着いたのだが、私は彼らに大事なことを教えるのを忘れていた。<br />それは、「トイレは何処ですか?」というスペイン語。<br />奥の小屋に居た係官に怪訝そうな顔をされた二人は、トイレに行きたいのだが、トイレは何処か?と聞くことが出来ない。<br />娘が叫ぶ!「トイレってなんていうの〜〜」<br />私も叫び返す。「Servicio!!!、Bano!!!」<br />私の叫びを聞いた係官の人は、何も言わずに二人をトイレへと案内してくれたそうだ。

    船が漂流し始めて1時間。
    生理現象を我慢できない二人が出てきた。
    その二人とは、娘とその父。
    男性は最悪、川の中へ…も考えられるが、娘の場合はさすがにそうもいかない。

    詰所の奥にあるトイレを貸してもらう事にする。
    でも、此処には桟橋なんてものは存在しない。
    ワニが生息する川へ飛び降り、ジャブジャブと川の中を歩き、岸辺へと向かう。

    そして、彼らは岸へとたどり着いたのだが、私は彼らに大事なことを教えるのを忘れていた。
    それは、「トイレは何処ですか?」というスペイン語。
    奥の小屋に居た係官に怪訝そうな顔をされた二人は、トイレに行きたいのだが、トイレは何処か?と聞くことが出来ない。
    娘が叫ぶ!「トイレってなんていうの〜〜」
    私も叫び返す。「Servicio!!!、Bano!!!」
    私の叫びを聞いた係官の人は、何も言わずに二人をトイレへと案内してくれたそうだ。

  • 彼らがトイレに行っている間に、船頭さんたちの努力の甲斐があり、船のエンジンが動くようになった。<br />代わりの船はまだ来ていないので、取りあえずこの修理船で先へと進み、代わりの船が到着したら乗り移ることにする。<br /><br /><br />そして、船が走り出して5分後。<br />代わりの船がやってきた。<br />

    彼らがトイレに行っている間に、船頭さんたちの努力の甲斐があり、船のエンジンが動くようになった。
    代わりの船はまだ来ていないので、取りあえずこの修理船で先へと進み、代わりの船が到着したら乗り移ることにする。


    そして、船が走り出して5分後。
    代わりの船がやってきた。

  • 漂流すること1時間15分。<br />新しい船に乗り換えて、海へと再出発。<br /><br />ガイドの加瀬さんもこのようなエンジントラブルは初めてだという。<br />今回は加瀬さんが一緒だったので比較的落ち着いて時間を過ごすことができたが、もしスペイン語ガイドのみだった場合、もっと不安でこの時間が倍くらいに感じられたに違いない。<br />

    漂流すること1時間15分。
    新しい船に乗り換えて、海へと再出発。

    ガイドの加瀬さんもこのようなエンジントラブルは初めてだという。
    今回は加瀬さんが一緒だったので比較的落ち着いて時間を過ごすことができたが、もしスペイン語ガイドのみだった場合、もっと不安でこの時間が倍くらいに感じられたに違いない。

  • 海へ出るとそこはもう外洋。<br /><br />比較的、波は薙いでいるが、船が波に乗るたびに小さくジャンプする。<br />

    海へ出るとそこはもう外洋。

    比較的、波は薙いでいるが、船が波に乗るたびに小さくジャンプする。

  • 海岸線は、熱帯雨林の森が岸辺までせりだし、海の青と木々の緑の美しいコントラストを描く。<br /><br />森の中には時折建物が見える。<br />これらの建物は、高級リゾートホテル達。<br />国立公園の中にホテルの敷地があり、ホテルに滞在しながらにして、部屋の窓からコルコバードのジャングルや野生動物を眺めることが出来る施設だ。<br />(まあ、我が家には縁がない場所だろう)<br /><br />そんな海岸線を眺めながら船は進む。<br /><br />船は途中にある小さな海岸へと立ち寄る。<br />この海岸で、コルコバード国立公園で共に過ごすTさんとIさんをピックアップする。<br />お二人は昆虫に造形が深く、コスタリカも今回が2度目とのことだ。<br />

    海岸線は、熱帯雨林の森が岸辺までせりだし、海の青と木々の緑の美しいコントラストを描く。

    森の中には時折建物が見える。
    これらの建物は、高級リゾートホテル達。
    国立公園の中にホテルの敷地があり、ホテルに滞在しながらにして、部屋の窓からコルコバードのジャングルや野生動物を眺めることが出来る施設だ。
    (まあ、我が家には縁がない場所だろう)

    そんな海岸線を眺めながら船は進む。

    船は途中にある小さな海岸へと立ち寄る。
    この海岸で、コルコバード国立公園で共に過ごすTさんとIさんをピックアップする。
    お二人は昆虫に造形が深く、コスタリカも今回が2度目とのことだ。

  • 海岸線をペリカンが飛んでいる。<br /><br />

    海岸線をペリカンが飛んでいる。

  • 11時。最終目的地の海岸に到着。<br />ちょうど満ち潮の時間帯で、波がジャングルの際まで迫っている。<br /><br />船をギリギリまで岸に寄せ、荷物を頭の上に掲げて船を降りる。<br />勿論、桟橋は無いので太ももから下は海水でびっしょり。<br />でも、こんなことも有ろうかと水着用の速乾性の半ズボンを履いていたので、気兼ねなく海の中を歩く。<br /><br />船は、波に押され、そして引かれ、じっとはしていない。<br />加瀬さんと船頭さんたちは必死で船を押さえ、流されないように船を固定する。<br /><br />船から陸への荷物の荷揚げが終わった時、加瀬さんの全身は海水にまみれ、水も滴るよいオトコになっていた。<br />

    11時。最終目的地の海岸に到着。
    ちょうど満ち潮の時間帯で、波がジャングルの際まで迫っている。

    船をギリギリまで岸に寄せ、荷物を頭の上に掲げて船を降りる。
    勿論、桟橋は無いので太ももから下は海水でびっしょり。
    でも、こんなことも有ろうかと水着用の速乾性の半ズボンを履いていたので、気兼ねなく海の中を歩く。

    船は、波に押され、そして引かれ、じっとはしていない。
    加瀬さんと船頭さんたちは必死で船を押さえ、流されないように船を固定する。

    船から陸への荷物の荷揚げが終わった時、加瀬さんの全身は海水にまみれ、水も滴るよいオトコになっていた。

  • 上陸した私達を最初に出迎えてくれたのは、無数のヤドカリたち。<br />森の入口には、様々な貝の殻を載せたヤドカリたちがこれでもか…というほど蠢いていた。<br /><br />この写真だけでも、10匹以上いると思う。<br />

    上陸した私達を最初に出迎えてくれたのは、無数のヤドカリたち。
    森の入口には、様々な貝の殻を載せたヤドカリたちがこれでもか…というほど蠢いていた。

    この写真だけでも、10匹以上いると思う。

  • ここからは、ジャングル・ウォーク。<br />蚊の襲来に備えて長ズボンに履き替え、足元には入手した虫よけスプレーを一吹き。<br /><br />重量のあるザックを担いで歩き出す。<br />私と娘が担ぐザックは衣類とその他の軽量なモノが殆どなので、そんなに重くはないのだが、夫が担ぐバックは20kg以上の重さ。<br />その理由は水と食料(主食と果物)。<br /><br />ここからレンジャー・ステーションまでは30分程度の距離なのだが、さすがにその重さを担ぐのは日ごろからトレーニングをしている彼でも大変だったようだ。<br />

    ここからは、ジャングル・ウォーク。
    蚊の襲来に備えて長ズボンに履き替え、足元には入手した虫よけスプレーを一吹き。

    重量のあるザックを担いで歩き出す。
    私と娘が担ぐザックは衣類とその他の軽量なモノが殆どなので、そんなに重くはないのだが、夫が担ぐバックは20kg以上の重さ。
    その理由は水と食料(主食と果物)。

    ここからレンジャー・ステーションまでは30分程度の距離なのだが、さすがにその重さを担ぐのは日ごろからトレーニングをしている彼でも大変だったようだ。

  • 歩きながら上を見上げる。<br />頭の上には熱帯雨林の木々。<br />そして、その幹には蘭系の着生植物。<br /><br />ああ、やっと憧れの場所へやって来たのだ。<br />

    歩きながら上を見上げる。
    頭の上には熱帯雨林の木々。
    そして、その幹には蘭系の着生植物。

    ああ、やっと憧れの場所へやって来たのだ。

  • コルコバート国立公園のジャングルにはSenderoと呼ばれる散策路が走っている。<br />雨期なので、散策路はそれなりにぬかるんでいるのだろう…と予想はしていた。<br />しかし、道の状態は私の予想以上。<br />Senderoは川の中を突っ切っていた。<br />川の水深は、深いとくるぶし程度、浅くてもトレッキングシューズのヒモの上まで来る深さだ。<br /><br />最初の何個かの川では、できるだけ靴を濡らさぬように石の上を渡り歩いたりしたのだが、途中で諦めた。<br />ここに、3日間滞在するのだから、川を含めて道と考えよう…と。<br /><br />かくして、私は靴のまま川の中をジャブジャブ歩き始めた。<br />そして、私の靴は“ゾンビ”と呼ばれた。<br />その心は…一度川に入って水に浸してしまえば、それ以上に怖いものは無いだろう…。<br /><br />次回ここに来ることがあるならば、長靴は忘れてはならない。<br />

    コルコバート国立公園のジャングルにはSenderoと呼ばれる散策路が走っている。
    雨期なので、散策路はそれなりにぬかるんでいるのだろう…と予想はしていた。
    しかし、道の状態は私の予想以上。
    Senderoは川の中を突っ切っていた。
    川の水深は、深いとくるぶし程度、浅くてもトレッキングシューズのヒモの上まで来る深さだ。

    最初の何個かの川では、できるだけ靴を濡らさぬように石の上を渡り歩いたりしたのだが、途中で諦めた。
    ここに、3日間滞在するのだから、川を含めて道と考えよう…と。

    かくして、私は靴のまま川の中をジャブジャブ歩き始めた。
    そして、私の靴は“ゾンビ”と呼ばれた。
    その心は…一度川に入って水に浸してしまえば、それ以上に怖いものは無いだろう…。

    次回ここに来ることがあるならば、長靴は忘れてはならない。

  • ジャングルの森は熱帯雨林の森。<br />板根を持つ木々がその大きな姿を見せる。<br /><br />板根を持つ植物は、成長形態が一般的な植物とは異なり、幹が育つのと同時に板状の大きな根を地面に張り巡らし、その巨体を支える。<br />木の生長速度は速いが、その樹の密度は高くない。<br />板根をノックすると、カンカンという高い音がかえってくる。<br />

    イチオシ

    ジャングルの森は熱帯雨林の森。
    板根を持つ木々がその大きな姿を見せる。

    板根を持つ植物は、成長形態が一般的な植物とは異なり、幹が育つのと同時に板状の大きな根を地面に張り巡らし、その巨体を支える。
    木の生長速度は速いが、その樹の密度は高くない。
    板根をノックすると、カンカンという高い音がかえってくる。

  • ガイドの加瀬さんが足を止め、足元を指す。<br />アリが歩いている。<br /><br />軍隊アリだ。<br />彼らが通る処、何一つ生き物は残らないとされる軍隊アリがコスタリカに居る。<br />通常のアリと軍隊アリの見分け方は簡単。<br /><br />軍隊アリは、動くスピードが通常のアリよりも早く、一方向にしか行進しない。<br />軍隊アリを見かけたら、その行列は踏まないこと。<br /><br />コルコバードに滞在中、知らずに軍隊アリの行進の真っただ中で立ち止まり軍隊アリを踏んでしまい、加瀬さんに何度か注意を受けた。<br />

    ガイドの加瀬さんが足を止め、足元を指す。
    アリが歩いている。

    軍隊アリだ。
    彼らが通る処、何一つ生き物は残らないとされる軍隊アリがコスタリカに居る。
    通常のアリと軍隊アリの見分け方は簡単。

    軍隊アリは、動くスピードが通常のアリよりも早く、一方向にしか行進しない。
    軍隊アリを見かけたら、その行列は踏まないこと。

    コルコバードに滞在中、知らずに軍隊アリの行進の真っただ中で立ち止まり軍隊アリを踏んでしまい、加瀬さんに何度か注意を受けた。

  • 歩いていたら、頭上の木々がワサワサと揺れた。<br />加瀬さんが足を止め、頭上を指さす。<br /><br />まだ動物の見つけ方に目が慣れていないので、ただの木々の揺れにしか見えないのだが、どうやら猿の群れがいるらしい。<br />

    歩いていたら、頭上の木々がワサワサと揺れた。
    加瀬さんが足を止め、頭上を指さす。

    まだ動物の見つけ方に目が慣れていないので、ただの木々の揺れにしか見えないのだが、どうやら猿の群れがいるらしい。

  • ようやく目が慣れてくると、動物がいる場所が分かってきた。<br />リス猿だ!<br /><br />長い尾と眼鏡を掛けたかの様に白く縁どられた顔が特徴的な猿だ。<br /><br />

    イチオシ

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    ようやく目が慣れてくると、動物がいる場所が分かってきた。
    リス猿だ!

    長い尾と眼鏡を掛けたかの様に白く縁どられた顔が特徴的な猿だ。

    コルコバード国立公園 国立公園

  • 目を凝らすと、リス猿たちの群れはかなり大きく、周りの木々の枝がユサユサと揺れ、猿たちが移動しているのが分かる。<br /><br />

    目を凝らすと、リス猿たちの群れはかなり大きく、周りの木々の枝がユサユサと揺れ、猿たちが移動しているのが分かる。

  • 小さな子ザルたちはクリクリした目で、私達を見下ろす。<br />人間が、手出しをしないことは知っているので、ヒトを恐れることはない。<br />

    小さな子ザルたちはクリクリした目で、私達を見下ろす。
    人間が、手出しをしないことは知っているので、ヒトを恐れることはない。

  • 長い尾を揺らし、木の枝の上でバランスをとっている。<br /><br />加瀬さんによると、コルコバード国立公園でも、リス猿のこれほどの大きな群れとの近距離での遭遇は稀だという事。<br />なんてラッキーなのだろう。<br />

    長い尾を揺らし、木の枝の上でバランスをとっている。

    加瀬さんによると、コルコバード国立公園でも、リス猿のこれほどの大きな群れとの近距離での遭遇は稀だという事。
    なんてラッキーなのだろう。

  • リス猿は、一説によると、母を訪ねて三千里のマルコの肩に乗る猿のアメディオ、風の谷のナウシカに出てくるティトのモデルとなったとも云われている。<br /><br />

    リス猿は、一説によると、母を訪ねて三千里のマルコの肩に乗る猿のアメディオ、風の谷のナウシカに出てくるティトのモデルとなったとも云われている。

  • 小さなお猿さん達、見ていて飽きることはない。

    小さなお猿さん達、見ていて飽きることはない。

  • そして、午後0時半。<br />これから2泊を過ごすコルコバード国立公園のシレナのレンジャー・ステーションへ到着した。<br /><br />まずは、チェックインをして、腹ごしらえの準備だ!<br /><br />

    イチオシ

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    そして、午後0時半。
    これから2泊を過ごすコルコバード国立公園のシレナのレンジャー・ステーションへ到着した。

    まずは、チェックインをして、腹ごしらえの準備だ!

    シレナ レンジャーステーション ホテル

  • かくして、最後の秘境・コルコバード国立公園での冒険が始まった。<br /><br /><br />次の旅行記:夢を喰らう獏を探して… http://4travel.jp/travelogue/10921246

    イチオシ

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    かくして、最後の秘境・コルコバード国立公園での冒険が始まった。


    次の旅行記:夢を喰らう獏を探して… http://4travel.jp/travelogue/10921246

  • 【コルコバード関連の情報】<br />気候・服装:http://4travel.jp/overseas/area/latin_america/costa_rica/corcovado_national_park/tips/11291732/<br />Sierpeの宿:http://4travel.jp/os_hotel_tips_each-11301786.html<br />コルコバード(シレーナ):http://4travel.jp/overseas/area/latin_america/costa_rica/corcovado_national_park/kankospot/10422130/tips/11293315/<br />カーニョ島:http://4travel.jp/overseas/area/latin_america/costa_rica/corcovado_national_park/kankospot/10485850/tips/11312890/<br />レンジャーステーション(シレーナ):http://4travel.jp/os_hotel_tips_each-11301810.html<br />サンホセからの交通:http://4travel.jp/overseas/area/latin_america/costa_rica/the_other_cities_of_costa_rica/transport/10269289/tips/11306701/<br /><br />

    【コルコバード関連の情報】
    気候・服装:http://4travel.jp/overseas/area/latin_america/costa_rica/corcovado_national_park/tips/11291732/
    Sierpeの宿:http://4travel.jp/os_hotel_tips_each-11301786.html
    コルコバード(シレーナ):http://4travel.jp/overseas/area/latin_america/costa_rica/corcovado_national_park/kankospot/10422130/tips/11293315/
    カーニョ島:http://4travel.jp/overseas/area/latin_america/costa_rica/corcovado_national_park/kankospot/10485850/tips/11312890/
    レンジャーステーション(シレーナ):http://4travel.jp/os_hotel_tips_each-11301810.html
    サンホセからの交通:http://4travel.jp/overseas/area/latin_america/costa_rica/the_other_cities_of_costa_rica/transport/10269289/tips/11306701/

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この旅行記へのコメント (28)

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  • 虎キチお岩さん 2014/10/03 00:55:05
    とても貴重なお話を。。。
    こんばんは☆ウェンディさま。

    秘境の動物、などめったに見られない旅行記満載ですね!

    ご結婚されても、お子様が産まれても、ネイチャー路線。。。

    素敵です☆

    他の旅行記も、楽しませていただきます♪

    とらきち☆

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/10/03 22:00:12
    RE: とても貴重なお話を。。。
    とらきち様 初めまして、そして、コメントをありがとうございます。

    今年の夏旅のコスタリカは、初めての本格的なジャングル探検で、毎日がアドレナリン大放出な日々でした。
    いつもは私がプランナーとなる旅は、遺跡がらみとなることが多いのですが、今回は本当に自然一色の旅となりました。

    娘が小さい時は彼女に合わせて、無難なところを攻めていましたが、最近ではこんな旅も出来る様になったのだなぁ…と思っています。

    とらきち家にも小さなお姫様がお住まいになっているようですね。
    我が家のひいさまは、母たる私とは180℃異なるタイプの奴で“取扱い注意”と背中に書いてあり、日常生活ではぶつかることも多々あります。
    それが旅のこととなると、何故か気が合ってしまう不思議な母娘です。
    やっと娘と二人旅ができるようになったと思ったら、部活やら試験やらで、一緒の旅は難しい…とぬかします。
    やはり、取り扱いは難しいようです。

    とらきち家のWDW旅行記、これからゆっくり拝見させてくださいね。

    ウェンディ
  • たらよろさん 2014/08/24 18:40:52
    冒険!!
    こんにちは、ウェンディさん。

    正に冒険とはこの事!!
    と教えてくれたような旅行記でした。

    日本人にとっては、川無き川を下り、
    道なき道を進み、ワニの餌食に怯えつつ、もちろん生理現象は当たり前!
    娘さん、本当に逞しいわ〜
    今の日本の男性が頼りなく感じて仕方ないのでは??(笑)

    コスタリカという国自体、先日のW杯で何と無く知っただけの私。
    その国にしかも雨季に行かれる方がいらっしゃるなんて!!

    私の人生において、絶対に経験することないであろう、真逆の旅行!
    4トラベルの素晴らしさ♪
    思いっきり疑似体験させていただきました。
    ありがとう♪


    たらよろ

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/08/24 20:48:43
    RE: 冒険!!
    たらよろさん こんばんは♪

    雨期のコスタリカのジャングルで冒険を愉しんできました。
    夏はどこに行っても暑いのならば、熱帯雨林に行ってもおんなじさ!と思い計画しましたが、現地の気温は予想に反して東京よりも低く、冷房要らず。
    その内、世界地図の夏の気温の分布では、東京の方がジャングル地方よりも高温表示になる時代が来るかもしれませんね。

    わが娘は比較的どこでも適応性があり、生活していけそうな奴ですが、唯一適応が良くないのが学校の勉強。
    興味を持ったことはトコトン追求しますが、興味のない部分は、どこ吹く風…。
    全く、これから先どうするつもりなのだろう…と心配していますが、もう高校生なので、自分で何とかしてもらいましょう。

    今日、旅行記の第二部をアップしました。
    滅多にできないレンジャー・ステーションでの疑似体験、味わってみてくださいね。
  • マックスEさん 2014/08/23 12:49:14
    今年は!
    こんにちは、ウエンディさん。
    今年は、コスタリカだったんですね〜!
    毎回、驚きますが、コスタリアは、さらに驚きです。

    お嬢さんも素敵な出会いがあったようで、いいですね。

    コスタリカといえば、息子が幼児だったころ、
    昆虫図鑑で出会う昆虫たちの原産国であること。
    息子がちびっこの時、「コスタリカに行きたい」と
    繰り返していたのを思い出しました。
    虫を持ち帰れると思っていたのでしょう(笑)

    川での漂流、無事に帰れてよかった〜。
    次の出会い、ハプニングも気になります。

    楽しみにしています。

    マックスE

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/08/24 05:03:38
    RE: 今年は!
    マックスEさん、こんにちは。

    今年の夏旅は私がプランニング担当だったので、私が行きたい旅先の中から家族旅行に適していて(コスタリカは適していたのだろうか?)、夫も好みそうな場所をセレクトしてみました。
    中米だから、物価もそんなに高くないだろう、手配もそんなに難しくないだろうと思っていたら、目の前にそびえたつ高い障壁の数々。
    一つずつ障壁を乗り越えて、旅の実現に漕ぎつけました。

    コスタリカは、野生動物もですが、昆虫の数も種類も凄いですよね。
    日本では見ることのできない大きなカブトムシや、瑠璃色の羽根を持つモルフォ蝶が、普通に国立公園内をとび廻っていました。

    私が感動した昆虫は、大きな青いトンボ。
    形は日本のトンボと同じですが、羽を広げた大きさが大人の手のひらよりも大きく、その飛び方が何とも不器用で…。4枚の羽根をパタパタとバラバラに動かして飛ぶのです。

    その様子は、宮崎駿さんのアニメに出てくる王蟲の森の巨大トンボの様。
    本当に幻想的でした。
    残念ながら写真はうまくは撮れませんでしたが、モンテ・ヴェルデの旅行記でそんな森の様子を紹介できたら…と思ってます。

    先ほどコスタリカ旅行記2を書き上げました。
    お時間のある時に眺めて頂けたら、嬉しいです。
  • ecchanさん 2014/08/23 10:19:05
    夢の実現!
    ウェンディさん、こんにちは。

    サッパ船の旅行記に投票ありがとうございます。
    アドベンチャーって題ですが、ウェンディさんの体験の
    1ミリもないですよね(笑)

    コスタリカへ行かれる前の古河花火大会の旅行記での
    ご両親さまとの夏の記憶のお話にも感動しましたが
    今度は打って変わって冒険旅行とは驚きです。
    しかもその計画力と実行力に脱帽です〜。スゴ〜い!

    最初からいろんな事に遭遇されていますが、写真だけでなく
    コメントの内容にも引き込まれます。

    コスタリカという国名だけしか知らないので、次からも
    どんな冒険を紹介してくださるのか楽しみです。

    ecchanより

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/08/24 04:47:00
    RE: 夢の実現!
    ecchanさん、こんにちは♪

    旅行記を読んでいただいてありがとうございます。
    今年の夏は、久々の冒険旅行(風)の旅。
    プランニングで楽しんで、旅して愉しんで、旅行記を書いて楽しんで…とグリコキャラメルよりもさらに1段上の楽しみ方で、旅を楽しんでいます。

    コスタリカ2作目は、最後の秘境・コルコバートに幻の獣;夢を喰らうバクを探しに行くお話です。
    先程アップしましたので、眺めてみてくださいね。

    ecchanさんのサッパ船の旅行記、ご察しの通り、アドベンチャーと云う単語とサッパ船と云う聞きなれない単語に導かれて拝見しました。

    水墨画のような景色の中、切り立った岩の隙間に縫うようにして入り込むサッパ船、迫力満点ですね。
    旅行記を拝見するまでサッパ船を知らなく、勉強になりました。
  • 玄白さん 2014/08/22 11:30:29
    秘境旅番組より面白い!
    ウェンディさん、こんにちは

    コスタリカ旅行記、ワクワク、ゾクゾクするような気持ちで拝見しました。
    エンジントラブルで鰐がいる川で漂流するアクシデントなど、下手な秘境紹介番組なんぞよりずっと迫力があって、引き込まれるようにして一気に最後まで読ませていただきました。
    地球上の生物種の5%がいるという中米の熱帯雨林のトレッキング、あこがれますね。こういう世界がちょっと苦手な連れ合いがいる我が家では実現できそうもないので、ウェンディさんの旅行記で楽しませていただきます。
    続編を楽しみにしています。

    玄白

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/08/23 04:16:49
    RE: 秘境旅番組より面白い!
    玄白さん こんばんは。

    >下手な秘境紹介番組なんぞよりずっと迫力があって、引き込まれるようにして一気に最後まで読ませていただきました。

    ありがとうございます。
    子供の頃、秘境系のテレビは大好きで、大人は“やらせだ〜”というような内容でも、目をキラキラさせて見ていました。最近はテレビを殆ど見なくなったものの、旅系のドキュメンタリーの本は未だに大好きで、図書館で見つけるとついつい惹きつけられてしまいます。

    今回の旅先は、日本でも名前は知られているものの旅先としては訪れる方もそんなに多くはないコスタリカ。情報も少なかったのでプランニングには少々手がかかりましたが、その分、現地での感動度は倍増!考えていた以上の自然に出会えました。
    都市部への旅も洗練されていて楽しいのですが、まだまだ自然の営みに惹かれてしまう私です。

    我が家は、相棒が私よりも更に自然派(山派)なので、私が家族旅行のプランナーの時は、私が行きたい場所で更に彼も楽しめる内容を探して頭を悩ませます。が、プランニングは、とても楽しい脳内妄想の時間。
    旅行記を書きながら今回の旅を振り返りつつ、頭の片隅では次の候補地についてグルグルと脳細胞が動き始めています。
    旅は、私のエネルギー源の様です。

    コスタリカ旅、2つ目の旅行記はコルコバード国立公園のレンジャー・ステーション滞在編になる予定です。
    まだ頭の中がカオス状態なので、どんな構成にするかは決まっていませんが、不思議なことに、旅行記は書き始めると指が勝手に文字をタイプし始めるモノ。
    私自身も、どの様な旅行記になるのかワクワクしてしまいます。
  • トラッキー206さん 2014/08/21 21:55:15
    臨場感!!
    ウェンディさん こんばんは。

    この夏はコスタリカへ行かれていたのですね!
    おかえりなさい!!

    臨場感溢れる写真の数々に、ジャングルの中を歩いたような気分になっております。
    コスタリカは欧米ほどはスムーズにことが進まなそうな、勝手なイメージがありますが・・・漂流だなんて、お疲れ様でした。

    少し前に、4トラのトラベラーさんの旅行記でコスタリカが中米の優等生と言われていると教わりまして、そうなんだ!!誤解してたなぁ!!と、興味津々でしたので、ウェンディさんの旅行記を読んだら、ますます興味が増しそうです〜!

    続きも楽しみにしています!

    トラッキー206

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/08/22 06:07:55
    RE: 臨場感!!
    トラッキー206さん、おはようございます。

    コスタリカの旅から帰国し、5日目。
    旅の余韻に浸る間もなく、次の旅の資金を稼ぐべく日々汗をかきかきお仕事をしております。PCの前で、写真の整理や旅行記の準備をしている時だけが、旅の想い出に浸れる時間。旅は夏の夜の夢のような物です。

    コスタリカは、中米の優等生…そうですね。
    欧州の国による侵略から独立し早くからの義務教育の導入や恵まれた自然を生かしたエコツーリズムへの邁進、頑張っている国だと思います。
    でも、旅の前に参考図書として読んだ本では、コスタリカの明の部分、暗の部分があることを学び、実際に現地で聞いたガイドさんのお話や目にした光景からその明暗を実感する部分もありました。

    これからの旅行記では、ただの観光案内だけではなく、そんな部分も紹介していけたら…と思っています。
  • こあひるさん 2014/08/21 20:38:29
    まさに冒険譚!
    ウェンディさん、こんばんは!

    コスタリカ・・・こういう世界だったのですね〜。冒険に次ぐ冒険の旅になりそうで、最初から惹きつけられてしまいました。

    ワニが生息する浅瀬を渡って、トイレへ行かなきゃならないとか・・・現地仕様の虫よけが必要とか・・・すぐそこにワニが生活しているとか・・・リスザルが手の届くようなところにいるとか・・・臨場感あふれていてとっても面白いです(自分たちでは行かないところだと思います)。

    ウェンディ一家は、どこでも生活できそうなくらいたくましいですね〜。

    続きも楽しみにしています。

    こあひる

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/08/22 05:58:27
    RE: まさに冒険譚!
    こあひるさん、おはようございます。

    コスタリカの旅は、旅の初めから終わりまでがドキドキの連続な旅となりました。
    まさかワニたちの棲家となっている川で漂流し、海へと流されるコトになんて日本を発つ前は想像をしていませんでした。

    旅は予期しないことが起こるから楽しいのですよね。
    最近は、トラブルだって4-Traのネタになるぞ!と考えて、何が起きても大きく構えられるようになりました。

    今までの旅とは全く異なるスタイルとなったコスタリカ旅、次回の旅行記は国立公園内のレンジャー・ステーションでの生活、大公開です。
  • 備前屋ねこさん 2014/08/20 21:36:01
    おかえりなさ〜い
    ウェンディさん、おかえりなさ〜い!

    行き先はコスタリカでしたか。
    トロント経由で南と言っていたので南米かな?とも思ったけれど候補地が多すぎてよくわからなかったけどやっと判明しました♪

    レンジャーステーションの宿泊だけで最低一人10万円以上とか、その他諸々コスタリカの旅は結構お金がかかりそうですね。
    なかなか行けそうにない備前屋はウェンディさんの旅行記で行った気になってます♪

    スーパーで売られている色とりどりのフルーツ、赤いのはランブータンとネクタリンみたいなものかな?
    色を見ただけでもおいしそう。
    フルーツ棚の緑色の大きなドングリみたいなものはなんだろう?
    ココナッツとも少し違うみたいだけれど。
    ああいうのを見ると色々買って食べてみたくなりますね〜

    ワニのいる川でエンジントラブルってのもアレだけれど、聞いてゾクっとしたのは飛行機の不時着。。。
    飛行機嫌いの私には恐ろしすぎる出来事です。ぞわぞわ・・・
    ウェンディさん一家が無事に帰ってこられて良かった。。。

    さあ、これからどんな旅が始まるのか続きを楽しみにしてますね!


       備前屋ねこ

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/08/21 19:38:22
    RE: おかえりなさ〜い
    備前屋ねこさん こんばんは♪

    トロント乗り換えのコスタリカ旅、行ってきました。
    トロントでトランジットを決めた段階で、ナイアガラに気づいていれば、帰りはトロント2泊にしてナイアガラまで行けたのに…(ってこれ以上休んだら、上司に怒られますが)とちょっぴり、トランジット・リサーチの甘さを悔いています。

    旅の序文で触れた帰路の飛行機の不時着事件、やっぱり気になりますよね。

    いやぁ…、私もこんなことは初めてでした。
    実際は緊急着陸でしたが、いきなり小さな島に降りると機内放送された時は、何があったの…と心臓ドキドキ…。

    コトの顛末は最後の旅行記で触れようと思っているので、一緒にドキドキしてくださいね♪
  • ひろさん 2014/08/20 19:07:36
    逞しさに乾杯!
    ウェンディさん こんにちは
    ひろです
    コスタリカの旅行記読ませていただいています!

    粘り強い旅行計画、感心しちゃいました。
    今回の旅行記は結構修羅場が沢山あり、読んでいてもその恐ろしさが伝わってきます。
    エンジントラブルの恐怖やトイレに行く時のワニが生息する川を入って行くところなど・・・・
    本当にご無事で何よりです。
    皆さんこうやって旅行の旅に逞しくなっていくんですね・・・・

    また旅行記拝見させていただきます

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/08/21 19:28:49
    RE: 逞しさに乾杯!
    ひろさん こんばんは♪

    かねてから行きたいと思っていたコスタリカ、1年かけてリサーチして、旅してきました。
    と言っても、1年前の今頃はコスタリカについて詳細情報はまだチェックしていなく、取りあえず飛行機を押さえてから様々な情報収集を開始しました。
    私の行きたい場所がコスタリカの中でも多少マニアックな場所だったので、少々手こずりましたが、半年後にはなんとか計画が出来上がり、あとは旅の前の事前学習の時間。

    1年前から準備している…と云うと驚かるれことも多いのですが、せっかく行くならばその国の事を少しでも知ってから行く方が面白いですよね。
    だから私が立てる旅の計画は、たいてい1年前です。
    とはいうものの、来年の夏はまだ白紙状態です。

    今回の旅では、ちょっと普段では経験できないワニのいる川での漂流体験や、ジャングルの中での動物探し等、いつもの私の旅とは異なる面白さがありました。
    旅の中で一番ラッキーだったと思えたのは、素晴らしいガイドさん達に出会えたこと。
    日本人ガイドの加瀬さんを始め、現地ガイドの方はみなさん仕事熱心で、説明する時の目の色がキラキラしていて、本当に好きでこの仕事をやっているんだな♪という方たちばかり。
    決して、今の日本ではつまらなそうに仕事をしている人たちが多い…と云う気はありませんが、サラリーマン川柳やネット配信のニュースを見ていると、なんだかみんな疲れているのかな…なんて気もします。

    そんな日本からコスタリカに行くと、現地の方々の姿勢がなんだか眩しい感じで、私もガンバロウ!という元気を貰ってきました。

    字ばっかりの旅行記ですが、現地で得た情報を整理しつつまとめていきたいと思っています。

    呆れずにまた読みにいらしてくださいね。
  • 昆虫博士さん 2014/08/20 13:05:08
    ゴジツアーズ
    ウェンディさん、こんにちは。

    私も年末にゴジツアーズでコスタリカを旅行しようと思っています!
    おそらくコルコバードには行かないと思いますが、物価、空港の両替、長靴などの情報は役立ちそうです。
    続編も、楽しみにしています。

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/08/21 06:54:36
    RE: ゴジツアーズ
    昆虫博士さん、こんにちは♪

    年末の乾季にコスタリカ、良いですね。
    私の旅は雨期だったため、美しい尾羽を持つケチャールには会えませんでしたが、年末ならばその遭遇率も一気にアップするので、是非ケチャール探し、チェレンジしてくださいね。
    ただ、ケチャールは有名なモンテ・ヴェルデの森では、乾季でもなかなか見つけるのが難しいとのこと。
    乾季にケチャールをみるならば、San Gerardo de Dotaがお勧めだそうです♪

    今回の旅では、コスタリカの自然を求めて南から北まで旅しましたが、コスタリカの森は、南北では全く植生や動物たちも異なりました。特に動物や大型鳥類を見たいならば、コルコバードにかなうところはありませんでした。

    これから、コルコバードのジャングル・トレックの情報、マヌエル・アントニオ、モンテ・ヴェルデ情報をゆっくりと書いていきたいと思います。
    昆虫博士さんの年末の旅の頃には書き終わっている筈です。
    個人旅行者に役立ちそうな情報、アップしていきますね。

    今回お世話になったゴジツアーズさんですが、手配先としては一押しでお勧めです。
    私の希望を第一優先にして、ヴァリエーション豊かなアレンジを提案してもらえました。
    また、多分ですが料金的にも他社さんに比べ、利用しやすい金額だと思います。
    ただ、他の日系の手配会社にある様な余計な気遣いやサービス(自分が望む以上に高級なホテルを勧めてきたり等)は無いので、旅慣れている方にお勧めだと思います。

    コスタリカ旅のプランニング、愉しんで下さいね〜♪

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/08/21 07:01:48
    追伸
    昆虫博士さん、追伸です。

    コスタリカ旅までまだ数か月あるので、お奨めの本情報を!

    赤石書店から出版されている「コスタリカを知るための55章」という本、コスタリカの近年の歴史から環境保護に関することまで、非常にわかりやすく書いてあります。
    2004年の本ですが、旅の前に知識を深めるには最適でした。
    基本知識を持って旅をすると、現地で目にする景色・情報が系統だったものとして頭に入って来るので、私の場合はこの本をしっかり読んでから旅立って、正解でした。

    お時間があるようでしたら、入手してみてくださいね!(ゴジツアーズの加瀬さんもコラム等を執筆されています)

    昆虫博士

    昆虫博士さん からの返信 2014/08/22 07:40:38
    RE: 追伸
    ウェンディさん、ありがとうございます!

    早速、そのお勧めの本をAmazonで注文しました。
    出発までに読んで、予習しておきます。

    だいたいプランは決まってきましたが、ウェンディさんの旅行記を読むと コルコバードも捨てがたいですね。
    特に、バクの写真を見て、実物を見てみたくなりました。

    ゴジツアーズの加瀬さんは、ブログを読むと面白そうな方ですね。
    現地で半日だけ お会いできそうなので、今から楽しみです。
  • きなこさん 2014/08/20 09:57:50
    漂流?
    おはようございます

    今年はコスタリカに行かれていたんですね
    表題から ん?何があったんだろうと思って読みすすめると・・・
    まぁ1時間以上も大変でしたね
    それも電波が入るかどうかのギリギリのとこで!
    良かったですよ〜ほっとしました!
    今こうして拝見してるので分かってはいるんですが、ハラハラドキドキ!!

    あんなに沢山のリス猿に遭遇されたんですね
    リス猿君達も「え〜〜何々?珍しい生き物だよ!」って集まって来たのかも知れませんね

    早く続きが読みたいです


       きなこ

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/08/21 06:24:19
    RE: 漂流?
    きなこさん、おはようございます♪

    今年の夏はかねてから行きたかったコスタリカ旅を実行してきました。
    私も、川で漂流するなん初めての体験!

    幸い、今回は経験豊富なガイドさんが同行していたのでそんなに状況を心配はしませんでしたが、私が選んだ旅先で家族を巻き込んで遭難…なんていうことにならなくって良かったです。

    コルコバート国立公園の熱帯雨林のリス猿君たち。
    木々の枝の上からクリクリした目でこちらを見下ろす姿、可愛いでしょ?
    ヒトに対する警戒心が全くないので、あんな姿を見せてくれるんです!

    あの森は、一時は私有地化され、プランテーションの農地にされかかった場所。
    原始の森の保護に乗り出してくれたコスタリカの人々に感謝!ですね。
  • aoitomoさん 2014/08/20 08:27:09
    ジャングル・ウォークも楽しそう〜
    ウェンディさん

    コスタリカのコルコバード国立公園、動植物の宝庫ですね。
    ウェンディさんの海外旅行先チョイスにはいつも驚かされます。

    すでに、色々行き尽くして今度はどこにいくのかといつも興味津々です。
    コスタリカの大自然は、まさにウェンディさんらしい旅先です。

    旅の計画も難しいところだと思いますが、いつもあの手この手で記載していただき凄く参考になります。
    波瀾万丈な旅の苦労話も楽しみの一つです。(笑)

    ジャングル・ウォークも楽しそうというか、色々な危険が予測不可能なところがワクワクしますね。
    予想外のSendero
    軍隊アリの恐怖。
    リス猿の群れ。
    ・・・
    また、続きも楽しみです。

    aoitomo

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/08/20 22:47:16
    RE: ジャングル・ウォークも楽しそう〜
    aoitomoさん こんばんは♪

    Costa Rica…黄金の海岸の名を持つ国へと旅してきました。
    帰国したのは3日前ですが、コルコバードで怒涛の日々を過ごしたことが、もうかなり前のような気がして…。
    日常生活に戻ると、なかなか旅の余韻に浸る時間はありません。

    コスタリカと云う国は、自然環境を売りにしている国だとは知っていましたが、コルコバードに残された自然は、驚くほど野生そのものでした。
    ヒトの手が加え過ぎられない様、慎重に管理されていました。
    しかし、コスタリカには海岸という自然環境を売りにして道を整備したところ、観光客が多くやってき過ぎて、それが原因でジャングルが蝕まれてしまった場所もあります。
    自然を売りにするのもなかなか難しいようです。

    今回の旅は、自然を遊ぶ旅。
    ジャングル・海・雲霧林…。
    様々なコスタリカ、面白かったですよ♪
  • tadashiさん 2014/08/20 06:20:19
    冒頭からドキドキ
    渡船のエンジン・トラブルから始まる今回のアドヴェンチャー、最初から読者を引き込みます。
    今後の展開が楽しみです。
    多くの動物たちがすぐ登場し、楽しいですね。cocodriloは怖いですね。リス猿の群れとの遭遇、興奮ものですね。
    板根の巨木、これぞジャングルの雰囲気でいいですね、「軍隊アリを踏まないように」とは危険だからですか、それとも彼らを保護すべきだからですか?
     
    次の号の投稿をまっています。

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/08/20 06:52:09
    RE: 冒頭からドキドキ
    tadashiさん こんにちは。
    時差ボケで上手く眠れない時間を有効利用して、コスタリカ旅行記・導入編を書きあげました。

    コスタリカはエコ・ツーリズモの国。
    頭では分かっていましたが、訪れたコルコバード国立公園の熱帯雨林は種の多様性に富んだ動植物の楽園で、私にとってはパラダイスのような場所でした。
    雨期と云う事で天気を心配していたのですが、快晴、土砂降り…この時期特有の気候を体験することが出来ました。

    軍隊アリは実物を見るのは、今回が初めて。
    TV番組ダーウィン…等でよく取り上げられているので知ってはいましたが、実際に目にする統制が取れた彼らの動きは、まるで軍隊そのもの。

    彼らの行進を踏んではいけない理由。
    それは、危険だからです。
    軍隊アリは、相手が人間だからって容赦しません。
    噛まれれば、強力な蟻酸で患部が膨れ上がります。

    だから、軍隊アリの行進の上では立ち止まってはいけないのです。

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